マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な考察

2017年03月29日超私的な考察、ゴルフフェアで見つけたスグレモノ その2~

昨日はほぼ二ヶ月ぶりの18ホールプレー。ホリエモンこと堀江貴文にお誘いを受けて戸塚CC東コース(神奈川県)を回ってきました。風はやや強めでしたが、天気が良くて絶好のゴルフ日和り。この時期はスノボばかりやってますが、クラブを持つとゴルフモード全開です。

 

雨の翌日でフェアウェイはぬかるんでいる所もありましたが、心強い味方になってくれたのが、PXGアイアンmmウエッジ。どちらもフラットソールでハイバンス。ダフりのミスに強いクラブのおかげでザックリとダフりのミスは一発もありませんでした。特に、100ヤード以内のショットはノーミス。3つのバーディはすべてmmウエッジによるものでした。

さて、今日のエントリーは前回の続き。ジャパンゴルフフェア2017で注目したアイテムを紹介していきましょう。

3月下旬の開催ということもあって、大手メーカーのブースには目新しいクラブは展示されていません。見たことがあるクラブばかりですが、そんな中、注目したのが、ロイヤルコレクションの新商品、、、

 

BBD V7 ツアーFW(4月15日発売予定)

ヘッド形状はプロ、上級者好みのやや小ぶり。洋なし形状でシャープな顔つきです。ソールのヒール側には重量調整のネジが埋め込まれています。ヘッド重量を簡単に調整できるのは嬉しいポイントですが、「やるなぁ」と思ったのがこれっ!!!!

なんと、なんと、FWなのにも関わらずアイアンのように、ネックを曲げることでロフトとライ角を調整できるのです。

アイアンと同じく、FWも地面から打つクラブ。地面から打つことを考えれば、ライ角調整できているのが当たり前だとも言えます。ただし、アイアンと違ってFWはヘッドを固定する治具を作るのが大変ですし、ネックが曲がる素材を選ぶことも求められます。恐らく、市販FWでネックを曲げられるのは、このBBD V7 ツアーFWが初の試みだと思います。

 

そしてFWと言えば、カムイのFWも買い物心を大いにくすぐりました。

 

 

こちらはチタンボディとチタンフェース(カップフェース)。ロフト設定がなんとも絶妙で、3Wが14.5度、4Wが17度。フェースの弾きにこだわりがある飛び系FWで、ソールにはなんと50gものタングステンウエートがソールに配されています。チタンで作ることで余剰重量を生み出し、その余剰重量で低重心化がなされているのです。こちらはネックを曲げることはできませんが、バックフェース側に重量調整ネジが埋め込まれているので、ネジを取り換えることでヘッド重量を自在に調整できます。

 

FWではオノフKUROの3Wもスグレモノです。

 

片山晋呉プロが監修したこの3Wもヘッド素材はチタン。こちらも低重心でティアップして打つとドライバーを打ったかのような低スピン弾道がオートマチックに打てます。また、フェース下部に配されているスリットの効果で、ややトップ気味に打ってもボールが上がりやすく、飛距離の落ち込みも少なくなっています。片山プロはこのヘッドにUSTマミヤのアッタスパンチ6Xを装着してますが、マーク金井はこのヘッドにアッタスパンチ5Sを装着して使いたくてウズウズしております。

 

シャフトに関してはKBSのカーボンシャフト(ユーティリティ用)も注目してます。同社はこれまでスチールシャフトのみでしたが、今回のゴルフフェアではカーボンシャフトを参考出品。なんでも、リッキー・ファウラーがすでに使っているそうです。

クラブ、シャフト以外で気になったのは、オール(ouul)のキャディバッグ、ボストンバッグ、そしてトラベルケース。

デザイン、生地の感じがユニークです。加えて、ロゴがまったく入っていないので、どのメーカーとのクラブともマッチングが良く仕上がっています。20年以上前にカリフォルニア州でスタートしたブランドで、2017年のPGAショーでグローバルデビューしています。

4月に入ればスノボモードからゴルフモードに全開です。今年の春はFWをたくさん衝動買いしちゃいそうです~。

 

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2017年03月24日超私的な考察、アイアンは何番からキャディバッグに入れるのが好ましいのか!?

