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2017年03月09日超私的な考察、ゴルフスイングで一番大事なのはリストターン!?

昨日、今年初の東京ドーム観戦に行ってきました。プロ野球はしょっちゅう観に行きますがWBCを観るのは初めて。プロ野球以外の野球観戦は、恐らく10年以上前、バリー・ボンズがライトにホームランを打った日米野球以来です。試合はオーストラリアが先制点を奪い日本がすぐさま同点に追いつきました。しかしそこから試合は膠着し、5回までは手に汗握る展開。7回先頭の中田選手がホームラン、そして8回ツーアウトから筒香選手がツーランホームラン。これで日本が3点リードし、最後はアンダースローの牧田投手が締めくくって勝利を収めました。

 

 

マーク金井は野球観戦にしょっちゅう行きますが、野球の経験はほとんどありません。しかしながら、プロ野球選手と一緒にゴルフプレーしたことは何度かあります。数年前、元ヤクルトの古田敦也さんとプレーした時のことはいまでも鮮明に覚えており、とにかくヘッドスピードが速く、ドライバーが当たると軽々と300ヤードを超えていきます。ただし野球経験が非常に長いので、それが裏目に出るとドライバーでこれでもかってぐらいスライスが出ます。野球のバッティングはゴルフと違って、アドレスとインパクトの形が違います。ゴルフと違って野球では、インパクトはアドレスの再現ではありません。バットの向きはアドレスの時よりもフェースが90度ぐらい開いた状態になります。このため、野球選手の多くは、ゴルフの時でもインパクトでフェースがかなり開いてしまい、それが原因でこれでもかってぐらい右に曲がるスライスが出ます。

 

マーク金井撮影

 

今回のWBCでネット裏から選手のバッティングをじっくり観ましたが、改めて感じたのがゴルフスイングとバットスイングの違いです。誤解を恐れずに言うと、バットスイングはゴルフスイングと似て異なるもの。バットスイングの場合、アドレスとインパクトの形が大きくかけ離れているからです。加えて、インパクトゾーンではリストターンやヘッドの返しがありません。ゴルフに例えるならば、バットスイングというのはかなり振り遅れた状態でボールを捕らえています。

 

もしもバットスイングのような感じでクラブを振ったら、インパクトでフェースがものすごく開きます。また、ゴルフクラブを持って水平打ちをするとインパクトゾーンでヘッドがかなり下がります。結果、ボールではなく、ボールの下のティを打つことになってしまいます。また、インパクトゾーンでヘッドをビュンと加速するのも難しくなります。

 

  • 野球のスイングではインパクトゾーンで両手は同じ方向に動きます。
  • 野球のスイングではインパクトゾーンでは首をほとんど使いません。
  • 野球のスイングではインパクトゾーンではヘッドは手元を追い越しません。

 

対して、ゴルフのショットではインパクトゾーンで、

 

 

・リストターン
・手の返し

 

と言う動作が入ります。厳密に言うとインパクトの瞬間においては、リストターン(手の返し)は発生していません。リストターン、手の返しはインパクト直後から発生しますが、ゴルフのインパクトは1万分の5秒。2000分の1秒と一瞬です。この一瞬の直後に、リストターン(手の返し)の動作が入ります。

 

では、リストターン(手の返し)は何のために必要なのか?

 

リストターン(手の返し)を入れないよりも入れた方が、ヘッドがビュンと走り、ヘッドスピードが上がります。これはまぎれもない事実で、手首をタイミング良く使った方がボールを遠くに飛ばせます。そして、リストターン(手の返し)にはもうひとつ大事な役割があり、実はは、リストターン(手の返し)を入れないよりは、入れた方がヘッドはオンプレーンに動きやすくなるのです。

 

リストターンが入ることで、ダウンスイングではクラブがプレーンよりも下に下がりづらくなるからです。水平打ちも、ひざ立ち打ちもリストターンが入った方が、上手く打てるようになるのです。

 

ただし、リストターンすればオンプレーンに振れるかと言えば、そうならない場合も多々あります。正しいタイミングで、正しい動作でリストターンをすればオンプレーンにヘッドが動きやすくなりますが、間違った動作でリストターンをすればオンプレーンにヘッドが動きづらくなるからです。

 

 では、正しいリストターンと正しくないリストターンはどこが違うのか?

