マーク金井blog

カテゴリー: シャフト情報

2020年02月19日超私的な考察 シャフトの硬さが変わると飛距離は変わるのか!?

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NEOゴルフの竪琴セミナー配信開始しました。使い方が175度ぐらい変わりました

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先週の水曜日は富良野でスキー、そして今日(水曜日)はガーラ湯沢でサクッとスノボを滑っています。記録的な暖冬の影響もあり今シーズンはスノボが5回、スキーは2回しか行けてないのがなんとも残念ですが、3月いっぱいぐらいまでは冬のスポーツを存分に体験する日々を過ごしたいと思っています。

 

 

ゴルフは言うに及びませんが、スノボ、スキーも道具をしょっちゅう試しています。板やブーツが変わることで道具が滑りにどんな影響を及ぼすのかを体験したいし、道具の性能の違いを見極めることをやらずにいられないからです。スノボ、スキーは板の形状がターンの大きさに強い影響を及ぼし、そして板の硬さ(反発)がレスポンスに影響を及ぼすことを体感できるようになっています。

 

 

そして、スノボ、スキーをやってわかったのが、板(スキー、ボード)というのはゴルフのシャフトと非常に似ていることとです。板は平べったく、シャフトは丸いですが、両方とも「しなり」という点では共通している部分が多いのです。

 

さて、この「しなり」。

 

 

スノボ(スキー)の板もゴルフのシャフトも軟らかい方がしなりが大きく、そしてしなってしなる戻るスピードが遅くなります。対して硬くなるほどしなりが小さく、そしてしなってしなる戻るスピードが速くなってきます。そしてどちらとも、硬いものを使いこなすにはそれなりのパワーが求められると言われてます。

 

 

では、ここからはゴルフのシャフトに絞ってお話しますが、硬いシャフトと軟らかいシャフトとではなにがどう変わるのでしょうか?

 

 

月曜日にシャフトメーカーのTRPXから新しくラインアップに加わる60g台のシャフト、アフターバーナーAB601をテストする機会をいただきました。シャフトはノーカットの重量が60gちょうどなので、ドライバー用の長さにカットすると50g台後半。硬さはR、SR、S、SX、そしてXが用意されており、すべての硬さを同じヘッド(M5)で試打しました。

 

 

軟らかいRが順番にテストしましたが、各フレックスの振動数の差は10cpm。一番軟らかいRの振動数は240cpmで、一番硬いXの振動数は280cpmです。マーク金井の場合、普段使っているドライバーの振動数は250~255cpmなので、SRかSがストライクゾーンになりそうです。

 

 

 では、実際にすべての硬さを打ってみたらどうだったのか?

 

 

 飛距離に関しては、ほとんど差がありませんでした。Rで打ってもXで打ってもナイスショットした時の飛距離はほぼ同じ。その差は1~2ヤードで、これは誤差の範囲ないです。硬い方が飛ぶとか、軟らかい方が飛ぶとか諸説言われてますが、硬さそのものよりもインパクトのタイミングが合う硬さを使うことが、飛距離ロスを減らせる、いわゆる飛ぶ硬さになると思います。

 

 

ちなみに、このAB601に関して言えば手元側のトルクがやや多めになるように設計されているため、Xでも硬くて手に負えないという感じになりませんでした。タイミングのとりやすさはSが一番でしたが、その次にタイミングがとりやすかったのは意外にもXだったのです。Rに関しては手元側のトルクが大きいためにヘッドスピードを少し落とすとタイミングがとりやすく、ヘッドスピードを44m/s以上上げていくと、やや振り遅れた感じになってインパクトでフェースが開き、捕まらない感じの弾道になりました。

 

 

そして、今回、同じシャフトで異なる硬さをテストして感じたことは、硬さが変わると、弾道の高さが変わることです。

 

 

 軟らかいシャフトほど打ち出しが高く、弾道が高くなる
 硬いシャフトほどうち打ち出しが低く、弾道も低くなる

 

 

ことです。RとXを比較した場合、打ち出し角は1.5度前後変わり、明らかにRの方が弾道が高く、Xの方が低く抑えた弾道になります。逆に言うと、タイミングが取れるという前提があれば、球の高さを変えたい場合はシャフトの硬さを変えることで、求める弾道が打ちやすくなるのです。よほど特殊なスイングをしている人を除けば、球の高さに例外はありません。

