マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な考察

2018年11月22日超私的な考察 ゴルフが上手くなるのに「才能」は必要なのか!?

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毎月21日は月刊ゴルフ雑誌の発売日で、月刊ゴルフダイジェスト月刊ワッグル、そして月刊ゴルフクラシックが発売。加えて、今週は隔週誌のアルバも発売されています。マーク金井アルバで「ぶっ飛びアイアン」の特集記事と練習器具の連載をお手伝いさせていただきました。

 

ゴルフ雑誌は月に10冊以上読んでますが、一般書籍も月に10冊以上は読んでます。例えばこの一週間だと、、

 

 

 

本を読むために超私的にやっていることは、、「本を真面目に読まない」こと。面白くない(興味が湧かない)と感じたら、途中でも読むのを止めます。加えて、最初から読むこともやりません。目次はじっくり読み込み、面白そうな所から読み始めることが多いです。1冊の本を全部読まないことの方が多く、ヒントになることが1つでも2つでも得られたらラッキーだと思ってます。半面、何度も読み返す本も少なからずあります。

 

さて、上記の本の中で45分ほどで読了したのが「才能の正体」。目次がほぼ内容を言い表しているので、目次は3度読み返しました。そしてトピックのまとめが秀逸だったので読んだ時間は短かったですが、読み応えは大いにありました。主たるまとめはスマホで撮影したので、いつでも読み返せるようにしてます。刺さったまとめをざっと挙げると、

 

 

 人とつながるにはちゃんと”伝えること” コツは「前提の共有」と「いいタイトルをつけること」。

 人の才能を伸すが上手な人ほど、主観的な意見を言わず、ただ事実のみを根気強く言う。

 「客観視」できるようになれると、ポジティブになれる。

 コミュニケーションとは、「自分が何を言ったか」ではなく、「相手にどう伝わったか」だ。

(以上、才能の正体から引用)

 

 

才能と言う言葉は非常に便利な言葉です。努力というのは自発的な行為が求められるのに対して、才能というのは先天的な意味合いを含んで使われることが多いからです。加えて、「自分には○○○の才能がない」と言ってしまえば、できない理由を合理化できてしまうからです。

 

 

ゴルフもしかりで、「何年やってもスコアが良くならない」「何年やっても100が切れない」「真面目に練習してもベストスコアを更新できない」と悩んでいる人の中には、すくなからず「自分にはゴルフの才能がない」と思っている人が少なからずいます。

 

 

「才能の正体」の本はゴルフのことを一切取り上げてませんが、この本の著者である坪田信貴氏は、、、、

 

「才能がある」と言われる人に共通しているのは、”正しいやり方を”選んでちゃんと努力していること。

 

 

そして、こうも付け加えています。

 

 

「頭のいい人や出来のいい人の言葉は、聞く意味がない」と僕は思っています。
(以上、才能の正体から引用)

 

 

実は、この言葉は片山晋呉プロも「シンゴイズム」で「上手い人じゃなくて苦手な人に聞いてみる。上手い人は天才的にできるけれど、苦手な人の方がよく考えているから」と。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

物理的に理に叶った方法に則って練習し、工夫しながら継続練習する。そして、スコアを良くするために本当に必要なことを「自己客観視」しながらプレーしていけば、才能の有無に関係なく、経験を重ねるほどにスコアは確実に良くなるのです~。

 

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2018年11月18日超私的な予想 2018年ダンロップフェニックスの優勝は誰の手に!?

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11月19日21時から配信決定。録画はありませんので是非生でご覧下さい


今年に日本ミッドアマ豊島豊選手が、初日からトップを維持し、最終日、最終ホールでバーディーを奪って優勝しました。豊島選手は2015年大会以来2度目の優勝を、大会史上3人目(5回目)の完全優勝で華を添えています。

開場となったのは関西の老舗名門、小野ゴルフ俱楽部です。マーク金井はミッドアマの翌日(11月17日)にプレーする予定でしたが、持病の喘息が出てしまい関西遠征を中止しラウンドをキャンセル。一度は回ってみたかったコースを誘っていただいただけでに残念でたまりません。誘っていただいたWプロ、ドタキャンしてすみませんでした。