 

正しいリストターンを行うためには、両手の使い方が鍵を握っており、両手を同じように使うのではなく、両手を同じように使わないことがポイントです。両手をどのように使えばよいのかについては、次回説明します~。

 

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2017年02月19日超私的な考察、ゴルフスイングを会得する上で、一番重要な動作とは!? 完結編

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金曜の夜、そして土曜日はアナライズセミナーデー。「オンプレーンセミナー」に始まり、「インパクトセミナー」「シャフトセミナー」ともおかげさまで満員御礼でした。セミナーは毎回定員6名ですので、受講者はよそ見している時間はありません。マーク金井はマシンガンのように喋りますが、マシンガンのように受講者を質問攻めするからです。

特に、冬場のこの時期はスノボの話をかなりします。スノボにはまっているいることもありますが、それ以上にゴルフ以外のスポーツでゴルフスイングの説明をした方が、受講者の理解度が高まるからです。そして最近は、セミナーのイントロ部分で今どきの自転車の乗り方(教わり方)についても身振り手振りで説明してます。

 

 

スノボもゴルフも、自転車に乗れるようになるのと同じようになるためには、滑り(スイング)の一番重要な動作を知り、そして一番重要な動作を体験しながれ練習すること。一番重要な動作を言い換えるならば、「コツ」と言ってもいいでしょう。スノボで正しくカービングターンするコツ、ゴルフでオンプレーンにスイングするコツ、この「コツ」は言葉で説明しても理解するのが極めて困難です。やったことがない動作を言葉で説明されても、その動きを正しくイメージ(トレース)しづらいからです。

 

 

実際、ゴルフ歴が5年以上のアマチュアゴルファーのスイングを見ていると、定期的に練習したり、月1ペース以上でラウンドしているでも、スイングのコツを正しく実践している人は1割にも達しません。9割以上のアマチュアゴルファーは一生懸命練習をしていても、ゴルフスイングで一番重要な動作(コツ)を知らないまま、練習に励んでいる場合がほとんどです。

 

 では、ゴルフにおいて一番重要な動作(コツ)は一体どんな動作なのか?

 

スイングのコツ「一番重要な動作」とは、「左右の腕の入れ替え」即ち「両腕の運動方向の違い」を正しく理解し、正しく実践することです。「腕の入れ替え」はテークバック、ダウンスイング、そしてインパクトゾーンと3回あります。3回とも正しいタイミングで「腕の入れ替え」ができると、いわゆるクラブを「ビュンと振り切れる」ようになりますし、ヘッドの軌道もオンプレーンに近づきます。インサイドからあおったり、すくい打ちはなりません。アウトサイド・インのカット軌道にもならないでボールを打つことができます。

 

そして、アマチュアゴルファーのほとんどが失敗する「水平振り」や「ひざ立ち打ち」もちゃんと打てるようになるのです。

 

 では、どうすれば「腕の入れ替え」をタイミング良く行うことができるのか?

 

セミナーでは2つの方法でレクチャーしています。ひとつは、ゆっくりとしたスイング、もうひとつはスピード(外力)を使ったドリルを体験してもらってます。特に大事なのは後者で、スピード(外力)が意図的に強く使える状況で練習すると、ほとんどの受講者は「えっ、これがゴルフスイングなの?」と声をもらします。ゴルフ歴が10年以上、ハンデキャップがシングルに近い人でも、いままで経験したことがない、いままで意識したことがない動作だとおっしゃいます。外力(スピード)を使うと、その外力(スピード)が正しい動作を実践しやすくなるのです。ペダルを外した自転車と同じく、ゴルフの場合も静止からスイングを作り上げようとするよりも、外力(スピード)を使った方が、身体の動きが良くなるのです。

 

 

ゴルフスイングで一番重要な要素、スイング作りのコツを本当に知りたい人は、オンプレーンセミナーを受講して下さい。これが一番確実な方法です。神田スタジオでも実施してますが、神田以外の場所でもリクエストがあれば、マーク金井はどこにでもサクッと行きます。交通費、宿泊代はかかりません。神田でも、神田以外の場所でも参加料は3000円です(神田以外の場所でやる場合はセミナーが実施できる場所のご用意をお願いします)。

 

ちなみに、セミナーでやっている外力(スピード)を使ったドリルはこんな感じです。しなりが強く発生する練習器具を使い、これをグイグイしならせ、パワーが蓄積した状態でパッと手を離すと、蓄積されたパワー、シャフトのしなり戻りによって、インパクトゾーンで正しいタイミングで腕の入れかが発生し、クラブヘッドはプレーンに沿って動くようになるのです。

