マーク金井blog

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2014年03月03日バンカーショットが苦手な人はソールの接地面積が広いSWを使おう!!

あっという間に3月に入ってますが、マーク金井は相変わらず毎週月曜日はスノボに行ってます。今日も朝イチの新幹線に飛び乗りガーラ湯沢で一滑り。午後1時の新幹線に乗って帰り、3時には普段通りに仕事してます。ゴルフは数年前にハーフ協会を作りましたが、スノボ&スキーでもハーフ協会を作ってしまいそうです(笑)

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ガーラ湯沢はFUBUKIです・・

55歳を過ぎてくるとスノボ&スキーをまるまる1日滑る体力がありません。半日ぐらいをサクッとやった方が身体が疲れませんし、1日を有効に使えます。この忙しいご時世、ハーフを楽しんだ方が身体に「やさしい」と思っています。

さて、今日のエントリーは「やさしい」シリーズの、サンドウエッジ編です。SWと言えばバンカーから脱出するためのスペシャルなクラブとして登場しました。元々はバンカー専用クラブでしたが、今は、アプローチショットでも多用することが多くなっています。バンカー越えや砲台グリーンに向かって打つ時、SWを使うとボールを高く上げてスピンをかけて止めやすいからです。

では、どんなSWがやさしいSWなのか?

やさしさの基本はアイアンと同じで、ヘッドが大きくて、ソールが幅広な方がミスに強くやさしさが増してきます。ソール幅に関して言うと、幅の広さだけでなく、ソールの接地面積が広い方がやさしいです。幅広でもソールが丸くなっていたり、接地面積が狭くなるようにデザインされているソールはやさしさの度合いが減ります。ソールがフラットに近く、特にソールのヒール側の接地面積が広いSWがミスに強く、やさしいSWです。

では、なぜソールの接地面積が広いとやさしいのか?

バンカーが苦手な人が失敗する最大の原因は、ダフりすぎてボールがバンカーの外まで飛ばないことです。ホームランのミスに悩まされる人もいますが、圧倒的に多いのが、ザックリしてボールが前に飛ばないこと。言い換えると、ダフり気味に打った時、ボールが前に飛びやすいクラブほど「やさしい」SWになるのです。

幅広ソール(接地面積が多いソール)の特徴は、ダフって打った時に砂との接地面積が広く、すなに潜りにくいこと。少々手前からヘッドが入っても、ソールが滑ってくれるので、砂と一緒にボールを飛ばしてくれるからです。対して、ソール幅が狭かったり、ソールの接地面積が少ないSWの場合は、手前からヘッドが入ると砂の中にヘッドが潜り、ボールが前に飛びづらくなるのです。プロや上級者はソールの接地面積が少ないSWを使っていますが、彼らはフェースを開いて使うから。フェースを開くことでソールの接地面積を広げているのです。

そしてもう一つのポイントはネック形状!!

ストレートネックよりもグースネックの方が「やさしさ」が増してきます。グースネックの方が真っ直ぐ構えやすいし、バンスがシャフト軸よりも後ろにあるので、ヘッドが手前から入った時でも、鋭角に刺さりづらくなり、ソールが横に滑って抜けてくれるからです。幅広ソールとグースネックが組み合わさったSWこそがバンカーショットを苦手にしている人にとってもっともやさしいSWなのです。マーク金井はウエッジをすでに3機種設計してますが、いずれも幅広ソールとグースネックです。

リンクスSSウエッジ
アナライズMSウエッジ
リンクスEKBウエッジ

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ビバワイドソール!

 

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ビバ グースネック!

EKB58はソールの真ん中が凹んでいますが、ソールの後ろ側が盛り上がっているために、ヘッドが砂の中に潜りません。フェアウェイではザックリが出やすい形状ですが、砂の中ではザックリだけでなくホームランも出づらくなっています。

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EKB58のソール形状

市販モデルでは、やさしさを体感できるのはウエッジ専用モデルよりもアイアンセット物のウエッジです。具体的には、

ピンのG25とカーステン

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このSWはイイです!!ビバカーステンアイアン!

