マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2014年10月06日ゴルフ上達に不可欠な「イメージと現実のギャップ」を埋めるドリルとは!?

女子ツアーのメジャー、日本女子オープン(滋賀県、琵琶湖CC)は台湾のテレサ・ルー選手が通算8アンダーで優勝を収めました。17歳のアマチュアの永井花奈選手(東京・日出高2年)は日本勢最上位となる3位に食い込み、46年ぶりに記録を更新しました。4番(パー4)でイーグルを奪い、その後1バーディ1ボギー。スコアを2つ伸ばし通算6アンダーで、ローアマチュアを獲得しました。テレビ観戦してたら、永井選手のキャディさんは見覚えあるお方で、なんと小野寺誠プロ。MMTツアーに出場していただいてますし、日刊ゲンダイの誌面でもお世話になっているプロが、永井選手をサポートしているのにはビックリしました。

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写真はGDOから転載 撮影は中野義昌カメラマン

 

男子ツアー、トップ杯東海クラシックは、大会最終日に首位と3打差3位から出た韓国のキム・スンヒョグ選手が、3バーディ1ボギーの「70」で回って通算7アンダーとし、逆転でツアー初勝利を収めています。こちらもテレビ観戦しましたが、キム選手のプレーぶりは非常に手堅く、コースマネジメントのお手本を見ているようでした。最終18番はパー4にもかかわらずセカンドは池の手前にレイアップ。悪天候を考慮し、絶対ダボを叩かないプレーぶりはお見事。スイングも無駄な動きがなくて、プレーン感があります。この優勝をきっかけに、これから何度も優勝争いしてくるのは間違いないでしょう。

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写真はGDOより転載

さて今日のエントリーも、「ゴルフが短期間で上達するコツ」についてです。前回のブログでも書きましたが、武井壮さんがテレビ番組中に語った、「スポーツが短期間で上達するコツ」は、まさにゴルフにも当てはまります。武井さんのコメントを要約すると、

 

・自分の身体を動かす技術を上げておかないといけない。
・頭で思っていることと、実際やっていることがずれていると、なかなかうまくいかない。
・イメージと現実がズレた状態で反復練習しても身にならない。
・反復練習をするとそれなりに上手くなるが、あくまでそれなり。
・自分の身体を思ったとおりに動かす、っていうことが上達に不可欠な要素。

 

練習場にまめに通っているのにベストスコアが更新できない、何年やっても上達しない、
コースに出た時にボールが曲がってしまう‥‥。メンタルが原因でいいスコアが出ない人もいますが、ほとんどのゴルファーは「イメージと現実がズレている」ことに自覚がなく、
そして「イメージと現実がズレている」ままで練習しているから、努力が身を結ばないのではないでしょうか?

 

では、どうすれば「イメージと現実がズレている」のをチェックできるのか?

 

意外と思うかも知れませんが、普通にボールを打つ練習では「イメージと現実がズレている」のかどうかチェックできません。イメージと現実がズレたままでもボールが打ててしまうし、ナイスショットも打ててしまうからです。では、どんな練習をすれば「イメージと現実がズレている」のかどうか分かるのか?

一番お勧めな練習はヒザ立ち打ち。

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ヒザ立ち打ちをすると、普通のショットでは考えられないようなミスショットが出ます。ボールの30センチ以上手前をダフったり、空振りもめずらしくありません。普通に打つ時では考えられられないようなミスが出ますが、同時に、「イメージと現実がズレている」ことがハッキリと確認できます。ヒザ立ち打ちができたからと言って、いいスイングだとは言い切れませんが、ヒザ立ち打ちができない人は、間違いなく「イメージと現実がズレている」のです。

そして、もうひとつお勧めなのが短いクラブでのパイロン打ち。これはヒザ立ち打ちほど難易度は高くありませんが、「イメージと現実がズレている」ことをかなり正確にチェックできます。イメージと現実がズレていない人はボールをクリーンに打てますが、イメージと現実がズレている人は、ボールではなくてボールの下のパイロンをスパーンと打って飛ばします。ボールではなくパイロンを打ってしまうのです。