もちろん、グイグイしならせる時、左右の運動方向がポイントになります。左手と右手の運動方向の違いをレクチャーし、それを正しく理解した上で、グイグイしならせてもらいます。このドリルでも左右の運動方向が間違っていると腕の入れ替えは発生しませんし、クラブヘッドはプレーンから外れてしまいます。

インパクトゾーンで左右の腕(左右の手)を入れ替えるという動作は、一般的には「リストターン」とか「手の返し」、「ヘッドを走らせる」、「右手が左手を追い越す」等と言われています。確かに、これらの言葉も当てはまりますが、これらの言葉を意識していても、左右の腕(左右の手)が正しいタイミングで入れ替わっている人は、非常に少ないのです。なので、マーク金井はわざわ面倒くさい言葉、左右の腕(左右の手)の入れ替えという言葉を使っているのです~。

 

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2017年02月15日超私的な考察、 ゴルフのスコアが良くなると、一体どんなメリットがあるのか!?

アナライズからのお知らせ

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本日2月15日

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申込みキャンセルとさせていただきます。

(クレジット決済をご希望で、クレジットお申込みのためのメールが届いておられない方は、ご連絡いただければと思います)


昨日は、定例の早朝スノボデー。スノボは今シーズン13回目ですが、過去12回で晴天だったのは1回だけ。残りは吹雪と雨ばかり。昨日も越後湯沢の天気予報は曇り、ときどき雪。吹雪にならなければラッキーと思って新幹線に乗り込みました。越後湯沢の天気は関越トンネルを抜けるまで分りません。群馬県側がどんなに晴れていても、関越トンネルを抜けると、ガラッと天気が変わるからです。

 

関越トンネルを抜けるまで「どんな天気なのか?」とそわそわしてたのですが、いざトンネルを抜けると、越後湯沢は青空。もちろん、スキー場のガーラ湯沢も青空。今シーズン2度目の晴天で2時間30分、休みなしでスノボを滑ってきました。お一人様で新幹線に乗ってますが、ゲレンデはお一人様ではなくお二人様。4年前からお世話になっている石川コーチにレッスンを受けながら滑りました。

 

 

課題だったバックサイドのターンもかなり改善されたこともあり、滑りの切れが増し、切れが増すとともにターンするたびに爽快感を味わえます。スノボは転倒しないだけでも楽しいですし、ターンできるだけでも楽しいです。しかし、カービングターンで1本のレールの上を滑った時の楽しさは、格別です。スノボの神髄を味わえます。ゴルフに例えるならば、自分のイメージ通りのショットが打てて、ショットがピンに絡んだ感覚。自分とゴルフクラブが一体化した感覚で、イメージ通りのショットが打てた感じです。これでますますスノボに行く回数が増えそうです(笑)

 

このスノボで得た爽快感、心地良さ。

 

実はゴルフにも通じると思います。初心者が初めてコースに出ただけでも楽しいですし、100を切れなかったゴルファーが100を切れるのも楽しいです。90が切れない人が、80台のスコアが出れば達成感もひとしおでしょう。でも、80を切れなかった人が70台のスコアを出した時というのは、それまでと比べものにならない達成感、充実感、そしてうれしさがこみ上げてくるのです。お節介は重々承知してますが、上手くなると別の世界が見えてきます。

 

ゴルフをやる目的は人それぞれです。コースを楽しみ、景色を楽しむものいいです。ゴルフ仲間とスコアを気にせず楽しむのもいいです。アマチュアなんだから「スコアなんて関係ない」というスタンスでゴルフを楽しんでいる人も多いでしょう。

 

しかしながら、「スコアなんて関係ない」と言う人は多いですが、多くのアマチュアはスコアカードに自分のスコアを書いてます。同伴競技者のスコアを書いている人も多いです。「スコアなんて関係ない」というのであれば、ただボールを打ってスコアを付けない方がいいと思うのですが、スコアカードを持たないでプレーするアマチュアゴルファーは非常に少ないです。ちなみに、マーク金井は競技やコンペを除けばスコアは付けません。頭の中にあるスコアカードには数字を記入しますが、スコアカードは持ち歩かないでラウンドしています。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回のエントリーは「ゴルフとスコアの関係」についてです。スコアを気にしないと口にする人は多いですが、スコアをつけないという人は非常に少ない。この現状を考えると、スコアを良くしたい人だけでなく、「スコアは関係ない」という人も心のどこかでは「いいスコアを出したい」という気持ちがあるのではないかと思います。

