
カテゴリー: ゴルフクラブ分析
2022年08月24日超私的な考察 軽量ドライバーって本当にアマチュアゴルファー向きなのか!?
飛距離アップしたい方是非
昨日は午前中にサクッと仕事を済ませ、赤羽駅で鳥カツ丼をいただいてから赤羽ゴルフ倶楽部へ。午後3時に10番ホールをティオフし、午後4時30分にホールアウト。暑さ真っ盛りの中でのプレーでしたが、風がそこそこ吹いてくれたおかげで最終ホールまでバテることなく回れました。
赤羽では担ぎセルフの7本縛り。ドライバーには短尺スチールシャフトを装着しています。ちなみに昨日のヘッドはコブラのスピードゾーン。このセッティングでの総重量は約365グラム。これは男子ツアープロのドライバーよりも40g以上重いです。
さて、このドライバーの総重量。
マーク金井が使う短尺スチール装着のドライバーの総重量は約365gですが、対して、男性アマチュア向けドライバーの多くは300gを下回ります。特に、シニア向けのドライバーになてくると285g前後のモデルも少なからずあります。別言すれば、体力が衰えてきたシニアゴルファーには「ドライバーは軽い方が良い」というモノ作りがなされているのです。
確かに、総重量を軽く仕上げると変えた当初は振りやすさが増してきますし、ヘッドスピードを上げやすくなります。一発の飛びを実現できるメリットがあります。
ただし、メリットばかりではありません。
クラブの重さというのはテークバックに影響があって、軽くなるほど手先だけでクラブを操作しやすくなり、なおかつクラブの重さを使えない分だけトップが浅くなりやすいのです。
対して、マーク金井が使っている短尺スチールドライバーは総重量が重い反面、バランスが非常に軽くなるようにセッティングしています。昨日、使ったコブラのドライバーも、、、、
バランスはC5です。わざとC5に仕上げてます!!!!
通常のドライバーのバランスがD0からD1ですから、バランスは5~6ポイントも軽くなっています。クラブを持つと先端側(ヘッド側)が軽く感じ、手元側に重さを感じます。結果、テークバックではクラブ全体の重さがある分だけ、身体をしっかり使え、なおかつトップが浅くなるのを防げるのです。
マーク金井が使う短尺スチールドライバーのバランスが軽いのには、もちろんタネも仕掛けもあります。単純にスチールシャフトを装着するのではなく、バランスを意図的に軽く仕上がるようにすることで、「重いけれど振りやすい」を実現しているのです。
超私的には、シニアゴルファーに限らず(年齢を問わず)、ドライバーを苦手にしている人の場合、このような総重量は重いけれど、「バランスが非常に軽い」というクラブの方が、手打ちを防げますし、ドライバーショットが安定するのではないかと思っています。ちなみに、マーク金井は来月64歳になりますが365gが重いと感じたことは一度もありません。
ここ一発の飛びを得るには軽量ドライバーの方が圧倒的に有利です。しかしながら、ドライバーショットの安定性を求めるならば、年齢を問わず、総重量が重くて、バランスが軽い方が求める結果を得やすいのではないかと超私的に思っています。
現在、短尺スチールシャフトは欠品中ですが、9月には再入荷を予定してます。
(▼▼)b
ランニングウェッジ再入荷しました。売り切れる前にに是非↑クリック
マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報、そしてゴルフに関係ないこと 週数回生配信。セミナー動画もすべて最後までご覧いただけます。
最近では全国を回ってオフ会も開催。無料期間もありますのでぜひ一度ご体験ください
↓くわしくは↓をクリック
2022年08月12日超私的な衝動買い キャロウェイ X-14アイアンとX-14プロシリーズアイアン
マーク金井のエースドライバー候補らしいです
月曜日に続き、木曜日も朝4時30分に起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝プレー。6時過ぎのスタート時点は風が少しひんやりしていましたが、3ホール目ぐらいから気温が上がって夏ゴルフ。改めて、この時期は薄暮よりも早朝の方がプレーに適していると感じましたし、暑い最中は18ホールよりも9ホールをお勧めしたいです。
早朝プレー後は神田のスタジオに戻ってセミナーを開催。セミナー後は使っていないドライバーを断捨離すべくゴルフパートナー日本橋室町店へ向かったら、、、、
前々から入手したいと思っていたアイアンを発見。気がついたら、20年以上前のアイアンをなんと、2セットも衝動買いしちゃいました。
ひとつは、キャロウェイのX-14アイアン(2000年発売)。
≈
当時、圧倒的な強さを誇っていたアニカ・ソレンスタムが長年使っていたモデルで、ヘッドは大振りでグースネック。超私的には、歴代モデルの中でもひときわキャロウェイらしさを感じるデザインのアイアンです。
もうひとつは、キャロウェイのX-14プロシリーズアイアン(2001年発売)。
当時、キャロウェイに所属する男子ツアー選手はこぞってこのアイアンを使っており、ヘッドはX-14よりもやや小ぶりで、グースネックの度合いがやや控えめになっています。こちらも、キャロウェイらしさを強く感じるデザインで、20年前のマーク金井はこれをエースアイアンとして使ってました。