兵庫県ではこの小野ゴルフ俱楽部と同じくらいプレーしてみたいのが、近隣エリアにある加古川ゴルフ俱楽部。リンクスゴルフの本社がある姫路からも近いので、なるべく早くプレーできる機会を作りたいと思います。

さて、日本ツアーもいよいよ終盤戦に突入。今週はダンロップフェニックスで3日目を終えて単独トップに立ったのはツアー未勝利の堀川未来夢選手。今年はツアー初優勝している選手が多い年ですので、堀川選手もこの仲間入りする可能性は大です。ショットとパットが噛み合うかどうかは明日になってみないと分りませんが、3日目のようにショートしないパットを最後まで打ち続けることができれば、ツアー制覇を手元に引き寄せることができると思います。

 

ダンロップフェニックスは過去3度プレーし、現地取材も10回くらいはしています。古くはジャック・ニクラス、セベ・バレステロスがプレーした頃、少し前だとタイガー・ウッズが優勝した時、最近ではブルック・ケプカが初来日をした時も現地でプレーぶりをじっくりと観てきました。そこで今回は超私的な優勝予想をしてみたいと思います。

 

 

3日目を終えた順位は、、、

 

-12 堀川未来夢
-10 B・ジョーンズ 今平周吾
-9 朴相賢
-8 H・W・リュー 稲森祐貴
-7 B・ケプカ 市原弘大 他3選手

 

 

3日目を終えて12アンダーがトップということは、恐らく優勝スコアは14~16アンダーぐらいになると思います。それを考えると、優勝争いに加われるのは7アンダーぐらいまでの選手です。そして、もうひとつデータにしたいのが男子ツアー、今シーズンの勝利者顔ぶれ。今季は13人もの選手がツアー初優勝を果たし、なおかつ20歳代が9人もいるのです。こんな事は男子ツアー始まって以来の出来事なことを考えると、、、

 

 

優勝予想の筆頭候補は3日目を終えてトップに立っている堀川選手。堀川選手は25歳ですから大いにチャンスがあるでしょう。2番手の予想は、3日目を終えて2打差の2位タイにつけている今平選手。今平選手は堀川選手と同学年。同学年対決になるのではないかと予想しています。

 

 

そしてこの2人割って入るのが2016年、2017年の覇者、ケプカ選手。コースを熟知していますし、なによりもコースとの相性の良さが際立っています。ケプカ選手がアウトでスコアを一気に伸せば、そのまま逃げ切り優勝する可能性が出てきます。

 

 勝負の鍵を握るのは、アウトの7番。ここは2オン可能のパー5でバーディーが当たり前で、イーグルも取れるホール。優勝争いを演じるためには、このホールでスコアを伸すのは必須です。

 

 

インでは11番、13番、16番、18番。ここでスコアを着実に伸した選手が優勝争いに残れるでしょう。難易度の高いホールとしては10番、15番、そして17番。この3ホールで安易にボギーを叩いてしまうとスコアを落とすだけでなく、プレーのリズムも悪くなってしまうのを避けられません。

 

 

このブログがアップされる頃、ちょうど最終組はアウトの7番あたりをプレーしているかと思います。現在世界ランク1位のケプカ選手が最終日に一気に追い上げて優勝するのか? それとも同学年対決で堀川選手と今平選手が競い合ってスコアを伸して優勝争いを演じるのか? 明日のテレビ放映が大いに楽しみです~。

 

 

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2018年11月15日超私的な考察 スコアアップに本当に必要なことは狙った場所にボールを「止める」ことにある。

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毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフの発売日。加えて、GDOの試打インプレッションの更新日。今週はヤマハの新作ドライバー、インプレスUD+2ドライバーです。UD+2はアイアンで人気を博したクラブですが、ドライバーもオリジナリティがあり、フェースプログレッションを小さくすることと、重心アングルを大きくすることで大型ヘッドでも捕まりの良さを実現してます。

 

 

アドレスするとグースネックな感じがしますが、これがスライサーへのお助け要素になっており、ドローが打ちやすくなっています。フッカーには捕まり過ぎる怖さがあるものの、右へのミスをクラブで軽減できるように仕上がっています。