 

いよいよ本日からジャパンゴルフフェア2017が開幕します。今年から場所はパシフィコ横浜(横浜市)。ゴルフフェアを開催するのは初めてですが、ここではカメラの祭典「CP+」やスキー、スノボの展示会「ジャパンスノーエキスポ」が開催。東京ビックサイトに負けず劣らず、様々な展示会、イベントが開催されています。

 

マーク金井ももちろん初日から会場に足を運んでますので、見かけたら気軽にお声がけいただけると嬉しいです。土曜日と日曜日は、レーザー式距離測定器「ブッシュネル」でお馴染みの阪神交易さんのブースでトークショーを午後1時から開催してます。こちらにも足を運んでいただけると嬉しいです。

 

さて、昨日はサンテレビの撮影でジャパンビレッジGCに行ってました。中西清起、小林佳則の「熱血ゴルフ塾」のゲストに呼ばれて、前阪神タイガースピッチングコーチの中西さんとタッグを組んで、小林プロチームと対戦。スノボ三昧でどうなるかと思いましたが、中西さんが随所にいいショットを打って下さっておかげで、いいプレーができました。今回、テレビ収録で使ったセッティングは、

 

 

ドライバー テーラーメイド M2 D-Type9.5度(2017)
UT    アナライズ マジックマリガンUT 21度、24度、27度
アイアン リンクス SSマジックマリガン 7番、8番、9番
ウエッジ リンクス SSマジックマリガン PW、G、SW、LW
スノボ三昧でゴルフ場でプレーするのはほぼ2ヶ月ぶりですが、神田のスタジオでガッツリ試打しているのでロングショットに不安はありません。そして、テレビ収録でプレーする時も、赤羽で薄暮9ホールプレーする時もアイアンは7番から。片山晋呉プロを取材するようになってから、6番アイアンとか5番アイアンはキャディバッグに入れることはまずありません。アイアンは7番、8番、9番の3本体制、もしくは7番と9番の2本体制でプレーしています。

 

アイアンが3本に対して、ウエッジは4本入ってます。打てないクラブ、ミスが出づらいクラブを抜いた結果そうなっていますが、今週発売の週刊ゴルフダイジェストでも、アイアンが3本時代になることを示唆する記事がありました。

 

竹林隆光のゴルフ未来予想図
アイアン3本時代がやってきた
(週刊ゴルフダイジェスト 4月4日号)

 

 

今から11年前、2006年に故・竹林隆光氏がアイアン3本時代なることを説いている記事です。その理由として、

 

「アイアンはストロングロフト化が進んで、6番すら打ちにくくなっています。昔からアイアンを打ちやすく感じるのはロフト32度以上からなんです。30年前なら5番、10年前なら6番、現在なら7番ですね」(週刊ゴルフダイジェスト 4月4日号より引用)

 

片山晋呉プロはこの竹林発言を実践するかのように、アイアンは7番からになっています。マーク金井もそれを見習ってアイアンを7番からにしました。

 

では、なぜアイアンのストロング化が進んだのか?

 

その理由は「7番で150ヤードを打ちたい」というアマチュアゴルファーの欲望と、試打クラブにあります。

 

アマチュアゴルファーは高齢化が進んでいますが、高齢化によって体力、筋力低下は避けれません。体力、筋力低下すればヘッドスピードが落ちて、ドライバーの飛距離は落ちてきます。しかしながら、「7番で150ヤードを打ちたい」という欲望を持っているシニアゴルファーが数多くいます。クラブメーカーはこの欲望を叶えて上げたいという配慮から、7番アイアンのロフトを立てることで対応しているのです。アイアンの場合、7番アイアンぐらいまではロフトを立てる(ロフトを減らす)方が、摩擦が減って(スピンが減って)、飛距離を伸ばすことができます。

 

加えて、試打クラブも強く影響しています。

 

25年前くらいから試打クラブが5番から7番に変わりました。7番が試打クラブになれば、飛ぶ7番を作ろうとするメーカーが増えてきます。飛ばないアイアンよりも飛ぶアイアンの方が、ユーザーの購買欲をそそるからです。25年前ぐらいは7番のロフトは35度前後でしたが、年を重ねることにロフトが立ってきました。昨年発売の飛び系アイアンの7番のロフトを調べると、

