マーク金井blog

カテゴリー: クラブセッティング

2021年07月07日超私的な考察  弾道調整できるカチャカチャ式ドライバーの隠れた魅力とは!?

 

マーク金井の新しいYouTube動画が更新されました!今回はアイアンのライ角です。意外と知られていないオルタナティブなライ角の意味とは

 


 

日曜日は早朝、月曜日と火曜日は薄暮で9ホールプレー。日曜日こそこれでもかってぐらい雨に濡れましたが、一昨日と昨日は一度も雨に濡れることなくサクッとホールアウトできました。

 

 

このところプレーの回数が増えてますが、まったくもって疲れが残りません。毎日2万歩以上歩いているおかげだと思いますが、疲れないのでプレーの頻度が上がっているのだと思います。

 

 

 

それともうひとつは、少し古いドライバーを買い漁っているからです。

 

 

 

この一週間でテーラーメイドのドライバーを3本購入し、ヘッド重量、シャフトを色々試したくて、コースに出ています。

 

 

 

ここにきてテーラーメイドのドライバーばかり購入していますが、これには理由があります。同社のヘッド形状が気に言っているのが一番の理由ですが、もうひとつの理由は、

 

 

 

 カチャカチャ式で弾道調整機能が付いているからです!!!!!

 

 

 

カチャカチャ式とはヘッドとシャフトがネジ止めされたドライバーのことです。

 

 

 

メーカー側はヘッドの装着方向を変えることで、ロフト角、ライ角、フェースの向きを調整できるとアピールしています。外にもフリーウエートの位置を変えることで、重心距離、重心深度の調整が可能。これにより球の捕まり、上がりやすさを調整できるとアピールしています。

 

 

 

これらは従来のドライバーではなし得なかったことですが、超私的には調整機能よりも魅力的なことが2つあります。

 

 

 

 ひとつはヘッド重量を簡単かつ手軽に計測できること!!!!

 

 

 

従来のドライバーはヘッドとシャフトが接着剤で固定されています。このため、ヘッド重量を計測するためには、シャフトを抜くという作業が必要。ヒートガンでネックに熱を加えて接着剤を溶かさないと、ヘッドは抜けません。これはかなりの手間ですし、元に戻すのも手間がかかります。

 

 

 

対して、カチャカチャ式はシャフトを抜くのも、シャフトを再び挿すのも簡単。ものの10秒もあれば完了するわけですから、これはもう大変ありがたいです。ヘッド重量にこだわる人間にとっては、カチャカチャ式ドライバーはノーベル賞ものです。

 

 

 

 そして、もうひとつはヘッド重量を軽くできること!!!!!!

 

 

 

カチャカチャ式ドライバーの多くは、弾道調整用のウエートが配されています。多くのモデルは、このウエートを移動させられるだけでなく取り外せます。取り外せばヘッドを
10~20g軽くできるのです。

 

 

 

これまでの調整機能がないドライバーの場合、鉛を張ることでヘッドを重くはできますが、軽くすることはまず不可能でした。対して、カチャカチャ式ドライバーの多くは、簡単、かつ大胆にヘッドを軽くできてしまうのです。

 

 

そして、テーラーピンのドライバーの場合、Amazonで異なるウエートも売られています。純正品ではありませんが、これらを使うとかなり細かくヘッド重量を調整することも簡単にできてしまうのです。

 

 

 

ドライバーを選ぶポイントはいくつもありますが、超私的にはヘッド重量はクラブ選びの重要なポイントだと思っています。同じモデルのドライバーでもヘッド重量が3g以上異なれば振り心地がガラッと変るからです。

 

 

 

 

マーク金井の場合、シャフトに関係なくドライバーのヘッド重量は195~200gがちょうどいい重さになっています。190gでも205gでもタイミングが取りづらく、インパクトの再現性が下がってしまいます。

 

 

多くのアマチュアゴルファーはバランス(スイングウエート)にこだわる人が多いですが、超私的にはバランスよりもヘッド重量の方がスイングに与える影響が大きいのではないかと思っています。その証拠と言っては何ですが、同じD0に仕上げても、ヘッド重量が5gでも異なれば、、、、振り心地はガラッと変ってしまうからです。

 

 

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2021年06月21日超私的な考察 ハーフセット(7本)でエージシュートを達成できた理由とは!?

