マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2016年05月27日 超私的な考察、プレッシャーに強い人と弱い人は、どこがどう違うのか!?

 

昨日も電車で薄暮9ホールに行ってきました。今週はこれで3回目。週に3回もゴルフに行ってますが、3回行ってプレーしたのは合計27ホール。いわゆるワンハンですから、ホール数は決して多くありません。電車ゴルフに行く時は午後2時まで普通に仕事していますし、ゴルフに終わった後も仕事に復帰します。練習場で150球打つのと同じぐらいの時間を使って9ホールプレーをしています。

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週に1回のゴルフでも27ホール回れます。それを考えると9ホールゴルフは物足りないと思うかも知れませんが、実は、このようなペースでプレーするようになってから、スコアの安定感が増してきました。自分になりに分析すると、プレー時間が短くてもしょっちゅうコースに出ると、特別な意識が働きません。「練習場では上手く打てるのに、コースに出ると緊張して思うようなスイングができない」というアマチュアゴルファーが少なからずいますが、練習場よりもコースに出る機会が増えてくれば、コースで緊張する度合いは減ってきます。

 

人間は慣れない場所に行けば緊張するのが当たり前。逆に言うと、ゴルフコースを慣れた場所にしてしまえば、コースに出た時、余計なプレッシャーがかかりません。それともうひとつは、1打1打の集中力が増しました。説明するまでもありませんが、ゴルフはいつも1発勝負。ミスショットしても打ち直しはできません。コースで打つ1打は練習場で打つ1打とまったく違います。練習場に行く回数を増やせばボールをたくさん打つことができますし、たくさん訓練できます。しかしながら、この1発勝負という感覚を養うことは極めて困難です。

 

そして、もうひとつ学んだことはコースに出る機会を増やすと、「ナイスショットを打ってもいいスコアならない」ことを嫌と言うほど思い知らされますし、これが分ってくるほど、プレッシャーに強くなれることも分ってきます。そこで、今回は本番に強くなるための、ちょっとしたヒントについて書いみたいと思います。

 

巷では、プレッシャーに強い人と弱い人がいると言われています。そしてプレッシャーに強い人は「メンタルが強い」、プレッシャーに弱い人は「メンタルが弱い」と言われています。確かに、その通りでプレッシャーに弱い人ほど、「自分はメンタルが弱い」と思っています。メンタルは強いけどプレッシャーに弱いという人は、いまだかつて見聞きしたことがありません。

 

 では、本番に強い人と弱い人はどこが違うのか?

 

メンタルが強い弱いももちろんあると思いますが、弱い人には共通していることがひとつあります。それは、自分に対して厳し過ぎることです。例えば、「練習場で打てたショットがコースでは打てない」というのが、まさにその典型。練習場で打てたショットというのは、練習場で打てたナイスショットのことです。気楽な場面で打てたナイスショットを基準にし、それが打てないと嘆く。嘆くと言うことは、練習場で打てたナイスショットを打ちたいと思っています。今どきの言葉にすれば、自分でハードルを上げてしまい、そのハードルが本番でのプレーの妨げになっているのです。ちなみに、よほどの上級者を除けば、練習場でもミスショットを打っています。そして困ったことに、練習場で打ったミスショットを自分の実力だと思っている人はほとんどいません。

 

また、本番に弱い人(正確には本番に弱いと思っている人)ほど、失敗を回避したい傾向が強いです。例えば、ティショット。チョロしたくないとか、OBを打ちたくないとかという感じでマイナス思考です。気持ちは分りますが、これもまた、自分で自分にプレッシャーをかけてしまい、メンタル面に対して必要以上に負荷を掛けています。

 

対して、本番に強い人に共通しているのは、自分のハードルを必要以上に上げていません。また、必要以上マイナス思考にもなっていません。自分の腕前を客観的に把握し、自分ができるをことをサラリとやっています。

 

