マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な提案

2017年10月15日超私的な提案 アマチュアに多い「力み癖」を解消する効果的な方法とは!?

10月16日月曜日 21時

マーク金井ここだけの話 生配信します

録画はございませんので、是非生で視聴下さい


昨日はアナライズセミナーデー。前半は初めて開催する「初心者セミナー」、1時間のインターバルを挟んで「ゴルフの竪琴セミナー」を実施しました。初心者セミナーは、ゴルフ未経験者、初心者対象なんでが、本当の初心者だけでなく、自称初心者の方も参加下さいました。このセミナーは「初心に戻りたい」という方も参加できるからです。

 

初心者セミナーについては近々YouTubeで動画をアップするつもりですが、普通の初心者セミナーと違って、最初にグリップやアドレスの仕方はレクチャーしません。スイングの一番の肝(キモ)となる、インパクトゾーンでのクラブの捌き方をレクチャーします。

 

それも、ゴルフクラブなんて使いません。お遊びで使うような子供用のバットや、傘を使ってレクチャーします。ゴルフクラブを使わないのは、ゴルフクラブクラブを持ってしまうと、余計な先入観が入ってしまうからです。メロスというポータルサイトで初心者向けのコンテンツを書いてますが、ここでもインパクトゾーンの迎え方を最初にレクチャーしています。

 

さて、アナライズのセミナーですが、毎回定員は6名。少人数で開催するので、受講生はよそ見したり、スマホをいじったり、寝たりする時間はありません。マーク金井はマシンガンのように喋りますが、それと同じぐらい受講生1人1人に質問攻めするからです。そして、質問タイムも設けており、個別対応も実施しています。

 

昨日のセミナーでは、こんな質問がありました。

 

 力み癖が抜けず、ここ一番で力んでミスショットを打ってしまいます、、、

 

「力み」というのはアマチュアゴルファーに多い悩みのひとつですが、「力む」を解消するために、まず理解すべきことがあります。それは、力み癖が抜けない人ほど、力めるようなクラブを使っていたり、力めるような場所でスイングしていることです。そして、自分で力んでしまうように追い込んでスイングしています。

 

まずクラブです。硬いシャフトを使えば使うほど力めます。対して、軟らかいシャフトを使えば使うほど力もうと思っても力めません。アナライズにはテンポマスターという、釣り竿のように軟らかく大きくしなるシャフトが装着されたクラブがあります。これでスイングしてもらうと、ほぼ全員が普段よりもゆっくりスイングします。シャフトがあまりにも頼りないため、無意識の打ちに「ゆっくり力まないで振らないと当たらない」と感じるからです。

 

逆に力み癖がある人が「S」とか「X」と言った硬いシャフトを使ったら、力みを抜くんのは難しくなります。硬いシャフトは力んでスイングしてもクラブがついてきてくれるからです。力み癖を本気で矯正したいのならば、ヘッドスピードに関係なく、力んだら振れないぐらい軟らかいシャフトでプレーすることをオススメします。アナライズでは女性用シャフトよりも軟らかいシャフト、EF009があります。これをドライバーやアイアンに装着すれば、クラブが力み癖を解消してくれます。

 

次に力み癖を解消するには、力めない場所でスイングするのもいいでしょう。例えるならば雪道での運転。雪道は急発進、急停止しようとしたら危険極まりありません。ゴルフもしかり。例えば、アイスバーンのように足場が不安定な場所でアドレスしてスイングしてみて下さい。力んだら、その瞬間にバランスを崩して転んでしまいます。力み癖が抜けない人でもアイスバーンでアドレスしたら、、、、力もうと思っても力めないのが分かりますし、力まないスイングになります。

 

アイスバーンのように足場を不安定にするには、「バランスオーバーシューズ」と呼ばれる練習器具がオススメ。これをシューズに装着すると、足場がかなり不安定になり、バランスを取りながらスイングするので力まないでスイングする感覚を養えます。

 

そして、そして、コースに出た時に力む人の場合、ボールを飛ばさないことを強く意識してスイングすることです。例えば、ドライバーでナイスショットしたら230ヤード飛ぶ人ならば、220ヤード地点の先には池があると本気で思ってスイングして下さい。220ヤード以上飛ばしたら「池ポチャ」すると本気で思ったら、力みは発生しません。これ以上飛ばしたらダメだと思えば、力みとは無縁のスイングになります。例えば、7番アイアンで100ヤード飛ばそうと思えば、力むなんてことにはならないはずです。

 

 スイングは手にする道具(クラブ)によってガラッと変わります。

 

そして、自分のスイングを変えたいならば道具(クラブ)を変えることが一番手っ取り早く、そして確実な方法なんです~。

 

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2017年10月01日超私的な提案 アマチュアがスコアアップを本気で目指すならば、FWキープ率やパーオン率を上げる必用はない!

