マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な考察

2018年04月12日超私的な考察 ダウンスイングでシャフトを寝かせるとどんなメリットがあるのか!?

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国内男子ツアー、国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」が開幕しました。このブログがアップされる頃には多くの選手がティオフしているかと思います。昨年優勝したのは中国の梁津萬(リャンウェンチョン)選手。2連覇を目指しているかと思いますが、もちろん他の選手も手をこまねいてません。

 

 

全選手が優勝を狙って4日間の闘いに挑んでいると思いますが、超私的に優勝候補を上げさせてもらうならば、パワーランク1位は石川遼選手。前週の千葉オープン、岐阜オープンを連勝した実績に加え、ショットの切れ味が日に日に良くなっているからです。パワーランク2位は片山晋呉選手で、ショットの切れ味は申し分ありません。パットが決まり出せば優勝争いに必ず絡んでくると思います。

 

 

マーク金井は一昨日の公式練習日に大会会場に足を運んできました。午前9時くらいから12時ぐらいまでずっと練習場にいましたが、練習でも注目浴びていたのが片山選手と石川選手片山選手はこれまで同様、数多くの練習器具を使ってましたし、足元にヘッドの軌道を確認する器具、インパクトの手元の位置を確認する器具を使ってボールを打ってました。自分の感覚に頼るのではなくて、客観的にヘッドの軌道、手の軌道を確認できる状態でボールを打ってました。

 

石川選手はというと、アルバネットやヤフーニュースでも記事になってましたが、これでもかってぐらいクラブをフラットに振る素振り、トップからダウンの切り返しでシャフトを寝かせる練習を繰り返してました。シャフトを寝かせる素振りを数度行なってから、普通のスイングでボールを1球だけ打つ。シャフトを寝かせる素振りを数度行なってから、普通のスイングでボールを1球だけ打つ。これを何度も何度も繰り返していたのです。

 

マーク金井がこの練習を始めてみたのは、1週間前の千葉オープンの練習日です。最初見た時は「嘘でしょ」ってぐらい驚きました。石川プロのスイングは何年も見てますが、少なくとも昨年まではダウンでシャフトを寝かせる素振りをやっているのは一度も見たことないからです。本人もおっしゃってますが、昨年まではシャフトを立てる(地面と垂直に近づける)素振りをしても、シャフトを寝かせる素振りなってやってなかったからです。

 

さて、このシャフトを寝かせる素振り。

 

すでにインターネット上では様々な解説がなされてますし、石川プロ本人もシャフトを寝かせる理由についてアルバネットでコメントしています。石川プロの言葉を借りれば、

 

 ダウン前半でシャフトを寝かせた方が、インパクトで手元がスッと下がる!!!!

 

インパクトで手元がスッと下がれば、ダウンスイング後半でシャフトは寝ません。オンプレーン(正しい軌道)でヘッドが振り下ろされるのでインパクトの再現性が高まり、ショットが劇的に安定してきます。実際、練習場で石川プロのショットを観察してましたが、今まで不安定だったドライバーショットの出球(打出し方向)が劇的に安定し、鋭いショットを連発してました。

 

 では、なぜダウン前半でシャフトを寝かせると、インパクトで手元が浮きづらく(手元が下がりやすく)なるのか?

 

それを理解するのに役立つのが水平素振りです。

 

アナライズの初心者セミナーオンプレーンセミナーでは必ず水平素振りをしますが、ほとんどのセミナー受講者は水平素振りをすると、構えた位置にヘッドは戻ってくれません。構えた位置よりも10センチぐらいヘッドが下がり、ボール下のパイロンを叩きます。説明するまでもありませんが、水平素振りは通常のスイングよりもシャフトがかなり寝ており、地面と水平の状態でスイングしています。

 

 

 水平素振りで構えた位置にヘッドを戻すにはコツがあります。

 

初心者セミナーオンプレーンセミナーのYouTube動画でじっくりと説明してますが、左右の手の役割分担を理解し、左右の手がそれぞれ違う動きをすることが求められます。加えて、もうひとつ大事なポイントが左腕の回旋。水平素振りをするとテークバックでは左腕とシャフトは時計回りに回旋(ねじれ)ます。このねじれ度合いが普通のスイングよりも水平素振りの方が強く発生するのです。