この2モデルのSWは劇的にバンカーからのミスを減らしてくれます。かつてツアープロの間でも大人気だったSWと言えば、ピンアイ2、リンクスのマスターモデル。どちらもセット物のウエッジでした。歴史は繰り返すと言いますが、弁証法的に言えば、

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「螺旋(らせん)的発展の法則

「物事は、螺旋的に発展」

するのです。ゴルフクラブにおいても螺旋的にクラブは進化しています。「螺旋」とは螺旋階段などに使われる、らせんのこと。螺旋階段は、ひとつの柱の中心に、グルグル回りながら上ります。G25もカーステンも先祖返りみたいな感じですが、ただ昔のリバイバルではありません。螺旋階段を上ることによって、進化を果たしているのです。リンクスのウエッジにしても、昔のチッパーと似ている形状ですが、見た目は似ていても螺旋階段を上ることによって、進化を果たしています。

ちょっと難しい話になってしまいましが、弁証法的に進化したクラブは打てば違いがすぐに分かります。バンカーショットが苦手な人は、ぜひとも試してみて下さい〜。

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今日のブログに登場したEKBウエッジ!詳しいことは

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2014年03月02日アイアンのやさしさの度合いはソール幅の広さで決まる!!

気がついたらあっという間に3月に入りました。確定申告の時期になっていますが、マーク金井はスノボとブログ執筆に明け暮れているために、申告書類の作成が大幅に遅れています。小学生の夏休みの宿題同様、今年も締切ギリギリになってから徹夜作業になりそうです(笑)

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確定申告をお忘れなく!

 

さて、今日のエントリーはアイアン選びについてです。T島ブログでも書かれてましたが、アマチュアゴルファーはやさしいだけのアイアンよりも、ちょっと難しめのアイアンを好む傾向があります。マーク金井が苦手にしているマッスルバックのアイアンを使うゴルファーも少なくありません。ゴルフ雑誌もそういったニーズに応えるべく、こんな企画をしょっちゅうやっています。

90切ったらマッスル&セミマッスル

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上級者やパワーヒッター専用と思われがちなマッスルバックアイアン。でも、いまどきのマッスルバックは球も上がりやすく、芯も広くなって、昔より格段にやさしくなったという。では、僕たちアベレージでも使いこなせるやさしいモデルはどれだ?

(週刊ゴルフダイジェスト3月11日号より引用)

なんとも買い物心をそそる文章です。この企画の中ではドライバーのヘッドスピードが40m/sあれば使いこなせるモデルが増えていると書かれていますし、今どきのマッスルは飛距離も出ると書いてありました。

確かに昔のマッスルバックに比べると、今どきのマッスルはやさしくなっています。重心が低くなり、ロフトも少し立っています。20年前のマッスルに比べると、今どきのマッスルは飛び性能も少しアップしています。5番の数値を比較してみると、

ミズノ MP33(2001年)

ロフト 28.3度
重心高 19.4ミリ
重心深度 2.4ミリ
重心距離 34ミリ
慣性モーメント 2188gcm2

ミズノ MP-64(2013年)

ロフト 27度
重心高 18.7ミリ
重心深度 3.4ミリ
重心距離 33.3ミリ
慣性モーメント 2059gcm2

(ゴルフクラシック2013年度版、重心ハンドブックより引用)

数値的にみると確かにやさしくなっていますが、今どきのやさしいアイアンに比べると、劇的にやさしくなっているわけではありません。難しいアイアンが少し易しく打てるようになっている感じです。昔も今も、アイアンの場合、見た目にシャープなアイアンはミスに対して強くはありません。

対して、今どきのやさしいアイアンは、マッスルバック系に比べると劇的にやさしくなっています。例えば、大型キャビティの場合、

ピン G25(2013年)

ロフト 25.4度
重心高 17.7ミリ
重心深度 4.9ミリ
重心距離 44.5ミリ
慣性モーメント 2801gcm2

(ゴルフクラシック2013年度版、重心ハンドブックより引用)

アイアンの場合、ヘッドが大きいほど(重心距離が長いほど)慣性モーメントの数値が上がります。そしてソール幅が広いほど重心深度が深くなります。そして、この2つの数値が大きいほどミスに対して強く、芯を外して打った時に距離の落ち込みが少なく、方向性も安定します。ただし、この2つの数値が大きくなると操作性が悪くなるため(直進安定性が増すため)、球を左右に曲げづらくなってきます。

