マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフクラブ分析

2019年01月15日超私的な考察 ドライバー用シャフト、カーボンとスチールで飛距離差は一体どれぐらいなのか?

 

1月最初の3連休。皆さんはどんな風に過ごされたでしょうか。マーク金井は3連休の初日と最終日に神田のスタジオアナライズのセミナーを実施し、日曜日は仕事で使っているクルマのシート(助手席)を交換してもらってました。

交換してもらったのは、運転席と同じくレカロのスポーツスター。腰痛持ちということもあり、仕事で使っている椅子とクルマのシートは贅沢をさせてもらっています。車用のレカロに初めて座ったのは30年前。仕事でしょっちゅうお世話になっているカメラマンに中古のレカロを譲っていただいたのが最初で、それ以降は、クルマは替えてもシートはレカロ。同じクルマでもシートがレカロになると腰への負担が劇的に軽減されるだけでなく、クルマの挙動がダイレクトになるのでドライビング(運転)も心地良くなります。

 

 

超私的なことを言わせてもらうと6年以上の前の中古車でもタイヤと足回り(ショック&スプリング)、そしてシートをレカロにすれば、乗り心地は劇的に改善され、新車に引けを取らなくなります。今乗っているクルマ(135クーペ)は2011年式ですが、タイヤをミシュランのパイロット4、足回りをビルシュタインに交換しました。これで8年前のクルマとは思えないほどシャキッとし、キビキビ走ります。

 

 

さて、レカロは30年前からお世話になってますが、それよりもずっと前にお世話になっているウッド用のシャフトと言えばスチールシャフト。現在はスチールシャフトと言えばアイアン専用というのが常識ですが、30年以上前はアイアンだけでなくウッド(ドライバーやフェアウェイウッド)もスチールシャフトが当たり前でした。

 

さて、このウッド用スチールシャフト

 

 

重さは100~125gのモノが現在も市販されており、100g前後のモノが軽量タイプです。
シャフト単体の長さはFW用だと43.5インチ、ドライバー用だと46インチ。FW用でもドライバーの長さを44インチ以内にするならば装着できます。

 

 

マーク金井は昨年12月、重心距離がゼロに近いドライバー、バンパー島田ゴルフのウッド用スチールシャフトを装着したプロトタイプを作りました。スペックをざっと紹介すると、、、

 

長さ 43.25インチ
重さ 353g
バランス C9
振動数 265cpm(Rフレックス)

 

 

対して、昨年後半末に衝動買いしたキャロウェイのエピックフォージド(カーボンシャフト装着)のスペックは、、、

長さ 45.5インチ
重さ 291.5g
バランス D1
振動数 250cpm

 

 

クラブの重量差が60g以上もあります。クラブ重量が350gオーバーというのは男子プロが使うドライバーよりも重いですが、不思議なことに実際にスイングするとそれほど重く感じません。先日も70歳を越えたアマチュアゴルファーの方に振ってもらいましたが、何の違和感もなくスイングされていました。重さを感じないのは、恐らく、長さが2インチ以上短いこと、そしてヘッド重量自体は重くなっていないからだと思います。

 

 

では、スチールシャフト装着とカーボンシャフト装着とではどれぐらい飛距離の差が出るのか?

 

 

重くなると振りづらくなる分だけヘッドスピードが下がります。例えば、マーク金井の場合、50g台のカーボンシャフト装着ドライバーのヘッドスピードは45~46m/s。対して、100g台のスチールシャフト装着のドライバーのヘッドスピードは43~44m/sになります。ヘッドスピードが1m/s変ると飛距離は6~7ヤードぐらい変ると言われてますから、

 

 

物理的には、スチールシャフトはカーボンよりも12~14ヤード飛距離が落ちる

 

 

と言うことになりますが、実際に弾道計測器を使って打ち比べてみるとそこまでも差が出ないこともしばしばありました。昨日もスチールシャフトが装着されたバンパースチールと、カーボンシャフト装着のエピックフォージドの飛距離計測をしてみましたが、超私的には、、、

 

 

スチールとカーボンの飛距離差は最小で6ヤード、最大で14ヤード!!!!!!