シャフトはどちらもスチール仕様です。そして、嬉しいことにどちらもSWまで含まれていることで衝動買いしました。超私的にはXシリーズのセット物ウエッジはピンの
セット物のウエッジ同様、ウエッジだけでも使いたくなるほど扱いやすいのです。
気になるお値段ですが、なんとアイアンセットで1万円ちょっと。20年前のモデルとはいえ、1本1000円ちょっというのは信じられません。もちろん値段の安さにつられて購入したわけではありませんが、あまりにも安いので迷わず大人買いしました。
ゴルフクラブは日々進化しているのは間違いないですが、この2モデルに関しては今どきのやさしいキャビティアイアンのベンチマーク的な存在ではないかと思っています。クラブの歴史を語る上で欠かせないと思い、そして、実際の性能を今一度試したくなったので購入しました。
グリップだけは経年劣化しているので、ラウンド前にはグリップ交換します。キャロウェイのアイアンを購入するのは本当に久しぶりなので、早くコースで試したくてウズウズしています。
(▼▼)b
ランニングウェッジ再入荷しました。売り切れる前にに是非↑クリック
マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報、そしてゴルフに関係ないこと 週数回生配信。セミナー動画もすべて最後までご覧いただけます。
最近では全国を回ってオフ会も開催。無料期間もありますのでぜひ一度ご体験ください
↓くわしくは↓をクリック
2022年08月05日超私的な衝動買い コブラ キングLTDxLSドライバー
えええ?そこ諦めていいの??
軽量スチールシャフトを短尺ドライバーに装着するようになって早3年が経ちました。カーボンシャフト装着のドライバーも併用してますが、河川敷の赤羽では低く打ち出しでランが出る弾道を打ちたいのでもっぱら短尺スチールを使っています。
短尺スチールシャフトに装着するヘッドはいくつかありますが、共通しているのは小ぶりで、重心が浅くて低いこと。スチールシャフトには重心が浅めの方が相性が良く、
なおかつ低スピン弾道が打ちやすいからです。具体的には、テーラーメイドの初代M1(430)、二代目M1(440)、そしてキャロウェイのFTツアーを使っています。
そんなマーク金井が2022年、3本目として衝動買いしたドライバーは、、、
月刊ゴルフダイジェストの名物企画「D-1グランプリ」でも優勝してますが、衝動買いしたくなった一番の理由は、低くてランが出やすい弾道が打ちやすいこと。ステルスプラスと同じく浅重心タイプのドライバーですが、こちらの方がさらに重心が浅く感じるのが気に入りました。加えて、チタンフェースですがボールを包み込む感触が手に伝わり、抑えた弾道が打ちやすく仕上がっています。
キングLTDx LSならばカーボンシャフト装着で、キャリーが210ヤードでランが50ヤード出る弾道を打てそう。この仮説が当てはまるのかどうかを試したくなって、ゴルフパートナー日本橋室町店でAランクの中古品を見つけるや、一瞬の迷いもなく購入しました。
スペックはこんな感じです。
総重量 305.9g
ヘッド重量 199.5g
長さ 45.25インチ
バランス D2
振動数 236cpm(シャフトはコブラオリジナルツアーAD 6S)
リアルロフト 約9度(表示9度)
ソールに装着されるウエートを変えているのでしょう。米国モデルに比べると日本向けモデルはヘッドはそれほど重くありません。超私的にはちょうどいい重さです。
ゴルフパートナーの試打職人ですでに試打は済ませてますが、改めて打ってみて感じたのは初速感が強いこと。LSは捕まるタイプではないので、低いフェードをイメージした時に、打ち出し角が11度前後で力強くボールが飛び出し、ランがしっかり稼げる弾道がオートマチックに打てそうです。
テーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリストに比べると、このコブラのキングLTDx LSは設計コンセプトは明確で潔さを感じます。ステルスプラスとどちらが風に強い弾道が打てるのかを、近々、赤羽GCにてテストしてみたいと思います。
(▼▼)b
ランニングウェッジ再入荷しました。売り切れる前にに是非↑クリック
マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報、そしてゴルフに関係ないこと 週数回生配信。セミナー動画もすべて最後までご覧いただけます。
最近では全国を回ってオフ会も開催。無料期間もありますのでぜひ一度ご体験ください
↓くわしくは↓をクリック
2022年07月25日超私的な考察 ピンのCHIPRは「チッパー」と名付られてはいるけれど、、、
こちらの動画最近何故か人気です
ゴルフはボールを空中に飛ばすものだと思っている人が非常に多いですが、そうとは限りません。池越えや谷越えを除けば、野球のゴロヒットのように転がして飛ばしてもいいのです。
そして、グリーン上でボールを転がすため設計されたクラブと言えば、説明するまでもありませんがパターです。逆に言えば、ドライバーもアイアンもウエッジよりも、パターよりもボールを転がしやすいクラブにはなってくれません。
では、パターの次に転がしやすいクラブはどんなクラブなのか?
