マーク金井blog

2022年09月16日超私的な考察  この50年間でアマチュアゴルファーの腕前は上がったのか!?

話題の新製品を徹底解剖

 


9月16日を迎えたことで齡64歳になりました。ゴルフクラブを初めて手にしたのは中学2年生(14歳)でしたので、ゴルフ歴は50年を迎えたことになります。

 

 

 

 

50年前はクラブはドライバーは木製(パーシモン)でシャフトはスチール。アイアンはマッスルバックです。パターはキャッシュインという当時スタンダードだったT字型を手に入れました。購入したのは地元もスポーツ店で、すべてミズノ。センターフラッグというモデルのハーフセットです。

 

 

 

 

当時のゴルフクラブは飛距離性能を謳ったモデルはひとつもなかったのを記憶しています。

 

 

 

 

ドライバーもアイアンも、上級者向け、中級者向け、初心者向けというカテゴライズがなされており、上級者が一番値段が高く、初心者向けがリーズナブルな価格で売られてました。上級者向けと初心者向けの違いについては、素材の違い、仕上げの違いがあるくらいだったように記憶しています。

 

 

 

50年前のクラブは今手元にありませんが、今でも記憶しているのがアマチュアゴルファーの飛距離の目安です。当時は、、、、

 

 

 

・ドライバーが200ヤード
・5番アイアンは150ヤード
・7番アイアンは125ヤード
・9番アイアンは100ヤード

 

 

 

この飛距離が出れば充分だと言われてましたし、実際そんな感じでした。ドライバーで250ヤードも飛ぶのは限られた飛ばし屋だけだったと記憶してますが、その当時のアマチュアの目標はハーフ50切り、18ホールで100切りです。もちろんシングルゴルファーになれるのはほんの一握りでした。

 

 

 

 

50年前のアマチュアのドライバーの飛距離は200ヤードを下回ってたと思われます。それが現在はクラブの進化によって200ヤードを超えてくるゴルファーが増えてきてますが、スコアとなるとどうでしょう。

 

 

 

 

 50年前も100切りが目標でしたが、今も、アマチュアの多くは100切りが目標になっています。

 

 

 

シングルゴルファーの比率も、50年前よりも増えたということはまったくありません。クラブは劇的に進化しているにも関わらず、ゴルファーの腕前というのは50年前も現在もほとんど変わっていません。

 

 

 

 

では、なぜこの50年間、アマチュアゴルファーの腕前は少しも変わっていないのでしょうか?

 

 

 

クラブメーカーがこの手の分析をしているかどうかは分りませんが、超私的に思うことは、、、、

 

 

 

 

 飛距離アップ=スコアアップとは限らない!!!!

 

 

 

 

ということです。すでに多くのゴルフ指導者も説いてますが、スコアメイクに直結するのは100ヤード以内のショットの精度とパッティング。そしてティショットでOBやチョロをしないことです。

 

 

 

 

別言すれば、アマチュアの多くはいくらドライバーの飛距離が伸びたとしても、この3つのスキル(技術)が決定的に劣っているためにスコアを浪費し、スコアメイクに四苦八苦しているということです。

 

 

 

 

もちろんアマチュアゴルファーにとってゴルフはスコアを競うだけでのものではありません。ドライバーの飛距離にこだわるのもありですし、スコアに関係なく楽しむのも大いにありです。

 

 

 

 

しかしながら、50年前も現在もアマチュアゴルファーの目標が100切りというのはゴルフ業界に携わっている人間としては歯がゆくてたまりません。

 

 

 

 

 

 

どんなスポーツでもそうですが、上達するほどにその競技の面白さが増してくるからです。ゴルフに関して言えば、100切りをクリアし、80台のスコア、70台のスコアを出せるようになってくると、さらにゴルフの奥深さを味わえるのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

飛ぶドライバーや飛ぶアイアンを否定するつもりは毛頭ありませんが、スコアメイクを本気で考えているのであれば、100を楽に切りたいならば、超私的には飛距離というキラーワードを一度置いておいて、クラブを選んでみることをお勧めしたいです。

 

 

 

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カテゴリー スコア、ショット分析, 超私的な考察

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