写真 2

 

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スーパーシャット君はこちらをクリック↑

アナライズの女性スタッフ、カッキーは短いクラブ、スーパーシャットくんでパイロン打ちをやってますが、初心者だから短いクラブを使って練習しているわけではありません。パイロン打ちをした方が、実際にボールを打つよりも「イメージと現実がズレている」かどうかチェックしやすいから、スーパーシャットくんでパイロン打ちをやっているのです。このおかげで、彼女はゴルフを始めて3ヶ月ほどで、基本に忠実なスイング、そしてストレートからドローボールを打ちます。初心者に多いフォローで左ひじが引けたり、スライスボールに悩むことは一切ないのです。

かずあるスポーツの中でもゴルフは「イメージと現実がズレている」ことが気づきにくく、そして「イメージと現実がズレている」ことが原因で上達が阻まれてしまいます。逆に言うと、武井さんの言うように、「イメージと現実がズレている」のに気づき、そのギャップを埋めるようにすれば、努力は必ず実を結びますし、練習すれば練習しただけ上手くなれるのです。

 

手前味噌ですが、スーパーシャットくんでのパイロン打ち、スーパーシャットくんでのヒザ立ち打ちというのは、「イメージと現実がズレている」ことを嫌というほど分からせてくれます。継続は力なりと言いますが、このことわざを成立させるためには、「イメージと現実がズレていない」練習をすることが必要不可欠でしょう~。

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10時  14時開始

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開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

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2014年10月05日武井壮さん流「ゴルフが短期間で上達するコツ」とは!!

今週の水曜日から金曜日まで、第1回世界障害者ゴルフ選手権が日本で開催されました。場所は茨城県のワンウェイゴルフクラブ。15か国54人の選手が参加し、4人中上位3人のスコアの合計で争う国別対抗と、 個人戦とが行われました。国別対抗ではスウェーデンが優勝し、日本は22打差の5位でした。個人戦の優勝はスウェーデンのJohan Kammerstad選手が3日間で10オーバー、日本人では小林茂選手が19オーバーで4位に入りました。ゴルフは2016年のリオオリンピックで正式種目となりましたが、惜しくもパラリンピックからは漏れてしまいました。2020年の東京パラリンピックの種目はまだ決定していません。この日本で開催された世界選手権が第一歩となることを切に願っています。

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マーク金井は競技最終日(金曜日)に現地で観戦してきました。片手や片足でダイナミックなスイングをしている選手の多さに驚きました。ドライバーの飛距離は250yを越える選手もいます。アプローチ、バンカーショット、パッティングに関してはデリケートなショットを難なく決めている選手が数多くいました。短時間での観戦でしたが、ゴルフの魅力を再確認できました。

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さて今日のエントリーは、「ゴルフが短期間で上達するコツ」についてです。FBの投稿で武井壮さんがテレビ番組中に語った、「スポーツが短期間で上達するコツ」というのを見つけたのですが、これはゴルフにも大いにあてはまります。ちょっと長いですが、引用します。文章はタモリさんと竹井さんのやりとりで‥‥

武井壮:やっぱり、自分の身体を動かす技術を上げておかないといけない。はい。当然のことなんですけど。スポーツやるにしても、何か、いろんなことするにしても。やっぱり頭で思っていることと、実際やっていることがずれていると、なかなかうまくいかない、ということがあるじゃないですか。

よくスポーツ選手が、スランプとかっていうのは、ほとんどそれが原因で。頭ではこうやっているつもりなんだけど、たとえばバットを出すとか、ここを蹴るとか、やっているつもりなんですけど、それとはちょっと、ずれてしまっている。その状態でいろいろ反復練習をたくさんするもんで、反復練習があまり身にならない。

