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カテゴリー: 超私的な考察

2019年01月31日超私的な考察 ボールをたくさん打つとスイングが悪くなるって本当なのか!?

マーク金井がANAの機内放送に登場しておりますが、飛行機に乗らなくても1月配信分がWEBでご覧いただけるようになりました⇩クリック

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キャロウェイエピックフラッシュサブゼロドライバーです


2019年が始まったばかりだというのに、気がついたら今日で1月が終わってしまいます。このひと月でゴルフに行ったのは1回、スノボが4回、ボウリングが4回、そして今日はスキーの初滑り。もちろんスキーも初心者なので、コーチについてマンツーマンで滑っています。

 

ゴルフ、スノボ、ボウリング、そしてスキー。

 

 

いずれのスポーツも正しい動作というのは日常生活とかなりかけ離れています。なので、よどの天才を除けば、最初は正しいフォームからかけ離れた動作をします。そして、誰にも教わらないまま続けていくと、好ましくない癖が付き、いわゆる我流のフォームになってしまいます。本を読んだだけで飛行機の操縦ができないのと同じく、独学で理想的なゴルフスイングを身に付けるのは至難です。宝くじで一等当選するのと同じぐらい確率が低いでしょう。

 

 

加えて、好ましくない癖が付いてしまうと、その癖を取り除くは容易ではありません。ゴルフスイングの場合、アマチュアに多い癖を挙げると、、、、

 

 

・シャフトクロス
・テークバックでフェースを開く
・テークバックでヘッドをインに引きすぎる
・切り返しでコックがほどける
・アーリーリリース
・ダウンスイング後半でシャフトが垂れる(右手が下になる)
・インパクトで頭が右に残らない(頭が突っ込む)

 

ひとつだけ当てはまる人もいれば、いくつも当てはまる人もいると思います。全部該当する人もいるかと思いますが、これらの悪癖を直すのは簡単ではありません。何故かと言うと、、、、

 

 ゴルフスイングに悪癖があったとしてもナイスショットが打ててしまうからです!!

 

 

悪い動作をしてもいい結果が出てしまうと(まぐれ当たりが出ると)、無意識化では悪い動作をしたというジャッジするのではなく、良い動作をしたとジャッジしてしまうのです。そして、悪い動作で練習を続けていくと無意識化(阿頼耶識)に、「ゴルフスイングはこの動作」ということをどんどん蓄えてしまうのです。

 

 

そうなるとどうなるのか?

 

 

 スマホで自撮りしてスイングチェックをして、悪い癖を見つけたとしましょう。意識としては悪い癖を直したくても、無意識化(阿頼耶識)では悪い癖とみなしてません。その結果、いくら意識して動きを変えようと試みても、無意識化(阿頼耶識)がそれに抗うことになるので、動きはまったく変らないのです。

 

 

ゴルフでは動きを変えるためにドリルや練習器具が数多くあります。ドリルや練習器具を使うと動きが改善されてきますが、ゴルフクラブを持ってボールを打とうとしたら、動きが元に戻るが多々あります。こうなってしまうのは、ゴルフクラブを持ってボールを打とうとしたら、意識よりも無意識化(阿頼耶識)の方が身体の動きをつかさどっているからです。超私的なことを言わせてもらうと、ゴルフスイングを変えるには、悪癖を取り除くためにまずやるべきことは、無意識化(阿頼耶識)に蓄積されている、「悪い動きでいい結果」いう因子を取り除くこと。

 

そのために必要なのは、「悪い動きになりやすい道具」を使うのではなく、「正しい動きに導かれてしまう道具」を使ってゴルフスイングを構築することです。アナライズにはゴルフの竪琴フレループスーパーシャットくんイージーフレックスなどの練習器具がありますが、これらを使うことはゴルフスイングでボールを打つよりも「正しい動きに導かれてしまう道具」です。

 

そして、練習ではバランスボール投げのように「正しい動きに導かれる」ドリルを何度も何度も練習し、正しい情報を無意識化(阿頼耶識)に蓄積することです。

人間には良くも悪くも欲があり、その欲が蓄積されます。ゴルフおいてもナイスショットを打ちたい欲があり、その欲が無意識化(阿頼耶識)に蓄積されるのは避けられません。「○○してはいけない」という方法論で欲を封じ込めようとしても封じ込めるこが出来ないのが人間です。

