マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2018年07月15日超私的な提案 ハーフ45(ボギーペース)でプレーするのに必要な戦略、戦術とは!?

昨日は朝6時から赤羽ゴルフ俱楽部で早朝ハーフ。セミナー受講者3名とのプレーでした。いつものごとくマーク金井は担ぎセルフでクラブは7本。アマチュア3名も同じスタイルでのプレーです。河川敷は暑さをしのぐ場所が非常に少ないですが、早朝だと暑さしらず。500mlのスポーツドリンクを全部飲んでしまう前に9ホールを回り切れました。

 

 

今回同伴したプレーヤーの腕前は、80台で回る人、90台で回る人と、そして110ぐらいで回る人。ハーフに換算すると40台前半で回る人、40台で人、そしてハーフ50を切れない人です。

 

それぞれのアマチュアには目標ショット数を設定し、

 

40台前半で回る人は、ハーフ21ショット以内
40台で回る人は、ハーフ25ショット以内
50台で回る人は、ハーフ30ショット以内
マーク金井は、ハーフ19ショット以内

 

この目標ショット数をクリアすれば、すべて2パットでホールアウトしても目標スコアをクリアできます。

 

9ホールを終えて、目標ショット数をクリアしたのは50台で回る人とマーク金井の2名。
マーク金井は14番ホールで右にプッシュアウトしてワンペナ。ここだけボギーオンで、他はすべてパーオン。ショット数は18でした。50台で回る人はハーフ30ショット以内が目標なのに対して、実際のショット数は26。赤羽のインはパー35なので、すべてパーオンして17ショット。すべてボギーオンだと26ですから、なんと普段50以上叩く人が、平均するとすべてボギーオン。加えて、スコアも44ストローク。普段よりもハーフで10ストロークも縮めたのです。

 

では、ハーフ50台でプレーした人は、どんな風にプレーしたのか?

 

□   – △△ □ △△ –  △  44
222222222  18

 

 

実に安定したプレーぶりでした。2つのパーはいずれもパー3で、ここは1オン2パット。2つダボを叩いてますが、2つパーを取っているので、楽々ボギーペースで回っています。安定感抜群のプレーですが、それを支えたのはクラブ選択です。キャディバッグの中に7本のクラブが入ってましたが、使ったのは、、、、

 

ドライバー(スタートホールのみ)
7番アイアン(6回)
9番アイアン(11回)
AW(8回)

 

なんと、なんとパターを含めて5本しか使ってません。スタートホールだけドライバーを打ちましたが、それ以外のホールではドライバーを封印、7番アイアンもしくは9番アイアンでティショットを打ってました。同じクラブを何度も何度も使ってプレーしたのです。

 

こう書くと「セコく刻んだからいいスコアが出た」と勘違いする人も少なからずいると思いますが、プレーの内容は実に正々堂々としてました。スタートホール以外ドライバーを封印してもらったのですが、その理由は、、、

 

ナイスショットとミスショットの幅は大きいクラブは使わない。ミスが一番出づらいクラブを使う。

 

という縛りがあったからです。スタートホールでドライバーを打たれましたが、その時のショットはど引っかけ。木に当たったことでワンペナを免れましたが、ミスショットを打つべくして打ってました。それを避けてもらいたかったら、すべてのショットで、「一番ミスが出づらいクラブで打つ」ということをスタートホールのセカンドから、最終ホールまで貫いてもらったのです。

 

プレー後、本人は「こんなに楽にボギーペースでプレーできたのは初めて」「ゴルフが簡単になりました」とおっしゃってましたが、プレーを難しくするのも簡単にするのも自分次第。ゴルフは使うクラブを自分で選べますし、ティショットはドライバーなんていうルールはありません。アイアンで打ってもいいですし、それこそパターでティショットしてもいいのです。スコアメイクの達人になるために本当にやるべきことは、サッカーに例えるならば「失点しないこと」。失点すなはちスコアに直接影響が出る大きなミスショットを打たないことです。

 

 

50が切れない人のプレーぶりを見ていると、パーやボギーもちゃんと取れてますが、どこかのホールでトリプルボギーやダブルパーと言った大叩きをしています。そして、大叩きしている時ほど、ミスが出やすいクラブを選択し、ミスを打つべくして打っているのです。

 

 ゴルフは確率のゲームです。

 

 

ドライバーや飛距離の出るクラブでナイスショットを打つと「なんとも言えない快感」
を味わえますが、それと引き換えに大叩きがワンセットでついてきます。ティショットをアイアンで打ったら、「ゴルフをした気にならない」という考えもありますが、ドライバーを打ちたいないらば、ドライバーを使っても大叩きしないだけのスキル(技術)を身に付けて下さい。ドライバーでOBやチョロ、池ポチャ、林を打ってしまう人が、ドライバーを多用するというのは、誤解を恐れずに言えば、「わざといいスコアを出したくない」ようにプレーしているように見えてしまいます~。

 

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2018年07月12日超私的な考察 ゴルフの調子を客観的に見極める方法とは!?