タモリ: ああ。悪いほうに固まっちゃう。

中略

タモリ: ずれたものの結果がよくなったら、ずれているってこと。

武井壮:ずれているんですけど、結果はよくなるんです。反復練習をすると。ずれたまんまでも。たとえば、何球も何球も打つとか、何球も投げるとかをしていると、何か、覚えてきちゃうんで。だけど、それの一番よくないのは、たとえば、1個のスポーツがすごいうまくなっても、他のことやったら下手じゃないですか。スポーツ選手でも結構そういう人、多いじゃないですか。ひとつのことは、すごいうまいんだけど。

これはどういうことかって言うと、たとえば丸があったとすると、丸の中が慎吾くんの能力だとします。反復練習するとこれが縦に伸びる。これが記録が伸びている状態なんですよ。中の面積は変わっていないじゃないじゃないですか。

縦に伸びているだけだから、中の面積は変わらない。ただ縦に長さが伸びただけで、横幅は狭まっている。ってことは、1個のスポーツは縦に伸びるけど、隣にいくと、素人になっちゃうっていう。

これが一番、スポーツをたとえば若いときにやっていて、違うのをやろうと思ったときにできない理由だったりするんですよ。

中略

武井壮: まず1個は、自分の身体を思ったとおりに動かす、っていうこと。まず一番簡単なことでいうと、たとえば、目をつむって立っているときに、真横に腕を挙げてくださいっていうと、アスリートとかでも、結構上にあがっちゃったりとか。目をつぶってやると、こうやってちょっと下がったりとかすることがあるんですよ。これってすごい問題なんですよ、アスリートにとって。

タモリ:そうなの?

武井壮:だって、スポーツをやっているときって、だいたい投げるときは自分の腕は見ていないでしょう? 打つときも、自分がバットを見てないでしょう? 大体スポーツをやるときは、違う視線があって、自分の身体を動かしているんですよ。だから、見えていないものを動かそうとしているんですよ。これの状態(腕を真横に上げている状態)で、スポーツしていないのにずれているっていうのは、スポーツしたら必ずずれているんですよ。

 

テレビ番組では、腕を地面と水平に上げることでイメージと現実のギャップを説明していますが、ゴルフで試してほしいのが水平素振りです。

 

こんな感じでヘッドを肩の高さに持ち上げたら‥‥‥

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そこから目を閉じて水平素振りでテークバックし、トップで止めて下さい。ヘッドが地面と水平に動いていれば、イメージと現実が合致しています。

 

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こうなっていれば、ズレがありません。自分の身体を思ったように動かせています。これがいきなりできる人は「運動神経が優れている」「ゴルフの才能がある」という風に言われ、短時間で上達できる可能性大です。

対して、トップでヘッドや腕が水平よりも高かったり‥‥

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トップでヘッドが腕が水平よりも低かったり‥‥

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この場合は、自分のイメージと現実が合致していません。自分の身体を思ったように動かせてません。この場合、練習を重ねても正しいフォームを身に付けづらいし、スランプに陥りやすくなります。また、たくさんボールを打てば打つほど、たくさん練習を重ねるほど悪い癖がついてしまうリスクが高まります。

アナライズの女子スタッフ、カッキーは3ヶ月ほどでほぼ理想的なフォームを身に付けましたが、彼女の場合、ゴルフの竪琴で正しい動きを身につけると同時に、1球打つ毎にビデオで動きをチェックし、「自分のイメージと現実が合致しているかどうか」チェックしています。カッキーの練習時間は毎回30分弱で、週に1~2回。ボールを打つ数は30球ほど。自分の身体を思った形にする練習ばっかりした結果、3ヶ月ほどの練習でほぼ理想的なフォームを身に付け、そして正しいフォームを身に付けた結果、ストレートからドローボールが打てるようになったのです。

武井壮さんは、「かっこいい飛び方をしているやつの真似をする」ことで10種競技の技を習得したそうです。ゴルフもしかり。「かっこいいスイング」をちゃんと真似することができれば、フォームが美しくなるだけでなく、飛距離も方向性も短時間で手に入れることができるのです~。

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2014年09月16日世界アマチュアチーム選手権 超私的な現地レポート 番外編

昨日までの3連休、いかがお過ごしでしたでしょうか?

