マーク金井blog

2006年01月21日PT-7はストライクゾーンが広そう‥‥

昨日、2時間かけて試打したロイコレの最新FW、BBDタイプH2。

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3Wと5Wのシャフトは

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グラファイトデザインの最新モデル、ツアーAD PT-7。今日はシャフトのフィーリングについて書きたいと思うんですが‥‥正直、このシャフトを的確に表現する言葉が思い浮かびません。ダブルキックで弾き感が強いM-75とは全然違いますし、シャフトがじわーっとしなり戻るW70ともフィーリングが異なるのはすぐに分かりましたが、「じゃ、どんな感じ?」と聞かれると言葉が出てこない‥‥(汗;)

シャフトの挙動として感じることを言葉にすると、

・切り返した時にシャフト中間部分がしなる
(手元と先端がしっかりしている)

・シャフトはあんまり動かないが粘り感がある
(適度なトルクが影響している感じ)

・粘りを感じるわりには、しなり戻りは適度にシャープ
(シャフトの動きが少ないから、しなり戻りが速いのかも)

・先端側が適度にしっかりしているのでFWと相性がいい
(ただし、米国メーカーほどガチガチに硬くない)

打った感じはW60、W70に近いタイプで(グラフィックも似ているじゃないですか)、Wシリーズよりも少しシャープ感を出しつつ、先端側を少し硬くすることで方向性、ヘッドの入射角度を安定させようとしているのかも。インからあおったり、アウトサイド・インに振ってもシャフトが暴れる気配が少ないことを考えると、「ツボにはまったら飛ぶ!!」と言うのではなく、誰が打ってもタイミングが取りやすく、「ストライクゾーンが広い!!」と言うのが、ボクが出した結論ですわ~。

ちなみに、3W(14度表示)のスペックは長さが43インチで

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総重量が336.7g。バランスD3.0。

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振動数は272cpm
手元がしっかりしていることもあって、3WのSにしては数値がちょい高めです。昨日、この3Wで低スピン弾道が打ちやすいと書きましたが、先端側がしっかりしているシャフトはフェース上目で球を捕らえやすい。スピンが少ないのはシャフト特性も影響しているのでしょう。

んじゃ。


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