マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な提案

2018年06月28日超私的な提案 強風下でありがちなミスを減らすために必要なこととは!?

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新しい動画が公開開始


昨日は久しぶりに強風下で18ホールプレーしてきました。場所はアスレチックガーデンGC(茨城県)。スキー・スノボ業界のコンペに招いていただいての参加です。風速は軽く10メートルを超え、スタートから最終ホールまで、全英オープンさながらの強い風が吹き続けました。

 

+3ー△○ーー△ー□  42
2 22122222  17

ーー△□ー□△○□  43
122322212  17

 

 

日頃、風のゴルフは苦手にしていないつもりでしたが、昨日は完全に風に翻弄されました。出だしのダボはセカンドショットをショートしてバンカーに入れ、バンカーショットがホームラン。そこからアンプレヤブルしてのトリプルボギー。ダボを4つも叩いてしまいましたが、ダボを叩いた4ホールの内、3ホールは強烈なアゲンスト風が吹くホール。対して、フォロー風のホールでは2つのバーディーを取ることができ、かつダボはひとつだけです。風向きによるスコアを分析すると、

アゲンスト風のホールは10オーバー
フォロー風のホールは3オーバー

 

アゲンスト風とフォロー風のホールとでこんなにもスコアが変っているのには今さらながら驚いてますが、スコアの差が出た理由は、、、、

 

 あまりにも風が強くて距離感のイメージがまったく出ない
 風に負けまいとしてインパクトで余計な力が入る
 大きいクラブでコントロールショットする時に左のミスが出る

 

 

昨日の強風だと、残り150ヤードでも200ヤードぐらい打たないとグリーンに届きません。残り150ヤードでUTを手にすることになるのです。UTを持つことには抵抗はありませんが、UTを持つとグリーンオーバーするんじゃないかと、これまた余計な事が頭をよぎります。結果、スイングに迷いが生じ、ミスを打つべくして打ってしまってました。

 

ティショットに関しては、アゲンスト風が非常に強いと、テークバックで身体が右に持って行かれます。結果、切り返しでは右に持って行かれた身体を元に戻そうとして余計な力が入り、下半身からではなくて上半身が先行して動きます。結果、クラブが外から下りてきてボールを捕まえる打ち方になるから、左へのミスが出るべくして出てました。

 

ゴルフに風はつきものです。

 

 

今回、強風下でプレーしたことで、自分の元々持っている悪い癖(切り返しで上半身が先行して動く)が出やすくなることが嫌と言うほど分かりました。風が強いぐらいで昔の悪癖が出てしまうのはなんとも腹立たしいですが、これが自分の今の実力です。

 

 

アゲンスト風が強く吹く時ほど、、、

 

  •  切り返しで力まない(打ち急がない)
  •    上半身からではなくて下半身からダウンスイングを開始する
  •     距離感で迷わない(自分のシャッジを信じて打つ)
  •     大きなクラブでコントロールショットを打つ時ほど、下半身からダウンを開始する

スイングしている途中に帽子とサングラスが吹っ飛んだり、スイングしている時にサングラスが飛んで壊れたりしましたが、風の中でのプレーは自分の悪い癖があからさまになる絶好の機会です。コンペで今年のワーストスコアを出してしまいましたが、強風のおかげで練習の課題を見つけることができたのは、何よりもの収穫でした~。

 

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週末 6月30日、7月1日

とマーク金井が福岡でセミナーを行います

6月30日

そして7月1日に福岡の大野城でセミナーやります

お問い合わせは、アナライズではなく、各会場にてお願いします


2018年06月21日超私的な提案 ドライバーで見落としてはいけないスペックとは!?