マーク金井は土曜日、銀座松屋デパートにてトークショー。日曜日はセゴビアゴルフクラブ・イン・チヨダにて撮影。新作ドライバーを5モデル試打してきました。そして昨日、月曜日はGDOの試打インプレッションの撮影と執筆、午後からはホームグラウンドの赤羽で薄暮ハーフしてきました。ピンの新しいアイアンG30をテストしてきましたが、なかなかいい感じです。今は純正シャフト(軽量スチール)が装着されてますが、ヘッドが気に入ったので、近々、フジクラのカーボンシャフト、MCI80にリシャフトする予定です。3連休でもやっていることは普段と同じでしたが、土曜日の銀座では連休ならではの人の多さを味わい、日曜日の常磐自動車道で連休ならではの車の多さを存分に味わってきました(笑)。

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さて、今日のエントリーは世界アマチーム選手権の番外編です。成績上位の大柄な米国&欧州勢のスイングを観察すると、共通点がかなりありました。ざっと上げると、

・フラットな軌道(フラットなトップ)
・レイドオフ
・スクエアからシャットフェース
・トップからダウンの切り返しでシャフトが寝る(プレーンと平行になる)

練習風景を見ても、両脇にタオルを挟んでボールを打ったり、左ワキにグローブを挟んだりしてボールを打っている選手が結構いました。iPhoneやiPadでスイングチェックしながら練習している選手もいました。米国人のコーチが世界中で活躍していること、米国の大学ゴルフチームに所属する選手が多いことも影響していると思いますが、スイングのお国柄というのはほとんど存在しません。

世界アマに出場する選手達のスイングをじっくりと観察すると、

シャフトクロス(フライングエルボー)
オープンフェース
トップからダウンの切り返しでシャフトが立つ(プレーンから遠ざかる)

アマチュアゴルファーには上記のようなスイングをしている人が結構いますが、世界アマに出場している選手達はこれらの動き(形)は皆無です。

では、なぜ世界アマに出ている選手はトップがフラット&シャットで、切り返しでシャフトが寝る(プレーン)のか?

答えは単純で、クラブがそんなスイングを求めているからです。このブログでも何度か書いてますが、今どきのクラブは飛距離性能がアップして、ミスにも強くなっていますが、
反面、振りづらくなっています。振りづらいという意味は

シャフトの軸線から重心が大きく外れている!!

ということです。ドライバーの場合、昔に比べるとヘッド体積が2倍以上になっていますが、ヘッドが大きくなるのにつれて一般的には

・重心距離が長く(意図的に重心距離が短いクラブもあります)
・重心深度が深く(意図的に重心深度が浅いクラブもあります)

その結果、シャフトから遠い位置に重心が位置します。このため、クラブの軌道が不安定だったり、フェースの開閉が大きいとヘッドの動きをコントロールしづらくなり、せっかくの進化したクラブの性能を引き出すのが難しくなるのです。

例えば、アマチュアに多いシャフトクロス。シャフトクロスするほど、ダウン前半では、シャフトをいったん背中側に大きく戻す動きが必要になります。レイドオフのトップに比べるとシャフト大きく動きますが、これが振り遅れを誘発します。今どきの進化したクラブは振り遅れるほどにヘッドの挙動をコントロールしづらくなりますし、振り遅れる分だけインパクトでフェースが開きます。ゴルファーがクラブを評価する時に「このクラブはヘッドが暴れる」という表現をしますが、ヘッドは勝手に暴れたりしません。ヘッドが暴れたと感じるのは、自分が暴れているから。自分が暴れた結果、それがクラブに伝わってヘッドが暴れたと感じるのです。自分が暴れてしまうと、今どきの進化したクラブは扱いづらいし、方向性も悪くなります。