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本番に強くなるコツ、それは自分のハードルを思い切って下げることと、必要以上にマイナス思考にならないことです。ゴルファーの力量によっても違ってきますが、例えば、100を切れない人ならば、とりあえず前に進めばナイスショット。OBや池ポチャしなければナイスショット。ダフってもトップしてもグリーンのそばまで行けばナイスショット。これぐらい自分のハードルを下げてみて下さい。ちなみに、マーク金井は「練習場で打ったショットはコースで打てない」と思いながらラウンドしています。そして、誤解を恐れずに言えば、「ナイスショットではなくて、ミスショットでいかにスコアをまとめる」ことだけ考えてながらラウンドしています。なので、寄せワンだけでなく、寄らワン(アプローチを失敗して、長いパーパットを沈めること)も狙っています。

 

言葉にすれば簡単ですが、ゴルフにおいては、実は自分のハードルを下げることが一番難しいのです~。ナイスショットが打ちたくなるのがゴルファーの性(さが)だし、ミスショットでスコアを良くするのは正々堂々としてないと思ってしまうアマチュアが少なくないからです。

 

プレッシャーに弱い人が強くなるにはメンタルを鍛えることも大事ですが、プレッシャーを自分で増幅させないことが大事です。プレッシャーに強くなるコツは、本番はしくじるものだと思ってプレーすること。そして、どんな風にしくじればスコアをまとめられるかを真剣に考えれば、徐々にプレッシャーに強くなってきます~。

 

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2016年05月16日 超私的な考察、スコアアップに本当に必用なゴルフクラブとは!?

昨日は久しぶりに移動しまくりました。深夜便でバンコクから成田空港。成田空港から神田に戻り、着替えて川越。丸広百貨店川越店でトークイベントをこなして前橋に移動。前橋で50年前のミニを試乗後、再び神田に戻ってこの原稿を書いています(笑)

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トークイベントではゴルフの竪琴の使い方、そしてパッティングにおけるハンドファーストの重要性について話しました。ゴルフの竪琴ではゴルフスイングを構築するのに不可欠な両手の役割についてかなり時間をかけて説明し、パッティングにおいては、「なぜハンドファーストで打たなくてはならないか」について説明しました。ショットもパットも同じという考え方もありますが、それぞれのショットの目的、そして道具(クラブ)の構造を考えると、ショットとパットはまったく別物です。

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例えるならば、スキーとスノボぐらい違うとマーク金井は思っています。その証拠と言っては何ですが、ショットが上手い人ほど、長尺パターを使っていたり、クロスハンドグリップやクロウグリップでパターを打っています。ちなみに、右打ちの人の場合、クロスハンドグリップでドライバーショットやアイアンショットを打つプロはひとりもいません。
(過去にはクロスハンドグリップでショットを打つプロが米国にいました)

 

今日からマーク金井も通常業務に戻ります。冬場は週に2回のスノボをこなしますが、この時期から12月にかけては週に2回の電車ゴルフ(9ホール)をこなします。電車ですからクラブは少なければ少ないほど移動が快適です。そして、クラブが少ないほど担ぎセルフが楽になりますし、プレー時間も短縮されます。理由は単純、少ないクラブだとリスクが高いショットを選択しません。リスクを避けてプレーすることで、トラブルに巻き込まれづらくなるからです。

 

では、マーク金井は普段どんなセッティングでプレーしているのか?

基本的には以下の7本でプレーしています。

ドライバー
20度前後のユーティリティ
7番アイアン
9番アイアン
PW
SW(ロフト54度)
パター

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いわゆるハーフセットですが、我慢したセッティングにはなっていません。自分がスコアメイクに必用だと思っている距離のクラブはすべて入っているからです。具体的に言うと、

 

200yと150yと125y、100yと75y

 

難易度が非常に高いコースだと10y刻み、15y刻みで打てた方がスコアが良くなる場合もありますが、難易度がそれほど高くないコースならば150y以上は50y刻み、150y以下だと25y刻みで打てれば、ほぼほぼすべてのホールでクラブ選択に迷いが生じません。そしてグリーンの奥行きが25y~30yあるので、中途半端な距離が残った時でも、手前か奥に距離を合わせることができます。逆に言うと、すべてのホールでピンにきっちり距離を合わせて打つようなことはしません。ピンにぴたりと合う距離のクラブがない時は、

 