マーク金井新しいYouTube動画配信開始。
今回は・・飛距離や安定性そしてスイングにも影響大
ドライバーのヘッド重量についてです


 

先週は水曜日を除いてゴルフ場でプレー。月曜、火曜、水曜日と3連続で赤羽薄暮に行き、金曜日はGMG八王子で18ホール。土曜日と日曜日は千葉市民で、土曜日は18ホール、日曜日は朝方の雨が強かったので、18ホールから9ホールに変更してのプレーでした。都合、1週間で72ホールプレーしたことになります。

 

 

 

毎日2万歩歩くのが日課なのですべて歩きました。乗用カートには一度も乗ってませんが、日曜日の千葉市民の最終ホールのショットまで乱れることはなく、最終9番は池越えの残り180ヤードを5Wで2オン。イーグルパットはカップをかすめてましたが、バーディーフィニッシュです。

 

 

 

週6回もゴルフに行くのは恐らく初めてですが、初めてと言えば土曜日になんと、なんとエージシュート。小雨が降っていましたがグリーンのコンディションが非常に良かったので、いいショット、いいパットがスコアに直結。前半は1ボギー、5バーディ、1イーグルの30。後半はボギーなしの2バーディ、1イーグルの32。62歳9ヶ月で62が出たので、エージシュート達成です。

 

 

 

ちなみに千葉市民は癒やし系のレイアウトで距離は短め。ティは原則白ティなので総ヤーテージは5404ヤードほどなので、「そりゃいいスコアが出るよね」というセッティングですが、ショートコースいうほど短くはありません。パー5は楽に2オン狙える距離ですが、それでもいいショットを2打続けなければ2オンできないです。パー4はグリーン近くまで運べますが、ワンオンできるわけでもないです。ショットとパットが噛み合わないと、易々と10アンダーは出ないセッティングです。

 

 

 

クラブのセッティングはいつもと同じで、ドライバー、5W、7番、9番、PW、SW、パターの7本、いわゆるハーフセットです。担いでプレーするのでクラブが少ない方が楽なのもありますが、実は7本にしているのにはもうひとつ理由があります。それは、

 

 

 

パターを打つようにすべてのクラブを打ちたいからです!!!!

 

 

 

改めて説明するまでもありませんが、グリーン上で使うパターは1本のクラブでどんな距離も打ちます。50センチのショートパットも20mを超えるロングパットも、上りもラインも下りのラインも、すべて1本のクラブで距離調節をします。別言するならば、パターというクラブはフルショットするクラブではなく、コントロールショットするクラブということになります。

 

 

 

ならば、パター以外でもすべてコントロールショットしたくなったのです。ドライバーも5Wもアイアンもウエッジも、パターと同じくコントロールショットを打つ感じで使ってみたらどうなるのかを数年前ぐらいから試すようになりました。

 

 

 

 ・例えば、ドライバーならば180~240ヤード。
 ・例えば、5Wならば170~210ヤード
 ・例えば、7番アイアンならば100~160ヤード

 

 

 

という風に。

 

 

 

すべてのクラブをコントロールショットにするのは簡単ではありませんが、パターを打つようなイメージで距離調節をしながらプレーを続けていくと、徐々にコントロールショットに対して違和感がなくなります。

 

 

 

加えて、ドライバーやFW、アイアンでコントロールショットを多用していると、アプローチとパットの距離感が劇的に良くなってきたのです。

 

 

 

エージシュートをした時もそうで、アイアンの距離感のミスはゼロなのに加えて、アプローチとパットの距離感もノーミスでした。コントロールショットというのは、わざとボールを飛ばさないショットですが、これに長けてくると距離感の精度が上がりますし、スイング中に余計な力みも発生しません。力まないでスイングするので、スイングの再現性も高くなってきたのです。

 

 

 

ドライバーを1ヤードでも遠くに飛ばすのもゴルフの楽しみだと思いますが、超私的にはパターを打つようにドライバーを打つようになってから劇的にフェアウェイキープ率が上がり、パーオン率も劇的に良くなり、そしてグリーン上でのパットの距離感が劇的に良くなりました。それが、すべて噛み合ったことが土曜日のエージシュートにつながったのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

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2021年06月18日超私的な考察  なぜアマチュアゴルファーの多くはチッパーを使おうとしないのか!?

マーク金井の新しいYouTube動画は配信開始
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月曜、火曜、水曜日と3連続で赤羽ゴルフ倶楽部へ薄暮プレーに行ってきました。いずれの日も不安定な天気でしたが、プレー中は雨に降られることはほとんどなく、曇り空の中、担ぎセルフで9ホールプ回ることができました。

 

 

今年の春ぐらいから薄暮プレーの回数が増えていますが、このおかげで毎日の2万歩が楽にクリアでき、なおかつ試作クラブのテストも入念にできています。中国での量産に時間がかなりかかっていますが、試作品を何度もコースでテストを繰り返したルール適合のチッパー、「R・25」の完成品第一号が昨日、神田のスタジオに入荷。R・25はこの名前の通り、ロフト角が25度のパター形状のチッパーです。

 

 

