マーク金井blog

2024年06月04日超私的な考察  これから先、ゴルフ雑誌が生き残る手立てはあるのだろうか、、、

 

昨日、ゴルフダイジェスト社から一通の封書が届きました。前々から予想はしていたのですが、隔月(時に季刊)発行の「Choice」が4月1日発売号を持って休刊のお知らせでした。

 

 

「Choice」が発刊されたのは1980年。当時、マーク金井は大学生でゴルフ同好会のメンバーでした。当時はゴルフ雑誌が数多く発刊されており、週刊だけでもゴルフダイジェスト、パーゴルフ、そしてアサヒゴルフと3つ出てました。うっすらとした記憶ですが、その当時、もっとも熱心に目を通していたのは週刊アサヒゴルフでした。

 

「Choice」に関しては真剣に読み出したのは1985年ぐらいから。手元に残っている一番古いのは通巻25号からで、それ以降はほぼすべて手元にあります。本棚のかなりの部分を「Choice」のバックナンバーが占めています。

 

 

ゴルフ雑誌が休刊されるというのは残念ですが、雑誌を読む人が劇的に減っている現状を考えると、これからさらにゴルフ雑誌が減ることが予想されます。スマホの普及により雑誌を読む人が減っているのに加え、雑誌存続の基盤となる広告収入も激減しているからです。

 

 

 

これから先、ゴルフ雑誌の休刊に歯止めをかける方法はあるのかと聞かれたら、、、、今の販売方法では厳しいでしょう。印刷、流通コストがかかりますし、なによりも紙媒体を読もうとする人は減ることはあっても増えることはないからです。

 

 

逆に言えば、ゴルフ雑誌が生き残る方法があるとすれば、、、、

 

 

 

紙媒体にこだわるのではなく、上質なコンテンツにこだわることではないかと超私的に思っています。

 

 

「Choice」を引き合いに出すまでもありませんが、ゴルフ雑誌の生命線はコンテンツです。別言すれば、お金を出してでも手に入れたいコンテンツが提供できれば、ゴルフ雑誌は生き残ることができると思います。

 

 

YouTubeもそうですが、ゴルフに関するコンテンツは世の中に溢れています。溢れすぎてどれを取捨選択すれば良いのか困っているゴルファーも数多くいます。

 

 

かつては情報が少なくてゴルフ雑誌が貴重な情報源になっていましたが、今は、情報が多過ぎて迷路を彷徨うゴルファーが多い。そんなゴルファーの羅針盤となって質の高いコンテンツを提供することがゴルフ雑誌の生き残る道ではないかと思います。

 

 

インターネット、そしてスマホが普及したことで誰もが簡単に情報にアクセスできるようになりましたが、アクセスできる情報は玉石混交です。どの情報が自分にとって本当に必要なのかを見定めることが難しいことを考えると、ゴルファーの羅針盤となり得るのがゴルフ雑誌ではないかと超私的に思います。

 

 

ゴルフ雑誌を存続させるために本当に必要なのは、ゴルフ業界に精通したプロフェッショナルな人材です。プロ目線でコンテンツを精査する能力、そして誰にアクセスすれば誰もかなわない良質なコンテンツを作り上げられるかを知っている能力を持つ人間が必要不可欠です。

 

 

果たして、そんな人間がゴルフ業界にいるのかどうか定かではありませんが、いないとするならばゴルフ雑誌の存続はきわめて厳しいと言わざるを得ないでしょう。

 

 

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ゴルフだけでなく、ゴルフ以外の時も重宝してます。

 

 

 


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