 

今日からいよいよ10月。プロ野球は優勝チームが早々と決まりましたが、クライマックスシリーズの出場チームの順位はまだまだ混沌としています。昨日、セリーグは阪神が巨人に勝って2位に付けてますが、3位の横浜と4位の巨人とのゲーム差はわずか0.5ゲームしかありません。クライマックスシリーズに出場できるチームが決まるのは最終戦までもつれ込みそうです。

そしてゴルフも今週の国内男子ツアー「トップ杯東海クラシック2017」も優勝争いが混沌としています。3日目を終えてトップと5打差に11名の選手が名を連ねています。優勝スコアは14~15アンダーぐらいで、プレーオフの可能性も大いにあるでしょう。

 

トーナメントのスコア情報はJGTOのホームページでチェックしていますが、ここにはスコア速報だけでなく部門別データも見ることができます。例えば、ショットに関するデータだと、

・平均パット
・平均ストローク
・パーキープ率
・パーオン率
・フェアウェイキープ率
・サンドセーブ率
・トータルドライビング
・ドライビングディスタンス
・バーディー率
・イーグル率

 

を知ることができます。これらのデータを見ることで、その選手の長所短所を窺い知ることができたり、選手の持ち味が数字から読み取ることができます。

 

さて、これらのショットデータ分析。最近はいろんなスコア管理アプリがあり、そこには様々なデータを入力できるようになっています。スマホを使って自分のゴルフを分析している人も多いかと思いますが、ほとんどのデータ分析アプリはプロを同じことをやっています。このため、パープレーを狙っているアマチュアも、100切りを狙っているアマチュアも同じデータを入力しています。超私的なことを言わせてもらうと、これはちょっと首を傾げたくなります。なぜなら、プレーヤーのレベルが大きくことなるのに、同じ分析をしてしまうと上達の指標としては役に立ちづらいからです。

 

 

では、アマチュアゴルファーの場合、どのようなデータを収集すれば上達の指標となるのか?

 

もしも本気でデータ分析で上達を狙っているならば、以下のデータを集めて下さい。

 

フェアウェイキープ率ではなくてティショット生存率
パーオン率ではなくてボギーオン率
パーオン率ではなくて寄せワンエリア率
バーディー率ではなくてパーキープ率
OB、池ポチャ打ち込み率
大叩き(トリプル以上)率

 

100を切りたい、90を切りたいのであれば、ボギーペース以下でプレーできることが目標です。ボギー以下で確実にプレーできれば、100を切るのも、90を切るのも難しくありません。なので、フェアウェイキープ率とかパーオン率というのは指標としてはあまり役に立たないのです。それよりも大事なことは、

 

・ティショットではラフでもいいから、2打目が普通に打てる場所に打つこと。すなわち、ティショット生存率を上げることがスコアアップにつながります。

 

・セカンドショットに関しては、確実にボギーオンすることができればボギー率が高まります。そして、セカンドでグリーンを外した時には、乗ったか乗らないかよりも大事なことは「グリーンからどれぐらいの場所に外したかを知ること」。100切り、90切り目標ならば、グリーンエッジから歩測で10歩以内、10歩以内ならば「寄せワンエリア」にボールを運んだとジャッジするのです。グリーンエッジから歩測で10歩以内なのと、それよりも遠いのでは、おのずとアプローチショットの難易度が変わるからです。100切り、90切りが目標ならば、グリーンを外したショットがエッジから10歩以内にボールが止まる回数が増えば、おのずとボギーオン率は高まりますし、寄せワン率も高くなります。

 

ゴルフは物理でありロジック(論理)です。

 

100切り、90切りを目指すならば、パーオン率を上げるよりも、ボギーオン率を上げること、そして「寄せワンエリア率」を上げることを目指してプレーして下さい。この2つを意識してプレーするだけでも、確実にスコアは良くなります~。

 

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2017年09月28日超私的な提案 アプローチで寄せワンの確率を上げる意外なコツとは!?

