マーク金井blog

2016年10月19日超私的な提案、100や90が切れない人に試して欲しいクラブセッティングとは!?

残りあと2日です!!50冊はすでに超えてますが20日までやりますよ

アナライズからお知らせ!

10月4日に、今年2冊
目の著書「一生役立つ ゴルフ超思考法」(マイナビ出版1380円+税)が発売され
ました。スコアアップに必要な練習の仕方に始まり、コースに出た時のスコアの
まとめ方について、具体的な方法を紹介してます。レッスン書ではなく、ゴルフ
上達の指南書です。

マーク金井は前々から「スコアメイクにはナイスショットは必要ない」と言って
ますが、その理由もかなり詳しく書いてますので、ご一読いただけますと嬉しい
です。

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さて、今回は単行本の出版を記念したキャンペーンを実施致します。期間は10月
10~20日迄。アナライズの商品を1万5000円(税込)以上お買い上げのお客様、先
着50名様に著者サイン入り「一生役立つゴルフ超思考法」を1冊プレゼントさせて
いただきます。ぜひともこの機会にスコアアップに役立つ練習器具、クラブのご
購入をお待ち申し上げます。

先週で日本オープンが終わり、今週の国内男子ツアーはブリヂストンオープン。舞台は毎度お馴染み千葉県の袖ケ浦CCで開催されます。そして米男子PGAツアーCIMBクラシック。舞台は米国ではなくマレーシアのTPCクアラルンプールで開催。こちらには、松山英樹選手、石川遼選手、そしてアダム・スコットが参戦。パワーランキング(優勝候補ナンバーワン)は、なんと日本オープンを制した松山選手です。

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さて、日本オープンの興奮はまだ冷めやりません。マーク金井は水曜日から日曜日まで現地で取材したこともあって、ラフの深さ、グリーンの速さ、そしてシビアはピン位置が今でも目に焼き付いています。

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そして、目に焼き付いて離れないのが片山晋呉選手のクラブセッティング。メディア各紙も紹介してましたが、キャディバッグの中にドライバーが入ってません。7208でパー70というセッティングで、500ヤード近いパー4が4つもあるにも関わらず、あえてドライバー抜き、その代わりに64度のロブウエッジをバッグに入れているのです。

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1Wを抜いたバッグには、3W、4W、7WとFWが3本。続いてユーティリティが4U、5U、6Uの3本。アイアンも7I、8I、9Iの3本。ウエッジは46度、52度、58度、さらに64度と4本入れてます。パターを入れて14本となりますが、クラブ構成としては一番多いのがウエッジです。

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片山選手の場合、ドライバーを入れてないこともさることながら、アイアンの本数も出場全選手の中で一番少ないでしょう。ちなみに、優勝した松山英樹選手の場合、アイアンは3Iから入れてましたし、3Iでティショットを打つことも度々ありました。

 

さて、この片山選手のセッティング。実は、スコアメイクに苦労するアマチュアにはお手本のようなセッティングです。理由は単純、片山選手というのは、64度のウエッジを除き、アマチュアがミスしやすいクラブが1本も入っていないからです。

 

片山選手はフェアウェイキープ率を高めるためにドライバーを抜いていますが、アマチュアゴルファーの場合、ドライバーを抜くことでティショットでのスコアの浪費を確実に減らせます。ドライバーというのは当たれば一番飛びますが、反面、打ち損じてチョロしたり、左右に曲げてOBや池ポチャ、林に打ち込む確率が高くなるからです。100や90が中々切れない人の場合、ティショットでドライバーを使わないだけで、確実にスコアアップできます。

 

では、100や90が切れない人は、どんなセッティングをすれば、ベストスコアを更新できるのか?

 

ドライバーを抜くことと、ミスが出やすいクラブ、苦手なクラブを抜いてセッティングすることです。ゴルフはルールでクラブ本数は14本以内と決まってますが、これは14本入れろという意味ではありません。14本以内ならば何本でも良くて、例えば、パターを入れて数本でプレーしても何ら問題ありません。では、ドライバー以外では何を抜けばスコアメイクしやすくなるのか?

 

例えば、バンカーショットが苦手ならばSWを抜きましょう。苦手なバンカーでSWを抜いたら、、、、ますます脱出が困難になります。ますますスコアメイクしづらくなると思うかも知れませんが、SWが無いと分れば、ゴルファーは無意識の内にバンカーを徹底的に避けます。入れたらとんでもない事態になるのが分るからです。また、もしもバンカーに入った場合もSWが無ければ、潔く横に出したり、後ろに出すような戦略を立てます。
SWを抜くことで、バンカーは池と同じような扱いになれば、それだけでコース戦略が緻密になって打たなくていいミスショットを減らせるのです。

 

他では、ロングアイアンやミドルアイアンが苦手ならば、苦手な番手を抜く。アイアンは7番からでもいいですし、7番も満足に打てないならば8番からでもいいのです。

 

FWやUTに関しても苦手な番手があれば、苦手な番手を抜けばいいです。誤解を恐れず言えば、キャディバッグから抜けるだけ抜いた方が、ミスショットを減らせる分だけスコアが良くなるのです。

 

もしも何を抜いていいのか分らないならば、こんなセッティングをお勧めします。

  • 3W(広いホールのティショット用)
  • 20度ぐらいのUT(広くないホールのティショット用)
  • 24度ぐらいのUT(距離の長いホールのセカンドショット用)
  • 7番、8番、9番、PW、AW(ロフト50~54度ぐらいを1本)
  • パター

 

ヘッドスピードによっても異なりますが、100や90がコンスタントに切れない人にとってスコアメイクに必要なのは、、、、

 

  • ティショットで200yぐらいが確実に打てるクラブ
  • セカンドで150yぐらいが確実に打てるクラブ
  • セカンドで125yぐらいが確実に打てるクラブ
  • セカンドで100yぐらいが確実に打てるクラブ
  • アプローチショットが確実に打てるクラブ
  • パター

 

この6本がバッグに入っていれば十分なんです。逆に言うと、スコアメイクで本当に必要なのは

 

  • ティショットを確実に200yを打てる技術
  • セカンドで150y、125y、100yを確実に打てる技術
  • 100y以内のアプローチを確実に打てる技術

 

この3つを徹底的に練習して腕を磨けば、確実にスコアは良くなってくるのです。逆に言うと、練習しても上手くならない人、ベストスコアが更新できなくてマンネリに陥っている人の多くは、この3つの練習がおろそかになっている可能性大です。

 

普段、我々がプレーするコースは日本オープン開催コースと比べるとラフは深くありません。ハザード少ないですし、グリーンも超高速ではありません。しかしながら、やさしいコースを難しいと思いながらプレーすることは可能です。人間の想像力は無限大だからです。ティショットが本当に苦手ならば、3WではなくてUT、もしくは7番アイアンでティショットを打ってみるなんてこともやって、チョロやOB、池ポチャが出ないように心がけてプレーしてみて下さい。ティショットでスコアを浪費しなければ、気持ち良くプレーできないかも知れませんが、確実にスコアアップできるのです~。

 

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