 

 

テークバックで左腕とシャフトが時計回りに回旋(ねじれ)ているということは、ダウンスイングでは、反時計回りに回旋(ねじり)することが求められます。水平素振りでヘッドが下がってしまう人の場合(ダウン後半でシャフトが寝てしまう、インパクトで左手が浮いてしまう)、この反時計回りの回旋(ねじり)が不足しているのです。水平素振りだとこの左腕のねじれが大きいので、通常のスイングよりもねじれているのが自覚しやすいメリットがあります。

 

 

石川プロはツアー会場の練習場でシャフトを寝かせる練習を何度も繰り返してますが、同時に、ダウンスイングの途中からは時計回りに回旋した(ねじれた)左腕とシャフトを反時計回りにねじり戻す動作も必ずやっているのです。このねじり戻す動作、そしてダウンスイング途中から左手を体にグイッと引きつける動作によって、インパクトで手元がストンと落ちるようになっているのです。

ALBA.netより転載

 

ゴルフスイングはテークバックで左腕が時計回りにねじれてくれないとトップまでクラブを振り上げることができません。しかしながら、多くのゴルファーはこの左腕が時計回りに回旋(ねじれ)しているという自覚がありません。自覚がないために、ダウンスイングでは左腕をねじり戻すという動作が行なわれてなかったり、不足してしまうのです。

 

ダウンスイングでシャフトを寝かせると、ヘッドはプレーンに近づくのでオンプレーンのスイングがしやすくなります。しかしながら、ダウン前半でシャフトを寝かせたまま何もしなかったら、ダウン後半でシャフトが立つこともありませんし、インパクトで手元を低く収めることもできません。ダウン前半でシャフトを寝かせた(作用)だけでは、ダウン後半でシャフトが立つ(反作用)は発生しません。

 

 

垂直跳びをイメージして下さい。ジャンプする前にひざを曲げてしゃがみますが、しゃがんだだけでは勝手にジャンプしませんよね。立ったままよりもいったんしゃがんだ方が高くジャンプできますが、高くジャンプするためには、しゃがんだ直後に「高くジャンプするんだ」という動作を自発的にやることが求められます。しゃがんだ方が高く飛べるのは筋肉を大きく動かせる準備ができるだけです。

 

ダウンスイングもしかり。

 

ダウン前半でシャフトを寝かせておいた方が、ダウン後半でシャフトを立てやすくなる準備、インパクトで手元をスッと下げる準備ができるだけです。ダウン後半でシャフトを立てるには、ダウン前半でシャフトを寝かせ、右打ちの人ならば腕相撲で負けた状態を作っておく。そして、腕相撲で負けた状態を作っておいたら、そこから勝った状態に持って行く。これを一連の動きでできるようになると、ダウン後半でシャフトが立ち(オンプレーンになり)、インパクトで手元がスッと下がるのです~。

 

石川プロはダウン前半でシャフトを寝かせることに取り組み、インパクトで手元がスッと下がる感覚を会得するのに5ヶ月近くかかってます。簡単な動作ではありませんが、これはオンプレーンなスイングをするのに必要不可欠な動作です。

 

ダウンでシャフトを寝かせる、寝かせないの論争はこれから大いに繰り広げられるでしょう。しかし、本当に大事なことはオンプレーンにスイングすること。本当に大事なことは水平素振りで構えた位置にヘッドが戻るスイングを会得することなんです~。

 

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2018年04月08日超私的な考察 石川遼プロに学ぶスタート前の効果的な練習方法とは!?

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マスターズの話、あの話など満載でお送りする予定です

こちらの動画配信開始しました 進化した初心者セミナー どうしてゴルフが難しいか、マーク節炸裂してます

 


2日間競技のツアー外試合「千葉オープン」で石川遼選手が優勝しました。初日は1イーグル、6バーディー、1ボギーの7アンダーで単独首位。2日目は強風下でのプレーとなって多くの選手がスコアを崩し、石川選手も4バーディ、5ボギー1ダブルボギーの75でホールアウト。通算4アンダーにスコアを落としましたが、最終ホールで同組の太田直巳選手が1メートル弱のパーパットを外したことで、1打抜け出して勝利を手にしました。

 