 

 

さて、週刊ゴルフダイジェストで真っ先に読んでいるのが連載で、ひとつは注目クラブを丸はだかにする「ギアログ」。ここではクラブの計測データが出ているので、物理的にどんな性能かを知ることができます。もうひとつは、かわざき健さんが原作を書いているゴルフ漫画、「オーイ! とんぼ」。プロゴルファーを目指していたかわさきさんならでのストーリーは、ゴルフの奥深さ、そしてゴルフで本当に必要なスキル(技術)についてこれでもかってぐらい具体的に表現されています。

 

現在、日本女子アマチュア選手権が舞台になっていますが、今週の名言は、、、

 

 ゴルフは、どこに球を飛ばすかというゲームじゃない。
 どこに球を止めるかというゲームだ。

週刊ゴルフダイジェスト11月27日 オーイ、とんぼ!より引用)

 

 

前回のブログも書きましたが、パターにおいてはカップの向こう側1mにボールを止める距離感で打つ。これがパット数を減らすこと、1パットを増やす確率を上げることにつながります。

 

 

では、パット以外ではボールをどこに止めればいいのか?

 

 

ゴルフの腕前によっても変りますが、パープレー(ハーフ36)を目指すのに必要なことを上げると、、、

 

 

 ・ティショットにおいては最低飛距離をクリアしつつフェアウェイにボールを止める
 ・グリーンを狙うショットにおいてはグリーン中央にボールを止める
 ・グリーンを狙えない場合は、フェアウェイで次打が打ちやすい場所にボールを止める

 

 

これを心底を思ってプレーできるかどうかで、スコアは大きく変ってきます。しかしながらアマチュアゴルファー、特に100を切れない、90を切れないゴルファーのプレーを見ていると、ボールを止めることよりもボールを飛ばすことを意識している人の方が圧倒的に多いです。

 

 

・例えば、ティショットが飛び過ぎてラフまで到達する
・例えば、グリーンを狙うショットでボール飛び過ぎてグリーンを外す
・例えば、アプローチでトップしてグリーンオーバー
・例えば、林からフェアウェイにレイアップする時にラフまで飛ばしてしまう

 

 

スコアメイクが上手くいかない人に共通しているのは、ボールをどこに止めるかよりも、

 

 

 ・ナイスショットを打ちたい(気持ち良いショットを打ちたい)
 ・芯を喰った当たりを打ちたい
 ・狙った距離よりもボールが飛びすぎてもミスショットだと思わない

 

ボールを飛ばすことに喜びを感じている人が圧倒的に多いような気がします。ボールを止めることが大事なのはなんとなく分っていても、いざショットを打とうする時は、ボールを飛ばす(それも気持ちよく打って)ことが優先順位の一番になっているような気がします。

 

大事なことなので繰り返します。

 

 

ゴルフはどこに球を飛ばすかというゲームじゃない。
どこに球を止めるかというゲームだ。

 

 

これを遵守してプレーするにはナイスショットに対する概念をガラリと変えることが求められます。加えて、クラブの選び方もガラッと変ってくるでしょう。マーク金井はミスに強くてやさしいウエッジ、mmウエッジを作る上で一番こだわったのは、多少ダフっても、多少ミスショットしても同じ場所にボールが止まる。ミスがミスにならないということの本当の意味は、上手く打てた時でも、あまり上手く打てなかった時でも同じ場所にボールを止めやすいということなんです~。

 

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2018年11月11日超私的な考察 ショートパットをしっかり強く打つのが難しい本当の理由とは!?