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マーク金井の打たずにいられない

新しい動画配信開始!今回はキャロウェイ ローグドライバーです

 


火曜日と水曜日、1泊2日で北海道に行ってきました。火曜日は7時発のANA便で千歳に向かい、そこから車で小樽に移動。向かった先は小樽カントリー旧コース。わざわざ旧コースと書いたのは、小樽には新コースと旧コースがあるからです。小樽の旧コースは北海道で最初に作られたコースで、銭函海岸に隣接して9ホールが配されています。旧コースが開場したのは1928年(昭和3年)。今年で90周年を迎えますが、その記念行事のひとつとして、今回、MMT9小樽で開催することになったのです。

コースはこれぞリンクスで、例えるならば「日本のセント・アンドリュース」という趣があります。マーク金井は18ホールよりも9ホールのコースを偏愛してますが、超私的な9ホールランキングでは、小樽の旧コースががナンバーワンです。今回の予選ではリンクス特有の強い風が吹き、硬く締まったグリーンと相まって難易度が高かったです。フォローの風だと100ヤードでもグリーンにキャリーしたら「パーン」と跳ね上がって、グリーンを大オーバー。手前の花道にツークッションさせないと乗らないのですが、手前の花道が狭いのです。

 

 

MMT9の予選が終わった後、向かったのは帯広。帯広は毎年セミナーを実施させていただき、北海道で一番馴染があるエリア。今回も、モール温泉を堪能できる北海道ホテルを予約したのですが、ラッキーなことに温泉露天風呂が付いたプレミアムルームに体験宿泊することができました。帯広はコンパクトな町ですが、近隣に数多くゴルフ場があり、かつ街中のホテルにも天然モール温泉が併設されている所が多いです。

 

 

札内川ゴルフ場で早朝プレーしてきたのですが、平日の早朝だと18ホールでプレー料金が2100円(担ぎセルフの場合)。河川敷コースですがフェアウェイもグリーンもベント。林間コースのようなレイアウトのホールもあって、何度もプレーしたくなるコースでした。3サムでのプレーで3時間ほどで18ホールを回り、8時30分にはホールアウト。街中から15分ぐらいで行ける場所に2100円でプレー出来るゴルフ場があるなんて、羨ましすぎます。

北海道ではゴルフ三昧してきましたが、北海道に行く前日はドライバー購入三昧しました。購入したのは3本。

 

 テーラーメイド R1
 テーラーメイド グローレF2
 テーラーメイド M3 440

 

R1はかなり古いクラブで2013年発売。ソールには独特な機能が付いているので資料用に購入。グローレF2はマークダウンが入りシャフト目当てで衝動買い。グラファイトデザインのツアーAD iz-5が装着されているにも関わらず、シャフトの値段ぐらいでヘッドも付いているのです。M3 440は小ぶりなヘッドを使いたくての衝動買いです。

 

この3本。いずでもメーカーはテーラーメイドですが、ヘッド重量を計測してみると、

R1  208g


グローレF2  197.2g


M3 440  204.2g
(いずれもスリーブ込みの重量)

 

グローレF2とR1との重量差は10g以上もありました。ここまで異なると振り心地はガラッと変ります。そしてテーラーメイドだけには限りませんが、多くのメーカーがヘッド重量をおおっぴらにアナウンスしていません。

 

さて、このヘッド重量。

 

ドライバーを選ぶ上では、非常に重要なスペックです。重いヘッドは反発力が上がりますが、振り切りづらく(ヘッドスピードが遅く)なります。対して、軽いヘッドは反発力が落ちますが、振り切りやすく(ヘッドスピードが上がりやすく)なります。言い換えると、ゴルファーには適したヘッド重量があるのです。マーク金井の場合、ドライバーのヘッド重量は198~200gがちょうどいい感じ。198g以上軽いとインパクトが頼りなく感じ、200gを超えてくると、重さに負けてヘッドスピードが上がりづらくなるのです。

 

 

アマチュアゴルファーの多くは「D0」とかのスイングウエート(バランス)を「ヘッドの効き具合」(ヘッドの重さ)を指針にしていますが、バランスとヘッド重量は必ずしも一致しません。バランスはグリップ重量やシャフト重量でも少なからず変ってくるからです。例えば、軽いヘッドでも軽いグリップを装着すると、バランスが出る(バランスが軽くならない)からです。

 

 

テーラーメイドの場合、日本市場をターゲットにしたグローレF2についてはヘッド重量が軽め(テーラーメイドの中では)です。軽めのヘッドは鉛を貼れば、重く調整できます。
今回も鉛を貼って、198~200gに仕上げて使うつもりです。

 

 

