マーク金井blog

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2024年10月21日超私的な考察  ゴルフクラブにはエンジン(動力)はついていません、、、

 

アイルランドのリンクス巡りを終えて、早、10日間ほど経ちました。本場リンクスではボールをひとつも無くさなかったのですが、帰国後は6ラウンド目の赤羽早朝(7番ホール)でティショットを左に引っかけて池ポチャ。ついにボールをなくしてしまいました。

 

 

 

ティショットを曲げたのは完全に自分のミスで、クラブのせいではありません。

 

 

 

今どきのドライバーはミスしても曲がりが少ないと言われてますが、明らかなミスまでは助けてくれないです。当たり前と言ってしまえばそれまですが、クラブの性能を生かすも殺すもゴルファー次第なのです。

 

 

 

そしてゴルファー次第と言えば、飛距離に関してもです。

 

 

昔の木製ドライバーに比べると今どきのドライバーの飛距離性能が伸びたと言われてます。確かに、野球のバット同様、ゴルフクラブ(ドライバー)も木製ヘッドから金属ヘッド(メタルやチタン)になってからは反発が上がって飛距離が伸びてます。

 

 

 

しかしながら、金属ヘッドが定着してから、そしてルールで反発規制がかけられてからは、芯で捕らえた時の飛距離性能を大幅に上げることはできません。

 

 

 

理由は単純。

 

 

 

 ゴルフクラブにはエンジン(動力)がついてないからです。

 

 

 

大事な事なので繰り返します。野球のバットもゴルフクラブにもエンジン(動力)はついてません。高反発規制が施行された2008年以降ドライバーで飛距離を稼ぐには、飛距離を稼げるスイングをすること、そして自分のエンジン(パワー)を増させる事以外ないのです。

 

 

実際、今どきのツアープロは昔に比べると明らかにエンジン(パワー)が増大してますし、パワー増大のトレーニングを積んでいます。

 

 

 

クラブに飛距離を求めたくなる気持ちは分かりますが、自分が頑張ることがドライバーの飛距離を伸ばすことにつながるのです。

 

 

 

もちろん、ドライバーに関してはスピン量を適正にしたり、シャフトを伸ばすことでヘッドスピードを上げることで飛距離を伸ばすことも可能です。もちろん、このためにはクラブ選びが重要になりますが、そのために最新クラブが必要とは限りません。

 

 

 

最新クラブを否定するつもりはありませんが、クラブがどれだけ新しくなったとしてもエンジン(動力)は搭載されていないのです。

 

 

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2024年10月18日超私的な考察  ティショットでフェアウエイキープする極意とは!?

10月1日から11日にかけてアイルランドのリンクスを巡ってきました。プレーしたのは以下の6つのコースです。

 

・バリーバニオンGC
・オールドヘッドGL
・ディングル(Ceann Sibeal)
・ウォータービルGL
・トラリーGC
・ラヒンチGC

 

いずれもアイルランドの南西部に位置している名だたるコースです。6つのコースをプレーした中では、バリーバニオンとウオータービルは担ぎセルフ出回り、他の4つのコースではキャディさんと二人三脚でプレーしました。

 

 

ご存じのようにリンクスでは左右曲げてしまうと深いラフが待ち受けており、ロストボールのリスクが非常に高いです。今回のリンクス巡りではスコアもさることながら目指したのは、ボールを無くさないこと。ボールひとつでホールアウトすることを第一に考えてプレーしたら、、、、、

 

なんと108ホールをひとつだけのボールでプレーできました(ロストボールはゼロ)。

 

 

すべてのティショットがフェアウェイを捕らえた訳ではありませんが、左右に大きく曲がるミスが出なかったのでボールをひとつも無くさずにリンクス巡りの旅を終えることができたのです。

 

 

ミスショットした時も大きく左右に曲がらなかった要因をざっと上げると、、、

 

 

 

・ドライバーの長さは43.25インチ(短尺スチールシャフト装着)
・フルショットはしない(飛距離を求めない)
・低い弾道を打つ(キャリーよりもランを重視)
・真っ直ぐな弾道を打とうとしない(フェードを打つ)

 

 

赤羽でプレーしている時は、上記のことを徹底的に意識してティショットを打ってます。そのおかげで、リンクスでもティショットが乱れることなく打てました。ちなみに、風の影響を受けないホールだとドライバーの飛距離はランを含めて210~230ヤード。フォロー風が吹けば300ヤード近く飛びましたが、アゲンスト風が吹くと160ヤードが精一杯。風向きでドライバーの距離は140ヤードも違いましたが、フォロー風でもアゲンスト風でも、スイングする時はパターを打つような感じでスイングを心がけました。

 

 

ティショット(ドライバーショット)は飛距離が出た方がアドバンテージがあるとは思いますが、ことリンクスにおいてはその常識が通用しません。ティショットでフェアウェイキープる極意は、何か特別なことをしなくても低い球が打てるドライバーを使うこと、そしてボールをそっとフェアウェイに運ぶ意識でスイングすることではないかと超私的に思っています。