 

 

 ゴルフ歴が長いのになかなか上達しない、コースに出るとここ一番で曲がる。

 

 

運動神経がないから上手くならない、メンタルが弱いからここ一番で曲がると思っている人がすくなからずいます。確かに運動神経はないよりあった方がいいですし、メンタルは弱いよりも強い方がいいです。しかしながら、上手くならないことを運動神経のせいにしたり、ここ一番で曲がるのをメンタルのせいにしてしまうと、そこで思考停止することになりかねません。

 

 

スイングの悪癖を本当に直したいならば、ここ一番で曲がらない球を打つには、無意識化(阿頼耶識)に正しい情報を蓄積させること。正しい情報を無意識化(阿頼耶識)に蓄積すれば、スイングの悪癖を取り除けますし、メンタルが弱くてもここ一番でナイスショットを打つ確率が上がます~。

 

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アナライズのRS1.5パター、限定発売ですが、売り切れていたスペックも入荷するそうです気になっている方、ぜひこの機会に

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2019年01月28日超私的な考察 常識外れにやさしいパターってどんなパター!?

YouTubeアナライズチャンネル 最新動画はマーク金井がテーラーメイドM6ドライバーを試打しています

 


昨日の夜は、大型電気店にじっと居座ってテニス観戦してました。大阪なおみ選手が2セット目にマッチポイントを握ったので「これはあっさり勝つのか!?」と思いきや、そこからグビトバ選手が驚異的な粘りをみせて2セット目を奪取。これで流れはクビトバ選手に行ったのかと思いきや、3セット目に最初にブレークしたのは大坂選手。そこからは危なげないプレーを続け、最後まで安定したプレーで初の全豪オープンのタイトルを手に入れました。

これで大坂選手は全米オープンに続いて4大大会2連勝。日本人プレーヤーとしては初の世界ランク1位となることが決まっています。4大大会は優勝賞金も桁外れで、なんと3億2000万円。この1勝で昨年のゴルフ国内男子ツアー賞金王が獲得した賞金の2倍以上を獲得しています。

大坂選手のプレーを見ていたら、テニスもやりたくなってうずうずしていますが、目下のところ上達を目指しているのがボウリング。46年振りにボウリングを再デビューし、半井プロにマンツーマンで投げ方を教わっています。

 

 

右利きなのでボウリングは右投げで練習してますが、46年前と劇的に違うのが投げ方です。昔は片手で投げるのが当たり前でしたが、今どきは片手投げだけでなく両手で投げるプロもいるそうです。「ホンマかいな?」と思ってYouTubeで検索してみたら、オーソドックスな片手投げのプロだけでなく、両手で投げるプロもいるのです。日本ボウリング協会によると、両手投げのプロ選手が誕生したのは2013年。男子プロ約790人のうち、少なくとも7人は両手投げだそうです。

 

 

両手でボウリングのボウルを投げるメリットは球を曲げやすいこと。そしてボウリングの投球で一番デリケートな部分である、「親指をボールから抜く」という動作が省かれ、リリースのタイミングに神経を使わなくていいのだそうです。マーク金井は今のところ片手投げで練習してますが、ある程度投げられるようになったら両手投げにもチャレンジしてみたく思っています

 

 

 そして、そして、このボウリングの両手投げを見てひらめいたことがあります。それは、パターの打ち方についてです。

 

 

ゴルフの場合はボウリングとは逆で、両手でクラブを右ってスイングするのが当たり前な動作です。そして、ルール上は両手だけでなく片手でストロークしても問題ありません。実際、すごく短い距離のパットでは片手ストロークしてカップインさせることも珍しくありません。

 

 

察しのいい人はもうお分かりでしょう。

 

 

 

ボウリングの両手投げを見て超私的に閃いた(ひらめいた)のは、パターの片手打ちと、片手で打てるパターの設計、製作です。ドライバーやアイアンと違ってパターは遠くに飛ばす必要ありません。テニスや卓球は片手で道具を操り、そして精度の高いショットをしています。それを考えると、パターだって片手で打つのに適した道具(パター)があれば片手の方が上手くストロークでき、かつ精度の高いパットが打てる可能性があると思うのです。

 

 