昨日は神田のスタジオにてアナライズセミナーを実施。前半は1ヤードの距離を緩まないで打つことを体感できるアプローチセミナー、1時間の休憩を挟んだ後半は、今回から新たな講座なるパッティングセミナーを行いました。パッティングセミナーについては撮影が入ってますので、近々、YouTubeにて全内容をアップ致します。

 

 

マーク金井は自他共に認めるパット下手です。にも関わらずパッティングセミナーを実施しました。パットが下手なのにセミナーを実施するなんて無謀とも言えますが、パットが下手だから実施できると超私的に思っています。パットが下手なので、セミナーでは自分の成功体験(持論)を展開しません。パットが下手が故に、物理的に「入るパット」とはどんなものかを懇切丁寧に説明できるからです。

 

 

アナライズパッティングセミナーでは、以下の2つのことを重点的に説明、かつ実際に体験してもらいます。

 

 

 パッティングで大事なのは打点位置
 パッティングの距離感で大事なのは、どんな距離でも1mオーバーの距離感で打つこと

 

打点位置についてはYouTubeをご覧になって下さい。パットが上手いプロはどんな打点位置で打っているのか、パットが上手い人と同じ打点位置で打つための練習法を詳しく説明しています。

 

 

距離感については、どんな距離のパットでもカップを1mオーバーした地点にボールを止める(止まる)タッチで打つことをレクチャーします。ショットであれ、パットであれゴルフをプレーする時に一番大事なことは、、、

 

 ボールをどこに止めるかを決めること!!!!!!!!!!

 

 

シンゴイズム(マイナビ)の中で片山晋呉プロも語ってますが、ゴルフはボールを飛ばすゲームではなく、ボールを止めるゲームです。強気の距離感で強く打つというのは、ショートのミスを防げますが、どこまでオーバーさせるかという数値的目標がありません。これではボールを止める、すなわち本当の距離感は身に付きません。

 

ただし、カップの先1mにボールを止めるという距離感は言葉でいうほど簡単ではありません。本当に1mオーバーする場所に止める距離感で打ち、カップインしなかった場合は1mのパットを打つことになります。1mの距離になると「お先」することはできませんし、カップのフチに止ったボールよりもカップインさせるのが困難になります。カップの1m先の距離感で打って外すと、3パット、4パットのリスクも抱えることになるのです。

 

加えて、カップの1m先に止める距離感でパットを打つ場合、ロングパットよりもショートパットが難しくなります。例えば、

 

 

5mの距離を打つのと50センチの距離を打つ場合、圧倒的に後者の方が1m先にボールを止める距離感で打つのに「ドキドキ」したり「プレッシャー」がかかります。

 

何故かと言うと、、、、

 

 

5mの距離を1mオーバーで止めるということは6m打つこと。カップまでの距離に対して2割強い距離感で打てばいいことになります。対して、50センチの距離から1mオーバーで止めるということは1.5mの距離を打つことになります。

 

 

察しの良い人はもうお分かりでしょう。そうです、50センチの場合、カップの1m先にボールを止める距離感というのは、カップまでの距離に対して3倍の距離を打つことが求められるのです。50センチでカップに届くのが見えているのにもかかわらず、実際は1.5m打たなくてはならない、、、、これはドライバーでボールを遠くに飛ばすことよりも、アイアンでグリーンの端に立つピンを狙うよりも、度胸が求められるのです。

 

 

ショートパットをカップの先1mに止める距離感で打つメリットは、傾斜や芝目の影響を受けづらくなります。傾斜や芝目を気にしないで真っ直ぐ狙っていけるメリットがあります。そして何よりも「カップに届かない」というショートのミスは出ません。いくらいいパットでもショートしたら永遠にワンパットの数は増やせないのです。

 

ゴルフは物理です。

 

 

50センチ、1m、1.5m。これらの距離は外せない距離ですが、ワンパットの確率を上げるために必要なことは「カップの先1mの所に止める」という距離感で打つ事が求められるのです~。

 

 

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2018年11月08日超私的な考察 ドライバーの飛距離に強い影響を与える要素とは!?