 

 

もちろん、過酷なリンクスでのプレーと日本のゴルフ場でのプレーとでは条件が大きくことなります。ただし、フェアウェイの幅に関しては、赤羽もアイルランドのリンクスでも同じです。誤解を恐れずに言えば、赤羽で低い弾道でフェアウェイキープできるショットがちゃんと打てれば、リンクスでもフェアウェイキープできます。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

ゴルファーによって求めるプレースタイルは異なると思いますが、フェアウェイキープを第一に考えるならば、ドライバーは短くて、シャフトやグリップの重量が重い方がスイング軌道が安定し、左右曲がりづらい弾道が打ちやすいです。

 

 

ご好評をいただいております短尺スチールシャフトは只今欠品しております。今しばらく、入荷をお待ちいただけますと幸いです。

 

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2024年09月30日超私的な一人旅  明日(10月1日)からサクッとアイルランドに向かいます、、、

 

 

昨日(9月29日)は日帰りで大阪出張。台風で延期になったヨドバシ梅田でのイベントに出演し、トークショーと弾道計測器ラプソードのワンポイントアドバイスを実施。アマチュアゴルファーのスイングをじっくりと拝見しましたが、改めてゴルファーは2つのタイプに分かれることが確認できました。2つのタイプとはアウトサイド・インのタイプと、インサイド・アウトのタイプです。

 

 

そして今日は朝4時前に起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホール。日に日に日の出の時間が遅くなってきており、5時10分にティオフした時はまだ真っ暗。出だしの2ホールはインパクトの手応えを頼りにボールを探しましたが、なんとかボールをひとつもなくさずプレーを続行できました。

 

 

 

ホールアウト後はドンキホーテに立ち寄って食料品とお菓子を購入。今回もカップ麺と湯煎でいただけるご飯を滞在日数分レジに持ち込みました。

 

 

 

というのも明日(10月1日)から、ロンドン経由でアイルランドに向かうからです。昨年は2度、スコットランドでリンクス巡りをしましたが、今回はアイルランド南西部のリンクスを巡ります。

 

 

 2019年には北アイルランドで全英オープン観戦からロイヤルカウンティダウンでプレー。今回のメインイベントは大学生の頃に憧れた、ラヒンチ、バリーバニオンです。

 

 

 

滞在中は6つのリンクスでプレーしますが、その中でも40年以上前からいつかはプレーしたいと思ったのが、この2つのリンクスです。

 

 

 

 

リンクスゴルフの魅力は人それぞれだと思いますが、超私的には、人間は自然には逆らえないことを嫌と言うほど思い知らされることです。

 

 

 

風は半端なく強いですし、コースはフェアウェイとグリーン以外はまったく整備されていません。ラフは深く、バンカーはタコツボのような形状で、1発で出せないことも多々あります。フェアウェイも凸凹したマウンドだらけなので、ボールのどの方向に跳ねて転がるのか予測できません。

 

 

 

リンクスのゴルフを一言で言うならば、アンフェアだらけです。

 

 

 

アンフェアを楽しめない人にとってはリンクスのゴルフは思い通りにならないので面白さを感じづらいと思います。対して、アンフェアを楽しめる人は、これぞゴルフというのを堪能できます。加えて、スコットランドやアイルランドのリンクスの荒涼たる景色は、他に類を見ません。

 

 

 

ゴルフの神様がいるかどうかは分かりませんが、まさにリンクスは「神が作ったコース」と思わず言いたくなるような、、、、人為的では作れない神秘性があります。

 

 

 

羽田空港からロンドンまでは14時間30分のフライト。そしてロンドからダブリンまでは約1時間40分。乗り継ぎ時間を含めると約20時間の長旅となりますが、いつものようにサクッとアイルランドに向かいます、、、、、。

 

 

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2024年09月23日超私的な試打インプレ  フジクラ スピーダーNXバイオレットは○○○です。

 

この3連休も早朝ゴルフ三昧。土曜日と日曜日は千葉市民ゴルフ場にて9ホール。月曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて9ホールプレーしてきました。

 

 

 

9ホールプレーに慣れからだと思いますが、歩いてプレーすれば9ホールでも物足りなさを感じません。ちなみに、9ホール歩いてプレーすると約8000~9000歩ほど。毎日2万歩を心がけているので、ちょうど良い運動量です。

 

 

土曜日のラウンドではフジクラから新しく発売されるドライバー(ウッド)用シャフト、スピーダーNXバイオレットを試打してきました。

 

 

 

バイオレットはスピーダーNXシリーズとしては4代目で、初代スピーダーNXブルーの後継機種としての位置付け。ブルーの後継機種ということは、手元側の剛性が高めで先端側のしなりを感じやすい特性を継承していることが窺えます。

 

 