R1については重量調整ネジを軽いタイプに変えられるので、ヘッドを軽い方向に調整できます。デフォルトでは2gと8gのネジが付いてたので、それを1gと1gのネジに変更。これでヘッド重量は200gぴったりになりました。

 

 

M3 440に関しては2つのウエートが付いてますが、メーカーからは軽いウエートのパーツは販売してません。しかしながら、社外品で軽いウエートが販売されているのを
T島から聞いて、購入することにしました。M3 440についても、ヘッド重量は200g前後に調整するつもりです。ヘッド重量を揃えることで、スイングしやすくなるだけでなく、3つのドライバーの性能比較がちゃんとできると思っているからです。

 

 

クラブフッティングを行なうメーカー、ゴルフショップが増えてきてますが、ゴルファーに見合った(合った)ヘッド重量を提案している所はいったいどれぐらいあるのでしょうか? 大いに気になるところです、、、。

 

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マーク金井の打たずにいられない

新しい動画配信開始!今回はミズノGXドライバーです



2018年06月10日超私的な提案 アイアン、アプローチの距離感を良くするために本当に必要な練習とは!?

YouTubeのアナライズチャンネルで
6月11日21時にマーク金井のここだけの話 生配信します


今週は、火曜日に赤羽ゴルフ倶楽部で早朝9ホール、水曜日は川奈ゴルフコース(静岡県)で9ホール、そして金曜日は千葉カントリークラブ梅郷コースで18ホールプレー。いずれも使ったクラブは異なり、特に、金曜日は普段とはまったく違うスペックのクラブでプレー。異なったコースで、異なったクラブを使ってゴルフしてました。

 

こういう事を書くと、「クラブがしょちゅう変えたら、ゴルフが難しくなるんじゃないですか?」とか「しょっちゅう違うクラブでプレーしたら、スイングが変になるんじゃないですか?」と質問攻めされます。また、「クラブが変ったら、距離感が合わなくなるんじゃないですか?」とも。

 

確かに同じクラブを使うのに比べれば、違うクラブを使った方がスイングに少なからず影響が出ます。アイアンやアプローチの距離感に関しても少なからず影響が出ます。

 

その半面、同じクラブを使っていても、いつも同じスイングができるわけではありませんし、同じクラブを使っていても、いつも距離感が良いわけでもありません。エースクラブでもミスショットはしょっしゅう出ますし、エースクラブを使っても距離感がいまひとつ合わないなんてことはしょっちゅです。実際、スコアに関しても、使い慣れたクラブの時と、使い慣れていないクラブの時とでは、そんなに大きくスコアは変りません。一昨日金曜日のラウンドでは、ひさしぶりの18ホールで、久しぶりに4つバーディーが取れましたし、距離感のミスも普段より少なかったぐらいです。4つのバーディーの内、2つはOKの距離でした。

 

アイアン、アプローチの距離感に関しては、クラブよりも目の錯覚の方が大きいと超私的に思っています。レーザー式距離測定器「ブッシュネル」を使うようになってから、目の錯覚が生じなくなりました。「ブッシュネル」のおかげで、ミスショットした時以外は、距離感のミスは劇的に減っています。超私的なことを言わせてもらうならば、距離感を良くするコツは、、

 

目で見た距離と実際の距離のズレを減らすこと
 自分がイメージした距離と、実際に打った距離の距離のズレを減らすこと

 

距離感というと「勘」という言葉が出てきます。確かにその通りで、距離感が良い人ほど「勘」が鋭いです。

 

では、「勘」とは持って生まれたものなのか?

 

生まれつき「勘」鋭い人もいるとは思いますが、「勘」は磨けるものだと思います。ゴルフの距離感については、正しい練習を繰り返せば、距離感の「勘」が鋭くなってきます。

 

 

では、どんな練習を重ねれば距離感の「勘」を磨けるのか?