2018サッカーワールドカップもいよいよ残すは決勝戦。予想通りフランスは危なげない勝ち方で決勝戦までコマを進め、反対側のブロックではクロアチアがイングランドを延長で退けて決勝まで勝ち上がってきました。ワクワクドキドキしながら観戦してたワールドカップも残すところは3位決定戦と決勝戦のみとなりました。フランスの相手は予想したイングランドではなくてクロアチアですが、2対1でフランスが勝つと予想しています。

 

深夜のワールドカップ観戦が続く中、月曜日は北海道小樽カントリー倶楽部旧コースMMT9に出場。最終便で帰京した翌日(火曜日)はPRGRが主催するミニツアー、RSカップのシングルス部門に出場。場所は日本オープンも開催している千葉カントリー俱楽部梅郷コース。シングルスはプロと同じく、フルバックティ。6941ヤード、パー72とアマチュアには少々タフなセッティングです。

7時30分のトップスタートでしたが、スタートする頃にはすでに30度超え。太陽がサンサンと照りつける中、傘を差しながら歩きで18ホールプレーしてきました。月曜日の小樽は気温20度前後と涼しい中でのプレー、使用ティも白ティにも関わらず9ホールのスコアは42ストローク。このスコアを考えると、RSカップはかなり苦戦しそうな感じでしたが、なんとか77ストロークでホールアウト。終わってみれば目標の予選通過を上回り、2戦目にして3位入賞を果たせました(初戦は9ホールで棄権)。

 

千葉カントリー倶楽部 梅郷コース
ー△ー△ー○ーーーー 37  △ーーー□△ーーー 40  77
2222211112 14  212222221 16  30

小樽カントリー倶楽部旧コース
△△ー△ーー△□ー 42
222321332 21

 

比べて見れば一目瞭然ですが、ショット数は小樽の方がはるかに少なく、パット数は千葉カンの方がはるかに少なくなっています。「パット=スコア」というのが数値からみても如実ですが、実は、もうひとつ分ったことがあります。

 

それは、、、

 

ゴルフの調子の善し悪しの見極め方についてです。

 

 

小樽でプレーした時のショットの内容は

ドライバー>アイアン>アプローチ>パッティング

 

 

対して、千葉カンでプレーした時のショットの内容は

ドライバー<アイアン<アプローチ<パッティング

 

真逆でした。ショットの内容だけを比較すればスコアが悪かった方の小樽の方がはるかに良かったです。対して、千葉カンはショット数からみても分るように普段よりも少し多めでしたが、アプローチとパッティングはノーミス。普段苦手にしている2~3メートルの距離のパットがことごとく決まり、それが好スコアにつながったのです。

察しのいい人はもうお分かりかと思うと、ゴルフの調子を見極めるポイントとなるのは、
ロングショットではなく、パッティングと150ヤード以内のショットです。ティグラウンドから近いショットがいくら良くてもそれはスコアにつながりませんが、グリーン及び、グリーンに近いショットが良ければ、それは良いスコアに直結します。言い換えると、ドライバーショットというのは調子の目安にはほとんどなりません。ドライバーでいい当たりが出ると「今日は調子が良い」とか思う人が少なからずいますが、スコアメイクという観点から見れば、ドライバーとうのはゴルフの調子を窺う判断材料にはならないのです。

 

もちろんドライバーでOBや池ポチャ、チョロはダメですが、ドライバーは安定して60~70点で十分なのです。

 

対して、150ヤード以内のショット、そしてアプローチとパッティングというのはスコアに直結します。これが上手く決まっていれば、ドライバーが少々乱れていても良いスコアが出ます。すなはちゴルフの調子が良いということになるのです。

 

 

パットやアプローチが決まると、「今日はパットが良い」とか「今日はアプローチが調子良い」と判断されがちですが、本当は「ゴルフの調子が良い」ということです。

 

 

言葉遊びに思うかも知れませんが、「パットの調子が良い」と「ゴルフの調子が良い」というのは大きく違います。加えて、ゴルフのゲームの良い流れというのはドライバーでは作れませんが、パットが決まっているとゴルフの良い流れを保つことができます。ショートパットを外すと、ゲームの流れが悪くなり、次のティショットで大きなミスが出やすくなるのがゴルフです。

 

勝負事は流れが大事だと言われてますが、ゴルフにおいてもゲームの流れが非常に大事です。そして、ゲームの流れを良くも悪くもするのがパットです。悪いスコアを減らすのに求められるのはショットの精度を高めること。そして、良いスコアを出すにはアプローチとパッティングの精度を高めることが求められるのです~。

 

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2018年06月28日超私的な提案 強風下でありがちなミスを減らすために必要なこととは!?