 

 

つかまりに関しては、ゴルファーによって真逆になる場合があります。軟らかいシャフトを使った方が捕まる人もいれば、逆に、硬いシャフトを使った方が球の捕まりが良くなる人もいるでしょう。一般的にはインパクトゾーンで手元の減速が強く発生するようにスイングするとシャフトのしなり戻りが強く発生し、軟らかい方が捕まります。逆に、インパクトゾーンで手元の減速が弱い場合は、軟らかいシャフトだとヘッドが遅れる度合いが強くなり、その影響でフェースが開いて捕まりづらくなってきます。

 

 

ヘッドスピードに関しては、硬い方が上がりやすい傾向があります。硬いとシャフトをしならせたくなって力が入るからです。ただし、力んでヘッドスピードを上げた場合は芯で捕らえる確率が下がります。

 

 

超私的には低いフェードを打ちたい時や、ボールが上がり過ぎるヘッドを使う場合は普段よりも硬めのシャフトをチョイスしたくなります。高いドローを打ちたい時や、ボールが上がりづらいヘッドを使う場合は、普段よりも軟らかめのシャフトをチョイスしたくなりますね。例外もありますが、一般的にはフレックスが軟らかいほどシャフト先端側が軟らかく設計されており、硬いほどシャフト先端が硬く設計されているからです~。

 

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2019年10月06日超私的なアイアン用カーボンシャフトの作り方とは!?

Youtube生配信 マーク金井 ここだけの話 10月7日21時から配信します Youtubeでは見逃したら観れませんので、是非生で!

 


プロ野球クライマックスシリーズが始まりました。パリーグの初戦は楽天がソフトバンクに勝利、セリーグの初戦は阪神が横浜に逆転勝ちを納めました。楽天、阪神ともペナントレースは3位ですが、今日の試合に勝てば下克上で首位チームと戦う権利を得ます。

短期決戦なので勢いがある方が有利かと思いますが、そうは問屋が卸してくれるとは限りません。今日、ソフトバンクと横浜が勝てば逆王手がかかり、一気に形勢逆転になる可能性もあります。クライマックスシリーズについては賛否がありますが、超私的にはポストシーズンに贔屓チームである阪神を応戦できるのは嬉しい限りです。

 

そしてそしてラグビーワールドカップでも日本がサモアに勝ち、これで3連勝。勝ち点4を得ただけでなく、最後の最後、ラストプレーでトライを決めてくれボーナスポイントも得ています。これでA組のトップに立ち、最終戦ではスコットランドと戦うことになりました。サッカーや他の競技に比べるとラグビーのルールは複雑なので、スコットランドまでに本を読んでルールを学びたいと思っています。

 

 

プロ野球、ラグビーが盛り上がっている最中、マーク金井はアイアン用試作シャフトの試打に明け暮れてます。守秘義務があるのでまだメーカー名は公表できませんが、60グラム台、70グラム台、80グラム台と3種類の重さのアイアンシャフトを「あーでもない、こーでもない」とひとりつぶやきながら神田のスタジオで試打してます。

さて、この試作シャフト(開発途中のシャフト)ですが、どんな風にチェックしているのかと言うと、こんな風に独自の方法でやっています。

 

 

シャフトメーカー開発部と「シャフトのコンセプト」を打ち合わせ

シャフトメーカーが「コンセプト」を元に試作シャフトを製作

マーク金井がチェック&試打

修整点を開発スタッフに伝える

シャフトメーカーが修正した試作シャフトを製作

再びマーク金井がチェック&試打

 

 

手順としてはこんな感じでPDCAを繰り返していきますが、やはり一番大事なのはファーストサンプルの仕上がりです。何故かと言うと、監修者(マーク金井)の意図がどれだけメーカー開発部に伝わっているのかが、ファーストサンプルにハッキリと出るからです。

 

他の監修者は分りませんが、マーク金井の場合、具体的な言葉を多用して「こんな感じ」と伝えますが、言葉は受り方で意味が変わります。なので、ファーストサンプルをチェック&試打すれば、どれぐらい「自分の言葉が相手に伝わっているのか」を具体的に知ることができるからです。

 

 

ファーストサンプルが出来上がるとまずやることは、機械計測ではなく自分の体を使ってチェックします。具体的に言うと

 

 