 

 

まずは自分の眼で見た距離と、実際の距離のすり合わせです。最近はGPS距離測定器、レーザー距離測定器を使ってプレーする人が増えてますが、いきなり機器で距離を調べるのは好ましくありません。例えば、セカンド地点からピンまでの距離を調べる場合、まずは自分の感覚で「あと98ヤードかな?」と見当を付け、それから計測器を使って実際の距離を調べる。これを繰り返すことで、距離感という感覚を身体に染みこませることができます。また、どんな状況な時に、目で見て感じる距離と実際の距離との間にズレが生じやすいかも分ってきます。個人差もありますが、

 

 逆光
 グリーン奥の景色
 打ち上げ、打ち下ろし
 フォロー風、アゲンスト風
 バンカー越え、池越え、
 グリーンが極端に大きい、極端に小さい
 グリーンが極端な横長、極端な縦長

 

 

こういう時は目の錯覚が生じやすくなる傾向があります。言い換えると、コース設計家は「目の錯覚」がわざと生じやすくなるようにコースをデザインし、ハザード(障害物)や借景を利用しているのです。

 

次に、距離感の「勘」を磨くために必要な練習は、自分がイメージした距離を打つことに集中すること。例えば、100ヤード打つならば、100ヤードを明確にイメージしてスイングする。言葉にすると簡単ですが、実はこれが難しい。100ヤード打つつもりでも、「ショートしたくなと思えばインパクトにパンチが入り」、「オーバーしたくないと思えばインパクト緩む」ということになるからです。スイング中に余計なことをするのがゴルファーの性(さが)と言ってしまえばそれまですが、練習でこの性(さが)を封印することが大事です。

 

ちなみに100ヤード打つということの前段階としては、練習で「どのクラブで、どれだけ振ったらどれだけ飛ぶ」のかを知っておくこと。コースに出た時は、「100ヤード打つつもりでスイングした時、実際は何ヤード飛んだのか」をフィードバックする習慣を作って下さい。100ヤード打つつもりでスイングしたのに90ヤードしか飛ばなかったとか、100ヤード打つつもりでスイングしたのに110ヤード飛んでしまった場合、それは何が原因だったのかを探ることも重要です。

 

例えば、PWで100ヤード打つつもりでスイングした時に90ヤードしか飛ばない場合、
PWでもっとしっかり振るのもアリですが、クラブを9番に変える方法もアリです。超私的なことを言わせてもらえば、自分で100ヤード打つつもりでスイングした時、100ヤードちょうど飛んでくれるクラブを使った方が、距離感の「勘」が良くなってきます。

 

距離感の「勘」を磨くには練習場よりもコースでのラウンド、コースでのアプローチ練習場が適した場所です。なぜなら、練習場のボールと、実際にコースでプレーするボールトではインパクト時の打感、そしてボールが飛ぶ距離にギャップがあるからです。一般的には、練習場のボールは実際にコースでプレーするボールよりも1割程度飛びません。このため、練習場の100ヤードの看板までの距離は、実測90ヤード前後ということが多いからです~。

 

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2018年06月05日超私的な提案 クラブを減らしてプレーすると上手くなるって本当なのか?

先週の国内男子ツアー「日本ツアー選手権 森ビル杯」はプロ18年目の市原弘大選手が、最終日にスコアを伸して逆転優勝。最終日、最終ホールはセカンドをグリーンオーバーしながらも、奥からのアプローチがチップイン。このバーディーが決め手となり、1打差でツアー初優勝を遂げました。

テレビでチップインのシーンを観てましたが、打ってグリーンに着弾した直後、入りそうな感じでボールが転がり、その予感通りにボールはカップにスルッと吸い込まれました。対して、2位に終わった時松隆光選手のパーパットは打った瞬間、外れそうな感じでボールが転がり、その予感通りにボールはカップの縁(ふち)をすり抜けました。恐らく、この2つの予感については、多くのギャラリー、多くのテレビ視聴者も感じたのではないでしょうか、、、、

 

市原プロとは少しご縁があります。30年前、生まれて初めて会員権を購入したのが千葉国際CC。当時、よく一緒にプレーしたのが市原邦夫さん。市原さんには息子さんがおられ、その息子さんこそが市原弘大プロだったのです。そんなご縁もあって、昨年の夏は世界最小プロトーナメントMMT9に市原プロも出場。30年の時を経て、市原プロと一緒にプレーしました。市原プロは初出場にもかかわらず1アンダーで見事に優勝。プロはクラブの本数が4本以内です。こんな少ない本数で試合した経験がないにも関わらず、初めてのプレーするコースにも関わらず、事もけなげにアンダーパーです。今でもはっきり覚えてますが、グリーン周りのアプローチの距離感は絶妙でした。

 

 

MMT9ではクラブの本数制限があり、前述したようにプロは4本以内、アマチュアは7本以内です。加えて、担ぎセルフで目土袋の携行が義務付けられてます。ゴルフは仰々しくなくてもプレーできること、そしてクラブを減らした方がゴルフが上手くなる、楽しくなると考えているからです。

 

 

では、本当にクラブを減らしてプレーたらゴルフは上手くなるのか?

