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カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2019年10月29日超私的な考察 ツアー通算82勝 タイガー・ウッズに学ぶ上がり3ホールの回り方!!

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国内で初の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」は初日にトップに出たタイガー・ウッズが4日間トップを維持し、19アンダーで初代チャンピオンに輝きました。タイガーはこれでツアー通算82勝となり、サム・スニードがもつ最多勝の記録に並びましたが、恐らく2020年には最多勝の記録を更新するでしょう。

ZOZOチャンピオンシップには初日の午前中だけ現地観戦しましたが、現地に到着するなり、まず目に入ったのがタイガーの池ポチャ。初日、タイガーは10番ホールからのスタートでしたが、なんとティショットはワンバウンドして池に入れボギー発進、そこから11番でもボギー、12番はグリーン手前に2オンしたもののファーストパットを3mほどオーバー。返しを外してしまいこのホールもボギー。3連続ボギーを叩いたのを目の前で見た時は正直、「今週、タイガーは優勝争いは絡めない、、、」と思い、習志野CCを後ににしたのですが、、

 

初日を終わってみれば6アンダーでタイガーはトップに立っています。3ボギーを叩いた後、9バーディーを奪っているのです。タイガーは2日目以降も安定したプレーでスコアを確実に伸し、サスペンデットで順延された月曜日のプレーでもスコアを伸し、終わってみればトップを一度も明け渡すことなく勝利を手にしています。

 

 

さて、このタイガーのプレー。

 

 

72ホールのプレーで8つのボギーがありますが、上がり3ホールのボギーはひとつはありません。上がり3ホールのスコア(初日は7~9番、2日目以降は16~18番)は、

 

 

初日は○ー○(2アンダー)
2日目はー○○(2アンダー)
3日目はーーー(イーブン)
4日目はーー○(1アンダー)

 

4日間、上がり3ホールでのスコアが7アンダーで、ボギーはひとつもありません。「終わり良ければすべてよし」ではありませんが、上がり3ホールでの安定感は流石です。

 

そして、流石タイガーだと思ったのが月曜日のラウンドの上がり3ホールのプレーぶり。2位の松山英樹選手との差は2ストローク。絶対にボギーを叩けない曲面で、絶対にボギーを叩かないプレーぶりは我々アマチュアにも大いに参考になります。テレビでご覧になった方も多いと思いますが、上がり3ホールでタイガーの戦略は、、、、

 

  • ティショットは距離よりもフェアウェイキープ
  • グリーンを狙うショットはピンではなくてグリーン中央
  • パー5で2オンを狙う時はショートサイドではなく広いサイドに

 

 

 16番のティショットはわざとピンを狙ってませんでしたし、17番でもピンではなくグリーン中央狙い。18番のセカンドは刻むと思いきや、FWで2オン狙い。ただし左奥のバンカーではなくて、オーバーしないように打って右手前のバンカー。3打目のバンカーはアップヒルでエッジからピンまでは20ヤード以上。これを安全にピン手前3mに乗せて3オン。3パットしても勝てる局面を作って、ワンパットで沈めてバーディフィニッシュ。

 

 

米ツアーで勝つには1ヤード刻みの距離感が必要、ショートサイドに打つことが求められます。しかしながら、ボギーを打たないという曲面においてはそんなことをしているわけではありません。最終日、タイガーの上がり3ホールのプレーを見ていると、ピンではなく、とにかくセーフティーなエリアにボールを運び、そしてパッティングにおいてもシビアなラインが残らない場所にボールを運んでいました。このボギーを絶対に叩かないプレーぶりは、我々アマチュアにとってコースマネジメント、コース攻略のお手本です。

 

 

セーフティーな場所に打つというのは、ピンを狙ってプレーするのと比べると、面白いゴルフにはなりません。ナイスショットを打ってもピンのそばにボールが止らないというのはバーディーチャンスにならないのも事実です。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

タイガーといえば、どんな場所からでも果敢にピンをダイレクトに狙ってバーディーを取りまくるというイメージがあります。しかしながら、勝てる場面においてはこれでもかてぐらいセーフティーなプレーで確実に勝利を手にしています。3日目終えて3打差をキープしていると勝率10割なのは、リスキーなショットを打たないからなせる技ではないかと超私的に思っています。

 

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2019年10月24日超私的な考察 青ティと白ティ、どちらでプレーした方がゴルフを楽しめるのか!?