 シャフトをしごく
 シャフトをねじる
 シャフトを曲げる
 シャフトをゆする

 

 

しごくとはシャフトの先端側をぎゅ~っと握り、ぎゅ~っと持った状態で手をバット側に滑らせる動作のことです。これをやると、シャフトのテーパーの度合いがかなり正確に分りますし、部分巻きをしているのかどうかも正確に分ります。テーパーの度合いというのは、シャフトの特性に大きく影響を及ぼし、テーパーの度合いがどんな風になっているのかで、おおよそのキックポイントも分ります。

 

 

ねじるは雑巾を絞るようにシャフトをねじること。ヘッドとグリップを装着した状態で、シャフトをねじるとトルクがどれぐらいあるのかが分ります。曲げるについては、シャフトの両端を持って山を作るようにします。これでシャフトのどの部分の剛性が低いのかが、おおよそわかり、先調子なのか元調子なのか、中調子なのか分ります。

 

 

シャフトをゆするというのは、グリップをギュッと握った状態でワッグルしてみること。ワッグルすることで、シャフトのしなり感、手元剛性がどれぐらいあるのかがおおよそ分ってきます。

 

 

自分の体でシャフトの特性をチェックしたら、いよいよボールを打ちます。ボールを打つ時にチェックしているのは、

 

 切り返しでどこがしなるのか?
 しなり量はどれぐらいあるのか?
 しなり戻るスピードはどれぐらいなのか?
 捕まりぐあいはどうなのか?
 打出し角はどれぐらいなのか?
 スピン量はどうなのか?
 ボール初速はどれぐらい出ているのか?
 ミスヒットした時のシャフトの挙動はどうなのか?
 ヘッドの入射角はどうなのか?
 タイミングの取りやすさはどうなのか?

 

 

以上のことをチェックしながら1打1打打ちますが、カーボンシャフトの場合、もっとも大事なポイントはタイミングの取りやすさ。シャフトの一番大事な役割はタイミングの取りやすさで、実は、タイミングが取りやすいシャフトは、ボール初速が上がりやすく、ヘッドの入射角も安定し、捕まりもちょうど良くなるからです。

 

 

もちろんタイミングの取りやすさというのは個人差があります。しかしながら、美味しい料理は誰が食べても美味しいように、タイミングが取りやすいシャフトというのは8割以上のゴルファーがタイミングが取りやすいと感じてくれるのです。

 

ファーストサンプルの試打では7番アイアンと9番アイアンの両方を必ずテストします。ミドルアイアンでタイミングが取りやすいからと言って、ショートアイアンのタイミングが取りやすいと限らないからです。

マーク金井の場合、シャフトの製作では数値だけに頼るのではなく、人間工学的にすぐれているかどうかにこだわっています。例えるならば、自分自身がシャフトシャフト計測器になったつもりで試作&テストを繰り返し、それをモノ作りに反映させているのです~。

 

 

今回のファーストサンプルに関して言えば、予想はるかに上回る出来栄えでした。もちろん、修整点はありますが微々たるもの。この調子ならば、来年のGWぐらいには新作シャフトをお披露目できそうです~。

 

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Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、つかまり に、ついて語っています。動画の続きは こちらで

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2019年09月26日超私的な考察 シャフトのポジションマップ(特徴)はどうやって決まるのか?

Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、高反発に、ついて語っています。動画の続きは こちらで https://filmuy.com/analyze/video/361979085

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毎月21日は月刊ゴルフダイジェスト、ゴルフクラシック、そしてワッグルの発売日です。3誌とも欠かさず目を通すようにしてますが、どの雑誌も毎号記事がぎっしり詰まっています。隅から隅まで読むには相当時間がかかりますが、今回、超私的に刺さったのがゴルクフラシックの、、、

 

 

 打って分ったホントの実力
 最新&人気シャフト24本試打検証

 

テスターと解説を務めているのがクラブフィッターの鹿又芳典さん。クラブ、シャフトの試打インプレには定評があり、シャフトの特徴を分りやすく解説してらっしゃいます。
コメントを読んでいるだけでシャフトの挙動が手に取るように分ります。

 

この企画の中では、各メーカーのシャフトはそれぞれどんな特性があるのかを、マップで示しています。シャフトの特性を大別するためにマップでは、

 

 

縦軸が弾道の高さ(高弾道なのか低弾道なのか)
横軸が捕まり(捕まるのか捕まりづらいのか)