 

そして、スノボもゴルフも上手くなるほどに、、、

 

もっとプレーしたくなり、もっと上達したくなり、練習も楽しくなるのです。逆に言うと、何回ゴルフに行っても「スコアが良くならない」「いつも同じぐらいのスコア」を繰り返すと、ゴルフがマンネリになってしまいやすい。そしてゴルフがマンネリになれば、「自分にはゴルフの才能がない」と思ったり、それが何年も続けば「もうゴルフは卒業」なんてことになりかねません。実際、ゴルフを止めている人を見ていると、「ボールが飛ばなくなったから」とか「スコアが良くならないから」というケースが多いです。

 

ゴルフはスポーツの要素とゲームの要素があります。

 

どちらにおいても、レベルが低い状態でも楽しめますが、レベルが低い状態でモチベーションを上げ続けることは簡単ではありません。また、レベルが低い状態のままだと、楽しさの度合いも低下します。大して、レベルが目に見えて上がってくれば、楽しさはさらに増してきますし、モチベーションも上がります。もちろん頂点はあると思いますが、ゴルフならば100を切るのが頂点というのは低すぎます。ゴルフに行く頻度によっても変わりますが、調子が良ければ80台、調子が良ければ70台のスコアが出るようになると、ゴルフの神髄に近づけます。

 

もちろん、ゴルフの場合、スコアを良くするのは簡単ではありません。しかし皆さんが思うほど、難しくもありません。月1回ペースでラウンドできる人ならば90前後でプレーできますし、月に2回以上ラウンドできる人ならば、80前後でプレーすることは十分可能です。ゴルフは練習場にせっせと通わなくても、スコアアップできます。ゴルフはスノボと違って、自宅でも練習できるからです。

 

 

超私的にゴルフの腕前をクラス分けするならば、18ホールのスコアが

 

  • 110以上  初心者
  • 100前後  初中級者
  • 90前後  中級者
  • 85前後  中上級者
  • 70台   上級者

 

ビギナーや初心者もゴルフの楽しさを味わえますが、ゴルフの神髄を味わいながら楽しめるのは中級者以上でしょう。入れば50を切れるパットもスリリングですが、入れば30台が出るパットはもっとスリリングですし、入った時の達成感もひとしおです。

 

 

マーク金井はスノボ歴3年半ほどですが、ここまでスノボが好きになったのは上手く滑ることができるようになったからです。もしも、スノボの腕前が初心者のままだったら、今頃はスノボに飽きて、月に2回ぐらいしか行かないと思います。ゴルフもスノボも上達するほど、その競技の奥深さを味わえます。アナライズは練習器具を作るもの、セミナーを実施するのも、ゴルフの楽しさをさらに味わってほしいからなんです。

 

ゴルフのスノボも物理ですし、動作には理屈があります。

 

練習しても上手くならないのにも理由があります。ゴルフがなかなか上手く慣れない人に共通しているのは、運動神経よりも、ゴルフの物理を理解していないこと、正しい動作ではなく間違った動作でボールを打っていることにあるのです。次回は、ゴルフが上手くなるための理屈について説明します~。

 

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2017年01月03日超私的な初夢 ゴルフ新規参入者を増やす仰天プランとは!?

1月8日日曜日

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10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円

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皆様、お正月休みはいかがお過ごしでしょうか? 今年の元旦は天気も良くて、新幹線から富士山の美しい姿を観ることができました。2日から神田でのんびりと仕事(実際は事務所の大掃除)していますが、12月30日から1月1日まで地元大阪におりました。

大晦日の日には46年ぶりに大阪万博(正確には日本万博記念公園)に行ってきました。大阪万博が開催されたのは1970年(昭和45年)のことで、当時は小学6年生。自宅から阪急電車で15分という近さもあって、30回以上観に行きました。米国館では「月の石」を観ましたし、日立館だったと思いますが、電気自動車に何度も乗ったことを覚えています。アメリカンドックなるものも万博で生まれて初めて食べましたし、もちろん太陽の塔にも行きました。

 