アイアンに限りませんが、ミスが出やすい道具(クラブ)を使うと、ほとんどのゴルファーはミスしたくない意識が強くなって、スイングに悪影響が出ます。ダフりを連発すれば、ダフりたくないと思ってすくい打ちなってしまいます。逆に、ミスの許容範囲が大きいクラブを使うと、自信を持ってスイングしやすくなる分だけスイングに好影響が出ます。ゴルフは上から目線でボールを打つ方がいいスイングが身に付くし、スコアも良くなるのです。

ドライバーと違って、アイアンは設計の自由度がそれほど高くありません。外観を見ればおおよその性能が分かります。ピンのG25のようにヘッドが大きくて面長なほど慣性モーメントの数値が上がり、ソール幅が広いほど重心が深く、かつ低重心になってミスに強く、ボールが上がりやすくなります。マーク金井はすでに最新アイアンを
60モデル以上打ちましたが、やさしさを強く感じたのは‥‥

ピンのカーステン

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アダムスのアイデア

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リンクスのSSアイアン

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この3モデル。この3モデルは常識外れにやさしいアイアンで、100が切れない人がこれらを使えば楽に100が切れます。その次にやさしさを感じたのが、

タイトリストのAP1

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AP1の場合、ソール幅は上記3モデルほど広くありませんが、マッスルバック系に比べると幅広でヘッドは大型。100が切れない人はもとより90を切れない人、そして70台を出したいのに出せない人が使えば、確実にスコアアップできます。

この4つのモデルは非常にやさしいですが、残念ながらゴルフ雑誌の広告には頻繁に出ません。理由は単純、マッスルバックに比べるとデザインがカッコ良くないことと、使っているだけで上手そうに見えないからです。スノボと違ってゴルフはやさしくない道具を使っても、怪我をしません。やさしくない道具を使ってもゴルフを楽しむことができます。

しかし本当にスコアアップ、本当にいいスイングを見につけたいのならば、72が出るまではやさしい道具(クラブ)を使った方が、余計な回り道をしません。シングルになりたいのならば、道具(クラブ)を味方に付けた方が絶対得です〜。

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2014年02月25日ドライバー以上に、FWは軽い方が打ちづらくなる!!

昨日の月曜日は恒例のスノボDAY~。いつものごとくガーラ湯沢で3時間ガッツリと滑ってきました。昨日は2本目の板で滑りましたが、予想通り板によって滑り心地がかなり異なりました。ゴルフ同様、スノボも道具が及ぼす影響の大きいです。2本目の板は1本目の板よりも回転性が高いのですが、初心者にとってはこれは裏目に出ました。ターンのきっかけは作りやすい反面、板が安定しません。挙動がシビアなために、普通に滑るのが難しいのです。よく言えば操作性が高いのですが、安定感がありません。ゴルフクラブもスノボも、初中級者にとって「操作性が高い」ということはメリットよりもデメリットが大きく、やさしい道具にならないことを思い知らされました。

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さて、今日もやさしいクラブと振りやすいクラブの違いについてです。昨日はドライバーについて書きましたが、今回はFWについてです。FWのやさしさとは‥‥

ダントツでボール上がりやすさ

でしょう。FWを苦手にしている人で「ボールが上がり過ぎて困る」なっていう人はまずいません。FWが不得手な人は「ボールがちゃんと上がらない」ことで困っています。言い換えると‥‥

上がるクラブ=やさしいクラブ
飛ぶクラブ≠やさしいクラブ

というのがFWなのです。ではなぜ「飛ぶクラブ≠やさしいクラブ」になってしまうのか?

キャロウェイの300ヤードスプーンであれ、テーラーメイドのロケットボールであれ、飛びをアピールしているFWの多くは「低スピン弾道」が打てるように設計されています。重心を浅く、そして重心を低く設計することで「低スピン弾道」が打ちやすくなています。結果、FWでもスピン量が2600~3000回転ぐらいになり、キャリーとランで飛距離を稼げます。そして、ヘッドスピードが速い人が使った場合、吹き上がりを軽減(空気抵抗を軽減)できる分だけ飛距離を伸ばせます。ただし、重心を浅く、そして重心を深く設計するとボールは上がりづらくなってきます。スピンが少ない弾道というのは浮力も減ってしまうからです。

即ち‥‥

スピンが少ない飛ぶFW=ボールが上がりづらい
スピンが少ない飛ぶFW=上級者向け

スピンが多く飛ばないFW=ボールが上がりやすい
スピンが多く飛ばないFW=初中級者向け

ということです。ここをちゃんと理解しておかないと、FW選びは迷路に入りますし、FWが苦手な人がボールが上がりづらいFWを使うと、ますます苦手になってしまう可能性が高くなるのです。