 例えば、金づちで釘を打つのを思い出してみて下さい。金づちを両手で打つ人はまずいません。大多数の人は片手で金づちを持って釘を打っていますが、金づちに慣れてくればかなり正確に釘を打てるようになるはずです。

 

 

そして、そして金づちの柄の部分の太さはゴルフのグリップの太さに類似しています。パターも金づちのように片手で操りやすい重さになっていれば、片手でも違和感なくストロークできるようになる可能性は高いのです。

 

 

パターの場合、ストローク中に左右の手の力加減が変ったり、左右の手が同じスピードで動かないということが少なからずあり、そうなるとヘッドの動きが不安定になってミスが出やすくなります。ゴルフ歴が長いプレーヤー、そしてパットが苦手なプレーヤーほど、左右の手が同じスピードが動きづらくなっています。

 

 

対して、片手でストロークすれば左右の手が違う動きをするということがなくなるのです。右打ちの人ならば右手だけでストロークする。パットの練習でも右手だけでストロークするというのがありますが、方向性を気にしないのであれば、両手よりも右手の方がスムーズにストロークできる人は少なからずいるはずです。

 

世の中に出回っているパターは両手で打つのに適した長さ、両手で打つのに適した重さになっています。なので片手で打つのには少々厄介。でも、片手で打つのに適した長さ、片手で打つのに適した重さのパターがあれば、片手でも距離感、方向性が安定させられるような気がしてならないのです。

 

 

ネットで検索したら、今のところ片手ようのパターは世の中に出回ってません。パターの片手打ちは練習法として紹介されているだけで、実際のプレーで片手打ちを推奨している人もいません。練習では片手打ちは効果があるにも関わらず、実際のプレーでパターの片手打ちを進めているプロもいないようです。

 

 

片手で打つのと両手で打つのとでは、どちらの方がパットの入る確率が上がるのか?

 

 

2019年はこれについてもじっくり研究してみたいですし、片手用のパターを開発してみたいと思います~。

 

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2019年01月20日超私的な考察 テーラーメイドのM5、M6とキャロウェイのエピックフラッシュ。一体どちらが飛ぶのか!?

 

2019年の1月20日になりました。1月20日と言えば、お年玉年賀はがきの当選番号発表日。今年の1等は現金30万円とのことですが、物心ついてから当たったことがあるのは3等のお年玉切手シートだけです(笑)

 

そして今日(1月20日)と言えばTV東京「石田純一のサンデーゴルフ」のオンエア日。
マーク金井は先週に引き続き、ゲスト出演させていただきました。午前11時からの放映なので、お時間ございましたらご覧になっていただけると嬉しいです。

 

2019年に入ってすでにスノボには3回行き、ゴルフクラブの新製品の記者発表(展示会)にも3回行きました。そして生まれて初めて東京オートサロン2019を見学し、46年ぶりにボウリング再デビューを果たしました。スノボの時もそうですが、ボウリングでも最初は肝心なので、東京ポートボウルの半井プロにマイボールを作ってもらい、そしてレッスンを受けてから投げました。第1ゲームはビギナーらしく104点、第2ゲームはビギナーズラックで188点。これから3ヶ月は週2ペースで半井プロのレッスンを受けながら、ボウリングの上達を目指します

 

 

この冬はスノボとボウリングが欠かせない行事になってますが、それと同じぐらい欠かせないのが新製品の試打です。1月に入って新製品のドライバー試打も3回行なっていますが、いろんな人から必ずと言っていいほど尋ねられるのが、、、、

 

 

 ここだけの話、キャロウェイのエピックフラッシュテーラーメイドのM5、M6とでは、一体どちらの方が飛ぶの?

です!!!!!!!!

 

ゴルファーならば本当のことを知りたいと思う気持ちは分ります。しかしながら、この手の質問というのは、超私的に言わせてもらうと、、、

 

 キャノンとニコンとではどちらの方が「綺麗な写真」が取れるの?

