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カテゴリー: 超私的な考察

2021年01月27日超私的な考察  ダウンスイングでシャフトを寝かせる「シャローイング」本当の目的とは!?

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毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフの発売日。発売日にはこの2誌を必ずチェックしていますが、まず目に止まったのが週刊GDの巻頭カラーのこの特集。

GGスイングの功罪

 

クラブをインサイドから低く入れていく、今流行のシャローイングについて武市悦宏プロが独自の視点で解説しています。武市プロによると、GGが良い理由は

 

 

 

・真っ直ぐ狙える
・ミート率がいい
・最新ギアに適した動き
(以上、週刊ゴルフダイジェスト2月9日号より引用)

 

 

 

武市プロがどんな風に解説しているのかは本誌読んでいただきたいのですが、実はマーク金井もここにきてシャローイングに取り組んでいます。

 

 

 

ただし、シャローンイングに取り組むようになった理由は武市プロと異なりますし、今どきのスイングだから取り入れたわけでもありません。シャローイングしたくなった理由は、、、、

 

 

 

 野球のバットスイングです。

 

 

 

一昨日もゴルフスイング物理学の著者である小澤康祐さんとミーティングしたのですが、ゴルファーの多くはゆっくり振ることに慣れてしまい、クラブをビュンと鋭く振ることができていません。「アマチュアの多くはフルパワーの30%ぐらいの力」ぐらいでしか振れていないとのことです。もちろん、マーク金井もそのひとりで、軽く振ることは得意ですがビュンと鋭く振ることは不得手です。

 

 

 

 

それで、練習で取り入れたのがバットを使っての素振り。バットはゴルフクラブよりも重いので身体をしっかり使えます。ゴルフクラブよりも下半身の力を使って身体を鋭く回転させる感覚も養えます。バットには重心距離がないのでフェースコントロールする感覚を養えないデメリットはありますが、スイングスピードを上げる練習には役立ちます。

 

 

 

 

そして、バットで素振りすると思わぬ副産物があることに気づいたのです。

 

 

 

 切り返しでバットを寝かせないとバットを速く振れない
 ハンドファーストを維持していないとバットを速く振れない

 

 

 

誰もがそうなるとは言えませんが、マーク金井の場合、バットを振っている時もゴルフスイングに近い動きになっていると思います。それも少なからず影響していると思いますが、バットを立てた状態から寝かせることでダウンスイングを開始すると、骨盤をスムーズに開くことができ、身体の回転が鋭くなります。加えてインサイドからオンプレーンで振り下ろせ、フォローもオンプレーンでインサイドに抜けていくのです。

 

 

 

対して、バットを立ててたまま振ろうすると骨盤が回転しづらく手先や腕でバットを振ることになり(軌道がアウトサイドインになり)、バットを鋭く振ることができません。

 

 

 

もうひとつの副産物はバットを持ってスイングスピードを上げようとすると、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えられます。野球の場合、ボールを打つ瞬間は例外なくハンドファーストになるので当たり前と言ってしまえばそれまでですが、バッティングのイメージで素振りすると、アーリーリリースにならなず、ハンドファーストの状態でインパクトを迎え、そしてフォローにかけてビュンとバットを振り切れるのです。

 

 

 

マーク金井の場合、元々のスイングがシャットフェースなトップ、左手の掌屈ができていることもありますが、バットスイングではシャローに振り下ろさないと身体を使ったスイングにならないことが体感できます。加えて、シャローに振り下ろすと骨盤を開けるようにもなることが体感できました。

 

 

 

バットを使った素振りをしてから、ゴルフクラブを振ると、特に意識をしなくてもダウンスイングでシャフトが少し寝るようになってきてます。それでいて、振り遅れたり、シャンクのミスもほとんど出ません。

 

 

 

スイングスピードを上げるのが目的でバットでの素振りを始めましたが、今は、スイング作りにも役立っています。毎日20スイングぐらいしてますが、スマホで自撮りしたら、バットでの素振りの時だけでなく、クラブを持ってスイングした時もオンプレーンに近づいているのに、自分でもかなり驚いています。

 

 

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2021年01月25日超私的な考察  硬いシャフトはハードヒッター向きというのは本当なのか!?