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新しい動画が公開開始


昨日は久しぶりに強風下で18ホールプレーしてきました。場所はアスレチックガーデンGC(茨城県)。スキー・スノボ業界のコンペに招いていただいての参加です。風速は軽く10メートルを超え、スタートから最終ホールまで、全英オープンさながらの強い風が吹き続けました。

 

+3ー△○ーー△ー□  42
2 22122222  17

ーー△□ー□△○□  43
122322212  17

 

 

日頃、風のゴルフは苦手にしていないつもりでしたが、昨日は完全に風に翻弄されました。出だしのダボはセカンドショットをショートしてバンカーに入れ、バンカーショットがホームラン。そこからアンプレヤブルしてのトリプルボギー。ダボを4つも叩いてしまいましたが、ダボを叩いた4ホールの内、3ホールは強烈なアゲンスト風が吹くホール。対して、フォロー風のホールでは2つのバーディーを取ることができ、かつダボはひとつだけです。風向きによるスコアを分析すると、

アゲンスト風のホールは10オーバー
フォロー風のホールは3オーバー

 

アゲンスト風とフォロー風のホールとでこんなにもスコアが変っているのには今さらながら驚いてますが、スコアの差が出た理由は、、、、

 

 あまりにも風が強くて距離感のイメージがまったく出ない
 風に負けまいとしてインパクトで余計な力が入る
 大きいクラブでコントロールショットする時に左のミスが出る

 

 

昨日の強風だと、残り150ヤードでも200ヤードぐらい打たないとグリーンに届きません。残り150ヤードでUTを手にすることになるのです。UTを持つことには抵抗はありませんが、UTを持つとグリーンオーバーするんじゃないかと、これまた余計な事が頭をよぎります。結果、スイングに迷いが生じ、ミスを打つべくして打ってしまってました。

 

ティショットに関しては、アゲンスト風が非常に強いと、テークバックで身体が右に持って行かれます。結果、切り返しでは右に持って行かれた身体を元に戻そうとして余計な力が入り、下半身からではなくて上半身が先行して動きます。結果、クラブが外から下りてきてボールを捕まえる打ち方になるから、左へのミスが出るべくして出てました。

 

ゴルフに風はつきものです。

 

 

今回、強風下でプレーしたことで、自分の元々持っている悪い癖(切り返しで上半身が先行して動く)が出やすくなることが嫌と言うほど分かりました。風が強いぐらいで昔の悪癖が出てしまうのはなんとも腹立たしいですが、これが自分の今の実力です。

 

 

アゲンスト風が強く吹く時ほど、、、

 

  •  切り返しで力まない(打ち急がない)
  •    上半身からではなくて下半身からダウンスイングを開始する
  •     距離感で迷わない(自分のシャッジを信じて打つ)
  •     大きなクラブでコントロールショットを打つ時ほど、下半身からダウンを開始する

スイングしている途中に帽子とサングラスが吹っ飛んだり、スイングしている時にサングラスが飛んで壊れたりしましたが、風の中でのプレーは自分の悪い癖があからさまになる絶好の機会です。コンペで今年のワーストスコアを出してしまいましたが、強風のおかげで練習の課題を見つけることができたのは、何よりもの収穫でした~。

 

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とマーク金井が福岡でセミナーを行います

6月30日

そして7月1日に福岡の大野城でセミナーやります

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2018年06月26日超私的な考察 スコアメイクに本当に必要な「ショット力」とは!?