 

一昨日の火曜日、PRGRが主催するRSカップに出場してきました。RSカップは年間4回開催されており、今回が最終戦でした。場所は老舗名門、大利根カントリークラブ西コース(茨城県、1960年開場)。西コースのコースレートはなんと、74.2。2014年、2015年には国内男子ツアーダイヤモンドカップも開催されています。

競技はシングルス部門とダブルス部門があって、シングルスは男子プロ2名と、アマチュア2名が同組でプレー。こちらはフルバックから打ちます。ダブルス部門の方はアマチュア2チームが同組で、スクランブル方式でプレー。こちらは競技の敷居を下げる意味もあって白ティからのプレーです。

 

マーク金井はもちろんシングルスで出場。毎回、上位10名が決勝大会に出られますので、目標は10位以内です。今回は44名の出場でしたが、なんとかトップと1打差の2位タイ(カウントバックで3位)に入れました。第2回大会はギリギリ10位だったので、4戦中、2戦で予選通過。プロと一緒にガチンコでプレーするのは心地良い緊張感が得られますし、なによりプロのショットを間近で観ることができるのはすごく勉強になります。

 

今回シングルスの結果ですが、アマチュア部門はトップが80ストローク、最下位が102ストローク。予選通過の10位のスコアは83ストロークでした。トップと10位との差はわずか3ストロークというは、まさに接戦です。マーク金井にも優勝のチャンスがあったと言えばありましたが、実は、かなり危なっかしいプレーでした。と言うのも、最終ホールの9番では、3メートルの下りのパーパットを残してました。下りでスライスライン、もっとも苦手なパットです。これが1発で決まってパーで終わって「81」が出たのですが、もしも外して3パットをしてたら、あっけなく予選落ちでした。勝負は下駄を履くまで分らないといいますが、まさにそんな感じだったのです。

 

今回、改めて自分のプレー内容を分析してみると、普段とかなり様子が異なることに気づきました。

△◎△◎○○△+4△ 42(16)
213111232

○△○○○○○□○ 39(13)
121221121

 

前半のインは2バーディー、4ボギー、2パー、1ダブルパーの42(パット数16)
後半のアウトは1ボギー、1ダボ、7パーの39(パット数は13)

 

3パットが1回あったにも関わらず18ホールのパット数は29。これは普段よりも6ストロークぐらい少ないです。そして何と後半のインではパーオンしてのパーは2つだけで、残りの5ホールはボギーオンしてワンパットしてのパー。こう書いてしまうと、アプローチが冴えていた感じになりますが、実情はまったく逆。18ホールで寄せワンパーを7つ、バーディーを2つ取ってますが、「OK」の距離につけたのは1ホールだけ。残りの8ホールのパーパットは2m前後ばかり。寄り切らない距離がスコンスコンと入りました。ちなみに、3パットした時は、ファーストパットを50センチに付け、お先を外して3パットしてます(笑)。

まったくもって偶然ですが、アプローチを打って、ナイスアプローチで1m前後のパーパットを残すことが1度もありませんでした。超私的なことを言わせてもらうとマーク金井は80センチ~1.2mの距離が一番苦手ですし、一番良く外します。何故かと言うと、、、

 

80センチ前後は入って当たり前。外せない距離!!!!!

だからです。なまじゴルフ歴が40年以上と長いこともあって、外せない距離になればなるほど自分で自分にプレッシャーをかけて余計なことが頭をよぎり、ストロークが怪しくなるのです。対して、ワンピン前後の距離(2m)だと、外せない距離という感じになりません。入ったら嬉しいし、外れてももそれほど腹が立たないのです。なのでストロークが怪しくならないし、「外せない」なんて余計なことを考えない分だけ気楽にパットが打てるのです。

 

アプローチで寄せてパーを取ることを「寄せワン」と言いますが、ことショートパットが苦手な人間に関して言えば、寄せすぎないことの方がパーで上がれる確率が上がりますし、外してもそれが後を引きません。後を引かない方が次のホールのティショットで余計な力みも抜けて、すんなりと打っていけます。

 

バーディチャンスもしかりで、外せない距離に乗せて外すとボクシングのボディーブローのようにダメージが残り、何度もバーディチャンスを外すと、必ずと言っていいほど、チャンスを逃した次のティショットで何かやらかしていまいます。

 

ゴルフは確率のゲームですが、ショートパットに難を抱えている人の場合、ピンの近くに乗せたことと、パットが入る確率というのは必ずも一致しません。ショートパットに難を抱えている人の場合、アプローチを寄せすぎない(OKの距離は除く)方が、寄せワンの確率が上がることが少なからずあるのです~。

 

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2017年09月24日超私的な提案 ここ一番のティショットで左へのミスを防止するコツとは!?