 

 

この差を大きいと考えると小さいと考えるかは個人差があると思います。1ヤードでも遠くに飛ばすことを考えるならばカーボンシャフトの方が有利なのは間違いありませんが、スチールを使うメリットもあるのです。スチールシャフト装着のドライバーの長さは43.25インチ前後。これは今どきのスプーンと同じ長さです。

 

 

ヘッドが巨大なスプーンを使っていると考えるならば、スチール装着のドライバーはスプーンよりも飛距離が出ます。そして何よりヘッドが大きいからミスに強い。男子のツアープロは狙い打ちをしたい時、必要以上に飛ばしたくない時、スプーンでティショットを打つことが多いですが、スチール装着のドライバーならば、それと同じ事ができるのです。
フェアウェイキープ用のセカンドドライバーとしては、非常に魅力的なクラブになります。

 

加えて、スチールは重さがあるのでゆったりとしたタイミングでスイングできますし、スチールならではの「ボヨヨ~ん」とまったりとしたしなり感は切り返しのタイミングが取りやすく、弾道安定性にも優れているのです。

 

 

ティショットはテニスのサービスと同じです。ティショットでOBやチョロが多く、それでスコアメイクに苦労しているならば、スチール装着のドライバーを使ってるのは大いにアリです。10ヤード前後飛距離が落ちますが、それと引き換えにティショットでスコアを浪費することを確実に減らせるのです。

 

バンパースチールは近々発売を予定してます。発売日が決まり次第、このブログ、そしてFBで告知させていだきます~。

 

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総重量:525g
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重さは変わらないのですが、長さが1インチ短くなってます。これだけでかなり違いますよ。レディースだけ注文してもらっての取り寄せになるので、発送までお時間いただきます。よろしくおねがいします。


2018年12月18日超私的な提案 寒い冬場に使った方がいいドライバーのスペックとは!?

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一昨日の日曜日、コンペで秩父エリアにあるザ ナショナルカントリー倶楽部 埼玉(旧 廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部)でプレーしてきました。スタート時間が7時台だったとくこともあり、家を出たのは朝の5時過ぎ。クルマの外気温計を見るとマイナス2度。今年一番の冷え込みでしたが、関越自動車道を下りてコースに近づくにつれて気温はどんどん下がり、クラブハウスに到着したら外気温計はマイナス6.5度でした。

 

 

ここまで気温が下がると路面凍結は避けられません。幸いなことに凍結ヶ所はありませんでしたが、クルマにはスノータイヤが必須です。雪が降っても降らなくてもここまで寒いと冬用タイヤを履くことが安全運転につながるからです。

 

 

マイナス6.5度の中、スタートホールでマーク金井が手にしたのは世界で一番易しいドライバー、仮称「バンパースチール」。いつものごとく練習場にはいかず、スタート前は素振りだけでしたが、1発目からフェアウェイど真ん中に。このドライバーがどれぐらい曲がらないかを同伴者にも見てもらいたいのがありましたが、実は、もうひとつ理由があります。

 

 

説明するまでもありませんが、冬場は厚着します。加えて、寒くなると関節の可動域も夏場に比べると狭くなります。結果、テークバックが浅くなって切り返しのタイミングがズレやすくなるのです。このテークバックが浅くなるのを防止するのに役立つのが、バンパースチールだということを検証したかったのです。

 

バンパースチールはスチールシャフト装着なので、総重量が352g。一般的なアマチュア向けドライバーよりも50g前後重いです。長さは43インチと短いですが、この重さがあるとテークバックが浅くなるのを防止できます。クラブが重くなるとテークバックでは慣性の力が働き、クラブが身体を動かしてくれるようになるのです。実際に、一昨日のラウンドでもこの重さのおかげで、厚着しててもしっかりテークバックが取れました。

 

ヘッドスピードを上げるにはクラブ(シャフト)は軽い方が有利ですが、こと厚着する冬場に関しては軽いよりも重い方が有利です。そして、冬場に扱いやすいドライバーの条件をざっと上げると、、、

 

  • シャフトが重め
  • 長さは短め
  • シャフトは軟らかめ

 

 

バンパースチールに限りませんが、これらの条件を満たすドライバーを作れば、冬場でも安定したティショットを打てますし、ドライバーのミスを確実に減らせます。もちろんヘッドスピードは上げづらくなるので最高飛距離は少し落ちますが、ミスショットが減るメリットがあるので、トータルで考えるとアドバンテージがあります。

 

 

では、具体的にはどうすれば冬場に戦闘能力高いドライバーを作れるのか?