 

 

と聞かれるようなものです。キャノンにはキャノンの良さがありますし、ニコンにはニコンの良さがあります。どちらが良いかは、最終的には使い手の好み、使い手との相性にあると思いますが、実はゴルフクラブにも当てはまるのです。

 

 

メーカーに忖度するわけではありませんが、エピックフラッシュM5、M6の場合においても、最終的には使い手によって導き出される答えは決まります。エピックフラッシュの方が飛ぶ人もいれば、M5、M6の方が飛ぶ人もいるというのが、嘘偽らざる応えです。そして、もしも自分はどっちの方が飛ぶのかを知るためには、両方を大人買いして、実際にコースで試すのが一番確実です。何故かと言うと、人間は選択した方よりも選択しなかった物の方が「より価値がある」と思いたがる習性があるからです。

 

 

 では、エピックフラッシュM5、M6の飛ばしのロジックはどう違うのか?

 

 

こう質問されれば、明確に違いを説明できます。

 

 

どちらもルール適合内でのフェースの反発の高さをアピールしていますが手法が大きく異なります。キャロウェイはAIテクノロジーとスーパーコンピュータを駆使して、波打つような形状の薄肉フェースを搭載。これまでの常識とは逆に、ルール上限ギリギリにも関わらずフェース中央部分が薄くなっているのが特徴です。

 

対して、テーラーメイドはルール上限を超えた肉薄フェースを搭載し、後からヘッドを一個づつ検品し、レジン(樹脂)をフェース裏側に注入することで(性能低下させることで)、ルール上限ギリギリに収まるようにしています。

 

 

この両者の違いは打感にハッキリと出ており、エピックフラッシュは「ガキーン」とフェースが割れるかのような甲高いインパクト音が出ます。M5、M6に関してはレジン(樹脂)がフェース裏側に張り付いているので甲高い金属音ではなく、インパクト音ややや控えめです。

 

どちらもルール上限ギリギリに迫っているので物理的には「飛び」極端な差は出ないと思いますが、ゴルファー(人間)が打った場合は5ヤードぐらい差がでる場合があります。
エピックフラッシュの方が飛びそうな感じがすると思った人はこちらの方がM5、M6よりも5ヤード以上飛ぶ可能性が高いでしょう。逆もしかりで、M5、M6の方が飛びそうな感じがすると思った人は、こちらの方がエピックフラッシュよりも5ヤード以上飛ぶ可能性が高いです。何故かと言うと、、、

 

病は気から

 

という効果が少なからずあるからです。思い込みと言ってもいいですが、実は、この思い込みがいい方向に働くことでスイングがほんの少し良くなって、ミート率がほんの少し良くなってくれば、それだけで5ヤードぐらい距離差が出るのです。これは完全に物理の範疇外ですが、人が無意識に持つ「ポジティブな思い込み」は飛びに少なからず左右するのです。恐らく、メーカー側もそれがちゃんと分っているから、「なんだかとてつもなく飛ぶんじゃないなか」と思わせるティザー広告をやっきになって露出させているのです~。

 

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アナライズのスチールシリーズ発売開始ですよ!!

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マーク金井ここだけの話

1月21日21時から生配信します 録画はありませんのでぜひ生でご覧ください

 


2019年01月17日超私的な考察 フェースの反発と同じぐらい飛距離に影響を及ぼす要素とは!?

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マーク金井ここだけの話

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2019年に入って2週間が過ぎようとしています。ゴルフの初打ちはまだ済ませてませんが、今日も早朝スノボに励んでいます。ゴルフは寒いとグリーンが凍って大変ですが、スノボは寒い方が雪のコンディションが良くなります。スノボをやる前は冬の寒さは大の苦手でしたが、スノボを頻繁にやるようになってからは冬の寒さがまったく気にならなくなりました(笑)

寒い方が楽しめるスポーツをやるようになってから冬に対する考え方がガラッと変りましたが、最近、ガラッと変ってきたのがクラブを試打する時の考え方です。かつてマーク金井は典型的なドロー(フック)打ちで、ヘッドの軌道は強いインサイド・アウト。ミスと言えばチーピンと引っかけでした。

 

それがフレループを振るようになってからは球筋がガラッと変り、今では持ち球がストレートから軽いフェード。ヘッドの軌道はストレートから軽いアウトサイド・インになり、左へのミスはほとんど出ません。ミスする時は、大抵がボールが右に飛びます。

球筋が変われば、当然のことながらクラブに対する考え方(好み)もガラッと変りました。インサイド・アウトでフックを打っていた時は左に飛びづらいクラブの方が上手く打てました。それがややアウトサイド・インでフェードを打つようになってからは捕まりが良いクラブの方が上手く打てますし・・

飛距離、弾道も安定するようになってきたのです。

 

具体的に言うと、重心距離がとてつもなく長いクラブよりも、重心距離はほどほどの長さの方がクラブの挙動をコントロールしやすくなっています。

 

 

そして、ヘッドの軌道がガラッと変ったことで改めて分ったことがあります。

 

 

 それはインパク時のフェース向き!!!!!