練習日と2日目(最終日)に現地観戦してきましたが、一番驚いたのが石川選手のスイング、そして練習法がガラッと変ったことです。石川選手のスイングを間近でじっくり見るのは昨年の日本オープン以来ですが、あまりの変りように驚きました。かつての石川選手はダウンスイングでシャフトが寝るのを嫌がるあまり、ダウンスイング前半ではシャフトを縦に(地面と垂直に近い方向に)振り下ろそうとしてました。それが、千葉オープンの練習場では、シャフトを横に(背骨に対して垂直方向に)振ろうとしているのです。

 

ボールを打つ前の素振りでは、シャフトが湾曲している「フレループ」を積極的に使い、トップからダウンの切り返しでシャフトをわざと寝かせる(背骨に対して水平にする)動作を何度も繰り返し、クラブを地面と水平に振っているのです。今まで、石川選手の練習を何年も見てますが、ここまでシャフトを寝かせた素振りをするのは見たことがありません。加えて、ひざ立ち打ちも繰り返しやってました。ひざ立ち打ちに関しても、今まで一度も見たことがありません。

 

 

 

 ダウンの前半でシャフトを寝かせる!!!!

 

これは欧米の選手、そして韓国の選手が必ずと言っていいほどやっています。ダウンスイングの前半でシャフトを寝かせた方が、ヘッドもシャフトもプレーン(アドレス時のシャフトの角度の延長線)に近づき、オンプレーンのスイングがしやすくなります。加えて、ダウンスイングの前半でシャフトを寝かせた方が、ダウンスイング後半でシャフトが寝づらくなって、インサイドからあおる度合いが減ります。誤解を恐れずに言うと、今の世界の一流所は例外なく、ダウンスイングでシャフトを寝かせることで、ヘッドを上から(正確にはオンプレーンの軌道で)入れていけるのです。千葉オープンの練習場、そして試合中においても、石川選手はダウンスイングでシャフトを寝かせる(ヘッドを下げる)ことを頻繁に練習していました。

 

実際のスイングは練習の時ほどはシャフトが寝ていません。しかしながら、シャフトを寝かせるイメージを強く持つことで、ダウンスイング前半でシャフトが立ち過ぎなくなり、かつインパクトゾーンでは手元が浮く度合いが減ってます。これにより、インパクトからフォローの抜けが格段に良くなり、弾道が劇的に安定しています。超私的なことを言わせてもらえば、今回の勝利を含め、今シーズンは5勝以上するのは間違いないですし、世界ランク50以内に入るのは間違いないと思います。

 

 千葉オープンではスタート前の練習は25球という球数制限がありました。石川選手もドライビングレンジでは25球だけ打ってましたが、なんと、なんと素振りは58回もやっているのです(GDOニュースより引用)。

 

 実際にボールを打つ数よりも素振りの数の方が多い!!!!

 

スタート前にボールを打たないと不安になるアマチュアゴルファーが少なからずいますが、ボールを打って不安が解消される人は一体どれぐらいいるのでしょうか? ちゃんと統計を取ったわけではありませんが、スタート前にボールを打っても、スタートホールでナイスショットを打てる人はそう多くないはずです。スタート前にボールを打ったら、スタートホールでナイスショットが出る確率が確実に上がるわけではないと思います。

 

大事な事なので繰り返しますが、千葉オープンの最終日、石川選手はスタート前に25球だけ打ちましたが、素振りの回数は58回。ボールを打つよりも素振りの方が2倍以上多かったのです。マーク金井もスタート前の練習を間近で観察してましたが、素振りはいろんなバリエーションがあり、普通にスイング、水平振り、切り返しからダウンスイングのチェック、インパクトのタイミングを計る素振り等々、、、、。ボールを打つことよりも、素振りでスイングチェックしているのです。そして、クラブでただ素振りするのではなく、練習器具(フレループ)を使ってスイングチェックしています。

 

 

石川選手のスイングを真似ることは容易ではありませんが、石川先週の練習の仕方を真似ることは難しくはありません。スタート前に本当にやるべきことは、ボールを打ってナイスショットを求めるのではなくて、素振りでスイングチェックすること。素振りでウオームアップすることです。誤解を恐れずに言えば、ボールを打たなくても全然構いません。マーク金井は、ラウンド前に練習場ボールを打つことはめったにしません。アプローチやバンカーショットの練習を10分くらいするだけで、後は素振りだけ。素振りだけの方がクラブの軌道をチェックしやすいからです。加えて、スタート前にボールを打たない方が、「ナイスショットを打とうと欲張らない」「自分のハードル上げない」状態でショットに臨めるからです。