ロフト角だけを考えればドライバーということになりますが、ドライバーはクラブが45インチ。パターよりも10インチ以上長いのでパターのように打つのは至難です。短く持つと言っても10インチ短く持つことはできませんし、ライ角もドライバーはパターよりも10度以上フラットだからです。
パターのように打つにはロフト角だけでなく、長さとライ角がパターに近い方がいいです。
そいう意味で転がし用に作られたクラブはチッパーです。実際、ピンから新しく登場したCHIPR(チッパー)も長さは34インチで、ライ角は70度。長さはパターとまったく同じですし、ライ角もパターとほぼ同じに設計されてます。
ただし、ロフト角は38.5度と多め。
これは8番もしくは9番とほぼ同じで、チッパーとしてはロフト角が寝ています。このロフト角を考えると完全に転がして寄せる「チッピング」というよりは、キャリーも適度に出てから転がす感じのクラブ。
感覚的には、ランニングアプローチとピッチ・エンドランの中間的な位置付けのクラブに感じました。
そして普段使っているロフト25度のR25に比べると、ピンのCHIPRはロフトが多い分だけバックスピンも少し入ります。このスピンの入り方は好みが分かれそう。パターのように転がしたい人よりも、ファーストバウンド後にスピンが入った方が距離感のイメージが出しやすいのではないかと超私的に思っています。
そして、超私的に気になったのがグリップの太さ。
標準装着されるグリップは細め。超私的にはもう少し太いグリップの方がパター感覚で打てると思います。ピンの場合、オーダーでグリップの太さを選べます。マーク金井は迷わず一番太いサイズであるオレンジを選択してオーダーしました。
ピンのCHIPRはロフトが多めですが、これは花道からだけではなくラフからでの使い勝手も考慮したのでしょう。ラフからだとロフトが多めの方が打ち出し角が安定し、縦距離を合わせやすくなるからです。
(▼▼)b
マーク金井が普段使っている7番と9番にウエッジを加えただけのシンプルなセットです。クラブの本数を減らしてプレーしたい、シンプルなゴルフを楽しみたい人にお勧め致します↑クリック
マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報、そしてゴルフに関係ないこと 週数回生配信。セミナー動画もすべて最後までご覧いただけます。
最近では全国を回ってオフ会も開催。無料期間もありますのでぜひ一度ご体験ください
2022年07月15日超私的な衝動買い 現物をまったく見ないでピンの○○○○をお買い上げ
新しいディアマナをオルタナティブにインプレッション!
火曜日は朝4時30分に起きて軽井沢へ。3年ぶりに晴山ゴルフ場にて担ぎセルフプレーをやってきました。アップダウンがほどんないのに加え、ホール間のインターバルも短いので歩きでのプレーにもってこい。18ホールでサクッと1万5000歩ほど歩くことができました。
セッティングはいつもごとく7本ですが、活躍したのがロフト25度のチッパー(ランニングウエッジ)のR25。花道からはもちろんのこと、グリーン奥から転がし上げる時にもR25のおかげでボギーになりそうな時もパーで凌げました。手前味噌ですが、7番で転がすよりもはるかに簡単に打てますし、距離感も合わせやすいです。
さて、このチッパー(ランニングウエッジ)
ピンからも新たなプロダクトがラインアップに加わりました。
ピンは1970年代にCHIPOというチッパーを発売してました。ネーミングは変わってますが、転がしのアプローチ専用クラブという意味では二代目です。ロフト角は38.5度なので8番アイアンほぼ同じ。標準スペックの長さは34インチ、ライ角は70度なので、パターと同じ感じに仕上がってます。
長さとライ角は調整可能ということもあって、今回は長さを35インチ、ライ角は3度アップライトのホワイトを選択してオーダーしました。アイアンやパターのみならず、チッパーまでオーダーできるのは流石です。
さて、このChipR(チッパー)
ヘッド形状はトウが低くフェースは長方形。ヘッド形状はアイアンに近い形ですが、トップラインの傾斜が少ないシャローフェースなので、パターに近い感覚で構えやすく設計されています。ライ角も標準で70度なので、これまたパターに近いスペック。ちなみにパターのライ角は72度が標準です。
超私的には転がしで使うならば、ロフトはもう少し立っていた方が良いような気がしてます。ロフト角は30~34度ぐらいにしたくてウズウズしてますが、ピンのことですから38.5度にしたんのには何か意図があるのでしょう。超私的には38.5度だと、ランニングというよりは、ピッチエンドランに近い弾道が出やすい感じがしてます。
チッパーはニッチなジャンルのクラブですが、チッパー協会の会長としては、このニッチなジャンルにピンが加わったことでチッパーに対する認知度が上がることをおおいに期待したいです。
(▼▼)b
ランニングウェッジ再入荷しました。売り切れる前にに是非↑クリック
マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報、そしてゴルフに関係ないこと 週数回生配信。セミナー動画もすべて最後までご覧いただけます。
最近では全国を回ってオフ会も開催。無料期間もありますのでぜひ一度ご体験ください