 

 

今月発売のチョイス227号でも「クラブの本数を減らす」ことが特集されてますが、クラブを減らすことはメリットがたくさんあります。特に100を切れない人、90を切れない人に関して言えば、メリットだらけと言っても過言ではありません。明日からと言わず、今日からでもキャディバッグの中のクラブの本数を減らすことをお勧めしたいです。チョイスでも提唱してますがクラブの本数は7本前後がgoodです。

 

 

 では、どんなクラブを抜けばいいのか?

 

例えば、バンカーショットが苦手ならばサンドウエッジ(SW)を抜きましょう。SWが無ければ必然的にバンカーを避けたプレーになりますし、ボールを上げなくてはいけない場所に打たなくなります。転がしで寄せられる所を狙うようになってくるので、これだけでもスコアの浪費を減らせます。ドライバーが大の苦手ならばドライバーを抜くのも大いにアリです。

 

他では3Wやロングアイアン、ミドルアイアンも必要ないです。これらのクラブは飛距離が出る半面、ナイスショットとミスショットの差が激しいからです。ナイスショットとミスショットの差が激しいクラブを使わなくなれば、それだけでもスコアの浪費を防げるのです。

ちなみにマーク金井が薄暮でプレーしている時は、、、

・ドライバー
・UT(20度前後)
・7番アイアン
・9番アイアン
・PW
・SW(ロフト54度)

 

SWを入れてますが、これは主にアプローチで使っているクラブ。バンカーショットではLW(ロフト58度)を使っているので、7本プレーの時は極力バンカーを避けてプレーしています。

 

クラブの本数を減らすと、1本のクラブでかなりの距離を打ち分けることになります。例えば、マーク金井の場合、7番で打つ距離は、、、、

 

100~160ヤード!!!!

 

1本のクラブで60ヤードというと「すごいことをやっている」と思うかも知れませんが、そんなことはありません。例えば、アプローチでもっとも多用している54度(SW)だと、

5~85ヤード!!!!

 

1本のクラブで80ヤードの距離を打ち分けてます。SWに比べれば7番アイアンの距離の打ち分けは大したことはありません(笑)。

ゴルフは距離と方向をコントールすることに醍醐味があり、距離と方向を上手くコントロールできるほどスコアも良くなるのです。クラブの本数を減らしてプレーすると、このゴルフの本質を嫌って言うほど味わえるのです。

クラブの本数を減らすともうひとつメリットがあります。

 

小さなキャディバッグで事足りるので移動が楽になります。電車移動も楽ですし、プレーする時は担ぎセルフでサクッと回れます。ゴルフ場にもメリットがあり、クラブの本数が減るほどに「プレー時間が短縮」されるのです。

 

これから夏本番。まずは早朝や薄暮プレーでクラブの本数を減らしてプレーしてみることをお勧めしたいです。そして、ゴルフ場にもお願いがあります。クラブの本数を減らして来場されるお客さまにはプレー代金の割引、もしくはドリンクや食事のサービスを提供していだけると嬉しいです。

 

ここのところ、グリーン周りになるとアプローチ専用のバッグを使ってプレーしているアマチュアが増えてきてますが、7本プレーならばそんな2度手間は必要ありません。7本以内ならばすべて担いでプレーできちゃいます。フラットなコースならば乗用カートも必要ないので、省エネにも貢献できます~。

 

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2018年06月03日超私的な提案 どうすれば素振りと実際のスイングを近づけることができるのか?

