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2017年03月15日超私的な考察、ここにきてゴルフルールが大幅な変更をした本当の理由とは!?

昨日は今シーズン21回目の早朝スノボ。神田は朝から雨が降ってましたが、上越新幹線が越後トンネルを抜けると、雨から雪に変わりました。気温が少し高いこともあって靄が出てましたが、そのおかげでゲレンデはガラガラ。ガーラスノーボードスクール校長の石川コーチに2時間みっちりレッスンを受けることができました。雪のコンディションはあまり良くありませんでしたが、こういう時こそ滑りの質が求められ、自分の滑りを正確にチェックできます。課題のバックサイドターンも、少しづつですがズレから切れに変わってきました。

ガーラ湯沢には毎回新幹線を利用しているので、行き帰りは本当に快適です。眠ければ眠れますし、雑誌やネットサーフィンも楽々。昨日は、ゴルフルールが大幅に変わろうとしている記事を読みまくりました。

 

 

FBやTwitterでも記事が数多くアップされてますが、

 

ゴルフルールをつかさどっているUSGA(全米ゴルフ協会)R&A(ロイヤル&エインシャント・ゴルフクラブ・オブ・セント・アンドリュース)は3月1日(米国時間)にゴルフルール変更の提言を世界へ向けて一斉に配信しました。誰も予知していない時に発表されてのにも驚きましたが、もっと驚いたのがその内容です。一例を挙げると、

 

・スパイクマークを修復してもOK
・グリーン上で抜かれていない旗竿にボールが当たってもOK
・アドレス後にボールが動いてもOK(故意に動かすのはペナルティ)
・自分のカートにボールが当たってもOK
・バンカーやハザード内でのルースインペディメントは動かしてOK
・遠い順からではなく、用意出来た人間から打ってOK(レディゴー)

 

 

等々、今まで間際らしかった事に関してはほぼほぼペナルティが付かなくなっています。
また、ボール探しについては現行5分だったのが、3分に短縮されています。そして、何より現行34項目あるルールが24項目に減らし、プレーヤーが判断に迷う事に関しては、できる限りペナルティを課さないようにしています。これらは決定した分けではありませんが、2018年半ばには新ルールを発表し、2019年から施工する予定です。2020年の東京オリンピックでは、新しいルールで試合がなされる可能性が非常に大きいです。

 

では、なぜ降って湧いたようにゴルフの総本山(R&AUSGA)はルールを大幅に改正しようとしているのか?

 

 

日本人はルールは守るものという意識が非常に強いですが、欧米人は「ルールは作るもの」「必要に応じてルールは変えるもの」という意識が強いです。ゴルフに限りませんが、彼らはルールをしょっちゅう変えます。今盛り上がっているWBCにしても、延長11回からはノーアウト2塁からゲームが始まります。これなんか、我々日本人にはない発想ですが、「時短」ということを考えれば、至極合理的です。

 

ゴルフもしかり。今回、大幅にルール改正に踏み切ろうとしているのは、ゴルフ人口減少に歯止めをかけたい、ゴルフのプレー時間を短縮したいからに他なりません。

 

説明するまでもありませんが、ルールが複雑なほど新規参入者にってはゴルフは面倒くさい競技になります。時間がかかるほど新規参入者にとてはゴルフは「時間がかかりすぎるスポーツ」になってしまうからです。

 

 

ゴルフは伝統を重んじているスポーツという概念を持っている人が少なからずいますが、歴史を紐解いていけば、ルール変更は少なからずあります。例えば、クラブの使用本数制限は現在14本以内ですが、これとて昔からのルールではありません。14本以内になったのは1939年のこと。今から78年前に定められた決め事です。それ以前はもっと多い本数でプレーできていたのです。

 

ゴルフの参入ハードルを下げること、そして時短すること。

 

この2つを考えた結果、今回、ルール変更案が出されたのです。と言うことを考えると、
もっとルールは簡素化する可能性があります。超私的なことを言わせてもらうならば、

 

・プレーの最小単位は6または9ホール
・クラブの使用本数は9本以内
・所持できるボールは3球以内
・レーザー距離測定器、GPS距離測定器使用OK
・キャディの廃止

 

イアン・ポールターも「スロープレー対策なら、プロも試合中にレーザー測定器で距離を測ってもいいことにするべきだ」と言ってますが、距離測定器があれば歩測やコースメモを見る時間を省けます。クラブの本数を減らせば、クラブ選択に迷う時間を省けます。コースで使用できるボールの数を制限すれば、なくなった時点でゲームセット。極論と思うかも知れませんが、これもまた時短につながります。キャディに関しては、すでにアマチュアの場合、ほとんどがセルフプレー。アマチュアがセルフでプレーしているのであれば、プロだってセルフプレーも大いにありだと思います~。

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カテゴリー ルール、マナー, 超私的な考察

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