 

 

ルール適合で考えるならば、お勧めなのがミニドライバーと呼ばれているクラブにスチールシャフトのRフレックスを装着です。具体的に言うと、

 

 ・テーラーメイドのエアロバーナーminiドライバー

 ・テーラーメイドのSLDRのmimiドライバー
 ・キャロウェイのXホット(X2ホット) ディープ

 ・キャロウェイのビッグバーサmini

 そして

 ・アナライズのマジックマリガン 3+

 

これらは3Wよりもヘッドが大きく、かつディープフェース。ロフトは12~14度なのでティショットに適しています。これらのヘッドに100g台のスチールシャフトを装着し、
長さは42~42.5インチに仕上げるのです。

 

 

上記ヘッドは中古ショップに行けば1万円台で入手できますし、スチールシャフトのリシャフトならば工賃込みでも1万円以内。3万以内で冬場スペシャルのドライバーを作り上げることができます。

 

アナライズのマジックマリガン3+に関しては、島田ゴルフさんのスチールシャフトを装着したものを現在テスト中です。スペックが決まり次第、発売をご案内させていだきます。

 

冬使用のドライバーというのは、クルマに例えるならばスノータイヤのようなもの。冬でもゴルフに行く機会が多いならば、冬用ドライバーを1本持つことをお勧め致します~。

 

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2018年12月16日超私的な考察 初心者向けゴルフクラブとは一体どんなクラブなのか!?

YouTubeアナライズチャンネル マーク金井ここだけの話

12月17日21時から配信決定。
見逃すとこの内容は二度と見られませんので お忘れなく


2018年も残すところ2週間。神田エリアは至る所で忘年会が繰り広げられており、どこのお店も満員御礼。今どきの日本は景気が良いのか良くないのか今ひとつわかりませんが、夜の賑わいを見る限り、景気がすごく悪いという印象は受けません。ただし、駅前周辺にはタクシーが列をなして止ってます。バブル時期と異なり、タクシーではなく、電車のある時間に忘年会を切り上げる人が非常に多くなっているのも事実です。

 

マーク金井も木曜日と金曜日、忘年会に参加してきました。もちろんどちらも電車のある時間に切り上げ、公共交通機関を利用して帰宅。電車に乗って回りを見渡すと、本や新聞を読んでいる人はいません。立っている人も座っている人も、ほとんどがスマホをいじってます。見ているではなくいじっているとわざわざ書いたのは、老若男女を問わず、ゲームをしている人が多いからです。

 

さて、このスマホ。最近は高機能なスマホだけでなく、機能を絞って簡単操作ができるスマホも登場しています。使う人に応じて、スマホも多様化しています。

 

 

では、ゴルフクラブはどんな風に多様化しているのか?

 

 

30年くらい前までは、ゴルフクラブも初心者用、中級者用、上級者用というのが必ずラインアップされており、初心者は初心者用を購入するのが当たり前でした。しかしながら、今どきは昔のようにゴルフクラブが腕前でジャンル分けされておらず、その代わりに

 

 

アスリート向けとアベレージゴルファー向けという分け方がなされています。

 

 

アスリート向けというのは、昔で言うところの上級者向けという感じです。プロや上級者を意識して作られており、価格も総じて高めです。対してアベレージゴルファー向けというのは、昔で言うところの中級者向けという感じかと言うと、そうでもあるし、そうでもありません。

 

 

アベレージ向けクラブの定義というのは結構曖昧で、アスリート向けではないジャンルのクラブというのがアベレージ向けクラブ。そして、どちらかというとシニアゴルファーを強く意識して作られています。その証拠と言っては何ですが、アベレージ向けクラブに共通していることは、

 

 

 クラブが総じて軽い(シャフトやグリップも軽い)
 アスリート向けに比べるとクラブがやや長い
 アスリート向けクラブに比べるとボールが上がりやすい
 アスリート向けクラブに比べるとヘッドスピードが遅い人向け

 

 

要するに、クラブメーカーが定義しているアベレージゴルファーというのは若年層ではなくて、50歳以上(60歳以上)のシニアゴルファーです。現在、アマチュアゴルファーで一番多いのが団塊世代なことを考えると、至極当たり前なモノ作りがなされているとも言えます。

 

 

では、初心者、これからゴルフを始める人はどんなクラブを使えばいいのか?