あっという間に6月に入りました。プロ野球は交流戦に突入し、阪神タイガースは例年通り交流戦では負けが続いています。昨日(6月2日時点)で、交流戦は1勝4敗とかなり負け越してます。

そんな阪神が苦戦している中、マーク金井は先週は広島県、今週は山口県でセミナーを開催。飛行機が大の苦手なのでどちらも新幹線。広島までは片道4時間、山口までは片道4時間30分かけて移動しました。飛行機に比べるとかなり時間はかかりますが、飛行機に比べると新幹線は座席も広く、なによりも気圧や天気で揺れたりしません。乗ってしまえば、本を読んだり、ぐっする眠れるメリットがあります。

 

山口では、ゴルフシミュレーションスタジオ「ゴルチョル」さんでフレループセミナーを2回実施。セミナーのお約束であるひざ立ち打ち、水平打ちをやっていただきました。セミナー前はほとんどの受講者が手前を大ダフりしてましたが、フレループでスイングのタネと仕掛けを理解したら、短時間でひざ立ち打ち、水平打ちとも上手くこなせるようになっています。ゴルフは練習も大事ですが、それよりももっと大事なのはクラブを正しく操作するコツを理解することです。

 

 

セミナー受講者の多くは、受講前にYouTubeアナライズセミナーを観ています。にも関わらず、「スマホで観るのと、実際に体験するのとでは大違い」とおっしゃって下さいます。音楽ライブや落語もそうですが、ゴルフセミナーにおいても映像とライブは全然違います。

 

そして全然違うと言えば、ゴルフの場合は素振りと本番(実際に打つ)。素振りではいい感じで振っているのに、いざボールを打つとなると別人のようなスイングをするアマチュアゴルファーが非常に多いです。素振りよりも実際のスイングの方がちゃんとして見える人はまずいません。素振りだと100点満点中80点なのに、実際のスイングだと50点以下になってしまう人がほとんでしょう。

 

 では、どうすれば素振りと実際のスイングを近づけることができるのか?

 

素振りはクラブを振ることに集中できるのに対して、実際のスイングではクラブを振ることよりもボールを打つことに意識が向かいます。これが素振りと本番が同じスイングにならない最大の理由です。

 

 

もうひとつの理由は、素振りの時は構えた位置にヘッドが戻っていないこと。素振りでは構えた位置にヘッドが戻っていなくてもなにかのペナルティはありません。対して、本番(実際のスイング)だと、構えた位置にヘッドが戻らなければ空振りやチョロになります。ゴルファーはそれが無意識に分るから、構えた位置にヘッドを強引に戻そうとするのです。その結果、素振りと本番とでは、別人のようなスイングになってしまうのです。

 

 

本当に素振りのようなスイングでボールを打ちたいならば、素振りのクオリティを上げることが必要不可欠です。素振りでもボールを打つ時と同じように、構えた位置にヘッドを戻したくなるような練習をお勧めします。一番簡単なのは、、、、

 

 練習場ならば、ティに対してアドレスし、ティを打つようにすればいいのです。

 

マーク金井フレループを使って素振りをしょっちゅうしてますが、この時も仕上げの時は、ティに対してアドレスし、ティを打つ練習をしています。ティをボールだと思ってスイングすることで、素振りの練習効果は一気に高まります。説明するまでもありませんが、ティの大きさはボールよりも小さい。ボールよりも小さいティを正確にヒットすることができれば、ボールを打つほうが簡単に思えてくるメリットもあるのです。

 ゴルフには「素振りシングル」なんていう言葉がありますが、構えた位置にヘッドがちゃんと戻す素振りをしていれば、実際にボールを打つ時に、ガラッとスイングが変るなんてことはなくなります。

 

今まで、打ち放題の練習場で1時間に150球打っているのであれば、ティを打つ素振りを9回やってから1球ボールを打つ。これを15セットやってみて下さい。これだと1時間で135回素振りして、15球ボールを打つことになります。超私的なことを言わせてもらえば、150球打つよりも、135回の素振りと15球打った方が、練習の質が高くなりますし、コースと同じく、練習場でも1球の重みを感じながらスイングできます。

 

打ち放題の練習場は時間内ならば何球でも打つことができますが、短時間で球をたくさん打ってしまうと、運動量は増えますが、スイングが雑になってしまうリスクもあります。

 

試していただくと分りますが、ティを打つ素振りはゴルフボールを打つよりも難易度が高いのです~。

 

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