やさしいFWを求めるならば飛びをアピールするクラブよりも、「高重心」と「深い重心」をアピールするクラブを選んで下さい。このタイプはスピンがかかってボールがフワッと上がります。スピンがかかりやすいFW浮力が出やすいのでボールが楽に上がります。ヘッドスピードが速い人が使うと吹き上がって飛距離をロスしますが、
FWが苦手な人には「ボールが上がる」安心感を手に入れられます。具体的なモデルとしては‥‥

ヨネックスのiイーゾーン
コブラのバフラー
マルマンのシャトル

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この3つのヘッドは重心深度が深くボールが上がりやすいです。加えて、重心距離もFWの中では長め(37ミリ以上)なので、ミスに強くヘッドの挙動も安定しています。ティアップしたらスピンが多い弾道になって飛ばしづらいですが、FWで地面のボールを打つ時は「やさしく」ボールを上げることができます。

そして、FWでも大事なのがクラブ重量。ドライバー同様、FWの場合も

軽いクラブ=振りやすい
振りやすい≠やさしい

となります。FWの場合も軽い方がヘッドスピードが上がりやすく、そして振りやすく感じますが、自分のパワーに対して軽すぎるとトップやチョロのミスが出やすくなりますし、手打ちになったり軌道が不安定になる分だけミート率が下がる可能性も高くなるからです。クラブ選びは重量が大事ですが、ドライバー以上にFWはクラブ重量が大事です。そして、クラブ重量を決めるのはシャフトの重量です。

市販FWを調べてみると、多くのモデルはシャフト重量がドライバーと同じぐらいのモノが装着されています。40〜55gぐらいです。軽めのシャフトを装着しているのは、恐らく振りやすさとヘッドスピードの上げやすさを優先しているからでしょう。
しかし、「やさしさ」を重視するならば、もう少し重い方がいいです。具体的には
55〜65gぐらいの重量があると、

少し重いクラブ=やさしい

と言うことになって、FWが非常に打ちやすくなります。マーク金井はやさしいFWを作りたいという発想の元に60g台のシャフト、「W65」を設計しました。ゴルファーの多くはドライバー以上に、FWを苦手にしている人が多いからです。リシャフトというと(シャフト交換)、多くのゴルファーはドライバーに目が行きがちですが、実はリシャフト効果が一番出るのはFWなのです。

やさしいヘッドとやさしいシャフトを組み合わせると、FWはボールが上がりやすくなってミート率も良くなります。ボールが上がる安心感が出てくるとスイングにも好影響が出て、コースに出た時も自信を持って使えます。そして成功体験を積み重ねていけば、FWは得意クラブになってくるのです〜。

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2014年02月18日飛ぶドライバーの「選び方」の選び方とは‥‥その2

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昨日は定例となっているスノボに行ってきました。高崎までは晴天でしたが、関越トンネルを抜けるとそこは吹雪〜。ジャパンゴルフフェア2014でFUBUKI「J」に関心を持ったことが影響したとは思いませんが、リフトに乗ると視界10メートルくらいのような天気の中、3時間ガッツリと滑ってきました。そして、スノボから神田に戻るやいなや、 GDOの試打インプレッションミズノの新しいJPXをガッツリ打ちました。毎週のスノボのおかげで基礎体力が上がったのでしょう。疲れているはずなのに、ドライバーの飛距離はいつも通り出てくれました。というか、体がヘトヘトでもシャフトのしなりをタイミング良く使うことができると、効率良くヘッドスピードが上がって飛距離も出ます。

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さて、今日のエントリーもドライバーの「飛び」の基本要素についてです。

昨日のブログでも書きましたが、昭和49年に発刊された「ゴルフの科学」(河村龍馬著)では、面白いデータも出ています。初心者は重いヘッドでも軽いヘッドでもヘッドスピードの変化量が少なく、プロや熟練者は重いヘッドと軽いヘッドとではヘッドスピードの変化量が大きいと書かれています。

「ヘッドが非常に重いと、たとえばハンマーを振るような場合には、その速さは訓練の度合いにあまり関係なく、ほとんど体力だけできまってしまう。ところがヘッドの軽いクラブを速く振るには、多分に技術が必要になる。いくらヘッドを軽くしても、未熟練者はそれほどヘッドスピードは出ない」(ゴルフの科学より引用)