 

 

言い換えると、シャフトの特性というのは大別すると5つのカテゴリーに分けられます。

 

 ひとつは高弾道で捕まるシャフト
 ひとつは低弾道で捕まるシャフト
 ひとつは高弾道で捕まらないシャフト
 ひとつは低弾道で捕まらないシャフト

 そしてもうひとつはニュートラルな特性のシャフト

 

 

ゴルフクラシックのマップでも、それぞれのシャフトはこのどれかに属していることが表記されていますが、偏りがあるのも分ります。具体的に言うと、、、

 

 高弾道で捕まるシャフトと低弾道(強弾道)でつかまらないシャフトは多いですが、反面、高弾道でつかまらないシャフトと低弾道(強弾道)で捕まるシャフトは非常に少ないということです。

 

 

では、なぜこんな偏りが出てしまうのか?

 

 

 超私的な答えは、シャフトをオーソドックスに設計すると「高弾道=捕まる」と「低弾道(強弾道)でつかまらない」という風になってしまうからです。

 

まず捕まると捕まらないの違いはどこにあるかというと先端剛性にあります。

 

 先端剛性が低い(先がしなる)=捕まる
 先端剛性が高い(先がしならない=捕まらない

 

 

次に弾道の高さは何で決まるかというとキックポイント(調子)が影響します。

 

 先調子(手元よりも先端側がしなる)=高弾道
 元調子(先端側よりも手元がしなる)=低弾道(強弾道)
 中調子(中間部分がしなる)=中弾道になりやすい

 

察しのいい人はもうお分かりだと思いますが、先端剛性を低くすれば先調子のシャフトになりやすく、普通に設計すれば「捕まって高弾道」なシャフトになります。対して、先端剛性を上げていけば(先を硬くすれば)元調子のシャフトになりやすく、普通に設計すれば「捕まらなくて低弾道(強弾道)」なシャフトになりやすい。ちなみに中間部分の剛性を下げてやれば中調子になって弾道の高さはニュートラル。そこから先端側を硬くすれば捕まりづらく、先端側を軟らかくすれば捕まりが良くなるシャフトになってきます。

 

例えばスピーダーエボリューションTRはマッピングでは「低弾道(強弾道)で捕まらないところにマッピングされてますが、このシャフトは手元側にしなりのポイントがあり、かつ先端側が硬いことを窺いい知ることが出来き、実際に打ってみてもそう感じます。スピーダーシリーズの最新作、エボⅥに関しても、前作エボⅤよりも捕まりが少し抑えられており、かつ弾道がやや低くなる位置にマッピングされていますが、実際に試打してみてもエボⅤよりも手元側にしなりのポイントがあり、先端剛性が高い(先がしならない)ことが体感できます。

 

 

メーカー側が「つかまり」と「弾道の高さ」について正しいアナウンスがなされているという前提があれば、今どきのシャフトは1発も打たなくても、シャフトのキックポイント、そして先端剛性がどれぐらいなのかはおおよそ見当を付けることができるのです。

 

ゴルフは物理です。

 

シャフトは剛性分布をじっくりと見ることで、メーカー側が発する特徴を知ることで、どんな風に「しなる」シャフトなのかを窺い知ることができるパーツなのです~。

 

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2019年09月22日超私的な考察 スコアに直接響く、ショートアイアンの引っかけのミスを減らす方法とは!?

マーク金井の生配信9月23日月曜日21時です 録画はYoutubeではありません


9月に入って2度目の三連休ですが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか? マーク金井はというと1度目の三連休は姫路オープンに出場、そして一昨日の金曜日はサンテレビの「中西清起・小林佳則の熱血ゴルフ塾」の収録で吉川ロイヤルGC。一週間に2度関西出張し、どちらももちろんプレーしてきました。

クラブセッティングはいつもよりも本数が多く12本。ドライバーはキャロウェイのエピックフォージドに島田の軽量スチール使用、もう1本はピンのG410+。こちらはまったくのつるしで、シャフトはアルタJCBレッドのSです。アイアンとウエッジはmmアイアンmmウエッジでシャフトはオリジナルカーボンのmm88。重量は80g台、全番手に同じシャフトを使うディセンディング設計です。