 

初心者にちょうどいいクラブというのは、、、

 

 クラブが軽い過ぎないこと(シャフト、グリップも軽すぎないこと)
 クラブが長くないこと
 ボールが上がりやすいこと
 スライスが出づらいクラブであること(右へのミスが出づらいクラブであること)
 リーズナブルな価格であること

 

この4つの条件を満たしているのが初心者、そしてこれからゴルフを始める人にとって理想的なクラブです。超私的なことを言わせてもらうならば、この5つの条件を満たしたクラブを使った方がミスショットを減らせ、かつゴルフが楽しくなります。

 

ところが、ゴルフショップにはこの5つの条件をすべて満たしたクラブがあまり販売されていません。市場に流通しているのはアスリート向けクラブと、アベレージ向けクラブの方が圧倒的に多いです。何故かと言うと、初心者向けのゴルフクラブよりもアスリート向けやアベレージ向けのクラブの方が売りやすいし、実際、売れ行きもいいからです。

 

 

ネット通販でサクッと調べたのですが、この5つの条件をほぼ満たしている初心者用のゴルフクラブはセット販売されている、、、

 

 

キャロウェイの「ウオーバード」
 マグレガーの「マック7」

 

この2セットぐらいでした。

 

 

他のスポーツもそうですが、ゴルフの場合も最初にどんな道具(クラブ)を手にするかで、その後が大きく変ってきます。特にゴルフは他の競技よりも道具の依存度が高いので、初心者は自分に見合った道具(クラブ)を使うことが大事です。最初に軽すぎるクラブを使ったり、長すぎるクラブを使ったり、ボールが上がりづらいクラブを使ったり、ボールが捕まりづらいクラブを使ったりすると、正しいスイングを習得しづらくなるだけでなく、好ましくない癖が付くリスクが高まります。

 

 

超私的なことを言わせてもらえると、ゴルフ人口の減少を食い止めるには、新規参入者(初心者)に適切なゴルフクラブを使ってもらい、早い段階でゴルフの楽しさを経験してもらうことではなないかと思っています。マーク金井はそのひとつとして、ルール適合外ではありますが、世界で一番易しいドライバーを作りました。初心者が扱いやすいスペックもさることながら、リーズナブルな価格で販売を予定しています~。

 

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2018年10月04日超私的な考察 今どきのやさしいドライバーのメリットとデメリットとは!?

マーク金井のYouTube試打
打たずにいられない

最新動画はタイトリストTS3ドライバーです

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新潟県の越後湯沢と言えばスキー場がたくさんあるエリアですが、ゴルフ場もあります。今日は、スノボでお世話になっているガーラ湯沢のコンペでゴールド越後湯沢でプレー。
朝イチの新幹線に乗り、このブログがアップされる頃には5番ホールあたりをプレーしているかと思います。

 

東京から越後湯沢までは新幹線で移動しますが、新幹線とお供と言えばゴルフ雑誌。今週発売の週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフをバッグに入れて電車に乗り、セブンイレブンのドーナツを食べながら読むのがルーティンになっています。発売日の火曜日に目次にサクッと目を通したのですが、まず目についたのがこの特集、、、、。

 

 

アマチュアも使えてメジャーでもできるクラブ作り
国産ドライバー 平成最後の大革命
週刊ゴルフダイジェスト10月16日号より引用)

 

 

なんともすごいタイトルが付いてます。大革命って言葉に驚かされましたが、内容は日米ドライバーの比較と、最近の日本製ドライバーの共通点について書かれてました。詳しくは記事を読んでいただきたいと思いますが、今どきのドライバーを見ていて感じるのが、

 

 

ゴルフクラブ、特にドライバーの同質化がますます進んでいる!!!!