「ゴルフの科学」には、未熟練者の場合、なぜ軽いヘッドにしたらヘッドスピードが上がりづらいかの記述がまったくありません。物理の先生にしてはめずらしく、一刀両断で言い切ってます。

もし、河村先生の言ってることが本当であれば、上級者ほど軽めのヘッドにした方がヘッドスピードが上がり(ヘッド重量が軽くなることのデメリットを上回り)、ボール初速が上がって飛距離がアップすることになります。この説を実験するために、2014年、マーク金井は今までよりも少し軽いヘッドを使うことにしました。具体的には190~195gのヘッドを使い、これでボール初速72m/sを目指してみたいと思います。もちろん、ヘッドを軽くしただけでは劇的にヘッドスピードは上がりません。

加えて、同じ長さでヘッドを軽くするとスイングウエート(バランス)がダウンしてしまいます。例えば、他の要素を変えないでヘッドを5g軽くすると、バランスは3ポイント前後下がります。

例えば、バランスがD0の場合、ヘッドを5g軽くするとC7になるのです。

この場合、C7のままで使うのもアリですが、せっかく軽くしたのだから取り組みたいのがクラブの長尺化です。ヘッド重量が同じで0.5インチ長くすると、バランスは3ポイント前後アップします。言い換えると、軽いヘッドを使う場合、クラブを長くしても振りづらくなくなるのです。目安としては、

5g軽量化≒0.5インチ長尺

マーク金井のドライバーの長さは45〜45.5インチ。ヘッドを5〜10g軽くすることを考えると、46インチ前後長くしてもヘッドの効き具合(バランス)は変わりません。しかしそれでは面白くないので軽いヘッドのドライバーを使う時は47インチ前後で組むつもりです。現在、手元にはキャロウェイのX2HOTがあります。これはスリーブ込みでヘッド重量は195g前後。これにスピーダー569を47インチにして装着してテストをする予定です。

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こちらセル(フェルール、スリーブとシャフトの間の黒い樹脂2gぐらい?!)の重量も加算されてるので196gとなっている。

クラブは48インチ以上はルールで制限されています。ルールで制限されているというこは長さは飛距離アップに直結する要素であることは間違いありません。実際、ドライバーの飛距離を競うドラコンに出場する選手は例外なく47インチ以上の長尺ドライバーを使っています。言い換える、これまで普通の長さ(45インチ)でドラコンを獲った選手はいないのです。

「ゴルフの科学」では、長さに関してはこんな記述があります。

まず長さだが、ミートさえ確実ならば長い方がよく飛ぶ。ただし長さに応じてヘッドの重さを減らし、スイング中に筋肉にかかる負担を増やさない方にしなければならない。こうすれば回転半径が大きくなっただけ、ヘッドスピードが増して飛距離が出る(ゴルフの科学より引用)

長尺の記述もかなりざっくりした感じですが、クラブメーカーのPRGRはかつて長尺についてこんな説明をしていました。

クラブが1インチ長くなるとヘッドスピードが1m/s上がり、ボール初速が1.4〜1.5m/sぐらいアップして、キャリーが6〜7ヤード伸びる。

この説明だとヘッド重量のことは一切触れていません。1インチ長くするとヘッド重量は5〜10gダウンさせる必要があります。それを差し引くとキャリーが3〜5ヤードぐらい伸びるのが現実的な所でしょう。ちなみに、ゴルフフェアのフジクラのブースでも延々とマーク金井のプロモ動画が流れてましたが、昨年自己最高飛距離をマークした時は、47インチのドライバーを使っていました。ヘッドはフォーティーンのCT112でシャフトはスピーダー569です。

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次回は、クラブの長さのウソホントについてじっくり書きましょう〜。

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2013年12月27日ヤマハインプレスRMXツアーモデルを解体してみた!!