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シャフトクロスからの

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ヘッドが垂れてプレーンから外れる

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いいトップ位置からでも・・

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シャフトを立てて下ろしすぎてもダメ

レイドオフ、シャットフェース、そして切り返しでシャフトを寝かせる。これらの動きはすべて、ヘッドやシャフトに余計な負荷を掛けないための動きです。今どきのクラブを上手く使いこなすコツは、重心に余計な負荷を掛けないこと、スイング中に重心を暴れさせないことです。

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トップ位置から

 

 

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スイングプレーンをなぞるようにクラブが下りる

それには、世界アマに出場した選手のようなスイングが一番理に適っているのです~。

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9月23日(火曜日祭日)

吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー

10時、13時開催

飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


9月28日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時  14時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

  • アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の5分前ぐらいにお越しください。
  • 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
    /恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます

地図はこちらから

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ゴルフの竪琴 好評再発中。

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2014年09月14日世界アマチュアチーム選手権 超私的な現地レポート その3

2週間にわたって開催された世界アマチュアチーム選手権も昨日で幕を閉じました。日本での開催は52年ぶりで、大会使用コースは軽井沢72東コース(入山、押立)。ヤーデージ設定は異なりましたが女子も男子も同じコースです。女子は大逆転でオーストラリアが29アンダーで優勝し、カナダが2打差の2位。チームJapanの女子は15打差で8位タイに終わっています。

昨日、最終日が行われた男子は3日目に首位に立った米国が38アンダーで優勝。そして男子もカナダが2打差の2位。チームJapanの男子は首位と26打差で29位タイ。男子は過去ワースト順位でした。コースはロバート・トレントジョーンズの設計ですが、ラフがそれほど深くないこと、グリーンが止まりやすく、転がりも極端に速くなかったこともあって連日好スコアが出ました。

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そして男子においてはチームJapanと世界を比べると、フィジカルの違い、飛距離の違いを痛切に感じました。米国&欧州勢の選手達ときたら軒並み190センチぐらいの体格で、ドライバーも軽く300yを越えてきます。ボクシングに例えるならば、チームJapanはフライ級、米国&欧州勢ときたらミドル級からヘビー級といった感じです。

そして、スイングに関してもチームJapanと米国&欧州勢とは違いを感じました。まず、超個性的だったのが米国チームで一番良いスコアを叩きだした、ブライソン・デ シャボー。

アンディ和田さん撮影~

アンディ和田さん撮影~

 

テークバックはパターを打つかのような感じでノーコック。今どきはテークバックの早い段階でコックを完了する(アーリーセット)選手が多いので、ひときわ目立ちました。ただし、ノーコックといっても言っても実際にボールを打つ時は、トップで手首がちゃんとコックされています。日本では宮里藍プロがノーコックの代名詞的な選手ですが、このブライソン選手は藍ちゃんよりもノーコックに見えるテークバックをしていました。

 

そして、ブライソン選手はクラブもかなり個性的。ドライバーからウエッジまで超極太なグリップを装着しています。パターグリップで人気のあるスーパーストロークのような太さのグリップを装着して使っています。下巻きをたくさん巻いて太くしているのではなく、グリップそのものが太いです。加えて、アイアンは目を疑うようなセッティング。すべての番手が37.5インチ。ロングアイアンもショートアイアンも同じ長さ。違うのはヘッドだけです。

これもアンディ和田さん撮影~

これもアンディ和田さん撮影~

 

そのヘッドもかなり特殊で、ヘッドには番手が刻まれてません。刻まれているのはロフトだけです。28度とか32度とかという風にロフトだけが表示。言い換えると、ブライソン選手はロフトだけで飛距離の階段を作っています。これがどんな人にも使いやすいかどうかは定かではありませんが、同じシャフトで同じ長さ、同じヘッド重量でアイアンをセッティングしているのであれば、クラブMOIはピシッと数値が揃います。もし、これがスタンダードになれば、ロングアイアンもショートアイアンも振り心地は同じになります。