 

 

ことです。週刊ゴルフダイジェストでは世界基準のドライバー3つの条件として、

 

 

・カーボンクラウン
・調整機能(カチャカチャ式)
・USPGAで活躍しているプロがいる

 

 

ことを上げていますが、加えて、最近のドライバーに共通しているのは、、、

 

ヘッドシェイプがほぼ同じ(重心を深くしたい形状)
シャローバック形状(重心を低くしたい形状)

 

 

このタイプのドライバーが本当に増えています。かつてはアスリート向けのドライバーはヘッド後方が高くなっているハイバック形状になっているモデルもありましたが、今ではほとんど姿を消しています。米国メーカーのドライバーはもとより、国内のブリヂストンの新製品にしても、スリクソンの新製品にしても、そして、月曜日に発表されたホンマの新製品にしてもシャローバック。ホンマに関してはTW747 455の方が少しシャローバックの度合いが少ないですが、これは今どきのドライバーの中では珍しいです。

 

 

さて、この同質化。

 

 

物理的なメリットを考えると避けられないと思います。何故かと言うと多くのメーカーが求めるドライバーの性能は、、、

 

ミスに対するやさしさを実現するため、、、

 

 ヘッドの左右方向の慣性モーメントを増大
 深い重心位置

 

スピンを減らして飛距離性能を向上させるため、、、

 

 低い重心位置

 

これらを高次元で達成しようとすれば、おのずとヘッド形状は決まってくるからです。ちなみに、ヘッドのシェイプ(輪郭)に関しては、売れているクラブのデザインから逸脱しない傾向があります。これについては、プロや上級者が好む形状というのには共通点があるからでしょう。

 

 

今どきのクラブはツアープロが使うモデルでも、投影面積が大きくて慣性モーメントを大きくし、低い重心位置で低スピン弾道が打てるという共通点があります。重心の深さについてはモデルによって異なり、多くのメーカーは重心が浅めのタイプと重心が深めのタイプの2種類をラインアップしています。

 

物理的には、今どきのドライバーは20年前よりもかなり進化しているのはまぎれもない事実です。その証拠にツアープロの飛距離は劇的に伸び、そしてフェアウェイキープ率が上がっています。しかしながら、人間光学的に言うと、ゴルフの経験が少ない人、スライスに悩んで人にとっては、必ずしもメリットばかりではありません。少なからずデメリットもあります。どこがデメリットかというと、、、

 

 

ヘッドの大型化で慣性モーメントの数値を上げていくと、ネック軸周りのモーメントが大きくなり、シャフトを軸にしてヘッドが回転しづらくなります。その結果、インパクトでフェースが開きやすい人、振り遅れてしまいやすい人にとってはフェースの向きをコントロールしづらくなります。加えて、慣性モーメントを大きくしていくと重心距離が長くなりやすく、重心距離が長くなるほど、ゴルフクラブの扱いになれていない人の場合、フェースの芯で捕らえるのが難しくなるのです。

 

インターネットのみんなのゴルフダイジェストの記事に、重心距離がゼロのアイアンが紹介されていました。これはゴルフ経験がない大学生向けに作られた試作クラブですが、多くの大学生は重心距離がゼロのアイアンの方が打ちやすく、そしてミスが少ないという結果が出ています。この重心距離がゼロのアイアンというのは、今どきのやさしいドライバーとは正反対な構造で、ネック軸周りのモーメントが非常に小さくなっています。

 

 

アナライズではすでに重心距離がほぼゼロのドライバー、「バンパードライバー」を作ってますが、これも今どきのドライバーとはまったく正反対な構造。大型ヘッドですが、重心距離がほぼゼロなので、今どきのドライバーに比べると慣性モーメントは大きくありません。しかしながら、ネック軸周りのモーメントが非常に小さいので振り遅れづらいメリットがあり、かつシャフト軸線と芯までの距離が非常に短いので初心者には芯で当てやすいメリットがあるのです。

 

 

 

今どきのドライバーは物理的に非常にやさしく、飛距離性能が高くなっていますが、それと引き換えに、初心者には扱いづらい(芯に当てづらい)構造になっている。これが、今どきのドライバーが抱えているジレンマなんです~。

 

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2018年09月30日超私的な考察 アマチュアゴルファーが一番勘違いしている物理現象とは!?