マーク金井と言えばサングラス、サングラスと言えばマーク金井と言われるようになって10年ぐらい経ちました。その間、ずっと愛用しているのがオークリーのサングラス。最初はフレームが一体成形のMフレーム Mフレームが生産中止後は、レーダーをかけています。オークリーを使う理由は単純、デザインが秀逸なのもさることながら、ホールド感が優れているからです。眼鏡というと掛けるものというのが常識ですが、ことオークリーに関していえばフレーム全体が頭にフィットします。この類い希なるフィット感のおかげでスイング中にサングラスがズレることはまずありません。

そんなオークリーフリークが、昨日初めて原宿の直営店に行ってきました。オークリーはサングラスだけでなく普通の度入り眼鏡も販売しています。視力の細かい検診、目の解体をやっていただいた結果、約40分間の診断で分かったことは‥‥

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軽い近視でした〜(▼▼)b

軽い近視でした〜(▼▼)b

 

軽い老眼と、軽い近視。視力は右目が0.8、左目が0.7。そして左目は軽い乱視でした。そこから黒目の位置のチェック、鼻の高さのチェック。マーク金井の場合、黒目の位置の左右差は2ミリほどありました。それにしても、目の状態をここまで解体してもらったのは初めての経験。そして、視力矯正の眼鏡をかけると景色がガラッと変わることを生まれて初めて経験しました。遠くの景色がくっきり鮮やかに見えると、もう裸眼に戻れないかもです(笑)

さて、今日のエントリーは「リヘッド革命」がキーワードになっているインプレスRMXツアーモデルのヘッド性能についてです。初代もそうでしたが、2代目となる今回もRMXシリーズはヘッドだけでも購入可能。初代はヘッドが1種類のみでしたが、2代目はヘッドが3種類ラインアップ。その中でももっともハードなのがツアーモデルです。

ツアーモデルのメーカー公称値は‥‥

ヘッド体積 435cc
ヘッド重量 未公表
重心距離  34mm
重心深度  33mm
フェース高 51mm
重心高   30mm
重心アングル 未公表
フェース向き ±0度

それに対して、実測値は‥‥

ヘッド重量 197.5g
重心距離  35.25mm
重心深度  33mm
フェース高 50mm
重心高   32.75mm
重心アングル 19度
フェース向き ±0度

ヘッド重量はスリーブ込み〜

ヘッド重量はスリーブ込み〜

 

ネジを入れ替えると重心距離だけでなく、重心高さも少し変わります〜

ネジを入れ替えると重心距離だけでなく、重心高さも少し変わります〜

個体差、そして計測方法によっても数値は若干変わりますが、このツアーモデルに関しては、メーカー値と測定値に大きな誤差はありません。しいて上げるならば重心高が実測値の方がやや高いと感じるぐらいです。数値的にユニークなのがフェース高。ツアーモデルですがディープフェースではありません。今どきのドライバーの中では、シャローフェースな部類です。

では、肝心のヘッド性能はどうなのか?

昨日、赤羽で実践投入しましたが、ツアーモデルらしさを強く感じたのがヘッドの挙動。重心距離は短めですがスイング中にヘッドが返る度合いが希薄です。真っ直ぐ打つつもりでスイングしたらフェード弾道になりました。これはひとえに重心の浅さ、そして重心アングルの少なさが影響しています。このブログでも何度か書きましたが、重心距離に対して重心深度が浅いとヘッドは返りづらくなります。そして何より、重心アングルが小さいとヘッドが返りづらくなります。重心アングルが19度というのは市販ドライバーの中でも少ない部類です。今どきのドライバーの重心アングルの平均値は22〜23度。25度を超えてくるとヘッドが返りやすくなって(例外もあります)、20度を下回るとヘッドが返りづらくなってきます。

そして歴代のヤマハのツアーモデル(かつてのVシリーズ)同様、このRMXツアーモデルも低スピン弾道が打ちやすいなっています。重心高はことさら低くありませんが、スピンが少ない弾道がオートマチックに打てます。このあたりは謎な部分もありますが、打点位置をチェックすると、そうじてフェース上側になります。フェースの上側に当たりやすいので(結果、縦のギア効果で)、スピンが減った弾道が打ちやすくなっているのでしょう。

これまでのツアーモデル(Vシリーズ)と異なり、今回のツアーモデルはチーピンが出づらくなっているのも好印象です。インサイドからあおって打っても怖い球が出ないので、プロ、上級者だけでなく中級にも扱いやすくなっています。ただし、これまで同様、ボールが楽に上がるクラブでもありませんし、リアルロフトも多くありません。マーク金井は迷わず10度をチョイスしましたが、このツアーモデルは10度でも球が上がりすぎません。9度はかなりのハードヒッター向けというのはこれまで通りですね〜。

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クリスマスプレゼントしてます。この機会にぜひ

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