手前に乗せるか、それとも奥に乗せるかを決めています。

 

調子が良い時は、アプローチやパットの調子が良い時は、乗らなくてもいいやって感じで打ちます。そして不思議なことに、乗らなくてもいいやって打つと(欲がないからでしょう)、なぜかグリーンに乗ってしまうことが多いです。これまた理由は単純。何が何でもピンに寄せたいと打つよりも、とりあえずグリーン近くでいいやと思った時の方が、気楽にスイングできるからです。

 

ただし、勘違いしてほしくないことがあります。乗らなくてもいいやと思った時でも、ショットを打つ時には、「この方向に○○ヤード打つ」ということには集中しています。
例えば、手にしたクラブがピンまで届かないクラブだとしましょう。そんな時はグリーン中央のグリーンエッジに打つつもりでスイングします。なので、この時は手前の花道がナイスショットで乗ってしまうのがミスショットということになります。

 

かなり前置きがながくなりましたが、察しのいい人はお分かりでしょう。ゴルフクラブに求められるのは、自分が打ちたい距離がちゃんと打てるクラブがベストです。そして、付け加えるならば、ミスショットした時(トップしたりダフった時)に、ナイスショットの距離差ができるだけ少ないクラブの方が、スコアメイクしやすくなるのです。

 

逆に言うと、いくら飛距離が出ても、ナイスショットした時に自分のイメージよりも飛びすぎるクラブ、ミスショットした時に、ナイスショットとの距離差が大きいクラブというのはスコアメイクが非常に難しくなります。

 

クラブをどんな基準で選ぶからは人それぞれで良いと思います。しかしながら、スコアメイクを本気で考えているならば、ボールが飛びすぎないクラブ、ナイスショットとミスショットが少ないクラブを使うことをお勧め致します~。

 

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2016年05月13日超私的な考察、2016年タイのゴルファーはどんなスイングをしているのか!?

昨日はタイのゴルフExpo会場にほぼ1日いました。今回初の試みとなる、「ジャパンパビリオン(日本企業が出展して、日本ブランドをPRする専門ブース)」アナライズが出展しているからです。アナライズのオリジナルクラブ、練習器具、そしてコラボしているゴールドファクトリーのパターを出品していますが、来場者がもっとも興味を持ってくれたのが、、、、

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ゴルフの竪琴

 

です。タイ語でゴルフの竪琴「ピンタンコ」。なんのことやらさっぱり分かりませんが、タイのゴルファーからは「これは何?」「どうやって使うの?」という次々と質問を受けました。もちろん質問だけではありません。実際に手にとって、ところ構わず素振りを始めて下さいました。それを間近で見たマーク金井も、竪琴を振るタイのアマチュアゴルファーをところ構わずiPhoneで写真を撮りまくりました。

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さて、このタイのゴルファー。

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今回は日本語が通じないこともあって、使用法のDVDは持ってきてません。なので、
タイのゴルファーは持ち方も分からなければ、振り方もまったく分からない状態で、ゴルフの竪琴を振り回します。にも関わらず、あるゴルファーは竪琴を正しく持って、正しく素振りをします。その一方で正しくない持ち方をしたり、正しくない振り方をするゴルファーもいました。

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では、どんなゴルファーがゴルフの竪琴を正しく持って、正しく振るのか?

 

当たり前と言えば当たり前ですが、ゴルフが上手い人ほど、何も教えなくてもゴルフの竪琴を正しく持ち、正しくスイングしています。ゴルフクラブとはかなり形が違うにもかかわらず、道具(ゴルフの竪琴)を実に上手く使いこなします。ちなみに、片山晋呉プロもまったくそうで、何ら説明をしなくても、ゴルフの竪琴を完璧に正しく使いこなされています。

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そして、そして、タイのゴルファーのスイングを20人以上見たのですが、ゴルフが上手くない人ほど共通点がありました。ゴルフが上手くない人ほど、インパクトからフォローにかけて竪琴をインサイドに引き込み過ぎ、そして右手が左手を追い越しません。インパクトからフォローにかけて左手がずっと先行して動き続けてしまうために、インパクトではフェースがかなり開き、なおかつ振り遅れたスイングになっています。そして、ボールが右に飛ぶのを嫌がって、インパクト直後には手元をインサイドに強く引き込んでしまっています。いわゆるアウトサイド・イン軌道のカット打ちになっています。