 

先週日曜日は、2週間続けて千葉市民ゴルフ場で早朝プレーしてきました。今回もメンバーはアナライズプライム会員のセミナー受講者3名。3名の腕前は、ハンデ9、ハンデ18、ハンデ20です。千葉市民ゴルフ場は癒し系のコースですので、難易度は決して高くありません。2つで届かないようなパー4もありませんし、200ヤードを越えるパー3もありません。2つのパー5はどちらも500ヤード弱。ドライバーの飛距離が200ヤードも出れば、パープレーも十分可能なコースです。

天気は最初雨が降ってましたが、3ホール目ぐらいからは曇り空。絶好のコンディションでプレーできました。アマチュア3名にはそれぞれ目標を持ってもらいましたが、その目標はスコアではなくショット数です。雨が降っていたことを考慮し、それぞれのプレーヤーに定めたショット数は、

ハンデ9のプレーヤーの目標ショット数(21)
ハンデ18のプレーヤーの目標ショット数(25)
ハンデ20のプレーヤーの目標ショット数(26)
マーク金井の目標ショット数(20)

すべてのホールでパーオンすればショット数は18で、すべてボギーオンすればショット数は27になります。そして、すべてのホールが2パットならば、ショット数に18足せばスコアになります。

結果から先に言うと、目標をクリアしたのはハンデ9のプレーヤーとマーク金井。ハンデ9のプレーヤーのショット数は19で、マーク金井のショット数は18でした。

ハンデ9のプレーヤー △ーーーーーーーー  37
マーク金井      ○ーーーーー○ーー  34

残念ながらハンデ18のプレーヤーと、ハンデ20のプレーヤーは目標ショット数をクリアできませんでした。できない原因はどちらも1ホールでの大叩きと、簡単な場所からザクリやトップをしてしまったからです。

いいスコアを出すにはパットやアプローチが大事なのは紛れもない事実です。ショットが良くてもパットが入らなければバーディーは取れません。しかしながら、ショットがちゃんとしていれば、グリーンを外した時でもパターで打てるショットが打てていれば、アプローチは難しくありません。パターで打てれば、それはオンしたのとそんなには変らないからです。超私的なことを言わせてもらえば、ティショットがそこそこで、アイアンショットが安定していれば、パットやアプローチが不調でもスコアが大きく崩れることはありません。3パットがあったとしても、スコアを下支えできるからです。ショット数が少ないからと行ってベストスコアが出る保証はありませんが、ショット数が少なくなってくればパットが入らなくてもそこそこのスコアが出ますし、何よりもワーストスコアが出なくなります。

では、どの距離をちゃんと打てればショット数を減らせるのか?

100前後でプレーしている人が90切りを目指すならば、100ヤードをちゃんと打てるようになって下さい。ザックリやトップではなく、100ヤード打つ時に90~110ヤードの幅でショットがちゃんと打てるようになれば、ショット数が確実に減ります。難しいコースでなければ、白ティからプレーした場合、100ヤードがちゃんと打てればショット数を27以下に減らすことができます。

90前後でプレーしている人が80前後のスコアを目指すならば、100ヤードと150ヤードがちゃんと打てるようになって下さい。150ヤードを打つ時、140~160ヤードの幅でショットがちゃんと打てるようになってくれば、ショット数を確実に減らせるようになります。ちなみに150ヤードと100ヤードがちゃんと打てれば、その中間距離130ヤードもちゃんと打てるようになります。

 

そして70台を本気で目指すならば、100ヤード、150ヤードの距離を1本のクラブではなく、様々なクラブでもちゃんと打てるようになることです。例えば、100ヤードならば、
AW、PW、9番、8番、7番で打てる。150ヤードならば、7番、6番、5番、UTで打てる。
数多くのクラブで100ヤード、150ヤードが打てるようになれば、ショットのバリエーションが増え、林からの脱出、悪いからのショット、風が強い時でも、100ヤード、150ヤードを打った時、距離感の良いショットが打てるようになります。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすと気持ち良いですが、ただ遠くに飛ばすだけではスコアメイクはできません。この距離ならば、グリーンに乗るか、グリーンを外してもパターで打てる所に持って行ける。得意な距離を少しづつ増やしていくことがショット数を減らすことにつながりますし、それがスコアメイクにもつながってくるのです。

 

そして、ショット数を減らすコツはピンではなくて、グリーンの一番広い所を狙うこと。まん丸いグリーンならばグリーン中央。ピンが手前ならばピンよりも奥にボールを止める距離感で狙い、ピンが奥ならばピンをオーバーしない距離感で狙うことです。グリーンを広く使った方が、ショットを数を減らせます。

 

ただし、ピンをわざと狙わないのはピンを狙うよりもはるかに難しい。ピンをわざと狙わないのは、ピンを狙うよりも勇気と決断が求められるのです~。


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2018年06月19日超私的な考察 ゴルフが上手い人と下手な人を正しく見極めるポイントとは!?