 

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先週の金曜日、新橋のゴルフショップ「ジーパーズ」でドライバーを1本衝動買いしました。買ったのはマークダウン価格になっていた、、

 

コブラのスピードゾーン!!!!

 

前作F9同様、今回も購入したのはスピードゾーンの並行モノ。国内向けはブラックにイエローの配色なのに対して、並行モノはつや消しブラックにホワイトの配色。色は直接性能には影響しませんが、視覚情報としてこのモノトーンの配色の方が構えやすく、そして所有欲をかき立ててくれるのです。ちなみに、クルマも外装色はブラックがホワイトばかり買っています。

 

 

 

F9、そしてスピードゾーンともに気に入っているのはヘッド形状と、重量ネジのポジションです。

 

 

 

ヘッドはトウからバックフェースかけての曲線と、ヒールからバックフェースの曲線がほぼシンメトリーなので、ヘッドを目標に向けてセットしやすいです。ソールに配される重量調整ネジは2カ所。フェース側とバックフェース側にそれぞれあって、重さが異なるネジが装着されてます。重い方のネジをフェース側に装着すると重心が浅く低くなり、重い方のネジをバックフェース側に装着すると重心が深く高くなります。

 

 

 

極めてシンプルですが、調整機能としてはこれで十分でしょう。

 

 

 

 

重心距離を変える可変に対してポジティブに思えないのは、重心距離を変えてしまうと見た目と実際のスイートスポット位置がズレしまうのを避けられないからです。

 

 

 

スピードゾーンは並行モノなのでシャフトは米国スペック。Rでも国内向けのSよりも硬いことがままありますが、今回はわざとSをチョイスしました。ワッグルしてみると全然しなりません。恐らく、振動数は270cpm以上あるでしょう。半年前だったら、絶対にチョイスしてなかったと思います。

 

 

 

ではなぜ、普段使っているドライバーのシャフトよりも相当硬いのが分っているシャフトをチョイスしたのか?

 

 

 

 可能な限り硬いシャフトを試したかったからです!!!!

 

 

 

半年前から血糖値を下げるために毎日2万歩歩くようになったのですが(現在も継続中)、そのおかげで体重が6キロ減り、体質も変わりました。それまで大好きだったコーラが美味しくなくなり、アイスを食べる機会もめっきり減りました。甘い物を口に入れると、、、、その甘さがいつまでも口の中に残り、歯磨きしたくなるからです。

 

 

 

そして体質に関して言うと、ここ数ヶ月でスイングの体質も変わり、シャフトの好みも変わったのです。今まではシャフトのしなりを感じて(しなりを生かして)スイングしていたのですが、ここ数ヶ月はあるヒントをいただいたことがきっかけで練習方法が変わり、練習方法が変わったことで、シャフトはしならない方が振りやすいのではないかと思うようになったのです(まだ、仮定の段階ですが、、、)

 

 

 

今までのシャフト選びの常識だと、

 

 

 

硬いシャフト=パワーヒッター向き(ヘッドスピード速い人向き)
軟らかいシャフト=非力な人向き(ヘッドスピード遅い人向き)

 

 

 

です。マーク金井も基本的にはこの考え方ですが、実はスイングの仕方によってはこの常識に縛られなくてもいいのではないかと思うようになってきたのです。パワーがそれほどなくても、ヘッドスピードがそれほど速くなくても、スイングの仕方、クラブセッティングの仕方によっては硬いシャフトの方が振りやすい場合もあるのではないかと、、、、。

 

 

 

7番アイアンのシャフトの振動数(ヘッドがついた状態)は300~325cpmです。ドライバーのシャフトをこの硬さにすると、「なんだこりゃ~」ってぐらい硬くなりますし、男子プロでもここまで硬いシャフトを使っている人は、まずいません。

 

 

 

 

しかしながら、振り方によってはこれぐらい硬いシャフトが装着されたドライバーであっても違和感がない可能性があるのです。それは、、、、

 

 

 

 

パワーがあるとかないとかではなく、シャフトのしなりを積極的に使おうとしないスイングです。野球のバットもテニスのラケットもゴルフクラブに比べると、ほとんどしなりません。しかしながら、非力な人でもバットを振れますし、ラケットも振れます。それを考えると、ゴルフクラブの場合も、野球やテニスの感覚でスイングするならば、、、しなりが少なくても問題ないのではないかと思っているのです。