 大阪万博はアジア初の国際博覧会で入場者数は6421万人。1日の来場者数が80万人以上の日もありました。偶然にもこの80万人来場日にも行きましたが、あまりの人の多さに驚き、入場して1時間ぐらいで家に引き返したことも記憶に残っています。当時の吹田市の人口は約23万人。吹田市のごく一部の場所に市の人口の4倍近く人が集まったのです。

 

万博公園には太陽の塔は残っていますが、それ以外の建造物(パビリオン)は残ってません。跡地は公園施設となっており、入場料(大人250円、小中学生70円)を払えば、園内に入れます。46年ぶりに万博跡地に入ったのですが、まず驚かされたのがその広さ。とりあえず歩いたのですが、歩けども歩けども公園の端にたどり着かないのです。1時間ぐらい歩き回りましたが、まったくもって公園の全体像を把握できないまま、疲れ果ててて公園を後にしました。

それもそのはず。後で広さを調べてみたら、なんと万博公園の敷地面積は267ヘクタールもあります。18ホールのゴルフ場を作るのに必要や敷地は80~100ヘクタールなことを考えると、

 

万博公園の中には54ホールのゴルフ場がすっぽり入るのです!!!!!

 

そりゃ歩けないと納得したのですが、ちょっと納得できなかったことがあります。それは来場数の少なさ。大阪市内からも近く、かつ最寄り駅の「万博公園駅」から徒歩数分にもかかわらず、来場者数はまばらでした。エキスポランド跡地(万博公園の隣)にあるララポートは人で溢れているのに対して、万博公園は実にひっそりしてました。

 

万博公園には様々なスポーツ施設があります。ざっと上げると、サッカー、陸上競技、フットサル、野球場、球技場、弓道場、そして運動場。スポーツも大いに楽しむことができますが、いまのところゴルフ関連の施設はひとつもありません。(パークゴルフ場はありました)

 

行政にとっては、ゴルフはスポーツとして位置付けられてないからだと思いますが、実際に万博公園を歩いた感じではゴルフ関連施設を作るのは大いにアリだと思います。もしもマーク金井が大阪府知事ならば、万博公園敷地内にゴルフ場を作ります。ゴルフ場を作ることで、万博跡地を活性化できます。加えて、ゴルフ新規参入者を増やせますし、収益も上げられるからです。

 

では、どんなゴルフ場を作ればいいのか?

 

 

普通のゴルフ場を作るのでは面白くありません。これからのゴルフ業界をしょって立つようなゴルフ場を作りたいです。超私的なアイデアですが、、、

 

テーマは

  • 老若男女を問わず、
  • 初心者から上級者まで、
  • 2時間以内で楽しめるゴルフ場

 

具体的なプランニングとして参考になるのは、ゴルフ場ではなくてスキー場です。例えば、マーク金井がお世話になっているガーラ湯沢には上級者ゲレンデがあり、初心者ゲレンデがあり、そしてちびっ子用のソリ遊びエリアもあります。これをゴルフ場に当てはめるならば、

  • ちびっ子、初心者用のパター専用コース(18ホール)
  • ジュニアからシニアまで楽しめるチップ&パットコース(18ホール)
  • 初心者から上級者まで楽しめるショートコース(9ホール)
  • 観戦用のスタンドもあるチャンピオンコース(6ホール)

 

道具は基本レンタル。ボウリングやスケートのように手ぶらで楽しめるようにします。いずれの施設もゲーム開始から終了まで2時間以内のパッケージにすれば、家族連れでもレベルに合わせたエリアでプレーを楽しむことができます。

 

4つのコースを作るのに必要な土地は50ヘクタールぐらいでしょう。万博公園の敷地の約2割です。もちろん、いきなり2割の土地を確保するのは簡単なことではありません。ですので、まずはパターコースとチップ&パットコースを作ることから初めてみたいです。これならば、2ヘクタールもあれば作れます。造成費用もゴルフ場を作るほどはかかりません。ゴルフ業界が本気でゴルフ人口を増やしたいと考えているならば、ディスニーランドのアトラクションのように施設を作るスポンサーを公募するのもアリです。もちろん、ゴルフ業界がお金を出し合うのもアリだと思います。

 

万博公園にゴルフ場を作る。まったくもって夢物語かも知れませんが、ゴルフを本当にスポーツとして確立させるためには、サッカー場や野球場に隣接した場所、ゴルフをまったく縁がない人がサクッと立ち寄れる場所に、ゴルフ経験できる場所を作ることが必要だと思います。

2020年の東京オリンピックでゴルフは正式競技種目です。それを考えると、万博公園にゴルフ場を作ることは大いにアリではないしょうか~。

 

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ゴルフの竪琴!