アナライズのセミナー今週土曜日開催のアプローチセミナー!まだ空きがあるようです。これかなり参考になると思うのですが??お時間ある方ぜひ申し込んでください⇩こちらクリック

(ちなみにプライム会員の方、11月25日のマーク塾もキャンセルが出て空きがあります)


昨日は福嶋県北部に位置するフジクラテストセンターでドライバーの試打と撮影をしてきました。このテストセンターは今年9月にできたばかりで、鹿島カントリークラブの練習場に隣接しています。テストセンターというぐらいですから弾道計測器は言うに及ばず、スイングロボットも設置されています。ミヤマエ製のスイングロボットは最大でヘッドスピードが65m/sまで出るそうで、最小はいくらでも遅くできるとのことです。

 

さて、このスイングロボット。

 

 

アームは1本でスイングしますが、人間がスイングした時と同じように肩や手首の関節があるかのように動きます。テークバックではコックが入りますし、クラブがトップに向かうにつれてフェースローテションも入ります。

 

 

ただし人間とロボットがスイングする時に決定的に違うのがインパクトの迎え方。

 

 

 スイングロボットは構えた位置に寸分狂わず手元が戻ります!!!!

 

 

そして、寸分構えた位置に手元が戻るので、クラブヘッドは構えた位置から大きく外れた状態でインパクトを迎えます。何故かと言うと、シャフトがしなりが発生するために、ヘッドのトウ側が下がるトウダウン現象が発生するからです。シャフトの構造、フレックスによっても変りますが、このトウダウン現象というのはかなりの量で、インパクトでクラブヘッドは構えた位置よりもボール1個分以上、ズレてくるのです。

 

なので、スイングロボットがボールを打つ時、アドレスの時点ではフェースセンターから相当外れた位置にヘッドを設置することが求められます。加えて、ヘッドスピードを変えていくと、同じクラブ、同じシャフトでもトウダウン量が異なります。ヘッドスピードを少し変えただけでも、ヘッドをセットする位置を再調整することが求められます

 

 

セッティングが終われば、スイングロボットは同じスイングを繰り返すので、何発打っても芯で捕らえます。人間が打つのに比べるとスイングの再現性が高いのですが、同じスイングをしても同じ弾道になるとは限りません。屋外で打てば風の影響を受けますし、同じスイングをしてもシャフトがしなり戻る挙動がわずかに変るからです。

 

 

 

そして、今回ロボットテストを繰り返して分ったことがあります。それは、アドレス時のフェース向きと、ボールの飛び方について。セッティングの段階でフェースの向きを調整するのですが、

 

 

アドレス時のフェース向きが1度違うだけで、ボール初速が1~2m/sぐらい変り、飛距離も10~15ヤードぐらい簡単に変るのです!!!!!

 

 

スイングロボットの場合、アドレス時のフェース向きとインパクト時のフェース向きはほぼ同じです。アドレス時にフェースが少しでも開いた状態になっていると、ボール初速が出づらく、かつスピンが増えます。芯で捕らえていてもフェースが少しでも開いていると(ヘッド軌道に対してフェースが開いていると)、ミート率は1.45ぐらいしか出ません。

 

 

対して、フェース向きがスクエアよりもほんの少しだけクローズ(ヘッド軌道に対してフェースが閉じていると)、ボール初速が上がり、かつスピンも減ります。フェースが少しだけ閉じていると、ミート率は一気に上がり1.48以上が出ます。テストを何度も繰り返しましたが、ことスイングロボットが打つ場合に関しては、フェース向きがボール初速、そしてスピン量に多大な影響を及ぼしていることが検証できました。

 

 

もちろん、スイングロボットと人間が打つのとでは100%同じ結果になるとは限りません。しかしながら、人間が打った時も、インパクト時のフェース向きがボール初速、スピン量に及ぼす影響はかなり大きいです。手前味噌ですが、マーク金井が試打するとミート率が1.48~1.5出ますが、高速度カメラでインパクトを検証すると例外なく、フェースはヘッド軌道に対してわずかに閉じた状態(クローズな状態)になっています。もちろん、ミスショットして飛距離がでないこともありますが、その時は、ほとんどがヘッド軌道に対してフェースが開いた状態になっています。

 

ゴルフは物理です。

 

ヘッドスピードの割にドライバーの飛距離が出ない、芯を喰っているのに飛距離が今ひとつ伸びない。こういう場合、飛距離が伸びない原因として真っ先に疑うべきことは、インパクト時のフェース向きだと超私的に思います~。

 

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ぶっちゃけフッカーには効果がありますが、スライサーには弱いかな

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