 

そしてこれもアンディ和田さん撮影~

そしてこれもアンディ和田さん撮影~

 

このブライソン選手はかなり特殊なケースで、他の大柄な米国&欧州勢のスイングを観察すると、共通点がかなりありました。ざっと上げると、

・フラットな軌道
・レイドオフ
・スクエアからシャットフェース
・トップからダウンの切り返しでシャフトが寝る(プレーンと平行になる)

練習風景を見ても、両脇にタオルを挟んでボールを打ったり、左ワキにグローブを挟んだりしてボールを打っている選手がいました。iPhoneやiPadでスイングチェックしながら練習している選手も数多くいましたが、優勝争いをしててもしてなくても8割以上の選手たちは、上記の要素が満たされるスイングをしています。米国人のコーチが世界中で活躍していること、米国の大学ゴルフチームに所属する選手が多いことも影響していると思いますが、スイングのお国柄というのはほとんど存在しません。もちろん、チームJapanの選手にしても、上記の条件をほぼほぼ満たしています。

 

では、なぜ世界アマに出場する選手達はアマチュアに多い、シャフトクロス、オープンフェース、シャフトが立って下りてくるようなスイングをしていないのか?

 

この理由は、次回のブログでじっくり説明しましょう~(▼▼)b

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2014年09月12日世界アマチュアチーム選手権 超私的な現地レポート その2

世界アマチーム選手権「アイゼンハワートロフィー」(男子)も今日が3日目。プロツアーでいうムービングサタデーに突入しました。マーク金井は先週の女子に引き続き、今週も初日から3日目までインターネット生中継でコメンテーターを務めています。インターネット生中継は午前6時くらいから午後5時ぐらいまで放映して、すべての選手を紹介しています。今日は午前7時から10時半くらいまで出演し、午後からは
1時20分くらいから約1時間出演します。

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世界アマの開催コースは軽井沢72東コース(入山、押立)。2つのコースを2回づつプレーし、72ホールで戦います。参加国は68カ国。各国3名の選手が出場し、上位2名のスコアが採用されます(スコア一番悪い選手のスコアはノーカウント)。

 

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入山コース 7008y パー72

2日目を終えた時点でトップに躍り出たのは南米、アルゼンチン。チーム戦とはいえ、2日間で18アンダーを叩き出しました。

-18 アルゼンチン

-17 スエーデン
   スイス
   米国

-16 カナダ

-15 イングランド
   スコットランド
   スペイン

-13 オーストラリア
 デンマーク

 

チームJapanは2日目にスコアを伸ばせず首位と10打差(8アンダー)で21位。今日からの2日間でスコアを伸ばしてほしいところです。あと36ホール残っていますが、
練習場でプレーヤーのスイングを見る限りでは、優勝に絡んできそうなのは‥‥

米国、スエーデン、スコットランド、フランス、ドイツ、イタリア

という感じです。チームJapanはベスト10になんとか食い込んでほしいという感じがしました。

さて、今日のエントリーも世界アマチュアチーム選手権ネタですが、まずは2日目終えて首位に立つアルゼンチンチームのクラブセッティングについて。ウッドはヘッドカバーがかかっているのでチェックできませんでしたが、アイアンとウエッジについてはこんな感じです。

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ミズノ MP62
テーラーメイド ツアープリファードMC

マッスルバックの選手は一人もおらず、3選手ともキャビティ。難し過ぎず、やさし過ぎないアイアンを使ってます。ウエッジはボーケイが2人で、テーラーメイドが1名。3名とソール幅が広く、ソールの接地面積が広い形状。テクニックを駆使するよりもオートマチックに寄せていけるタイプのウエッジです。

 

おーっと、3日目、最終組がそろそろスタートしますので、この続きはまた次回。

 

最後に、楽々300y越えを連発している、ノルウェーの選手のドライバーショット。
身長が190cmくらいあるので、ドライバーを手にしても5Wを振っているように
見えました~。

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