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マーク金井の打たずにいられない

新しい動画配信開始!今回はミズノGXドライバーです

 


コースセッティングで色々と物議を醸した今年の全米オープン。通算1オーバーのスコアで優勝したのは昨年の全米オープン覇者であるブルックス・ケプカ。ケプカは世界ランク9位(パワーランクも9位)での優勝ですが、過去、シネコックヒルズで全米OPを制した、コーリー・ペイビン(1994年の覇者)、レティーフ・グーセン(2005年の覇者)も大会出場時は世界ランクは9位だったそうです。2度あることは3度あると言いますが、ケプカは過去の優勝者と自分の世界ランクが同じだったことを知っていたのかどうか、質問してみたいところです。

 

 

今年の全米オープンの優勝スコアは1オーバー。4日間通してアンダーパーを出した選手は1人もいません。シネコックヒルズが難しさは距離の長さ、深いラフもさることながら「ボールが止まらないグリーン」が選手を悩ませました。3日目にはフィル・ミケルソンがグリーン上でボールが止らない状態(動いた状態)でパットを打つシーンもあったりしましが、超一流のツアープロがこんなことをするのは前代未聞でした。

 

 

そんな全米オープンが開催されている週末、癒やし系コースの千葉市民で早朝9ホールプレーしてきました。同伴者はアナライズのセミナーに参加して下さっているアマチュア方々とです。キャディバッグにクラブは7本だけ、担げる人は担ぎセルフでのプレー。今回はラウンドセミナーなので、セミナー受講生がどんな風にプレーするのか、どこでスコアを浪費しているのかをじっくりと観察しました。

 

 

8名のアマチュアゴルファーのプレーぶりを観て、スコアが良くならない(スコアを浪費)人に共通しているのは、、、、

 

ティショットが完璧なのに、セカンドでグリーンに乗らない。
ナイスショットを打った次のショットでチョロやザックリを打っている
アプローチの距離感が悪い
ナイスショットを打ってグリーンオーバー
バーディチャンスにつけてもパットが決まらない
難しい状況からいいショットが打てるのに、やさしい状況で凡ミスをしている
プレーの流れ(リズム)が悪い

 

象徴的だったのが7番ホールでのプレー。距離は約300ヤード。マーク金井はティショットをミスして右のラフ。アマチュア3名は右のラフ、左のラフ、そしてフェアウェイ真ん中の絶好のポジションです。4人ともパーオンしましたが、一番ピンから遠かったのは、ティショットが一番良かった人です。4名ともセカンドショットの残り距離は100ヤード前後でした。

 

4名ともバーディパットを打ちましたが、一番ピンに近かった人は約3m、一番遠かった日とは約6m。マーク金井は約4mで、ピン奥からのバーディパットはカップの手前のフチにとまり、タップインしてパー。全員パーでホールアウトしました。

 

このホールのプレーで分ったことは、、、

 

 ティショットが良くてアドバンテージがあってもそれを生かせるとは限らない。
 セカンドが良くてバーディチャンスにつけてもそれが入るとは限らない。

 

いいショットを打つと気分が良くなりますが、そのアドバンテージを生かさないとプレーのリズムは悪くなることはあっても良くなることはありません。そして、ティショットをナイスショットした直後のショットで凡ミス(ザックリ、チョロ)したり、バーディチャンスを決めきれないでパーでホールアウトすると、スコアが良くならない(悪くなる)だけでなく、プレーのリズムが悪くなるのを避けられないのです。

 

今回の全米オープンでも勝負の分かれ目となったのが、11番ホール。優勝したケプカはパー3のホールで3オン。3m以上のボギーパットを1発で決めて絶対絶命のピンチをしのぎ、プレーのリズムが悪くなるのを防ぎました。対して、優勝争いをしていたダスティン・ジョンソンはワンオンしながらも3パットでボギー。スコアカードに書かれた数字はどちらも4(ボギー)でしたが、ケプカは「かなり得した感じ」で次のホールに臨め、ジョンソンは「かなり損した感じ」で次のホールに臨むことになりました。この違いが、その後のプレー(ショット)にも少なからず影響が及び、終わってみれば、ケプカとジョンソンのスコア差は2つに広がったのです。

 

ゴルフはスイングのリズムも大事ですが、それと同じぐらいプレーのリズム(流れ)も大事です。ゴルフが上手い人ほどやさしい場所で凡ミスをしません。やさしい場所で凡ミスをしないからプレーのリズム(流れ)が悪くなりづらく、それが良いスコアを出ことにつながっています。

 

対して、ゴルフが上手くない人、特に、そこそこスイングが良くて良いショットが打てるのにいいスコアが出づらい人ほど、ナイスショットの後にミスをしたり、やさしい場所から凡ミスをしがち。やさしいショットをミスするとプレーのリズム(流れ)が悪くなるという自覚がなく、プレーのリズム(流れ)が悪いと負のスパイラル発生するという自覚も、困った事にないのです~。

 

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