まったくもって手前味噌ですが、新たに設計したこのカーボンシャフトのおかげで、ショートアイアンで出やすい左へのミスが劇的に減り、姫路オープンでは最終のパー5で残り117ヤードからPWでピン横1.5mに3オン。大勢のギャラリーが観ている前でバーディーパットを沈めることができました。サンテレビの収録でもアイアンのミスらしいミスは1度だけと、距離感、方向性とも安定したアイアンショットを打ててます。

少し前のブログでも書きましたが、ショートアイアンはやさしいクラブと思われがちですが、実は、ミスが出やすいクラブです。何故かと言うと、ショートアイアンはクラブが短いので遠心力を利用するのが難しく、物理的にはクラブが短くなるほどアウトサイド・イン軌道になりやすいからです。

 

ドライバーはシャフトが長くてロフトが少ないので、「アウトサイド・イン軌道に振るとスライスが出ます」が、ショートアイアンの場合はクラブが短くてロフトが多いので、「アウトサイド・イン軌道に振ると引っかけが出やすく」なるのです。

 

 

ショートアイアンの引っかけ。

 

 

残り100ヤードから左に引っかけてでバンカーやラフに打ち込んでしまうと確実が悪くなります。100を切れない、90を切れないアマチュアゴルファーを観察しても、ショートアイアンを手にした時に左へのミスが目立ちます。逆に言うと、ショートアイアンをちゃんと打つことができないから、ベストスコア更新がままならないのです。逆に言えば、ショートアイアンで引っかけのミスを減らせれば、それだけでスコアに直結するミスが減りスコアが格段に良くなります。

 

 

では、どうすればショートアイアンでの引っかけのミスを減らせるのか?

 

技術的な側面から言えば、ダウンスイングからインパクトにかけて骨盤の開き、インサイドから(振り遅れた状態をキープして)クラブを下ろすこと。骨盤を開いていてインサイドからクラブを下ろせば、インサイド・インの軌道でクラブを振り抜けます。インサイドから下ろし、インパクトからフォローにかけてヘッドがグリップエンドを追い越さない感じになってくれば、軌道はアウトサイド・インにならず、引っかけのミスが出なくなります。

クラブの側面から言えば、手元がしなるシャフト、硬くないシャフトを使った方がアウトサイド・イン軌道になりづらいです。今どきのアイアンシャフトは番手別設計になっていますが、番手別設計のシャフトはどの番手も同じ重量。5番アイアンのシャフトもPWのシャフトも同じ重さのため、ショートアイアンになるほどシャフトが肉厚になっています。肉厚にしないと重さを出せないからです。結果、ショートアイアン用のシャフトは肉厚になるため、どうしてもミドルアイアンよりも硬さが出てしまいます。

 

 

対して、ディセンディング(1本取り)のシャフトは1本のシャフトの長さを変えることで全番手に装着します。このためショートアイアンに装着する場合、ミドルアイアン用よりもシャフトが数グラム軽くなるデメリットがありますが、反面、全番手とも同じ肉厚。ショートアイアンのシャフトが硬くなるのを防げるメリットがあり、ショートアイアンもミドルアイアンと同じようなしなり感が出てくるのです。ショートアイアンで引っかけのミスが多いならば、ディセンディング(1本取り)のアイアンシャフトを試してみるのもいいのではないかと超私的に思っています。

 

道具が変わればスイングも変わる。

 

100~130ヤードの距離から確実にグリーンを捕らえることができれば、確実にスコアが良くなる。対して、UTやミドルアイアンでグリーンを捕らえられても、ショートアイアンでグリーンを外すショット、特に左へひっかけるミスを打ってしまうと、そのホールのスコアが悪くなるのはもちろんのこと、チャンスがピンチに変わってしまいます~。

 

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Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、フジクラ スピーダーエボリューション6について語っています。動画の続きは こちらで


2019年08月11日超私的な考察 アイアン用のシャフト、スチールとカーボンの決定的な違いとは!?