お待たせしました!
YOUTUBE アナライズチャンネルにて
マーク金井 ここだけの話
9月25日月曜21時生配信します

録画はありませんので生で観てね

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昨日は、ブリック&ウッドクラブにてアナライズセミナーを実施してきました。朝から雨だったと言うこともあって、スタート前に、インパクトセミナーを実施。スピンアクシスという器具を使って、「なぜスライスするのか?」「なぜフックするのか?」について、じっくりとレクチャーしました。

YouTubeでも説明していますが、ボールが曲がる(真っ直ぐ飛ぶ)かどうかを決めるのは、、、

・インパクト時のフェース向き(打点位置)
・ヘッド軌道

ゴルフの上手下手に関係なく、老若男女に関係なく、ボールの曲がり具合というのは、この2つの要素によって決まります。ちなみに、インパクト時のフェース向きというのをもう少し具体的に言うと、

 

 ヘッド軌道に対してのインパク時のフェース向き!!!!!

 

です。よく「今のはフェースが開いたからスライスした」とか「今のはフェースが被ったから引っかけた」と言いますが、フェースが開いたか閉じたかをジャッジするためには、ヘッド軌道の関係性で決まります。例えば、持ち球がフック系でインサイドアウト3度の軌道で打っている人の場合、

 

目標に対してインパクトでフェースが1度開いた場合は、ヘッド軌道に対してはフェースは2度クローズ(閉じた)状態なんです。インサイドアウト3度で打っている人の場合、インパクトでフェースが3度開いた時、ヘッド軌道に対してフェースはスクエア(0度)になり、この時はスピンの軸が傾きません。ボールにはフック回転がかからず右に3度真っ直ぐ飛び出します。

 

弾道をコントロールする上で一番大事なことは、、、

 

ヘッド軌道に対して、インパクト時のフェースの開閉度合いを調整することです!!!!

 

 

今回のセミナーでは座学だけでなく、実際にセミナー受講者とラウンドしましたが、左のミスが出やすい人の場合、この「ヘッド軌道に対して、インパクト時のフェース向き」を上手くコントロールできてない人が多かったです。左のミスを嫌がる人の多くは、アドレスで右を向きます。ここまではOKなんですが、アドレスで右を向いているにも関わらず、フェースは右を向いてません。

 

右を向いている分だけ、構えた方向に対してフェースは少しクローズ(閉じた状態)になっています。右を向いてインサイドアウトの度合いが強くなっているにもかかわらず、フェースはヘッド軌道に対してクローズの度合いが強くなっているのです。このため、ヘッド軌道に対してフェースがクローズの度合いが強くなるために、ボールには強いフック回転がかかってしまい、一番避けたい左へのミスが出てしまっていました。

左が危険なホールで右を向くこと自体は間違っていませんし、その方がフェアウェイの幅を広く使えます。ただし、右を向いている時は、構えた向きよりもさらに少しだけフェースを右に向けておくことを欠かさず実行して下さい。例えば、アドレスで普段よりも右に3度向いているならば、フェースの向きは4度ぐらい開く。構えた向きよりも、さらに少しだけフェースを開いておけば、右へのプッシュアウトのミスは出ても、左に引っかけたり、チーピンのミスが出る確率は劇的に下がるのです。

 

ゴルフは物理です。

 

フックのかかり過ぎ、チーピンというのは、インパクト時のフェースの向きを正しく調整すれば事前に防げるのです~。

 

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2017年09月21日超私的な提案 ウエッジ用シャフトはスチールとカーボン、どちらがいいのか!?