 

 

同じヘッドスピード、芯を喰った時でもヘッドの軌道に対してフェースが少しでも開いているとボール初速は上がりません。対して、ヘッド軌道に対してフェースがほんの少し閉じた状態だとボール初速はグンと上がります。例えば、ヘッド軌道に対してフェース向きが1度開いた状態と、フェース向きが1度閉じた状態だと、ボール初速が2m/sぐらいは簡単に変り、飛距離も10ヤードぐらいは平気で変ってくるのです。

 

 

超私的なことを言わせてもらうと、どんなにフェースの反発が高いドライバーを手にしていても、ヘッド軌道に対してフェースが開いた状態になっていると、フェースの反発を100%引き出すことはできません。フェースの反発を100%引き出せないわけですから、当然、ボール初速も上がらず、飛距離を伸すこともできないのです。

 

 

 2019年に入り、テーラーメイドキャロウェイはルール上限ギリギリの高反発フェースを搭載したドライバーを登場させています。これは非常に魅力的なことですが、インパクトでフェースが少しでも開いてしまうと、高反発フェースの恩恵を受ける度合いは減ってしまうのです。

 

 

引っかけやチーピンというのは曲がりが大きくて致命的なミスショットですが、この2つのミスショットというのはボール初速が出ています。なぜならインパク時、ヘッド軌道に対してフェースの向きがクローズ(閉じた)状態になっているからです。皆さんも、フワッとゆっくり飛ぶチーピンというのは、今まで一度も見たことはないはずです。

 

ドライバーは年々進化を遂げていますが、その進化の恩恵を受けるためにはヘッド軌道に対してフェースがスクエア、もしくはややクローズの状態になっていることが求められるのです。言い換えると、クラブ選びでもっとも大事なのは、インパクト時のフェース向きがオープンにならないクラブをチョイス(選択)することなんです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

ヘッドの軌道に対してフェースの向きがスクエア、もしくはクローズになっていると捕まった球が打てます。捕まった球を打つことができた時、今どきの進化したフェースの恩恵を受けられることを、ぜひとも覚えておいてください~。

 

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フレループにレディースモデルが登場。

 


2019年01月15日超私的な考察 ドライバー用シャフト、カーボンとスチールで飛距離差は一体どれぐらいなのか?

 

1月最初の3連休。皆さんはどんな風に過ごされたでしょうか。マーク金井は3連休の初日と最終日に神田のスタジオアナライズのセミナーを実施し、日曜日は仕事で使っているクルマのシート(助手席)を交換してもらってました。

交換してもらったのは、運転席と同じくレカロのスポーツスター。腰痛持ちということもあり、仕事で使っている椅子とクルマのシートは贅沢をさせてもらっています。車用のレカロに初めて座ったのは30年前。仕事でしょっちゅうお世話になっているカメラマンに中古のレカロを譲っていただいたのが最初で、それ以降は、クルマは替えてもシートはレカロ。同じクルマでもシートがレカロになると腰への負担が劇的に軽減されるだけでなく、クルマの挙動がダイレクトになるのでドライビング(運転)も心地良くなります。

 

 

超私的なことを言わせてもらうと6年以上の前の中古車でもタイヤと足回り(ショック&スプリング)、そしてシートをレカロにすれば、乗り心地は劇的に改善され、新車に引けを取らなくなります。今乗っているクルマ(135クーペ)は2011年式ですが、タイヤをミシュランのパイロット4、足回りをビルシュタインに交換しました。これで8年前のクルマとは思えないほどシャキッとし、キビキビ走ります。

 

 

さて、レカロは30年前からお世話になってますが、それよりもずっと前にお世話になっているウッド用のシャフトと言えばスチールシャフト。現在はスチールシャフトと言えばアイアン専用というのが常識ですが、30年以上前はアイアンだけでなくウッド(ドライバーやフェアウェイウッド)もスチールシャフトが当たり前でした。