 

もちろんただ素振りをするだけではもったいないです。素振りで大事なことはボールを打つつもりで素振りすること。そして、構えた位置にヘッドが戻ることを意識して素振することです。説明するまでもありませんが、構えた位置にヘッドが戻っていれば、ボールを打った時もミスが出づらくなります。

 

たかが素振り、されど素振り。

 

今シーズンの石川選手は劇的にスイングが良くなってますが、マーク金井がそれに気づいたのはボールを打つ前の素振りの時です。昨年までの素振りと、今年の素振りの仕方は劇的に変りました。ゴルフ雑誌も素振りの違いに気づいていることと思うので、近々、石川選手特集で素振りのメリットについての記事がアップされるでしょう~。

 

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2018年04月05日超私的な考察 石川遼プロも実践!! ひざ立ち打ちにはどんな効果があるのか!?

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いよいよ今週、メジャー第1戦のマスターズが開催されます。マーク金井は今から27年前(1991年)にマスターズを現地取材しましたが、当時も他のメジャーと違って華やかでした。コースはラフと呼べるハザードはありませんが、池とクリークの配置が絶妙。加えてグリーンのアンジュレーションが強烈で、少しでも歯車が狂うと世界の一流どころでも簡単に、ボギーやダボが出るコースです。今年はタイガー・ウッズが出場することもあって、練習ラウンドの時点から現地報道も積極的に行なわれています。

さて練習ラウンドと言えば、昨日は千葉オープンが開催される太平洋成田コースでも練習ラウンドが行なわれてました。JGTOのツアー競技ではありませんが、開幕戦の前週開催ということもあり、シード選手も出場してます。今年は、永久シード選手である片山晋呉プロ、そして選手会会長を務めている石川遼プロも出ます。もちろん、ふたりとも昨日は練習ラウンドを黙々とこなしてました。

当たり前ですが、練習ラウンドの時も選手は練習場でウオームアップをじっくりします。
朝8時過ぎから練習場で待機してたら、石川プロ、続いて片山プロが登場。そしてふたりともボールを打つ前に手にしたのがプレループでの素振り。まったくもって偶然とはいえ、ほぼ同じ時間に日本を代表するツアー選手が同じ練習器具で素振りしたのには驚きました。

そしてもっと驚いたのが、石川プロの練習です。最初はアイアンで普通にボールを打っていたのですが、30球ぐらい打った後、水平素振りを何度か繰り返し、その直後、ドライバーを手にして、、、

 

 ひざ立ちでボールを打ち始めたのです!!!!!!!!!!!

 

ひざ立ち打ちはアナライズのセミナーでも定番メニューですが、それを石川プロもやり始めたのです。石川プロの練習風景は何度となく観てますが、これまで一度もひざ立ち打ちをやったのを見たことはありません。恐らく、トーナメントの練習日にひざ立ち打ちをやったのは、これが初めてだと思います。

 

では、石川プロはひざ立ち打ちを練習メニューに加えたのでしょうか?

 

ここからは超私的な推測ですが、以前の石川プロはダウンスイングの前半でシャフトを地面と垂直下ろす意識の練習を繰り返してました。ダウンでシャフトが寝るのを嫌がってのことだと思いますが、これはあまり得策なことではありません。ダウンの前半でシャフトを立てるほど、その反動でダウンの後半ではシャフトが余計に寝やすくなるからです。

 

対して、昨日の練習では、しょっちゅう水平素振りをしています。これは昨年までとはまったく違う動き。

 

ダウンの前半ではシャフトを意図的に寝かせ、地面と水平、自分の背骨に対しては垂直にクラブを振ろうとしています。

 

これをやるとダウンの前半ではシャフトが寝ますが、同時に、ヘッドはプレーンに近づきます。その結果、ダウンの後半ではシャフトが寝づらくなって、オンプレーンにヘッドを入れていけるようになるのです。

 

