まだまだライ角度の話を続けます。
ライ角度を合わせる場合、
アドレスではなくインパクトの形で‥‥
適正角度を調べますが‥‥
ライ角度が極端にあっていないと
アドレスにも悪影響が出ます。
例えば、適正ライ角度よりも
フラットライなアイアンを使うと‥‥
![](http://www.analyze2005.com/mkblogneo/wp-content/uploads/img/252/img20070520_1.jpg)
こんな感じでハンドダウンな
構えになりやすい。
理由は単純。
フラットライでハンドアップ気味に構えようとすると
ヒールが浮いてしまい、
構えた時に気持ち悪い感じがするからです。
これまで、300人近いアマチュアを
神田スタジオでアナライズしましたが、
今のところ、フラットライのアイアンで‥‥
![](http://www.analyze2005.com/mkblogneo/wp-content/uploads/img/252/img20070520_2.jpg)
こんな風にハンドアップ気味に構える人は
日本の消費税以下の割合です。
今回ブログ用にアドレスを作りましたが、
1枚目写真のライ角度は59.5度
2枚目写真のライ角度は64.5度
5度、ライ角度を変えたクラブを手にすると、
無意識の内にクラブに合わせて‥‥
構えたくなってしまいました。
ハンドダウンに構える賛否については
ここで控えさせていただきますが、
少なくとも言えることは、
フラット過ぎるライ角度のアイアンを使うと
(それがたとえ無意識であっても)、
大きく構えづらくなってきます。
そして、もうひとつ影響出やすいのが
インパクトの打点位置。
適正ライ角度よりも
フラット過ぎるアイアンを使うと、
![](http://www.analyze2005.com/mkblogneo/wp-content/uploads/img/252/img20070520_3.jpg)
![](http://www.analyze2005.com/mkblogneo/wp-content/uploads/img/252/img20070520_4.jpg)
ハンドダウン+深い前傾になりやすく、
それでいてインパクトゾーンでは
前傾が浅くなって、手元が浮き上がりやすい。
結果、アドレス時よりも
インパクト時の方が手元が浮いて
ヘッドがボールに届かず‥‥
先っぽに当たりやすくなるんです。
もちろん、
上体の伸び上がり、
手元の浮き上がりについては、
ライ角度以外の影響も多々あります。
しかしながら、
ライ角度がフラット過ぎることによって
必要以上なハンドダウン、
深い前傾を取らされている場合、
ライ角度を変えることでも
構えやスイングを良くするための
大きな手がかりになる可能性もあるんです。
おーっと、○ポニチの連載原稿を
そろそろ書き始めなければ‥‥‥
んじゃ(▼▼)
PS.今日、神田スタジオで診断されたゴルファーは‥‥
![](http://www.analyze2005.com/mkblogneo/wp-content/uploads/img/252/img20070520.jpg)
ショットマーカー&ビデオ録画の結果
適正ライ角度は64度(5番アイアン)
身長183センチと大柄な男性でしたこともあって、
ボクとほぼ同じぐらいのライ角度でした。