 

さて、このウッド用スチールシャフト

 

 

重さは100~125gのモノが現在も市販されており、100g前後のモノが軽量タイプです。
シャフト単体の長さはFW用だと43.5インチ、ドライバー用だと46インチ。FW用でもドライバーの長さを44インチ以内にするならば装着できます。

 

 

マーク金井は昨年12月、重心距離がゼロに近いドライバー、バンパー島田ゴルフのウッド用スチールシャフトを装着したプロトタイプを作りました。スペックをざっと紹介すると、、、

 

長さ 43.25インチ
重さ 353g
バランス C9
振動数 265cpm(Rフレックス)

 

 

対して、昨年後半末に衝動買いしたキャロウェイのエピックフォージド(カーボンシャフト装着)のスペックは、、、

長さ 45.5インチ
重さ 291.5g
バランス D1
振動数 250cpm

 

 

クラブの重量差が60g以上もあります。クラブ重量が350gオーバーというのは男子プロが使うドライバーよりも重いですが、不思議なことに実際にスイングするとそれほど重く感じません。先日も70歳を越えたアマチュアゴルファーの方に振ってもらいましたが、何の違和感もなくスイングされていました。重さを感じないのは、恐らく、長さが2インチ以上短いこと、そしてヘッド重量自体は重くなっていないからだと思います。

 

 

では、スチールシャフト装着とカーボンシャフト装着とではどれぐらい飛距離の差が出るのか?

 

 

重くなると振りづらくなる分だけヘッドスピードが下がります。例えば、マーク金井の場合、50g台のカーボンシャフト装着ドライバーのヘッドスピードは45~46m/s。対して、100g台のスチールシャフト装着のドライバーのヘッドスピードは43~44m/sになります。ヘッドスピードが1m/s変ると飛距離は6~7ヤードぐらい変ると言われてますから、

 

 

物理的には、スチールシャフトはカーボンよりも12~14ヤード飛距離が落ちる

 

 

と言うことになりますが、実際に弾道計測器を使って打ち比べてみるとそこまでも差が出ないこともしばしばありました。昨日もスチールシャフトが装着されたバンパースチールと、カーボンシャフト装着のエピックフォージドの飛距離計測をしてみましたが、超私的には、、、

 

 

スチールとカーボンの飛距離差は最小で6ヤード、最大で14ヤード!!!!!!

 

 

この差を大きいと考えると小さいと考えるかは個人差があると思います。1ヤードでも遠くに飛ばすことを考えるならばカーボンシャフトの方が有利なのは間違いありませんが、スチールを使うメリットもあるのです。スチールシャフト装着のドライバーの長さは43.25インチ前後。これは今どきのスプーンと同じ長さです。

 

 

ヘッドが巨大なスプーンを使っていると考えるならば、スチール装着のドライバーはスプーンよりも飛距離が出ます。そして何よりヘッドが大きいからミスに強い。男子のツアープロは狙い打ちをしたい時、必要以上に飛ばしたくない時、スプーンでティショットを打つことが多いですが、スチール装着のドライバーならば、それと同じ事ができるのです。
フェアウェイキープ用のセカンドドライバーとしては、非常に魅力的なクラブになります。

 

加えて、スチールは重さがあるのでゆったりとしたタイミングでスイングできますし、スチールならではの「ボヨヨ~ん」とまったりとしたしなり感は切り返しのタイミングが取りやすく、弾道安定性にも優れているのです。

 

 

ティショットはテニスのサービスと同じです。ティショットでOBやチョロが多く、それでスコアメイクに苦労しているならば、スチール装着のドライバーを使ってるのは大いにアリです。10ヤード前後飛距離が落ちますが、それと引き換えにティショットでスコアを浪費することを確実に減らせるのです。

 

バンパースチールは近々発売を予定してます。発売日が決まり次第、このブログ、そしてFBで告知させていだきます~。

 

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おまたせしました〜

フレループにレディースモデルが登場。

《レディースモデル追加!》

商品仕様
長さ:39インチ
総重量:525g
シャフトカーブ:800r(半径80cmの曲線)

重さは変わらないのですが、長さが1インチ短くなってます。これだけでかなり違いますよ。レディースだけ注文してもらっての取り寄せになるので、発送までお時間いただきます。よろしくおねがいします。