そして、ひざ立ち打ちはヘッド軌道をシビアに確認できます。ダウンの後半でシャフトが寝てしまうと、ボールのはるか手前をダフります。また、ダウンの後半でシャフトが寝てしまうと、その反動でインパクトでフェースが被り、引っかけ球が出ます。対して、ダウンの後半でシャフト寝ないと、(オンプレーンにヘッドが下りると)、手前をダフることもありませんし、引っかけ球も出ません。捕まっているのに左に飛ばない球、ストレート弾道が打てるようになるのです。

 

ほんの少しだけ石川プロと直接話をさせていただきましたが、本人曰く「切り返し直後にシャフトを寝かせるぐらいの方が、いい感じでインパクトを迎えられますし、イメージ通りの振り抜け、イメージ通りの球が打てるようになってきました」とのこと。

 

クラブは進化し、クラブの進化に伴ってスイングも変ってきてます。

 

しかしクラブがどんなに進化しても変らないすことがあります。それは、プレーンに沿ってクラブを振り下ろすこと。ダウンスイングの前半でシャフトを立てるほど(地面に垂直に振り下ろすほど)、ヘッドはプレーンから遠い所に位置します。対して、ダウンスイングの前半でシャフトを寝かせるほど(背骨に対して垂直に近づけて振り下ろすほど)、ヘッドはプレーに近づいてくるのです。

 

ゴルフは物理です。

 

ひざ立ち打ちは50年以上前からプロがやっている練習法のひとつですが、これは今どきのクラブを上手く扱うコツを会得するのにも役立つ練習法です。ひざ立ち打ちで、ボールをちゃんと打てない人は、今どきのクラブを上手く使いこなすことが極めて難しくなるだけでなく、コースに出た時にミスショットが出やすくなる悪循環から抜け出すことも極めて難しくなるのです~。

 

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2018年04月03日超私的な考察 男子ツアーと女子ツアーの人気度はどれぐらい隔たりがあるのか?

おまたせしました

通称RENGAパター 販売再開しました 数に限りがありますのでお急ぎください

カラー 2種(ブラック、レッド)
ロフト角 2種(4度、7度)
ネック形状 2種(センターシャフト、リバースシャフト)

ご注文いただいてから組み立てますので発送まで若干お時間頂きます

長さ 標準34インチ(32〜37インチまで対応)ですが、長さはお選びいただけます。備考欄に必ずご希望の長さをご記入ください


一昨日から昨日にかけて静岡県の葛城ゴルフ俱楽部に行ってきました。日曜日は国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」を観戦。翌月曜日は、ヤマハレディースオープンのアフターコンペに参加。アフターコンペのピン位置はトーナメント最終日と同じ位置。グリーンこそ少し遅め(スティンプメーター10.5フィート)でしたが、生まれて初めて、女子選手が戦う舞台でプレーしてきました。

 

ヤマハレディースオープン葛城のヤーデージは6564ヤードでパー72。一番長いパー4は17番で425ヤード、その次に長いのが2番の411ヤード。白ティよりは少し長めのセッティングです。井上誠一氏設計のコースだけあって、グリーン回りはバンカーの配置とグリーン形状の作り方は憎らしいほどプレーヤーに頭を使わせます。16ホールまではなんとか井上氏の罠を逃れてプレーできましたが、17番目のホール(8番)のティショットを引っかけて左にOB。ここでダブルパーの8を叩いてしまい、最終ホールも奥に乗せて、そこから3パットボギー。ちょっとでも気を緩めてしまうと、大きなしっぺ返しを喰らってしまうコースでした。

 

さて、今年初めて国内女子ツアーを観戦しましたが、一番印象に残っているのがホールアウトした選手のギャラリー対応です。練習グリーンに長蛇の列があったのですが、その先で、ギャラリー1人1人に丁寧にサインをしていたのが有村智恵プロ。

 

成績は40位タイと振るわなかったにもかかわらず、暑い中、笑顔を絶やさずにサインを丁寧にされてました。主催者に許可をいただいて動画を撮影し、主催者に許可を取ってその模様をInstagramにアップしました。

 