これまでのモデル同様、バリアブルトルクコアを踏襲。手元側に比べると先端側と中間部のねじり剛性を高めることでヘッドの挙動を安定させる効果を狙っています。加えて、バイオレットでは、DHXと言うテクノロジーを採用。通常バイアス層と呼ばれるカーボンシートは45度の角度ですが、DHXは45度以外の角度のカーボンシートを巻いています。

 

 

 

ワッグルするとシャフトの手元側に張りがあり、中間から先端にかけてのしなりが大きめ。ブルーの後継機種という位置付けですが、手元側がブルーよりも剛性が高め。

 

 

 

 

剛性分布を比べてみても、ブルーよりもバイオレットの方が手元側が硬く設計。フジクラの試打でSとSRを試打した所、SRの方がタイミングが取りやすい(手元のしなりを感じやすい)ので今回はSRを選択し、テーラーメイドのスリーブを装着し、2代目となるM1(440)で試打しました。長さは44.5インチです。

 

 

 

実際に打ってみてもワッグルと同じ感じで、切り返しでは手元側があまりしならず、中間から先端にかけて鋭くしなり戻ります。インパクトゾーンの加速感はスピーダーならではの速さで、ヘッドスピードを上げたい意図がはっきりと窺えます。ヘッドスピードを上げて、ボールを初速を上げていきたい。それが手に伝わり、そして実際の弾道でも初速が少し上がっているのが確認できました。

 

 

 

弾道に関してはスピンが入りやすいタイプで、初代ブルーよりも高弾道。打ち出しが高く、スピンが入ることでキャリーが出やすいシャフトです。

 

 

 

メーカー側は中調子とアナウンスしてますが、超私的には先中調子と位置づけたくなるくらい走り系のシャフトに感じました。

 

 

手元が硬いシャフトと相性が良い人は普段と同じフレックスで良いと思いますが、手元のしなりを感じたい人はワンフレックス軟らかくした方が、タイミングが取りやすいでしょう。

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2024年09月20日超私的な提案  ティショットでOBを減らすのに本当に必要なスキルとは!?

 

昨日はゴルフ雑誌のラウンド企画でキャディバッグを担がないでのゴルフ。加えて久しぶりに18ホールプレーしてきました。お世話になったのは、茨城空港の近くに位置する霞ヶ浦カントリー倶楽部です。

 

 

 

 

ティは白ティ(ホワイト)を選択し、6116ヤードでパー72。スタッツはこんな感じです。

 

○△ーー△△ー○ー  37
132222202  16

△ーーーーーー△○  37
222222221  17

 

 

ティショットが安定していたおかげで大きなトラブルは一度もありませんでした。今さらながらですが、セカンドをフェアウェイから打てる回数が増えてくるほどに、ボギーやダボを叩く危険性が少なくなってきます。

 

 

 SNSでもアップしてますが、最近、神田のスタジオでの練習で欠かせないアイテムなのがボウリングのピンです。

 

 

 

ゴルフにボウリングのピンというのはミスマッチのような感じですが、実は、これがショットの安定性に非常に役立つのです。

 

 

 

写真で示しているように真っ直ぐな飛球線延長線上にピンを立て、それを目印にしてスポンジボールを打ちます。

 

 

 

1球打つ毎にiPhoneでスイングとボールが飛び出す方向をチェックしてますが、ピンがあることで、より正確に打ち出し方向が分かります。打っている時も、スポンジボールがピンの左を通過したのか、右側を通過したのか、、、そして、どれぐらいピンから外れて通過しているのかを目視できます。

 

 

 

 今のドライバーの持ち球は軽いフェードなので、狙いはピンの左側スレスレです。

 

 

 

ここに打ち出せていれば満点。ピンの少し左側に通過するのもOK。対して、ピンよりも大きく左側を通過するのはミスショット。そして、ピンよりも大きく右側を通過するのは致命的なミスショットという風にジャッジしています。

 

 

 

フェードが持ち球の場合、狙いよりも左に飛び出す分には(ボールにスライス回転がかかっていれば)、ボールはフェアウェイに着弾します。対して、狙いよりも右に飛び出すと(ボールにスライス回転が掛かっていれば)、間違いなくボールは右のラフ、もしくは右の林やOB、池に飛んで行ってしまいます。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

ティショットでもっとも避けたいOBのミスを減らすには、真っ直ぐ打つこともさることながら、出球(打ち出し方向)を安定させるスキルが必要です。フェードが持ち球ならば打ち出しが方向が右にならないようにすること、ドローが持ち球ならば打ち出し方向が左にならないようにすることです。

 

 

室内のレンジだとシミュレーターで弾道をチェックできますが、超私的には、アナログで出球をチェックした方が、感覚と実際の弾道のズレがどうなっているのかが体感できます。アナログ人間なので、神田のスタジオでは最新のシミュレーターではなくて、ボウリングのピンで出球の精度を上げる練習を続けたいと思います。

 

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