ユーティリティクラブに比べるとチッパーの歴史は古くて、マーク金井がゴルフを始めた48年ぐらい前にはすでに市販品が出回っています。しかしながら、一部のアマチュアゴルファーを除くと、チッパーの使用率は高くありません。正確に調べたわけではありませんが、昔も今も、アマチュアゴルファーの使用率は10%にも満たないと思います。ちなみにツアープロでチッパーを使っている人は限りなくゼロです。

 

 

さて、このチッパー。

 

 

ランニングアプローチ専用クラブという意味ではユーティリティクラブ(以下、UT)と同じような位置づけのクラブです。ユーティリティはロングアイアンが苦手な人のためのお助けクラブで、チッパーはアイアンやウエッジでのアプローチが苦手な人のためのお助けクラブです。どちらもお助けクラブという意味では同じですが、UTに比べるとチッパーはアマチュアゴルファーはあまり使っていません。

 

 

なぜ、アマチュアゴルファーは積極的にチッパーを使わないのか?

 

 

 

チッパーは「使ったらかっこ悪い」という風潮もありますが、実はもうひとつ理由があるのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

ロングアイアンの代わりに使われるUTの目的は、ボールをやさしく飛ばせることにあります。別言すればUTは「飛び」をやさしく得られるので、アマチュアゴルファーは違和感なく使える。対して、チッパーには「飛び」や「飛距離」というのは関係ありません。どちらかというと飛ばさないためのクラブです。

 

 

 

 ・飛ばす=難しい。難しいならばやさしいUTを使おう。
 ・飛ばさない=難しくない。難しくないならわざわざチッパーは必要ない。

 

 

 

誤解を恐れずに言えば、アマチュアは飛距離のためならなりふり構わずやさしいクラブを使い、飛ばさないクラブに関してはなりふり構ってチッパーを使わないという風にも考えることができます。

 

 

 

ゴルフの魅力はボールを遠くに飛ばす(飛ばせる)ですが、ことスコアメイクに関しては飛ばさないでいい距離、100ヤード以内、50ヤード以内、30ヤード以内のショットをいかに上手く打つかにかかっています。100ヤード以内からのショットの失敗を減らすことができれば、それだけでほとんどのアマチュアゴルファーはベストスコアを更新できるのです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

自分がどこでミスをしているのか、自分は何打目のミスが多いのか。スコアカードにスコアを付けるだけでなく、1打1打を記録し、自分のミスの傾向、どんなクラブを使うとミスが多いのかをデータとして残す。記憶ではなく記録を残すことで、自分はどんな練習をすればいいのか、自分はどんなクラブを使えば良いのかが必然的に分ってくるのです。

 

 

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2021年06月14日超私的な考察  ドライバーのシャフトを軽量スチールにする本当のメリットとは!?

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土曜日は朝4時30分に起き、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールしてきました。この日は天気が良かったこともあって、早朝だけで140名ものプレーヤーがスタート。1組4名換算すると、約35組もスタートしたことになります。

 

 

赤羽は早朝薄暮でプレーする場合、原則手引きカートを使います。もちろん担ぎセルフでのプレーもOKですが、まだまだ少ないです。キャディバッグを担いでプレーする人の割合は全体の1割にも満たないでしょう。

 

 

 

そして、さらに割合の少ないことがあります。それは軽量スチールシャフトを装着したドライバーを使っている人の比率です。先週土曜日、赤羽でプレーする人で軽量スチールシャフトを装着しているのはマーク金井のグループ以外では皆無です。恐らく、他のゴルフ場でも同じで、ドライバーにわざわざスチールシャフトを装着している人の数は、恐らく1%以下ではないかと思います。

 

 

 

さて、この軽量スチールシャフトを装着したドライバー。

 

 

 

マーク金井はすでに2年以上使っていますが、未だに、珍しがられています。50年前だとドライバーもスチールが当たり前でしたが、今ではかなり変っていることをやっているように思われてます。

 

 

 

アナライズには試打用のカーボンシャフトが100本近くあり、なおかつシャフトメーカーの最新シャフトも数多く揃えています。いずれのシャフトも軽量スチールよりも飛距離性は優れていますが、軽量スチールシャフトはカーボンシャフトにはない長所があります。

 

 

 

長所のひとつはシャフトが重くても(約105g)、重さを感じづらいこと
長所のひとつは短尺(43インチ前後)でも、シャフトのしなりを感じやすいこと

 

そして長所のひとつはスイングの再現性が高まることです!!!!

