マーク金井blog

2015年09月23日インパクトの真実 その2 頑固なスライスを矯正する簡単確実に矯正するコツとは!?

FBを見ているとSWという言葉が頻繁に出てきます。SWと言えばバンカーで使うサンドウエッジのことかと思いきや、今週に限って言えばシルバーウイークの略でした。春のGW(ゴールデンウィーク)に対して、秋のSW(シルバーウイーク)。大型連休が年に二回もあるのはレジャー産業にとっては喜ばしいと思いますが、物書き稼業にとっては締め切りが繰り上がるのが少し厄介です(笑)。

 

 

そんなSWの最中、昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストはゴルフパートナー日本橋室町店のカリスマ店長、藤川清幸さん。栃木県北部の58でプレーしたその足で、銀座のスタジオに起こし下さい、ゴルフパートナーが実施している「クラブ1本サービス」「ゴルフパートナーズカップ」などについて詳しく話を伺いました。

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さて、今年から実施されたSWも残すところ1日となりましたが、アナライズではセミナー祭りを実施しています。SWだけで6回開催し、いずれも満員御礼~。今回はこれまでの定例セミナーに加え、秒間1000コマの高速度カメラを使ったインパクトセミナーを3回実施しました。ゴルフではいろんなセオリーがありますが、ボールの飛び方はインパクトですべて決まります。ナイスショットが出るのもインパクトで決まり、ミスショットが出てしまうのもインパクトで決まります。この10年で弾道計測がゴルファーの間で定着してきましたが、これからの10年は高速度カメラによるインパクト分析がゴルファーに不可欠なアイテムになるでしょう。なぜなら、自分のインパクトを見ることが上達につながり、自分のインパクトを見ることでクラブを正しく選べるようになるからです。

 

アナライズで導入しているのはディテクトの「プレシオ」。インパクトゾーンのヘッド挙動、シャフト挙動、ギア効果がかなり細かく見ることができます。カメラは3台使用し、正面、斜め上、そして真上(俯瞰)でインパクトゾーンでのクラブの挙動を秒間1000コマで撮影。1万分の5秒と言われるインパクトの瞬間を見ると、ゴルフは物理であり、力学であることが分かります。フックするのも、スライスするのも、真っ直ぐ飛ぶのも、すべてインパクト次第なのです。

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そこで今回のエントリーは、アマチュアの大敵、スライスが出るメカニズム、そしてスライスを矯正するための簡単確実、具体的な方法について説明したいと思います。

 

まず、スライスが出るメカニズムですが、ボールの行方はすべてインパクトで決まります。要素としては、

 

フェース向き
ヘッドの軌道
そして、打点位置

 

ゴルフボールが飛び出す方向(打出し方向)というのは、ほぼほぼフェース向きで決まります。スライスが出ている時というのは、フェース向きはオープン(目標よりも右)になっています。そして、フェース向きが真っ直ぐでも、打点位置がトウに偏っていると、スライスが強くなります。トウ打点したショットを高速度カメラで撮影すると、インパクトの衝撃でフェースは急激に右を向き、それに連動してボールも右に飛び出すのが視認できます。

 

次に、ボールにかかる回転ですが、スライスは極端に右回転してます。野球に例えるならば右投げのシュート。いわゆるスライススピンが強くかかっていますが、これはアウトサイド・イン軌道によって発生します。

 

フェース向きと軌道によって弾道は決まり、スライスが出ている時というのは

 

フェースがオープン(正確にはヘッド軌道に対してオープン)
軌道は強いアウトサイド・イン

 これがスライスの正体です!!!!!!

 

 

 

スライスの正体が分かれば、防止法も見えてきます。スライスを防ぐ方法は2つあって、

 

ひとつはフェースが閉じた状態でインパクトを迎えること
ひとつはアウトサイド・インの軌道を弱めること

 

どちらをやっても右曲がりの度合いを減らせますが、お勧めしたいのは、フェースが閉じた(左を向いた)状態でインパクトを迎えること。何故かと言うと、ゴルファーはプレッシャーがかかった時ほど悪い癖が出ます。スライスが出やすい人の場合、右が危険な時ほど右曲がりを嫌がって、アウトサイド・インの軌道が強くなります。これを矯正するのは容易ではないからです。対して、インパクトでフェースが閉じた(左を向いた)状態を作るというのは、プレッシャーがかかっていてもなんとかできます。

 

一番簡単確実な方法としては、アドレスでガバッと閉じてしまうことです。5度以上フェースを閉じれば(左を向ければ)、インパクトでフェースが開く(右を向く)のをかなり軽減できます。これで右が怖くてアウトサイド・インの軌道が強くなっても、ボールを左に打ち出せる分だけ、スライスをかなり軽減できる弾道が打てます。

 

そして、もうひとつ大事なのが打点位置。フェースのトウ側でヒットすると、インパクトの衝撃でフェースが開き、それが原因でボールが右に打ち出されます。こうなると、スライスを防ぐことはできません。スライスを本気で矯正したいのであれば、フェースのヒール寄りでヒットする。打点位置がヒール寄りになれば、インパクトの衝撃でフェースが閉じ、ボールを左に打ち出せる分だけ、スライスをかなり軽減できます。ちなみに、フェースのヒールりでヒットすると、ギア効果でボールにスライス回転がかかりますが、ボールが左に打ち出されれば、スライスしても大けがしません。

本番20分前〜。今夜のゲストの持ち球は予想通りでした〜(▼▼)b

Posted by 金井 マーク on 2015年9月22日

ゴルフは物理であり、力学です。

 

スライスはアマチュアの慢性病とも言われてますが、アドレスでフェースをかなり左に向けておくこと、そしてトウ寄りで打たないことを覚えておけば、ここ一番での大スライスに悩まされることはなくなるでしょう~。

 

(▼▼)b


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マーク金井ブログ更新していますスライスを治す 効果的で簡単な方法ですよhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=14159

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年9月23日


カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 計測器、分析法

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