26~31度です。

 

竹林さんの言葉を借りると、7番のロフトはアマチュアが打てるロフトの限界に達しています。今どきのアイアンは重心が下がってボールが上がりやすくなっていますが、それでも打ちやすいロフトは30度前後です。打ちやすいロフトとは、言葉を換えればアマチュアが打てる限界ロフトは30度前後。飛ぶ7番を作ろうとすればストロングロフト化が進み、必然的に7番のロフトが30度前後になってくるのです。

 

ちなみにロフト30度というのは、昔の5番アイアンのロフトと同じです。そして、昔は「5番で150ヤード」というのがアマチュアの平均飛距離でした。

 

アイアンの試打クラブが7番であり続けるならば、アイアンのストロングロフト化はそろそろ歯止めがかかるでしょう。そして、7番のロフトが30度以下になるのがスタンダードになるならば、片山プロのようにアイアンは7番から入れるのが理に叶ったセッティングになると思います~。

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2017年03月22日超私的な考察、ドライバーとパットとでは、どちらの方が芯で打つのが難しいのか!?

3連休の最終日、ガーラ湯沢に行ってきました。この3連休、ガーラ湯沢では「AIR MIX」が開催され、その決勝大会を見学するために行ってきました。「AIR MIX」は国内最大級のスノボイベントで、大会では2つのキッカー(ジャンプ台)を選手が飛んで技を競います。出場するトップライダー達は、落下するスピードを頼りに10メートル以上空中に浮き上がり、そこでいろんな技を繰り広げます。初めて生で観ましたが、その迫力に圧倒されてきました。

 

 

そして「AIR MIX」では同時開催で来季モデルのスノーボードの試走会もやっており、
多くのスノボーダーが新しいボードを試してました。もちろんマーク金井も2メーカー、5つのタイプのボードをガッツリ試走してきました。硬い板と軟らかい板、反発の違う板、長さの違う板をわざと乗り比べることで、板と自分の相性とをチェックし、来季購入するボードも決まりました。来季は国内メーカー、アクトギアのBCストリームの「R-2」、157cmのワイドボードで滑ることにしました。

 

 

そして、スノボから戻るや神田のスタジオでドライバーとアイアンの試打。ディテクトの高速度カメラを使って、インパクト画像をチェックしならが弾道計測。今シーズンもスノボをガッツリやっているおかげで、58歳の現在でもドライバーではヘッドスピード46m/sで弾道計測できます。弾道計測する時は、ボール初速、打出し角、スピン量、飛距離、左右の曲がりに加えて、高速度カメラを駆使して

 

 

 打点位置を正確にチェックします!!!!

 

打点位置にこだわるのは、打点位置が変われば、、

 

  • インパクト時のフェース向き(ボールが飛び出す方向)
  • インパクト時のロフト(ボールが飛び出す高さ、ボール初速)
  • スピン量
  • 左右の曲がり

 

に影響を及ぼすからです。また、打点位置にどんな偏りがあるのかもチェックします。説明するまでもありませんが、自分と相性がいいドライバーは1発目から芯(フェースセンター)でボールをとらえれます。自分と相性がよろしくないドライバーの場合、打点位置がトウやヒールに偏ったり、打点位置にバラつきが出やすくなります。

 

さて、この打点位置ですが、マーク金井はドライバー以外のクラブでも打点位置のチェックをしょっちゅうします。アイアン、ウエッジはもとより、パターにおいても試打する時は打点位置を必ずチェックします。ドライバーと同じく、パターも打点位置がボールの転がりに大きな影響を及ぼすからです。

 

 では、ドライバーとパターとではどちらの方が、打点位置が狂いやすいのか!?