 

 

短尺にすれば物理的にヘッドスピードを上げるのには不利です。最新のカーボンシャフトで45インチ以上に組上げたドライバーに比べると、軽量スチールシャフトを装着したドライバーは10ヤード以上飛ばないです。マーク金井の場合で言えば、43インチに組上げた軽量スチールシャフトのドライバーの飛距離は最大で240ヤード、平均だと230ヤード前後です。

 

 

 

 

ドライバーに軽量スチール装着というのは、飛距離という点では不利ですが、方向安定性に優れます。シャフトが重くなると、相対的に手元側が重く感じます。手元側が重く感じると、スイングの軌道を安定させやすくなるのです。加えて、クラブ総重量が355~360gとなるので、ゆったりとしたタイミングでスイングできるのでスイングリズムが安定します。

 

 

 

ドライバーを43インチで組上げるとバランスはC4~C7と軽くなりますが、バランス調整は一切してません。バランスは軽くなっていますが、ヘッド重量自体は軽くなっていないからです。ちなみに、ヘッドに鉛を張ってD0までバランスを上げてしまうと、ヘッドが利きすぎた感じになって、かえって振りづらくなります。

 

 

 

軽量スチールシャフトは飛距離のアドバンテージがありませんが、ティショットのミスを劇的に減らせます。フェアウェイからセカンドショットを打てる機会が増えるので、結果的にセカンドのミスも減るので、スコアメイクが簡単になります。

 

 

ゴルフスイングはクラブによって変ります。

 

 

 

ドライバーショットが不安定なためにスコアを浪費しているのなら、ドライバーショットを苦手にしているのならば、一度は軽量スチールシャフトを試されてみてはいかがでしょうか。もちろん、カーボンシャフトがそうであるようにスチールシャフトもモデル、フレックスによってしなりのフィーリングは異なりますので、どのモデルにするのか、どのフレックスを選択するのかも大事です。

 

 

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2021年06月09日超私的な考察  アマチュアが100ヤードを打つのに適したロフトとは!?

 

マーク金井の新しいYouTube動画が公開されました
もしかして100ヤードが乗らないのはクラブのせいかも


史上最年少、19歳で全米女子オープンを制した笹生優花選手。畑岡奈紗選手とのプレーオフは2ホールでは決着が着かず、3ホール目でバーディーを決めた笹生選手に軍配が上がりました。

 

 

マーク金井は最終組が8番ホールを迎えるぐらいからテレビ観戦してましたが、テレビを見始めた時はトップに立っていたL・トンプソン選手と笹生選手との差は5打ありました。10番ホールを終えた時点では、誰もがこのままトンプソン選手が逃げ切るように思えましたが、そこからトンプソン選手はダボ1つ、ボギー3つ叩いてプレーオフにも残れず終戦。誰もが予想できない展開、日本勢同士のプレーオフになったのです。

 

 

 

プレーオフは9番と18番の2ホールプレー。両者ともパーでホールアウトし、3ホール目からはサドンデス。サドンデスになった9番では、笹生選手はティショットが左のラフ、畑岡選手はフェアウェイキープです。少なくともティショットを打った時点では、畑岡選手の方がアドバンテージがありました。

 

 

 

しかし、バーディチャンスにつけたのはラフから打った笹生選手畑岡選手は約100ヤードからSWでフルショット。ピンの手前にキャリーしバックスピンで手前の花道近くまで戻り、このセカンドショットの差が勝敗を分けたのです。

 

 

 

オリンピックGCの9番はかなりの打ち上げで受けグリーン。SWでフルショットすれば確実にバックスピンでボールが戻ります。それが分っているにも関わらずSWを選択したのにはなんらかの意図があったのだと思いますが、結果的にはSWを選択したことが裏目に出たように見えました。

 

 

 

さて、この100ヤードからのショット。

 

 

小さな番手(ロフトが多い番手)で打つメリットはスピンをしっかりかけられることです。対して大きな番手(ロフトが少ない番手)で打つメリットはスピンをかけすぎないショットが打てること、そして弾道が少し低くなることです。

 

 

 

では、レベルは全然違いますが、アマチュアゴルファーの場合、100ヤードはどんなクラブで打てば、ピンに寄る確率、グリーンにオンする確率が上がるのか?

 

 

 

 超私的にはフルショットで打つクラブよりも、フルショットしなくても100ヤードが打てるクラブの方がいい結果が出やすいと思っています。

 

 

 

 

実際、マーク金井は100ヤードをAWでは打ちません。ロフト45度のPW、もしくはロフト46度のウエッジで狙っています。

 

 

 

50度のAWだとフルショットが必要ですが、ロフト45~46度だとフルショットしなくても100ヤード飛んでくれるし、フルショットをしない方が力んで引っかけるミスも出づらいからです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

もしも100ヤードからオンする確率が低いのならば、100ヤードからピンの近くにオンする確率が低いのならばそれは、AWでフルショットしていのが原因かも知れません。
ロフト46~48度のウエッジとうのはPWとAWの間の番手なこともあって、名称が特にありませんが、超私的には「100ヤードウエッジ」と命名したくてウズウズしています。

 

 

 

狙えるはずの100ヤードからミスをしているならば、ぜひとも100ヤードウエッジを使うことをお勧めしたいです。

 

 

 

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