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昨日はZOZOチャンピオンシップのプロアマ大会。石川遼選手が自身初のアルバトロスを達成したことを、ザ・カントリークラブ ジャパンの13番ホールをプレーしている時にスマホの通知で知りました。562ydの18番(パー5)での2打目。残り261ydを3Wで放つと、ボールはピン手前3mに着弾しそのままカップに吸い込まれたそうです。

 

 

全然関係ありませんが、マーク金井石川選手のアルバトロスを知る直前、11番ホールのティショットでコスリ球を打ってしまい、ボールはカップではなく右のOBに吸い込まれ、ティショットを打ち直してからの4オン2パットでダボを叩きました(笑)。今回も白ティからのプレーで、18ホールのスタッツはこんな感じです。

 

アウト
△ー△ー△ー△ー△  41
322222323  21

イン
ー□ーーー○ーーー  37
222221222  17

 

 

10年ぐらい前から、青ティからはほどのことがなければ打ちません。白ティ、いわゆるレギュラーティからプレーします。理由は単純、白ティの方が自分の飛距離、自分のゴルフの腕前にちょうどよく、白ティからだとパープレーを基準にしてプレーすることができるからです。ちなみに昨日プレーしザ・カントリークラブジャパンの白ティのヤーデージは、、

 

6425ヤード!!!!

 

 

 超私的なことを言わせていただくとドライバーの飛距離が250ヤード前後の場合、適正なヤーデージは6300ヤード±100ヤードぐらいだと思っています。

 

 

その根拠のひとつとなるのがツアープロが戦うコースのヤーデージと飛距離です。ZOZOチャンピオンシップは7040ヤード(パー70)と距離が短めですが、一般的なツアー競技が開催されるコースのヤーデージは7300ヤード前後です。

 

 

そしてツアープロのドライバーの飛距離は300ヤードで7番アイアンの飛距離は175ヤードぐらい。対して、マーク金井のドライバーの飛距離は250ヤードで7番は155ヤード。ドライバーとアイアンの飛距離差は18ホールでプレーすると、

 

 

ドライバーの飛距離差が50ヤード×14ホール=700ヤード
アイアンの飛距離差が25ヤード×18ホール=450ヤード

 

 

ツアープロとマーク金井の飛距離差は18ホールで1150ヤードあります。7400ヤードから1150ヤードを引くと、、、、、

 

6250ヤード!!!!

 

 

かなり自分勝手な計算式ですが、6250ヤードのコースでプレーすればプロと同じ番手のクラブでグリーンを狙えることになるのです。そして、プロと同じ番手のクラブを使ってプレーすることで、プロと自分の技術の差がどこにあるのかも明確になります。マーク金井の場合、昨日のプレーでもそうですが、ショット数に対してパット数が多すぎます。パットが弱点であることが明確になり、そして、パット数が良ければパープレー、そしてアンダーも狙えるということが分ります。

 

長い距離のコースでプレーした方が上手くなると思っているゴルファーが少なからずいますが、距離が長くなるほどゴルフはコースマネジメントよりもボールをとにかく飛ばすことが主目的になります。逆に、コースが短くなればボールを飛ばすことよりもコースマネジメントや距離感がスコアメイクに直結することが分ってきます。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすことが魅力ではありますが、ツアープロを同じ番手のクラブでグリーンを狙えるヤーデージでプレーすると、ツアープロがどんな風にスコアメイクしているのか、ツアープロと自分の腕前の差(スコアの差)はどこにあるのかを客観的にチェックすることができるのです。

 

ゴルフはコースマネジメントが大事だと言われてますが、コースマネジメントを本気で考えるためには「遠くまで飛ばさないとゴルフにならない」、「飛ばさないとパーオンが狙えない」という状況ではなく、「飛ばさなくてもゴルフになる」「飛ばさなくてもパーオンが狙える」状況でプレーすることが必要だと超私的に思っています~。

 

 

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2019年10月20日超私的な考察 今年の日本オープンではなぜにダブルボギーを叩く選手が多いのか!?