 

ビギナー(初心者)やスイングが不安定なゴルファーの場合、スイングがしっかりしていない分だけドライバーの方が打点位置が狂いやすいです。例えば、ゴルフ未経験者の場合、パターで空振りすることはありませんが、ドライバーだと何度も空振りすることがあります。100以上叩く人の場合も、ドライバーの方が打点位置のバラつきは大きくなるでしょう。

他方、スイングがしっかりしている上級者やプロに関して言えば、結果が逆になる場合があります。ドライバーの方が打点位置のバラつきが少なく、パターの方が打点位置がバラつきが大きい人もいます。これはスノボで例えるならば、上級者ほど急斜面で転びづらく、緩斜面で転びやすいのと同じです。

 

 

ドライバーとパターを比べると、ドライバーの方がスイングが大きくてかつ、動きも複雑です。動きだけを考えるとパターよりも打点がブレやすくなりますが、ドライバーの場合、ひとつだけパターよりも勝っていることがあります。それは、スイングスピードが速く、そして外力(遠心力)が強く働きます。スイングがしっかりしている人の場合、スピードがあった方が軌道が安定します。

 

 

対して、パターの場合、ドライバーに比べるとストロークのスピードが非常に遅いです。特に、下りの早いラインのショートパットとかになると、ボールをひと転がりさせるぐらいのだけしかヘッドを動かせません。これを自転車やスノボに例えるならば、止るか止らないかの速度で真っ直ぐ走るようなもの。自転車やスノボはスピードが極端に遅くなればバランスが崩れやすくなって転びやすくなりますが、パターも同じです。ストロークのスピードが遅くなるほど外力(遠心力)を使えないので、ヘッドを真っ直ぐ動かすことが非常に難しくなるのです。

 

加えて、パターの場合、ヘッドの動きがゆっくりなために(ドライバーに比べると)、ストローク中にゴルファーが余計な動作を付け加えやすくなります。例えば、左に引っかけるのを嫌がると右に押し出すような動作が入って打点位置、フェース向きがブレやすくなります。オーバーを怖がるとインパクトが緩んで、これまた打点位置、フェース向きがブレやすくなるのです。

 

 

パターの場合、ヘッドスピードは非常に遅いですが打点位置が左右にブレるとブレた分だけフェースの向きが変わります。トウ寄り(先っぽ)に外れるとインパクトの衝撃でフェースは右を向き、ボールは狙いよりも右に転がります。逆に、ヒール寄り(ネック寄り)に外れるとインパクトの衝撃でフェースは左を向き、ボールは狙いよりも左に転がります。ショートパットで押し出し、引っかけのミスを分析すると、その多くは打点位置が左右にブレていることによって発生しているのです。

 

昔と違って、最近はネオマレットと呼ばれる大型ヘッドのパターが増えてきましたが、
パターもヘッドが大きいほど慣性モーメントが大きくなって、打点のブレに対して強くなっています。グリーンが速くなればなるほど、パターを動かすスピードは遅くなります。ショートパットで方向性が不安定な人は、練習を重ねてヘッドの軌道を安定させる練習を積むか、もしくは打点のブレに強い大型ヘッドパターを使うことをお勧めします~。

 

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マーク金井が作った高慣性モーメントのパター↓こちら


2017年03月20日超私的な試打インプレッション、アナライズ MMウエッジはなぜミスに強いのか!?

最高気温が15度を超えてくるとゴルフに行きたくてウズウズしてきますが、厄介なのが花粉症。マーク金井は35歳に花粉症が発症し、この時期は薬が欠かせません。セレスタミンというステロイド薬を飲んでいますが、飲み忘れると途端に、目が猛烈にかゆくなり、鼻水とくしゃみが止らなくなります。

さて、このブログがアップされる時間はガーラ湯沢にいます。週末のスキー場は混在していますが、今日はほぼノンプレーで、ムラサキスポーツがスポンサードしている、「エアミックス」を観戦します。プロとアマチュアが日本最大級のジャンプ台で様々なトリックを披露する大会で、今日が最終日。トップスノボーダーが繰り広げる技をじっくりと見て来ます。

そして、もうひとつのお目当ては試走会。練習場で開催されるゴルフの合同試打会と同じく、スノボにも合同試走会がり、そこではメーカー各社の新製品のボード(板)を試すことができます。今回はメイドイン新潟のBCストリームサロモンのワイドボードを試したく思ってます。

さて新製品と言えば、アナライズのMMウエッジがご好評をいただいてます。そこで今回はMMウエッジの開発背景と超私的な試打インプレです。マーク金井はすでにウエッジを3モデルを設計していますが、設計コンセプトは「ダフりのミスに強いこと」「距離感が安定すること」「ミスの許容範囲が大きい」です。

