マーク金井blog

2014年09月03日テーラーメイド「グローレF」ドライバーの超私的試打インプレ!!

昨日、9月2日は数多くのゴルフメディアが横浜カントリークラブ(神奈川県)に集まりました。他でもありません、テーラーメイドの新商品「グローレF」シリーズの記者発表&試打ラウンドが開催されていたからです。もちろん、マーク金井にも招待状が届き、横浜CCに行ってきました。プレゼンはクラブハウスで行われ、契約プロである、青木功プロ、尾崎直道プロ、そして東尾理子プロもコメンテーターとして出席。テーラーメイドの意気込みが並々ならぬものであることが伝わってきました。「グローレF」はグローレの三代目的な感じがしてましたが、実はグローレと併売される兄弟モデルで、

 

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対象ユーザーは、「プレミアム・アスリート」。

 

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グローレFは2代目グローレと併売~

グローレFは2代目グローレと併売~

メインターゲットは50歳代で、今なお上達思考が強いベテラン中上級ゴルファーです。グローレというと「ゼクシオ」のライバルモデルという位置づけですが、「グローレF」に関して言えば、ゼクシオじゃちょっと物足りないゴルファー向けに作られています。すでにシニアツアーと女子ツアーでは、このグローレFは市販する前から使用率ナンバーワンになっています。

そこで今回のエントリーは「グローレF」の超私的な試打インプレッション。グローレと名前が付くドライバーはこれで4作目で、

初代グローレ(チタン鍛造フェース+チタンボディ)
グローレリザーブ(カーボンフェース+チタンボディ)
2代目グローレ(カーボンフェース+チタンボディ)
グローレ F(チタン鍛造フェース+チタンボディ)

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これでみても分かるように、グローレFは初代を踏襲した構造。テーラーメイドが大々的にメリットをアピールしたカーボンフェースを止めて、初代同様、鍛造フェースに戻りました。ヘッド色も初代同様、ホワイト。初代はつや消しの白ヘッドでしたが、グローレFは光沢感がある白ヘッド。つやがあるだけで高級感が増しています。ヘッド形状に関しては、

初代グローレはオーソドックスな丸形でやさしい顔つき
グローレFはやや洋なし形状でシャープな顔つき

では、肝心の性能はどうなのか?

メーカー側のコンセプトは

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・スピードポケット(フェースの反発向上)
・ドローバイアス(捕まりの良さ)
・フィーリング(打感、打音の良さ)

スピードポケットとはソールに入ったスリットのことですが、これは初代グローレにはありませんでした。最近のテーラーメイドのクラブに入っている構造ですが、これがグローレFに追加されています。これによりインパクト音がやや低くなり、フェースの弾き感が増しています。対して初代グローレのインパクト音はカキーンという金属音です。どちらが好きかは好みが分かれますが、ヘッドスピードが遅めの人は初代の金属音が好まれ、ヘッドスピードがある程度早い人(44m/s以上)の人は、グローレFの方が好まれそうな感じがします。

ドローバイアスに関しては、試打した感じでは初代グローレとグローレFは大きな差がない感じがします。どちらもテーラーメイドの中では捕まりが良いですが、他社の、ものすごく捕まるドライバー(極端に重心距離が短く、重心アングルが24度以上)に比べると、捕まり過ぎないからです。捕まりに関しては、どちらもニュートラルな感じがします。ただし、フェース向きについては初代とグローレFとでは明らかに設計が異なり、ノーマルポジションだと、

初代グローレはフックフェース
グローレFはスクエアフェース

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この違いを考えると、グローレFは初代よりもアスリートゴルファーを意識しているのが窺い知れます。そして、設計コンセプトの違いはリアルロフトにもあって、

初代グローレはリアルロフトが多め、グローレFはリアルロフトが少なめ

マーク金井は初代グローレの9.5度を使ってますが、これのリアルロフトは10.5~11度。対して、グローレFの10度のリアルロフトは10.5度前後。この違いを考えると、グローレFは初代よりもアスリートゴルファーを意識しているのが明らかです。

シャフトについては、初代もグローレFもヘッドに比べるとアンダースペックです。総重量を軽くするために、軽くて軟らかいシャフトが純正シャフトとして装着されいます。グローレFではシャフトが2種類ラインアップされていますが、アスリートゴルファーが使うには物足りないでしょう。

ちなみに、マーク金井はフジクラのスピーダーエボリューション569を装着してテストしました。イメージキャラクターの尾崎直道プロもスピーダーエボリューションを装着して使っています。スピーダーエボリューションもグローレFも基本色は白とブルー。スピーダーエボリューションを装着すると色のマッチングがすこぶる良くて、純正シャフトより格好良く見えます。

初代グローレは見た瞬間に使いたくなるドライバーでしたが、今回のグローレFも見た瞬間に打ちたくなる、衝動買いしたくドライバーです。初代との違いは微細ですが、グローレFの方がよりアスリートライクに仕上がり、そしてスクエアフェースで洋なし形状なのでフッカー好みと言えるでしょう。

ヘッドの特性を考えると、ドライバーのヘッドスピードが42~48m/sぐらいの人にぴったりなドライバーです。ハイロフトの12度をチョイスすればヘッドスピード40m/s前後のゴルファーにも最適弾道が打てるように仕上がっています。

初代グローレとグローレFは顔つきがシャープなドライバー。顔が良くなって、飛距離性能もスピードポケット効果で初代よりも少しアップしていることを考えると、この秋のヒット商品になりそうな予感がします~。

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