動画の内容は有村プロがサインを繰り返ししているだけです。ドライバーショットやアイアンショット、パッティングのシーンはまったくないにも関わらず、わずか1時間で再生回数が5000を超え、24時間後の再生回数は3万回を超えました。マーク金井も自分のゴルフ動画をしょっちゅうInstagramにアップしてますが、再生回数は2000~3000回ほど。比べるまでもありませんが、有村プロはその10倍以上の再生回数があり、あらためて女子ツアー選手の人気をリアルに知ることができました。

 

加えて、有村プロは自らもInstagramをやってます。有村プロだけではありません、金田久美子プロ笠りつ子プロらも積極的にInstagramで画像をアップしています。すべてを検索しているわけではありませんが、女子ツアー選手はInstagramやfacebook、Twitterを積極的に活用しています。

 

 

対して、男子ツアーとなるとどうでしょう。片山晋呉プロはInstagramに積極的に画像、動画をアップしてます。塚田好宣プロや塚田陽亮プロがTwitterでつぶやいていますが、それ以外の選手となると女子ツアー選手ほど目立った投稿はありません。自分を積極的にプロデュースしている男子ツアー選手は少ないように見受けられます。

 

 

トーナメント会場のサインの列もしかり。石川遼プロ、松山英樹プロが出場すると長打のサインの列ができますが、それ以外となると、、、、サインを求められる選手は女子ツアー選手よりも少ないのが現状だと思います。

 

サインの数がプロの人気と直結するわけではありませんが、米ツアーを観ていると数多くの選手がトーナメントでプレーした直後、サイン攻めにあっている姿を観ます。タイガー・ウッズやローリー・マキロイだけでなく、多くの選手が当たり前のようにサインをしていますし、当たり前のようにInstagramやTwitterに投稿をし、当たり前のように自己プロデュースをしています。

 

 

インターネットが当たり前になり、スマホが当たり前になり、SNSが当たり前になった今、ゴルフ業界に限らず人気商売の仕事をする人は、自分のことを自分で宣伝するのが当たり前になっています。

 

 誰かがギャラリーを連れてきてくれる。誰かが自分を宣伝してくれる、、、

 

もしも男子ツアー選手がそんな風に考えているのであれば、女子ツアーの人気に追いつくのは非常に難しくなりますし、残酷なことを言わせてもらうと、女子ツアーと男子ツアーの格差がますます広がってしまうのは間違いないでしょう~。

 

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2018年04月01日超私的な考察 男子下部ツアーが生放送されることのメリット、デメリットとは!?

 

プロ野球が開幕しました。マーク金井は東京ドームで巨人vs阪神戦の開幕カードを観戦してきましたが、6時のプレーボールの時にはほぼ満員。4万人を超える観客の中で阪神が勝ちました。昨日の第2戦は中盤まで阪神がリードするものの、6回に巨人が逆転、そこから追加点を着実に奪った巨人が勝ちました。これで両者1勝1敗の五分。今日の第3戦も大いに盛り上がることは間違いありません。

 

 

プロ野球は東京ドームの他でも開催されていますが、どこのスタジアムも昔に比べると確実に観客動員数は増えています。小学生の頃、52年ぐらい前から甲子園球場でプロ野球観戦をしてますが、その当時は今ほど観客は入ってませんでした。大学生の頃、今から40年前ぐらいでも、現在に比べると観客は多くありません。テレビをつければ巨人戦のテレビ中継があったにもかかわらずです。それが今では、地上波でのプロ野球中継は激減しているにも関わらず、どの球団も観客動員数を伸しています。

 

ではゴルフはどうでしょう。国内女子ツアーが開幕し、毎週のように地上波でテレビ中継がなされています。生中継ではなく録画収録が多いですが、テレビ観戦できるのはゴルファーにとってありがたいことです。そして、そして国内男子ツアーに関しては、レギュラーツアーの下部ツアー、「チャレンジツアー」は今年から、インターネット動画サイト

 

AbemaTVが全試合、生中継を始めます!!!!!!