説明するまでもありませんが、ドライバーやアイアンと違って、ウエッジは飛ばすクラブではありません。主に100ヤード以内の距離、アプローチ、バンカー、ラフからのショットでピンを狙うクラブです。また、ボールを止めるためのスピン性能も求められます。

 

 

これまでの3モデル同様、MMウエッジも同じコンセプトで作っていますが、今回は新たにもうひとつ設計意図を加えました。それは、、、

 

 アイアンとの流れ(つながり)を重視したヘッドサイズ、ヘッド形状に仕上げました!!

 

今どきのアイアンとマッチングがいいウエッジをあれば、アイアンからウエッジまでの、トータルセッティングが良くなります。アイアンとウエッジは別物という考え方もありますが、アイアンとウエッジとの流れが一致している方が、アイアンと同じ感覚でウエッジを使えます。ゴルフをやさしくシンプルできますし、それはスコアアップにもつながると思っています。なので、ヘッド形状はキャビティ構造にしました。

 

・ヘッドは大きめ
・ソール幅はフラットで広め
・バンス角は大きい
・グースネック

 

ヘッド素材は軟鉄鋳造。軟鉄を採用することでライ角、ロフト角が調整できます。軟鉄鍛造ではなく軟鉄鋳造にしたのは、軟鉄鋳造の方が打感が少しマイルドになるからです。
ストレートネックでなくグースネックにしたのは、グースの方がアドレスした時に方向を出しやすく、ダウンブローに打ちやすいから。加えて、アイアンがグースネックならば、ウエッジもグースの方がマッチングが良く、クラブ全体の流れも良くなります。

 

では、実際に打ってみてどうなのか?

 

 とにかくミスに強く、結果オーライが出やすいウエッジです!!!!

 

トップアマチュアからMMとは「ミスがミスにならない」という評価を頂きましたが、このコメントがまさにMMウエッジの性能を表しています。アプローチで一番避けたいのはザックリ、ダフり、トップです。そして距離感のミスが出づらいこと。スピンが強くかかるウエッジは魅力的ですが、上手く打ち過ぎてスピンがかかり過ぎるとピンをショートすることがままあります。MMウエッジでは上手く打っても、スピンがかかり過ぎないようにしています。それでいて、ダフり気味に打ってもちゃんとハイバウンス効果でスピンがかかります。

 

 MMウエッジはクリーンに打っても、少しダフらせて打っても結果がほとんど変わりません。これにより距離感が安定し、スコアメイクが簡単になるのです。

 

スコアメイクで一番大事な事はナイスショットの数を増やすことよりも、ストロークを失うようなミスを減らすこと。加えてアプローチにおいては、緊張した場面でいかに狙った場所にボールを止められるかです。片山晋呉プロは著書「SHINGO IZM」で、「ゴルフはボールを止めるゲーム」と行ってますが、MMウエッジの真骨頂もそこにあります。上手く打っても、あまり上手く打てなかった時でも、同じような場所にボールが止るように作られています。

アマチュアがスコアアップできない原因の50%以上は「100ヤード以内」でミスが多いと言って過言ではないのです~。

 

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2017年03月19日超私的な考察、なぜアマチュアゴルファーは我流だと悪い癖が付きやすいのか!?

一昨日の金曜日は、今シーズン22回目の早朝スノボに行ってきました。スノボシーズンもいよいよ終盤に迫ってきていますが、今年は昨年に比べて降雪量が多いのでまだまだ滑りに行けます。4年目のシーズンの目標はバックサイドのターンの精度を上げることですが、一昨日もひたすらバックサイドを練習しました。練習ではビデオを積極的に使い、自分の感覚と実際の動作のズレをかなり細かくチェックしています。ゴルフスイングでもそうですが、感覚だけに頼ってしまうと「やりたい動きと、実際にやっている動き」に大きなズレが生じやすいし、そのズレを感じ取ることができないからです。