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日本のゴルファーもそうですが、スライスに悩んでいる人の多くは、インパクトゾーンで左手の動きが加速し、右手が左手を追い越しません。いわゆる空手チョップをしているような感じで、両手が平行移動しています。このため、振り遅れてインパクトではかなりフェースが開いてしまっています。

 

なので、ゴルフの竪琴を振ってもらったタイのゴルファーには、インパクトゾーンでは右手は左手を追い越すこと、そしてインパクトゾーンでは左手の動きにブレーキ(減速)がかかり、左手が減速することで右手が追い越す動きになることを、身振り手振りでデモンストレーションし、そして手取り足取りでレクチャーしました。すると、多くのゴルファーはゴルフの竪琴を数回振っただけで、振り遅れて、インパクトでフェースが開かなくなります。右手が左手を追い越すこと、そしてスイング中、右手が左手の上に位置しているとボールが捕まること、プレーンに沿って振り抜いていけることを体感してもらいました。

 

タイと日本では話す言葉、書く文字はまったくもって違いますが、ことゴルファーのスイングにおいては非常に似通っています。これを実際に体感できただけでも、タイに来た甲斐がありました。ゴルフは万国共通なことをリアルに知ることは大収穫ですし、ゴルフの竪琴は全世界に通用するゴルフ練習器具であるのは間違いなさそうです〜。

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2016年05月02日 超私的な提案、今からでも間に合うGWにゴルフの腕前を一気に上げる方法!!

あっという間に5月に突入しました。このブログがアップされる頃は、兵庫県のダンロップゴルフコースにいます。今週日曜日に開催されるMMT9パー3チャンピオンシップの下見で、パー3コースを下見ラウンドしています。米シニアツアーではすでにショートコース(パー3)でのトーナメントが実施されていますが、日本ではこのMMT9が初めての開催。MMT9は世界最小規模の試合ですが、優勝賞金は15万円。今回もインターネットで1ホールごとのリアルタイムの速報実施しますし、トーナメントですからギャラリーも無料観戦できます。プロ、アマチュアを合わせて60人が出場し、その中には男子ツアーの山下和宏選手を筆頭に、男女のプロが30人出場します。

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さて、このMMT9パー3トーナメント。すべてのホールがパー3なので、プロががんがんピンを狙うショットを間近で見られます。加えて、クラブは使用制限があって、男子プロは3本以内、女子プロとアマチュアは4本以内、ジュニアは5本以内。使えるクラブの本数が少ないので、プロの技も間近でじっくり見るこいとができます。プロとアマチュアの差はドライバーの飛距離差だけではありません。アイアンショットの切れ味、アプローチのテクニック、そして正確なパッティング。プロの技を生で見ることは、見ていて面白いだけでなく、とっておきのゴルフの練習にもなるのです。

 

さて、明日から3連休や6連休が取れる人も多いと思います。すでにゴルフの予定が入っている人も多いと思いますが、もしもまとまった休みでゴルフの予定が入ってないのでしたら、ぜひとも経験してほしいことがあります。それは、、、、

 

 ゴルフコースで真剣に練習してみること
 ゴルフコースでわざとミスショットを打ってみること

 

多くのアマチュアゴルファーは、「練習場で練習」し、「コースは本番」。コースに出るといいスコアを出そうとプレーしています。もちろん、普段はこれでいいのですが、たまには「コースで真剣に練習」してみて下さい。コースで練習するわけですから、値段の高いゴルフ場に行く必要はありません。値段が手頃なゴルフ場や河川敷コース、9ホールのコース、パー3(ショート)コースでも全然OKです。

 

では、コースに出た時、どんな練習をすればいいのか?
 では、コースに出た時、どんなミスをわざと打てばいいのか?