 

 

 

 もちろん、これは答えではなくて「問い」です。

 

 

 

シャフトはしなって当然と言う考え方に対してのアンチテーゼですが、最近、シャフトのしなりを積極的に使わない(使いたくない)スイングをしようとしていると、硬いシャフトに違和感がこれでもかってぐらいなくなってきたのです。

 

 

 

もちろん、パワーがない人、ヘッドスピードが速くない人が硬いシャフトを使いこなすにはコツがあります。それについては、DMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」ライブ配信でじっくりと喋りたいと思います、、、、。

 

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2021年01月20日超私的な考察  なぜ米国ブランドは売れるドライバーを作るのが上手いのか!?

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毎年この時期というのはゴルフクラブの新製品が登場します。今年もすでにホンマゴルフが新しいクラブをリリースしていますし、テーラーメイドはSIM2キャロウェイはエピックスピードとエピックマックスをまもなくリリース致します。すでにネットでは画像がアップされているのでご存じの人も多いかと思いますが、どちらもニューモデルらしさをアピールしたデザインがなされています。

Reconstructed so you can swing away. The all-new #SIM2driver with Forged Ring Construction is completely rebuilt from…

TaylorMade Golfさんの投稿 2021年1月19日火曜日

ゴルフクラブ、特にドライバーは毎年新しいモデルが出るのが当たり前になっていますが、ニューモデルが出る度に欠かせないキャッチコピーが、、、

An Epic game-changer. 💚🤍 We’re not just making drivers; we’re framing the future of speed.

Callaway Golfさんの投稿 2021年1月15日金曜日

 さらなる飛びを実現!!!!
 前作よりも○○ヤード飛距離アップ!!!!

 

 

 

とにもかくにも「飛び」をアピールし、「飛ぶ=いいドライバー」というのが当たり前になっており、前作よりも○○ヤード遠くに飛ぶことをアピールしています。前作よりも「飛ばないけれど、スコアが良くなる」なんてことを声高にアピールするドライバーは今のところ見たことがありません。

 

 

 

 では、なぜクラブメーカーは飛距離にこだわるドライバーを作るのか?

 

 

 

答えは単純です。この30年間を振り返ってみても飛ばないドライバーよりも飛ぶドライバーの方が売れているからです。ゴルフクラブもビジネスです。クラブをたくさん作って売るためには、、、「飛び」をアピールすることは避けて通れないからです。

 

 

 

言い換えれば、購入者(ゴルファー)がドライバーに飛びを求めていることに他ならないのです。そして超私的なことを言わせてもらえば、ゴルファーは飛ぶドライバー以上に、、、、、、

 

 

 飛びをイメージさせてくれるドライバーを求めているのです!!!!!

 

人間の脳は実際に手に入れられる利益よりも、手に入れられるのではないかというファンタジーに対して高い評価を下します。アマチュアゴルファーが買いたくなるドライバーというのは、、、、

 

 

 まずは実際の飛びよりも、「飛びそうに見える」ドライバーです。

 

 

 

ゴルフクラブはクルマではありません。クルマはアクセルを踏めば誰でもスピードを出せますが、ゴルフクラブは打ち方が悪ければスピード(飛距離)は出ません。ゴルフクラブは楽器と同じで、プレーヤーの技術があってこそ道具(クラブ)の性能を引き出せます。残酷なことを言いますが、芯に当たらないスイング、ヘッドスピードが出ないスイングをしているとクラブの性能を引き出すことはできません。

 

 

 

対して、「飛びそうに見える」というのはイメージの世界です。手に入るかどうか別にして、手に入りそうに感じるだけで脳は快楽物質を出し、そのモノを手に入れたくなるのです。

 

 

 

もちろんゴルフクラブはイメージだけではダメで、イメージはすごくいいけれど全然飛ばないドライバーは売れないでしょう。実際の飛距離性能の高さも求められますが、見え方が悪いドライバー(飛びそうに感じさせないドライバー)は、ゴルファーの購入候補には上がりづらくなります。

A.l. designed, performance delivered. 💣👊 The Epic Speed driver was made for you to send it.

