マーク金井blog

2023年08月23日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話 第21回「ソールを地面に当てる」

 

ロフト、ソールのグラインドなど最近のウェッジはとにかくバリエーションが豊富である。選択肢が多いほど人は選べなくなるというが、確かに自分に最適なソールグラインドを選べと言われても、即座に決められるものではないだろう。

 

 

 

多くの選択肢を用意しているウェッジブランドは、フィッティングカリキュラムも充実しているものである。どれを使えばいい?と悩むくらいなら、フィッティングに行って専門フィッターの提案を聞いてみていただきたい。

 

 

 

そもそも、ウェッジは単にロフト角の大きなアイアンであるわけではない。アイアンとの大きな違いはソールにバウンス角が付けられていることだ。具体的には、ソールのリーティングエッジ(フェース)側よりもトレーリングエッジ(バックフェース)側が高くなっていることで、ヘッドが地面に潜りにくくなっている。お尻を地面に当てることでヘッドの軌道を下向きから前向き方向に変える機能が『バウンス』なのだ。

 

当たり前だが、ソール後方が地面にタッチしなければ『バウンス』効果は発揮されないのである。写真はマーク金井が愛用している『MMウェッジ』のソールである。ソール後方が擦れてメッキの色が変わってきている。

 

 

 

 

これがしっかりと『バウンス』効果を利用できていることの証明である。

 

 

 

『バウンス』が使えていない場合は、ソールセンターよりも前側(フェース寄り)に擦過痕が付いていくので、ぜひご自分のウェッジの傷つき方をチェックしてみていただきたい。

 

 

 

ソールが地面に当たるとダフっている、あるいはハイバウンスウェッジを使うと地面で跳ねるというイメージを持つ人が多いかもしれないが、ウェッジはソールを地面に当ててナンボのクラブである。

 

 

 

機能を活かしたいならば、まずソールの後ろ側が地面に当たるように構えて打ってみることをおすすめしたい。ハンドファーストではなく、シャフトが地面に対して垂直になるように構えた方が『バウンス』の恩恵を実感しやすくなる。ウェッジでザックリやトップを繰り返す方は、騙されたと思って構え方を変えて打ってみていただきたい。

(書き手/高梨祥明)

 

 

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