 

プレー中に何球も打ったり、同じ場所から2球打ったりするのが「コースの練習」ではありません。コースに出ている時、打つのは1球だけにして下さい。マナーの問題もありますが、打ち直したり、何球も打つとそれが癖になってしまい、1球に対する集中力が欠如してきます。

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コースでやってほしい練習とは、、、、

例えば、ショートコースならばパター以外で使うクラブは1本だけ
 例えば、普通のコースでプレ-するならば、パター以外で使うクラブは3本だけ
 例えば、バンカーショットが苦手ならば、SWを抜いてプレーする
 例えば、ドライバーでOBやワンペナが多いならば、7番アイアンでティショット打つ
 例えば、アプローチでミスが多いならば、わざとグリーンを外す
 例えば、パットでショートが多いならば、すべてのパットで1メートルオーバーさせる

 

コースでやってほしいミスショットとは

例えば、ティショットでスライスが出やすいならば、わざとスライスを打つ
 例えば、ティショットでフックが出やすいならば、わざとフックを打つ
 例えば、アイアンがダフりやすいならば、わざとダフる
 例えば、アイアンでわざとハーフトップさせてグリーンを狙う
 例えば、バンカーショットが苦手ならば、わざとバンカーを狙う
 例えば、わざとすべてのホールでパーを狙わない
 例えば、わざとOBや池を狙ってドライバーを打つ

 

どれもこれも、ナイスショットを打とうとしたり、いいスコアを出そうとすることよりも簡単です。しかしながら、コースで練習したり、わざとミスショットを打とうするのは簡単そうで簡単ではありません。せっかくコースに来たのに練習するのはもったいないと思ったり、わざとミスするのは格好悪いと思ってしまうからです。実際、上記のことを9ホールやり続けることは、かなり大変なことです。いいスコアを出すことよりも、ナイスショットを打つことよりも、わざと練習したり、わざとミスをすることは「やろうと思ってもできない」ことなのです。

 

そして、練習している時はスコアを絶対に気にしない、わざとミスショットを打つ時は、絶対にナイスショットを打とうとしないで下さい。自分が決めたテーマを実行することに集中して1打1打を打って下さい。

 

でも、1年に1度ぐらいは、こんな経験を積んでもらいです。コースで練習したり、コースでわざとミスショットを打つことは、かなり贅沢なことです。もったいなくてしょうがないことですが、これらを経験すると、、、コース攻略に対する視野が一気に広がります。この視野を広げることが、実は、ゴルファーのスキルアップに欠かせないことなんです。

 

何年やっても100を切れない人、何年やっても90前後から抜け出せない人、これらの悩みを抱えている人の場合、スイングに問題があるよりも、コースマネジメント(攻め方)に問題を抱えていいます。コースで真剣に練習したり、コースでわざとミスショットを打つことを実際にやると、コース攻略に対する視野が一気に広がるのです。

 

コースで練習したり、わざとミスショットを打つのに適しているのは、18ホールのコースよりも9ホールのコース、普通のコースよりもパー3(ショート)コースです。これらのコースならあ、同じコースを何度もプレーできます。最初の9ホールはわざと練習し、次の9ホールでは今まで通りに、いいスコアを目指して普通にプレーしてみて下さい。量を比べることで、ゴルフに対する視野は一気に広がりますし、そしてスコアアップには成りにが必要なのかが、かなり具体的に見えてきます~。

 

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4月30日(土) 15:00~18:00
5月 2日(月) 15:30~18:30
5月 5日(木) 15:00~18:00
5月 7日(土) 11:00~13:00   15:00~18:00

開催場所 アナライズ神田スタジオ
http://www.analyze2005.com/?page_id=21

上記開催時間は、ご予約無しでご来店頂けます。

当日、在庫のある商品につきましては、その場で販売も行っております。
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是非この機会に、実際にお手に取り試して頂きその打ちやすさ、練習機の効果を体感してみてください。


2016年05月01日 超私的な考察、美しいスイングと美しくないスイングの違いとは!?