Callaway Golfさんの投稿 2021年1月19日火曜日

 

ここ数年、国内メーカーよりも米国メーカーの方がドライバーが売れていますが、それはゴルファーに飛びをイメージさせる「見せ方」が上手いのではないかと超私的に思っています。もちろん、クラブとしてのパフォーマンスも高いですが、パフォーマンスを比較すれば国内メーカーも米国メーカーも差はほとんどないと思います。なぜなら、ドライバーにはフェースの反発規制をはじめとして、厳格なルールが定められているからです。

 

 

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2021年01月18日超私的な考察  男性が赤ティからプレーすれば誰でもスコアが良くなるのか!?

 

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昨日は神田のスタジオアナライズセミナー。前半はウエートトレーニングに使うケトルベルを使い、後半はヘッドスピードを上げるための方法についてレクチャーしました。この2つのセミナーに関しても、近々、YouTubeで動画配信いたします。

 

 

ケトルベルセミナーでは体を効率良く使う方法、そして地面反力を使う方向についてレクチャーし、NEOヘッドスピードアップセミナーでは、どんな練習をすればヘッドスピードが上がるかについて体験していただきました。

 

 

 

そして一昨日の土曜日は千葉市民ゴルフ場で18ホールプレー。使用したのは白ティと赤ティです。千葉市民は距離が総じて短いので、パー4では白ティ、パー3とパー5は赤ティでのプレーです。冬場とは言え、赤ティも使うのでボールを飛ばす必要はありません。ティショットで死なないこと、100ヤード以内でミスをしなければスコアが悪くならない距離設定です。

 

 

 

1周目
ー△ー○○ーーー○  34
232112221  16

2周目
-○△ーー○△○△  36
212221213  16

 

 

 

1周目は穏やかなコンディションでしたが、2周目は強風。途中からは風速10メートル前後になり、かなり厳しいコンディションでした。ただし、パー5は赤ティからなので、強いアゲンスト風が吹いていても、3打目は100ヤード以内から打てる距離設定となっています。

 

 

赤ティも使ったからいいスコアが出たんでしょ!!!!

 

 

 

と言われたら返す言葉はありません。もちろんその通りですと答えます。実際、青ティでプレーするのに比べたら、赤ティでプレーした方が1ホールで30~50ヤードぐらいは距離が短い訳ですから、、、、、、

 

 

 では、赤ティからプレーすれば誰でもスコアが良くなるのでしょうか?

 

 

 

そう言い切れないのがゴルフです。もしも皆さんが赤ティからプレーしたことがないのでしたら、、、ぜひとも一度、赤ティからプレーしてみて下さい。ティグラウンドに立てば、グリーンがかなり近く感じますし、パー5は楽に2オンできる距離になります。パー4やパー3でグリーンを狙うショットのほとんどは100ヤード以内になるでしょう。

 

 

 

男性ゴルファーが赤ティからプレーすれば風が強くても距離的にパーオンできないホールはなくなります。ドライバーは180ヤードも飛べば十分です。グリーンを狙うクラブもショートアイアンとウエッジで事足ります。アンフォースドエラー(致命的なミス)をしなければパープレー、もしくはハーフ30台のスコアを出すことはそう困難ではなくなるはずです。

 

 

 

赤ティはスキーやスノボに例えるならば初心者ゲレンデのようなもの。ボールを飛ばさなくてもいいスコアを出せますが、誰もがいいスコアを出せるわけではありません。アンフォースドエラーが多い人、100ヤード以内から4打も5打もかかってしまう人は、赤ティでプレーしても、普段とそう変わらないスコアになってしまいます。

 

 

 

ゴルフはミスのゲームです。

 

 

赤ティでプレーすると、ボールを飛ばさなくていい分だけ、自分がどんなミスをしでかしてスコアを崩しているのかが分ります。冬場は誰が打ってもボールが飛ばないわけですから、赤ティでプレーするのに格好の時期です。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

 

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2021年01月13日超私的な考察  スイングが良いのにミスが出やすいゴルファーの共通点とは!?