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火曜日、水曜日と関西出張に行ってきました。火曜日は、朝イチから「中西清起、小林佳則の熱血!!ゴルフ塾!」のゲスト出演でジャパンビレッジGC。10月と11月放映分を収録。マーク金井は元阪神のピッチングコーチ、中西清起さんと組んで、小林佳則プロと組んだアマチュアチームと対戦します。オンエアは毎週水曜日の23時~23時30分です。関西エリアの皆様、ご視聴のほどよろしくお願いします。

 

 

この番組でマーク金井が使うクラブは、もちろんリンクスのSSマジックマリガンアイアンSSマジックマリガンウエッジ。手前味噌ですが、どちらもソール幅が非常に広く、かつ、ハイバウンス設計。幅広ソールと強いバウンスによってダフりのミスに強いだけでなく、インパクトではロフトが立ちながら前へ進むので、ダフってもナイスショットした時とほぼ同じぐらい距離が出ます。キャッチコピーはなんと、、、

 

 

練習場では最低のクラブ、
コースでは最高のクラブである。

 

今回の収録でもこのミスに強いアイアンとウエッジのおかげで、小林プロにプレッシャーをかけられるショットを何発も打てました。ミスに強いのが分っているクラブを手にしていれば、テレビカメラが回っていても気楽に打てるからです。

 

加えて、今回はウエッジのシャフトを新しくしました。アイアンにはすでにフジクラのカーボンシャフト、MCIブラック80(Sシャフト)を装着していたので、今回はアイアンと同じくAW、SW、LWにもMCIブラック80(Sシャフト)を装着。これで、ドライバーからウエッジに至るまで、パター以外はすべてカーボンシャフトです。

 

 

ウエッジもカーボンシャフトにした理由は、、、

 

スチールシャフトよりもカーボンの方がスイング中にシャフトのしなりを感じ取りやすいからです。加えて、カーボンとスチールのしなり感というは違います。同じ硬さ、同じ振動数に揃えたとしても、カーボンとスチールとではしなり感、そしてインパクトの手応えはかなり異なります。スチールとカーボンでは比重が大きくことなります。

 

鉄(スチール)の比重は7.85
カーボンの比重は1.5~1.7

 

 

比重が大きく異なるので、同じ重さでシャフトを作った場合、スチールシャフトはかなり肉薄になり、カーボンシャフトはかなり肉厚になってしまいます。シャフトの肉厚がここまで大きく異なると、素材による違いだけでなく、肉厚による違いによってしなり感、そしてインパクトの手応えがかなり異なってしまいます。

 

では、ウエッジ用のシャフトはカーボンとスチールとでは、どちらが打ちやすいのか?

 

ウエッジは遠くに飛ばすクラブではありません。ウエッジに求められるのは距離のコントロールのしやすさ、そして前後のミスが出づらいが出づらいことです。

 

かつてはカーボンシャフトは「飛ぶけど距離がバラつく」なんてことが言われたりしましたが、今はそんなことはありません。今どきのカーボンシャフトは精度が高く、カーボンだと距離がバラつくなんてことは皆無です。アイアンにカーボンシャフトを装着して3年以上経ってますが、自分が打ち損じない限り距離感のミスは出たことないです。ウエッジ用シャフトもすでにアナライズのmmウエッジではカーボン(MCIブラック80S)を装着してますが、30~80ヤードと言ったコントロールショットも距離感の精度は非常に高く、スチールよりも劣るなんてことは1度もありません。

 

アイアンやウエッジのシャフトを、「スチールにするのか、カーボンにするのか」は好みで選べばいいと思いますが、シャフトのしなりを使ってスイングしたい、シャフトのしなりを感じながらスイングしたいならば、スチールよりもカーボンをお勧めします。

 

 

前述したようにカーボンの方がスイング中にしなりを感じやすくなるからです。また、少し軟らかめのカーボンシャフトを装着すると、切り返しでシャフトがしなるのが分るから、力みづらくなります。また、ウエッジにカーボンシャフトを装着すると、ゆったり切り返せます。

 

市販の別売りウエッジではスチールシャフトが装着されているモデルがほとんどですが、カーボンシャフト装着のアイアンを使っているならば、ウエッジもカーボンにした方がアイアンの流れでウエッジも使えます。また、セッティングの流れも良くなります。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

シャフトにこだわるならば、ドライバーやアイアンだけでなく、ウエッジにもこだわって下さい。コースに出たら、ドライバーと同じぐらいウエッジの方が出番が多いですし、ウエッジでいいショットが打てると確実にスコアアップにつながるからです。ウエッジをカーボンシャフトに交換する場合、シャフト重量はアイアンと同じか、アイアンよりも5~10gほど重いシャフトがお勧めです~。

 

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