マーク金井blog

2018年12月30日超私的な年度末 マーク金井 2018年ブック・オブ・ザ・イヤー

年始は7日から営業ですが、発送が殺到すると思われます。ご注文の順番に随時発送していきますので、恐れ入りますが少しお時間下さい。


12月24日にアイランドゴルフガーデン宇部でゴルフの打ち納め、27日にガーラ湯沢でスノボの初滑り。そして29日には135iクーペを洗車。残すところ2日になりましたが、この2日間で仕事場を整理し、読み終えた雑誌と本だけでなく、買ったままで読まなかった雑誌と本も断捨離します。その数、恐らく300冊近くになるでしょう。

雑誌を含めると毎年500冊以上読んでます。もちろん、すべて完読しているわけではなく、例えば雑誌とかだとサクッと10分くらいで斜め読みしたり、単行本とかだと目次だけしか読んでない本も少なからずあります。逆に、何度も読み返してしまう本や、1週間かけて完読する本もあります。そこで、今回は超私的な2018年ブック・オブ・ザ・イヤーをお届けします。

 

 第10位 図解 眠れなくなるほど面白い 物理でわかるスポーツの話
     望月修著 日本文芸社

 

TBSラジオで望月先生がゲストに出ておられ、クルマを運転中に出演されたいた番組を偶然聴きました。その直後に、ゴルフボールの取材をさせていただくことになりこの本を入手。日頃、「ゴルフは物理」と言ってはばからないですが、この本に書かれていることに比べると、自分がいかに浅知恵なのか思い知らされました、、、。

 第9位 太平洋戦争日本の敗因4 責任なき戦場インパール
     NHK取材班編 角川ソフィア文庫

数年前から日本の近代史に興味を持ってます。この本はFBで偶然見つけて、Amazonで衝動買いしました。テレビ番組はまだ見てませんが、寸暇を惜しんで一気に読み上げました。「失敗の本質」と同じく、この本でも日本的組織、組織上層部がいかに無為無策であるかを学ぶことができました。

 第8位 スイングの壁を知る 5ステップメソッド
    PRGR サイエンスフィット教本 監修 宮川まもる

3万人のスイング解析をもとに導かれたゴルフスイングのレベル分けがお見事。手打ちと手打ちではないスイングの違いを明確に書かれてますし、今どきの世界基準のスイングについても具体的な説明がなされています。「骨盤が開いたインパクト」「シャットフェース」「左腕の外旋」、この3つがスイングの作りの最大のテーマだという解説は分かりやすく、かつ核心をついてます。

 

 

 第7位 ホモ・デウス
     ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之・訳 河出書房新社

 

サピエンス全史の著者が描く衝撃の未来、と本の帯に書かれてますが、まさに人間がたどる未来について書かれています。サピエンス全史と同じく、この本も例え話が多いのがちょっと気になりますが、未来の預言書として欠かせない一冊ではないかと思います。

 

 第6位 新世界 西野亮廣著 KADOKAWA

大阪人にとって「新世界」と言えば、通天閣と串カツ。でもこの本の主題はどちらでもありません。お金に替わる価値として「信用」。「信用」とはなにかが具体的に書かれています。超私的なことを言わせてもらうならば、損して得取れが信用につながるような気がしています。

 

 第5位 世界はそもそもデタラメである 宮台真司著 メディアファクトリー

宮台真司さんもTBSラジオを聴いて知りました。ラジオでの言葉遣いはかなりというか相当過激でアナーキーですが、おっしゃることは的を射ることばかり。10冊以上著作物を読んでますが、今年読んだ中ではこれがベストです。

 

 

 第4位 幸福の「資本」論 橘玲著 ダイヤモンド社

 

橘さんの著作物で最初に読んだのは「(日本人)」(幻冬舎)。書店で平積みしてたのを見てジャケ買いしました。それ以降、橘さんの本も10冊近く読んでますし、インターネットにアップされている記事もまめにチェックしています。独特の視点もさることながら、橘さんの文体はリズム感があるので読みやすいです。『80’s エイティーズ ある80年代の物語』(太田出版 2018)は、自分の人生とオーバーラップしてて、グイグイ引き込まれました。

 

 

 第3位 村西とおる語録集 どんな失敗の中にも希望はあるのでございます。
     PARCO出版

この本も書店で平積みしてたのをジャケ買いしました。1時間もあれば一気に読めてしまいますが、何度も何度も読み返したくなる本です。毎日でも読みたくなる名言集で、どのページを開いてもグッときます。例えば、「認識から発想が生まれる」「暇なヤツは慣性が鈍化してしまう」、、、

 

 

 第2位 ゴルフスイング物理学 小澤康祐著 実業之日本社

 

物理学とゴルフ。YouTubeで注目を浴びた小澤さんの最初の著書。遠心力が働く方向の説明には恐れ入りました。アマチュアに多いシャフトクロスが発生する説明のくだりもお見事です。

 

 

 第1位 ゴルフの科学 河村龍馬著 光文社

昭和50年、マーク金井が高校生の頃に手にいれたゴルフ本ですが、2018年もことあるごとにページを開いてます。物理はからっきし苦手ですが、この本に出会ったおかげでジュニアゴルファーの頃から「ゴルフは物理」という概念を持ち、その考えが今なお続いていると思います。

 

 

このブログも2018年は今回が最終回。1年間、ご愛読ありがとうございました。皆様、良い年をお迎え下さい~。

 

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