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日曜日は神田のスタジオアナライズセミナーを実施しました。3密を避け、なおかつ消毒、検温をしっかり行った上、第一部は「懐(ふところ)セミナー」、1時間の休憩を挟んだ第二部では打ち損じを解消するための「当て感セミナー」を開催。

 

 

 

当て感というのはボクシングや格闘技で使われる用語ですが、ゴルフではボールを上く捕らえる感覚、インパクトの精度の善し悪しを総じて「当て感」と言ってます。例えば、

 

 

 

スイングがいい感じに見えるのに芯で捕らえるのが下手な人は当て感がない(悪い)。 

スイングは良く見えないのに芯で捕らえるのが上手は人は当て感がある(良い)。

 

 

 また、練習場ではいい感じで打てるのにコースに出るとミスを連発する人も「当て感がない」、と言えるでしょう。

 

 

 

さて、この当て感。

 

 

 

 

手先で小器用にボールを打つのが上手いという意味ではなく、狙った場所(ボールがある場所)にヘッドを上手く戻せる人が「当て感がある」ということです。そして、ゴルフの場合は、野球やテニスと違って、当て感というのがかなり求められる競技です。

 

 

 

 何故かと言うと、ゴルフクラブはアドレスとインパクトで形が変わるからです。

 

 

 

ゴルフクラブはシャフトの軸線上に重心がありません。偏重心になっています。加えて、シャフトはしなります。このため、クラブを振った時、インパクトではシャフトは横方向だけでなく、縦方向にもしなります。結果、構えた位置にグリップを戻しても、構えた位置にヘッドは戻ってきません。スイングロボットのように構えた位置にグリップが戻るスイングをしたとしても、ヘッドは構えた位置に戻らないのです。

 

 

 

シャフトがしなることによって、ゴルファーはクラブ(シャフト)が変形した状態でインパクトを迎えます。それも、シャフトの硬さ、長さ、しなり、ヘッドスピード、そしてスイングの仕方によってもクラブ(シャフト)の変形の度合いは変わります。意識するしないに関わらず、ゴルファーはこのクラブ(シャフト)の変形を考慮してボールを捕らえているわけですから、意識するしないに関わらず「当て感」がないと、芯で捕らえることが非常に難しくなるのです。

 

 

 

 では、どうすれば「当て感」を磨くことができるのか?

 

 

 

スイング中、シャフトの挙動を目で確認することは、、、、まずできません。シャフトを見ながらスイングするのは困難ですし、インパクトゾーンでクラブ(シャフト)が動く速度は時速100キロを軽く上回るからです。

 

 

 

では、どこでシャフトの挙動を感じているのかというと、、、、

 

 

 

右打ちゴルファーの場合は右手ではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

スイング中にシャフトの変形を右手で感じ、右手で感じたことにたいして体の各部が対応し、クラブヘッドの軌道を作っているような気がしています。右手のセンサーが「このクラブ(シャフト)はこういう風に振れば、ヘッドは狙った場所(構えた位置)戻る」と感じ、それに対して体の各部が対応していると思います。

 

 

 

もちろん、ゴルファーによっては右手だけでなく左手がセンサーになっている場合もあるかと思いますが、いずれにしてもゴルファーとクラブをつなぐ唯一の接点は手だけ。手から伝わる情報をよりどころにして、ゴルファーはクラブ(シャフト)の変形を鑑みてスイングし、ボールを上手く捕らえようとしていると思います。

 

 

 

当て感を磨くために必要なことはボールをじっくり見るとか、頭を動かさないことよりも、、、、大事なことは手のセンサーの精度を高めること。右打ちならば、右手のセンサーの精度を上げることが、当て感を磨くことにつながるのです。

 

 

 

野球と違ってゴルフの場合、多くの人が利き手ではない方しかグローブをしません。右打ちの場合、左手はグローブをしますが、右手にグローブをする人は非常に少ないです。寒さが厳しくなっても右手を素手にしておくのは、素手にしておきたいと思うのは、右手のセンサーが鈍るのが嫌だからではないかと超私的に思っています。

 

 

 

ちなみにヘッドスピードを上げて飛ばすのが目的だけならば、ゴルフの場合も野球と同じく両手にグローブをした方が有利です。ゴルフグローブを作っている大手国内メーカーが実験してみたら、実際、両手グローブの時の方が飛距離が出たそうです。

 

 

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張力セミナーです!この動画もかなり難解ですが、参加された方は、違いがわかるようですね!皆さんも是非直接ご参加下さい

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