販売再開!!!

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2016年12月11日超私的な考察、練習場でアイアンの距離感を養うことの難しさとは!?

5度の賞金王、通算30勝の現役最強プロゴルファー、片山晋呉プロとマーク金井の共著『あなたのゴルフを上達に導く45の言葉 シンゴイズム』が12月22日に発売予定

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12月もあっという間に10日が過ぎました。気がついたら、今年も残り3週間を切っています。これからゴルフには厳しい季節になりますが、スキー、スノボの季節がいよいよ到来。スノボを本格的にやるまでは「寒さ」とか「雪」はからっきし苦手でしたが、スノボをやるようになってからは、「寒さ」と「雪」が好きになりました。寒い方が、スキー場のゲレンデコンディションが良くなるからです(笑)

 

毎年お世話になっている上越新幹線で行くスノボ、今シーズンのJR SKISKIのキャッチコピーは、「冬が胸に来た」。コピーに「雪」の文字が入ってません。少しもやっとしますが、雪が入っていないのは、恐らく大人の事情があったのでしょう。

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さて、大人の事情と言えば、ゴルフ界にもいくつか大人の事情があります。

 

例えば、練習場のゴルフボール。普段プレーするのと違って練習場のゴルフボール、いわゆるレンジボールは飛距離が出ません。耐久性を重視しているからと思いますが、大体、市販されているゴルフボールと比べると、1割ぐらい飛びません。ユピテルなどのレーダー式計測機器でレンジボールのボール初速を測ってみても、飛距離に換算すると1割ぐらいダウンします(スピン量も市販ボールとレンジボールでは異なることが少なからずあったりします)。

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このため、練習場もレンジボールに合わせて、飛距離の看板を設置しています。

 

例えば、100ヤードの表示板が設置している場所は、打席から100ヤードの地点ではなく、打席から90ヤード前後の地点に設置されています。ブッシュネル(レーザー式距離測定器)で計測してみても、ほとんどの練習場は100ヤードの看板位置までの実際の距離は90ヤード前後です。

 

ボールが飛ばないから、飛ばない分だけ表示距離の看板を少し手前に設置する。これは理に叶っていると言えば理に叶っています。10%の誤差をキャリブレーション(調整)しているわけですが、ゴルファーにとっては打った時の感触とボールが飛んだ距離とをすり合わせられます。

 

ただし、ひとつだけ問題点があります。それは、目で観た距離感を養いづらくなる点です。例えば、100ヤードまでの距離はどこでも100y。練習場でもコースでも100ヤードの距離は同じです。100ヤード先の景色に見慣れることで、「ここからピンまでは100ヤードなんだな」という経験値が生まれます。マーク金井はラウンドでレーザー距離計測器のブッシュネルを欠かさず使っていますが、これはピンまでの距離を測ると同時に、ピンまでの距離と実際に目で感じる距離をすり合わせるのに使っています。これによって、ブッシュネルを使わない時(使えない時)でも、目で見た時の距離の精度を高められるからです。

 

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ブッシュネルの最新モデル!!

 

しかし、練習場では90ヤードの位置に100ヤードの看板があります。練習場で100ヤードの練習をすればするほど、「90ヤード先の景色を100ヤードの景色」として認識してしまう(勘違いしてしまう)のです。そして、練習場で90ヤードの先の景色を100ヤードだと認識してしまうと、コースに出た時に、、、

 

100ヤードが妙に遠くに感じたり
100ヤードが110ヤードに感じてしまう恐れがあります。

 

練習場とコースとでは見える景色が全然違いますが、1割の距離のズレは決して小さくありません。この1割のズレがある人とない人を比較すれば、前者の方が距離感をミスジャッジしやすくなると言わざるをえないでしょう。

 

「目は口ほどにものを言う」ではありませんが、コースでプレーする機会よりも練習場でボールを打つ機会の方が多いと、練習場で見える景色、見える距離の方が馴染んでくると思います。距離感のズレを防ぐならば、練習場でもレーザー式距離測定器を持っていき、実際の距離を測ることをお勧めしたいです。ちなみにマーク金井はキャディバッグのポケットの中にブッシュネルを入れてるので、初めて行く練習場では、打つ前に距離表示板までの距離を必ず計測しています~。
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