Youtubeマーク金井チャンネルの人気シリーズ
【おしえてマークさん】最新作は”ディスタンス系ボールとスピン系ボール”です。
ぜひご視聴ください、チャンネル登録も是非お願いします

Youtube生配信 マーク金井ここだけの話

来週の月曜日 8月12日21時から配信します

生配信だけで録画ありません ぜひリアルタイムでご視聴下さい
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かんかん照りで暑い日が続くと雨が恋しくなります。いつもならここまで気温が上がるとゲリラ豪雨がありそうなものですが、神田エリアはまだ一度もバケツをひっくり返したような雨が降ってません。

そんな暑い最中、木曜日は水海道GCで(茨城県)で9ホールプレーしてきました。プレーの目的はヤマハの新製品、RMXの試打です。ドライバー、FW、UT、そしてアイアンをコース内で試打。練習場ではなくコースで試打して、新製品の性能をじっくりと吟味する機会をいただきました。

 

RMXはドライバーとアイアンは2機種(120と220)、FWとUTは1機種をラインアップ。アイアンに関しては、スチール装着モデルとカーボン装着モデルの両方を試打したのですが、2番ホールのセカンドではこれでもかってぐらい大ダフり。ボールは30ヤードほど前進しただけですが、打つ前からダフりそうな予感があったので、これは想定内のミスショットです。

 

 

ダフる予感がしたのは、、、、

 

普段、コースでほとんど打たないスチールシャフトを久しぶりに打ったからです。普段使っているmmアイアンにはカーボンシャフトが装着されています。ここ数年はアイアン用シャフトはすべてカーボンシャフト。にもかかわらず、2番ホールで試打したアイアンは軽量スチールシャフトが装着されていたからです。

 

カーボンシャフトと軽量スチール(スチール)はシャフトの挙動、そしてバランスポイントが異なります。このため、普段カーボンを使っている場合、スチールに変えるとダフりのミスが出やすくなるのです。逆もしかりで、普段軽量スチール(スチール)を使っている場合、カーボンに変えるとトップのミスが出やすくなるのです。シャフトの素材が変わると、、、、

 

 

インパクトゾーンでのシャフト先端側の挙動が大きく異なるからです!!!!!

 

 

アイアン用シャフトでは、「スチールがいいのか? カーボンがいいのか?」で迷っているゴルファーが少なからずいます。また、スチールからカーボンへの移行が上手くできないと悩むゴルファーが少なからずいますが、これはシャフト先端側の挙動が大きく異なるからです。私自身も8年前にアイアン用シャフトを軽量スチールからカーボンに変えましたが、変えた当初はダフりを連発。カーボンシャフトに完全になれるのには3ヶ月近く時間を費やしました。

 

そしてアイアン用カーボンシャフトに完全になれてしまうと、今度は、いきなり軽量スチールシャフトを打つと最初の数発はダフります。ハーフトップを打つつもりでスイングするとちゃんと球を捕らえられ、球をちゃんと捕らえられると、そこからは軽量スチールシャフトでも違和感なく打てるようになります。実際、木曜日のヤマハの試打ラウンドでも大ダフりをしたのは2番のセカンドだけ。3番以降はダフらないで打つことができ、イメージ通りの弾道が打てました。

 

アイアン用のカーボンシャフトと軽量スチール(スチール)とではインパクトゾーンでのシャフトのしなり戻りも大きく異なります。なので、シャフトの素材をスイッチするのが難しいですが、超私的なことを言わせてもらえるならば、これは慣れの問題。そして、ウエッジのシャフトに関しては、アイアンが軽量スチール(スチール)ならばウエッジにも軽量スチール(スチール)、アイアンがカーボンシャフトならばウエッジにもカーボンシャフトを装着している方が、アイアンとウエッジを同じ感覚でスイングできます。

 

アマチュアゴルファーのクラブセッティングを見ていると、アイアンはカーボンシャフトなのに、ウエッジは軽量スチールを組み合わせている人が少なからずいます。これで両方のクラブが上手く打てているならば問題ありませんが、アイアンに比べてウエッジでトップやシャンクが出やすいならば、シャフトのミスマッチがミスを引き起こしている場合もあると思います。

 

 

スチールシャフトにはスチールの良さがあり、カーボンシャフトにはカーボンの良さがあります。どちらを選ぶにしても、ウエッジはアイアンからつながりがあるクラブ。アイアンとウエッジは同じ素材のシャフトにした方が、セットとしての流れも良くなりますし、打たなくていいミスも減らせるようになるでしょう。

 

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Youtubeセミナー 今回は超マニアック?!ジャイアントスイングセミナーです 今回が一回目(全3回)

ゴルフスイングに大切な先行の動作の極意を教えます

こちらスチールシャフト付きクラブ販売再開しました。

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