レギュラーツアーでも全試合、生中継はやったことがありません。にも関わらず、下部ツアーであるチャレンジツアーで全試合、生中継をやるのです。これを野球に例えるならば、1軍の試合ではなく、2軍の試合を全試合、生中継やるのと同じことです。

 

これにともない、現「チャレンジトーナメント」を改め「AbemaTVツアー」へ名称変更がなされています。さらに「AbemaTVツアー」オリジナル施策として、ラウンドガールや、主催者推薦枠の一部から「AbemaTV推薦枠」を毎大会設けるなど、新しいツアー中継に取り組んで行くそうです。

 

AbemaTVは完全無料のインターネット動画サイトですので、スマホやPCで手軽に、かつ無料でゴルフトーナメントを視聴できます。生中継を望んでいるゴルフファンにとっては非常に嬉しいことだと思いますが、生中継というのはリアルタイムな魅力がある半面、番組編集の時間がありません。生中継でクオリティの高い番組を作るのは、録画放送よりも大変な作業になります。加えて、何が起こるか分らないので、アナウンサー、解説者のアドリブ力も求められます。でも、これらは番組を作って行けば、徐々にこなれてくるので心配はないでしょう。

 

それよりも危惧したいのはギャラリー数の確保です。マーク金井は何度かチャレンジツアーを現地観戦、現地取材してますが、どの試合もギャリーはまばら。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、男子のレギュラーツアーの10分の1以下。試合によっても変ってきますが、ギャラリーが100人いるかいないかという感じ。ギャラリーがまったくいない組も珍しくありません。それが毎試合、毎試合、「AbemaTVツアー」で放映されるとなるとどうでしょう。「よしっ、俺が次の試合観にいってやろう」という気概がある人もいるかも知れませんが、「なんだ全然人気がないんだなぁ」と感じる人も少なからずいると思います。

 

JGTOは全試合生中継できることを手放しで喜んでいるとは思いませんが、マーク金井がもしもJGTOのトーナメントディレクターであるならば、早急にやりたいことがあります。それは、とにかく「AbemaTVツアー」の試合会場にギャラリーを集めること。とりあえずの目標は500人。500人のギャラリーがスタートホールのティグラウンドを取り囲めば、プライベートコンペをやっている感じではなく、ゴルフトーナメントの雰囲気が出ます。誤解を恐れずに言えば、チャレンジツアーで大事なことは賞金額を上げることよりも、ギャラリーを確実に500人以上集めることだと思います。

 

 

大会初戦のNovil Cupでは、横峯さくらプロが出場することで話題を集め、多くのギャラリーがつめかけたそうです。男子の試合に女子選手が出場、それも有名選手が出場するというのはかなりのインパクトがあります。興業的には大成功と言っていいと思いますが、さすがに毎試合、女子選手を出場させるというわけにはいきません。「AbemaTVツアー」のことですから、すでに次の手、その次の手を考えているとは思いますが、派手なことではなく、地道な集客活動も必要です。

 

地道な集客活動をする一番確実な方法、それは出場選手が声を変えて自分でギャラリーを増やすことです。演劇、ボクシング、格闘技とかでは選手がチケットを売るのは当たり前ですし、選手が集客をすることも当たり前。ゴルフも選手が集客することを地味にやり続けていけば、ギャラリーを増やせます。逆に言うと、誰がギャラリーを連れてきてくれるなんて思っていたら、ギャラリーを増やすことは非常に難しくなるでしょう。

 

例えば、ひとりの選手が5名集めることができれば、それだけでトーナメント会場には500名以上のギャラリーを集めることができます。マスターズとか全米オープンとかを観ている人にとって500人ってすごく少ないと思うかも知れませんが、それは大きな勘違いです。下部ツアーで500人のギャラリーを集めることは、マスターズで3万人のギャラリーを集めることと同じかそれ以上、手間暇かかるでしょう。集客に必要なことは、運営スタッフ、そして選手が開催されるゴルフ場の近隣に日参し、大会ポスターを貼り、チラシを配り、そしてチケットを配り歩く。大会会場に足を運んでもらうことを地味に地味にやっていくことです。そうしないと、「AbemaTVツアー」に申し訳ないです。

 

 チャンスはピンチでもあるのです。

 

AbemaTVツアー」が全試合生中継やるということは、主催者、そして選手たちにとっては自分達の人気の度合いが赤裸々になること。まったく言い訳ができない状況下で試合をするということにもなるのです~。

 

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マーク金井の打たずにいられない

今回は、アジア最速!の動画試打 PXG0311Pアイアンです!

ツアープロも使っているゴルフの竪琴↓とりあえずアンダー星人直したかったこれ買ってください

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