そしてズレと言えば、アナライズの「オンプレーンセミナー」では参加者にこれでもかってぐらい、自分のイメージと実際のスイングのズレを感じてもらっています。昨日も水平振り(胸の高さにあるボールを打つ)をしてもらいましたが、ボールだけを正しく捕らえることが出来た人はひとりもいません。ほとんどの受講者はボールではなくて、ボール下のパイロンをこれでもかってぐらい叩いて飛ばしています。この水平振りは2回やってもらうのですが、2回目で修正してボールだけを打てる人はほとんどいません。受講者の中には、修正しているつもりなのに、実際は2回目の方がインパクトでヘッドがさらに下がってしまいます。

 では、なぜセミナー受講者はボールではなくてボール下のパイロンを気持ち良く打ってしまうのか? ぜは、なぜ受講者はパイロンを打った直後にスイングした時も(自分では修正してスイングしているはずなのに)、続けてパイロンを打ってしまうのか?

 

修正方法に問題があるから続けて同じミスを繰り返すわけですが、パイロンを打ってしまう本人は、「パイロンを打たないように、ボールだけで打つ」方法を探ってスイングしています。客観的に見て正しい選択をしているという意味ではありません。あくまで本人にとって正しい選択をしているのです。

 

 スノボでも同じで、生まれて初めてスノボをする人、スノボ経験が浅い人ほど、立った瞬間に転んだり、少し進んだだけですぐに転んでしまいます。しかしながら、転んでしまう人を見ていると、「本人は転ばないようにしている」方法を選択しているのです。

 

どちらにも共通していることは、本人は正しい選択をしているつもりなのに、実際は誤った選択をしている。誤った選択をしているから、結果が改善されないし、同じ失敗を繰り返してしまうのです。スノボもゴルフも上達が難しいのは、この「負のスパイラル」が出やすいからに他なりません。

 

加えて、ゴルフもスノボも我流で練習している人ほど、本来の動作からかけはなれたフォームになっています。いわゆる悪い癖、変な癖が付いてしまいます。例えば、ゴルフならばインパク直後に左ヒジが引けたり(左ヒジが曲がったり)、すくい打ちになったり、トップで左ヒジがぐにゃりと曲がったり、アウトサイド・インのカット打ちになったりしている人がいます。

これらの悪い癖は、誰が見ても悪い癖に見えます。スマホで自撮りして自分のスイングがそうなっていたとしたら、「なんだこりゃ」、自分のイメージしているスイングと全然違うと思うはずです。

 

では、これらの悪い癖は、「本人がわざと悪い動作をしようとしている」のかと言えば、そうではありません。わざとインパク直後に左ひじを引く人はいませんし、わざとすくい打ちする人もいません。バンカーショットやアプローチを除き、わざとカット打ちする人もいません。悪い癖、変な癖がついてしまうのは、「自分では良かれと思った選択」をした結果生じているのです。我流な打ち方をしている人ほど、自分では北海道に向かっているつもりなのに、実際に車が進んでいる方向は九州になっているのです。

 

では、我流なアマチュアゴルファーは、自分では正しい選択をしているのに、実際は間違った選択をしてしまうのでしょうか?

 

スノボもゴルフスイングも、正しい動作というのは、日常生活の動作とかなりかけ離れているからだと思います。そして、どちらも道具が動作に与える影響が強いからだと思います。スノボもゴルフクラブも何もしなければ道具はじっとしていますが、いざ動作が始まると、道具が発生するエネルギーが大きくなります。そして道具の動きをコントロールするのが難しいがために、我流な人ほど本人の意識(気持ち)とは裏腹な選択をさせられていると思います。例えば、インパク直後に左ひじが引けてしまう人の場合も、その動作を必要に迫られて「させられている」のです。

 

スノボもゴルフスイングも、正しい動作をするには練習が必要ですが、その前にやるべきことは、自分が選択している動作が、客観的に見て正しい選択をしているのかどうかをチェックする必要があります。オンプレーンセミナーでやっている水平打ちもそのひとつですし、ひざ立ち打ちもそのひとつです。

 

練習しても上達しないと嘆くアマチュアゴルファー、悪い癖を直そうと思っても治らないで苦労しているアマチュアゴルファーが少なからずいますが、そこから抜け出す確実な方法は、自分の選択していることが間違っているという体験をリアルにすることです。癖を治すことは、それからでも決して遅くないのです~。

 

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