マーク金井blog

2013年12月16日打ちやすいシャフトとスイングが良くなるシャフトは違うって本当なの?

師もも走る12月もすでに半分以上が過ぎました。昨日は男子ツアー、女子ツアー、そしてシニアツアー合同の3ツアーズの団体対抗戦があり、片山晋呉池田勇太らの男子ツアーが3年ぶり5度目の優勝を果たし賞金3000万円を獲得しました。横峯さくらプロが欠場したことで物議を醸してましたが、男子ツアーでは松山英樹プロも欠場。ケガなので致し方ないと思いますが、各メディアでの取り上げ方が控えめな感じがしました。

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日立3ツアーズ選手権でホールインワンを達成してMVPとなった小平選手 写真はGDOから転載

控えめと言えば、来年の男子ツアーは今年よりも1試合減って22試合となりました。JGT0の鷹羽正好副会長は「試合数を増やすと行っているのに、逆に減る結果となり残念」とコメントを残してますが、現在の経済状況を考えると増やすのは難しいでしょう。大企業ですら非正規雇用の比率が上がる中、ゴルフトーナメントのスポンサードをして2〜3億円をポンと使える景気のいい会社はそうないと思います。ビジネスの観点から見ても野球やサッカーに比べると、ゴルフへのスポンサードは費用対効果が低いと思います。

もちろんマーク金井はゴルフ大好き人間ですから、プロトーナメントの数が減ることに歯止めをかけたいと思っています。すでにFBやTwitterでもつぶやいていますが、来年は自ら主催してプロトーナメントを開催することを考えています。ツアーの正式競技ではありませんが、プロアマとかではなくてガチンコのトーナメントです。小さい規模ですが来年の夏頃、トーナメントの開催がない時期に1〜3試合開催を予定しています。すでにゴルフ場からも協力許諾をいただいています。

おーっと、前置きが長くなってしまいましたが、今日のエントリーもシャフト選びについて。今回は長期的な視点でのシャフトの選び方についてお話しましょう。昨日のブログでは短期的な視点での選び方について書きましたが、

1発目にいい結果が出るのが、短期的に見た場合での自分に合ったシャフトです。1発目でタイミングが取りやすく、そして芯でボールをヒットできるシャフトを使えば、ヘッドの性能を100%引き出せます。

では、長期的や視野でシャフトを選ぶ場合はどこに注目すればいいのか?

長期的な視点では芯に当たったかどうかとか、タイミングの取りやすさというのはあまり気にする必要はありません。ゴルファーが着目すべきポイントは
ズバリ‥‥

スイング中のクラブの軌道です。

例えば、ヘッドの軌道が頑固なアウトサイド・インでスライスに悩んでいるゴルファーがいたとしましょう。こういう場合、アウトサイド・インの軌道が修正され、プレーンに沿って下ろしやすくなるシャフト。それが長期的な視点にこだわったシャフト選びなのです。

シャフトが変わればヘッド軌道が変わるのか?

答えから先に言うと、シャフトが変わればゴルファーのスイング軌道は少なからず変わります。アウトサイド・インのヘッド軌道になっている人の場合、今よりもシャフトを軟らかくすると(手元側がしなるシャフトにすると)、シャフト(クラブ)がアウトサイド・インの軌道を修正し、インサイドから振り下ろしやすくなるのです。何故かというと、シャフトが軟らかくなれば(特に手元側)、トップからダウンの切り返しでシャフトがしなります。ゴルファーはそのしなりを感じ取り、切り返しでは力みづらくなり、そして一瞬の間ができやすくなります。結果、ダウンの開始部分で上半身が開きづらくなる分だけ、インサイドから振り下ろしやすくなるのです。

オーバースイング、シャフトクロスもしかり。

この2つを解消したいのであれば、シャフト重量を少し軽くすること、そして手元側がしなるシャフトをお勧めします。軽くするとテークバックが手打ちになるリスクもましますが、軽い方がクラブに引っ張られない分だけトップが浅くなりやすいからです。

こう書くと「なんだ簡単じゃないか〜」と思うかも知れませんが、実は、長期的な視野でシャフトを選ぶのは困難がつきまといます。今までとまったく違ったシャフトを使うと、タイミングの取りづらさ、芯で捕らえるのが難しく感じてしまいやすいからです。馴れとは恐ろしいもので、馴れているシャフトは打ちやすいと感じ、馴れていないシャフトはタイミングが取りづらく(打ちづらく)感じてしまうのです。

では、ゴルファーは短期的な視点でシャフトを選べばいいのか?
それとも長期的な視点でシャフトを選べばいいのか?

答えは自分自身で決めて下さい。突き放すような言い方になるかも知れませんが、明日のゴルフでいい結果を出したいのか? それとも長期的な視野でいい結果を出したいのかで、自ずと選択肢が決まってくるからです。

たかがシャフト、されどシャフト。

マーク金井は8年前にアナライズを作った時、好きなシャフトと、タイミングが取りやすいシャフトは手元が堅く、先中がするどくしなるタイプのシャフトでした。それが現在では正反対のシャフト、手元側がしなるタイプのシャフトの方が好きになり、タイミングが取りやすくなっています。そして、シャフトの好みが正反対になった時、スイングが劇的に良くなりました〜。ダウンでタメをちゃんと作れるようになり、ハンドファーストでインパクトを迎えられるようになりました。ダウンスイングでシャフトがプレーンに沿って下りやすくなっています。

もし、本当にスイングを変えたいと思うならば、シャフトを変えることを強くお勧め致します〜。

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