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2019年12月19日超私的なマーク金井の今年の漢字は、、、、、「変」

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12月に入ってからというもの神田エリアは忘年会で賑わっており、日が暮れとともにあちらこちらで忘年会が繰り広げられています。ゴルフ場に足を運べば、忘年ゴルフを楽しむ人で賑わっていますが、マーク金井も今日は成田ゴルフクラブで貸し切りコンペに参加させていただいてます。

 

今年の残すところ10日あまりとなりましたが、この時期恒例なのが、今年の流行語大賞と今年の漢字一文字。2019年の流行語大賞はラグビーワールドカップ、日本代表が掲げたスローガン「ONE TEAM」。トップ10にはゴルフ界からの「スマイリングシンデレラ/しぶこ」も入っています。

 

今年一年の世相を漢字一文字で表す第1位は「令」に決まり、京都・清水寺で森清範貫主が広島県産の熊野筆で大きく「令」と揮毫(きごう)されました。

 

 

さて、この漢字一文字ですが、ゴルフ界では石川遼プロが「泥」で、渋野日向子プロは「恥」でした。どちらの字とも勝者ではなく敗者が掲げるような字ですが、今年の活躍はまだまだ本物ではないという戒めを含めているのかなと超私的に思っています。

 

 

そして、マーク金井も超私的に2019年を振り返って漢字一文字を思い浮かべると、真っ先に上がるのが、、、

 

 

「変」!!!!

 

 

変人の変でもあり、変化の変でもあり、そして変幻自在の変です。2018年の後半ぐらいからその兆候はありましたが、2019年に入ってから色んなことが変わりました。例えば、ドライバーのシャフト。カーボンシャフトが当たり前のこのご時世に、島田ゴルフの軽量スチールシャフトを装着しています。練習器具を試作している時にドライバーにスチールを装着してテストしてみたら、これが大当たり。重さは350gにもなりますが、長さは43.5インチと短尺。振ってみたら「何だこりゃ」ってぐらい振りやすく、何よりも弾道が安定します。今年の7月、全英オープンの取材がてら北アイルランドのリンクスでも、このスチール装着ドライバーは大活躍してくれ、今年のエースドライバーになっています。

 

そしてもうひとつ大胆に変えたのが、スイングです。2019年2月にゴルフスイング物理学の著者、小澤康祐さんのスタジオ(長野県、松本市)を訪れ、ガッツリと今どきの欧米ツアープロのスイングの中味をレクチャーいただきました。2018年の後半から骨盤を開くスイングは取り組んでいましたが、小澤さんのレクチャーを受けてからは、骨盤の開きだけでなく、スイングを根本的に変えることに取り組みました。それまでは、、、

 

 

2018年までのスイングイメージは

 

・インパクトで体をあまり開かない
・インパクトゾーンで手元を減速させてシャフトをしならせる
・ダウンスイングで右手は上、左手は下
・ダウンスイングで手元が浮かないようにする
・シャットフェース
・ハンドファースト

 

インパクトゾーンで体の開きを抑えること、手元を減速させることでヘッドを効率良く走らせることを意識してました。シャフトを立てる意識はありませんでしたが、シャフトが寝すぎる(アンダー星人)にならないようにも心がけてました。

 

 

対して、2019年のスイングイメージは、

 

・骨盤を開けるだけ開く
・インパクトゾーンでは手元を止めない
・インパクトゾーンではクラブ全体を動かす
・張力(遠心力)を強く意識する
・ダウンスイングでは右手を下、左手は上
・ダウンスイングで手元を低く保とうはしない
・ダウンスイングでシャフトを寝かせる
・とにかく振り遅れる
・シャットフェース
・ハンドファースト

 

改めて比べてみると、2018年と2019年とでは正反対のことを意識している部分が多々あります。このため、マーク金井のブログを長く読んで下さっている方にとっては、「前と言ってることが全然違う」とか「今までを否定することをやっている」と思われたかと思います。

 

もちろん、自分自身もそうで今までと正反対なことをやっているわけですから、「こんなんで本当にスイングが良くなるのか」「これじゃまともにボールが当たらない」と疑心暗鬼になったこともしょっちゅうです。

 

 

しかしながら、iPhoneで動画をチェックしてみると、体の動きが劇的に良くなり、クラブの軌道も劇的に良くなり、そしてなによりインパクトの再現性が高まり、今どきの慣性モーメントが巨大なドライバーを上手く使いこなせるようになったのです。そして、超私的なことを言わせてもらうと、

 

・右手を下のイメージでダウンスイングしても実際は右手は下になっていない。右手が上になった状態でダウンスイングしている。

 

・インパクトゾーンで手元の減速を意識していないのに、実際はインパクトゾーンでシャフトの逆しなりがタイミング良く発生している(結果的に手元は減速している)。

 

・振り遅れてインパクトを迎えようとしているのに、実際はインパクトゾーンでタイミング良く右手は左手を追い越している。

 

誤解を恐れずに言うと、自分が意識している動作をやっても、結果となって出てくる動きは同じにはならないのです。クラブヘッドに働く遠心力によって、クラブに働く外力(慣性の力)によって、手を返そうとしなくてもタイミング良く右手が左手を追い越すようになるからです。スノボに例えるならば、曲がろうとしなくなったら、ちゃんと曲がれるようになったのと同じ感じです。

 

 

ゴルフスイングの答えはひとつではありません。

 

2018年まではインパクトゾーンで体を開かないでクラブを丸く振ろうとしてました。これはこれでありですし、実際、球を上手く捕らえることができると飛距離も出ます。対して、2019年からはインパクトゾーンで骨盤を大きく開くことでクラブを丸く振ろうとするスイングに変えました。骨盤を開いて振り遅れた状態でインパクトを迎えることは今でも怖くなることがありますが、骨盤を開いて正しく振り遅れることができると、クラブを正しく丸く振れますし、振り遅れているのにアンダー星人にもなりませんし、ヘッドがイメージ通りインサイドに振り抜けます。そして、長年の悩みであったインパクトゾーンで、「手元が浮く」度合いもかなり軽減されているのです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

スノボがそうであるように、ゴルフスイングも自分がやるべき動きと、外力(遠心力)がやってくれる動きがあるのです。2019年は外力(遠心力)というものを利用することでスイングを変化できたのではないかと超私的に思っています~。

 

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