昨日土曜日は、アナライズのセミナーデー。前半は「ゴルフの竪琴セミナー」、30分の休憩を挟んだ後半は「クラブセッティングセミナー」を実施しました。GWということもあって、受講者は関東エリアだけでなく全国各地からいらっしゃって下さいました。どの受講者もモチベーションが非常に高いので、つられてマーク金井も負けじと90分間テンション上がりまくり、関西弁丸出しになって喋ってしまっています。

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「ゴルフの竪琴セミナー」では、竪琴の正しい使い方についてじっくり説明しますが、説明だけでなく、受講者に正しい動きを体感してもらっています。そして、正しい動きと正しくない動きを受講者が自分でジャッジ(判断)できるようになってもらいます。感じることがスキルアップに必要不可欠だからです。ゴルフに限りませんが、何か新しい動作を会得するのには、

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実際に経験してからでなければ理解できないことが多いからです!!

 

ゴルフ雑誌のレッスン記事やレッスン書は素晴らしいアドバイスが多いですが、そのアドバイスも実際に会得している人にとっては「なるほど」となりますが、会得してない人にとっては、「雲をつかむような」感じになります。例えば、動物の象。

 

象を観たことがある人ならば、「耳が大きくて」「鼻が長い」動物と言われれば、象を思い浮かべますし、象の絵も簡単に描けるでしょう(上手いか下手は別にして)。しかしながら、象を一度も観たことがない人院、「耳が大きくて」「鼻が長い」動物を描いて下さいと言われて、本物の象そっくりの絵を描ける人はまずいません。見聞きしたり、経験したことが無いことに対して、言葉によるアドバイスというのは「雲をつかむ」ような感じにしかならないです。

 

 

 

さて、今回もセミナーの最中、受講生に色々な質問をしました。スイングに関しての悩みについても質問したところ、受講者のひとりからこんな回答をいただきました。

あるスクールに通ったら、「貴方は美しいスイングが身につかない」と言われました。それで、今回この竪琴セミナーを受講することにしました。

 

 もしも、マーク金井がそんなことを言われたら、、、、

 

では伺いますが、美しいスイングとは何ですか? 美しいスイングと美しくないスイングの違いを具体的に教えて下さい?

 

と聞きます。理由は単純、美しいというのはかなり抽象的で曖昧な表現だからです。なんとなくではなく、明確な判断基準を知りたいです。

 

では、マーク金井がこのような質問を受けたら、どんな風に答えるのか?

 

 美しいスイングと美しくないスイングの違いはいくつもありますが、違いがハッキリでるのが、関節の使い方です。

 

美しいスイングをしている人は、スイング中に伸びている関節がちゃんと伸び、曲がっている関節が正しい角度が曲がっていることです。対して、美しくないスイングをしている人に共通しているのは、スイング中に伸びているべき関節が曲がっていたり、曲がっている関節が必要以上に曲がっていたりしています。

 

分りやすく言うと、美しくないスイングというのは「グニャグニャして見えます」。対して、美しいスイングというのは、身体や腕に剛性感や張りがあります。例えば、トップの形を思い浮かべてみて下さい。右打ちの場合、、、、

 

 美しいスイングは左腕がしなやかに伸び、右腕はひじが90度前後曲がっている
 美しくないスイングは左腕がだらしなく曲がり、右ひじはひじが90度以上曲がっている

 

トップの形に関しては、腕の状態を観察すると美しさの度合いを明確に見極めることができます。ちなみに、トップの形については頭のポジションでも見極められます。頭が極端に動いていると美しく見えません。美しくスイングしている人の場合、頭の動きが微少です。下半身に関しても、股関節やひざ関節の使い方で、美しいスイングと美しくないスイングの違いをジャッジすることができます。

 

筋肉の使い方もさることながら、骨(関節)の使い方が上手い人はスイングが美しく見えます。対して、骨(関節)の使い方が下手な人、間違っている人は、スイングが美しく見えづらくなってきます。

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力強いスイングをするには筋力が必要ですが、美しいスイングをするのには筋力は必要ありません。普通に歩けて階段上り下りでき、ゴルフクラブを振り回せるだけの筋力さえあえれば、老若男女、美しいスイングを作ることができます。ゴルフの竪琴はクラブを出しくコントロールするのに役立ち、手の余計な動きを矯正するのにも役立ちますが、美しいスイング作り(正しい関節の曲げ伸ばし)にも役立ちます~。

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