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木曜日から金曜日にかけて九州に出張してきました。福岡エリアのゴルフ場を2ヶ所、そしてFBでもアップしましたが、日本最古のパブリックである雲仙ゴルフ場(長崎県)をプレーしてきました。雲仙は国内に現存するゴルフ場としては、神戸ゴルフ俱楽部に次ぎ、2番目に古いゴルフ場。1913年に開場ですので、すでに105年の歴史があります。

 

 

1泊2日で3つのゴルフ場でプレーしてきましたが、今回のクラブセッティングは、、、

 

ドライバー
UT
7番、9番、PW、SW(54度)
パター

 

 

赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーしている時と同じく7本だけの身軽なセッティングです。ドライバーはタイガー・ウッズも使っているテーラーメイドのM3 460。シャフトはフジクラのスピーダー569TRを45.5インチの長さで使っています。

 

 

3コースとも初めてプレーするコース、加えて、セルフプレーです。事前にインターネットでコースの下調べもしません。ティグランドに上がり、目に入ってくる情報だけを頼りにプレーしたいからです。そして、初めてプレーするコースでは、「ボールが1個しかない」と思って回ります。ボールを無くさないように心がけると、ドライバーもアイアンも飛距離よりも方向性が優先され、必然的に安全策を取ります。一度も回ったことがないコースでは、安全過ぎるぐらい安全策を取る。超私的には、これがコース攻略の基本だと思っています。

 

 

今回は運良く、3つのコースとも「ボール1個」だけでホールアウトできました。M3スピーダーTRの相性が良いこともありますが、方向性が安定していた最大の理由は、ショットに臨む時、ゴルフの物理を勘違いしなかったからです。

 

 

ゴルフの腕前に関係なく、ゴルフボールの飛び方はインパクトの瞬間で決まります。ボールが飛ぶ方向というのは、

 

 インパクト時のフェース向き
 打点位置(芯を外すとフェース向きが変る)

 

 

でほぼ決まるというのがゴルフの物理です。クラブを振る方向というのはボールが飛び出す方向に影響が少ないのです。例えば、アウトサイド・インに振ったらスライスすると言われてますが、アウトサイド・インに振ってもフェースが閉じていれば(ヘッドの軌道よりもフェースが閉じていれば)、ボールにドロー回転が掛かりますし、引っかけも出ます。逆もしかりで、インサイド・アウトに振ったらフックすると言われてますが、インサイド・アウトに振ってもフェースが開いていれば(ヘッドの軌道よりもフェースが開いていれば)、ボールにスライス回転が掛かりますし、コスリ球にもなるのです。

 

 

ゴルフの物理でまず最初に理解することは、、、

 

 

 ボールが打ち出される方向は、インパクト時のフェース向き(打点位置)でほぼ決まる
 ボールが曲がる(真っ直ぐ飛ぶ)かどうかは、軌道とフェースの関係で決まる

 

 

ゴルファーの多くは、右が嫌なホール(右に打ちたくない)と思うと無意識の内にアウトサイド・イン(左に)振る度合いが強くなります。逆もしかりで、左が嫌なホール(左に打ちたくない)と思うほど無意識の内にインサイド・アウト(右に)振る度合いが強くなります。これは初心者だけでなく上級者にも結構いて、恐らく、無意識の内に「振った方向にボールは飛び出す」という感覚があるのかも知れません。でも、この「振った方向にボールが飛び出す」ということをやってしまうと、大抵は、打ちたくない方向、危険な方向にボールが飛んでいきます。

 

 

スライサーが右のOBがあるホールで普段よりもスライスの度合いが酷くなってOBを打つのも、フッカーが左のOBがあるホールでチーピンを打ってOBを打つのも、すべてゴルフの物理現象(インパクト)を勘違いしているからに他なりません。

 

 

ボールを曲げない(真っ直ぐ打つ)ことは容易ではありませんが、ゴルフの物理現象を正しく理解していれば、ボールの曲がりをコントロールしやすくなり、OBや池ポチャを確実に減らせます。大事なことなので繰り返しますが、ボールが打ち出される方向というのは、ヘッドを振った方向(ヘッド軌道)ではなく、インパクト時のフェース向きで決まるということ。

 

 

そして、ヘッド軌道に対してフェースが開いていればボールにはスライス回転がかかり、ヘッド軌道に対してフェースが閉じていればボールにフック回転がかかるということ。

 

 

狭いホールやOBが気になるホールではプレッシャーがかかります。プレッシャーがかかった場面でゴルファーが本当に頼るべきことは「物理」(ボールが曲がるしくみ)です。メンタルよりも物理に頼った方が、ボールをひとつも無くさないでプレーできる確率はグンと上がるのです~。

 

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