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今週の国内男子ツアーは「日本オープン」。10年ぶりに古賀GC(福岡県)での開催となり、2日間の予選ラウンドを終え4アンダーでに立ったのはツアー未勝利の塩見好輝選手。1アンダーの2位にカン・キョンナム選手(韓国)がつけてますが、通算アンダーパーは2人だけというロースコアの展開。

 

 

予選カットラインは+8。これは今シーズンのツアー競技の中でもっとも低いスコアですが、前回古賀で開催された日本オープンの予選カットラインは+13。この数字からも分るように、古賀は数ある日本オープン開催コースの中でも屈指の難コースです。

 

昨年、横浜CCで開催された日本オープンは距離が7258ヤードでパー71。対して、今回の古賀は6817ydでパー71。パーの数は同じで、古賀の方が400ヤード以上短いにもかかわらず、どの選手もスコアメイクに苦しんでいます。そして、今年の日本オープンで目立つのがダブルボギー(ダボ)以上を叩く選手が非常に多いことです。特に、目立つのがパー3でのダボの多さ。石川遼選手は17番のパー3、初日、2日目ともダボでした。ホールバイホールをみると、2番と17番でダボを叩いている選手が目立っています。

 

JGAのWEBサイトより転載

 

 では、なぜ普段めったにダボを戦いツアープロが立ちが古賀での日本オープンになるとダボが多いの? それもパー3でダボを叩く選手が多いのでしょうか?

 

 

パー3でダボが多いが理由、、、、それはワンオンを失敗したらとんでもないトラブルになるセッティングになっているからでしょう。テレビでご覧になっている方も多いと思いますが、古賀のグリーンは砲台でなおかつ傾斜が強い。加えて、グリーン周りには深いバンカーとラフ。ワンオンを狙ってグリーンを外すと、「寄せワン」できるようなエリアはほとんどありません。寄らない場所から寄せようとすれば、当然リスクが高いショットを選択することになって、リスクが高いショットを選択した結果、それが上手くいかないと即ダボになってしまっているのです。

 

 

 要するに、日本オープンでの古賀のパー3ではティショットでグリーンを狙って失敗すると、ダボが出やすいセッティングになっているのです。

 

 

こんなことは出場選手は誰もやらないと思いますが、ティショットでワンオンをわざと狙わないようになれば、、、、2番と17番でダボを叩く選手は劇的に減るでしょう。石川選手も17番でわざとティショットをグリーンの手前にレイアップすえば、どちらも楽にボギーで上がれてたと思います。

 

JGAのwebサイトより転載

 

もちろん、ティショットでグリーンを狙わないとパーやバーディーを取れる確率はグンと下がります。それが分っているから、たとえダボのリスクがあったとしても出場選手はパー3でワンオンを狙い、ひとつでもいいスコアが出るようにプレーしています。

 

 

日本オープンに出る選手は当然のことながら勝つために出ています。勝つためにはダボを叩かない戦略を立てることはできません。なので、上位の選手と下位の選手のスコア差が大きくなっています。予選ラウンドのトップのスコアは4アンダーなのに対し、最下位のスコアは23オーバー。36ホールプレーで実に27打ものスコアの差があるのです。

 

 

ひるがえって、2番と17番のパー3で日本を代表するツアープロたちが苦戦していることを考えると、100を切れない、90以上叩くアマチュアがパー3でワンオンを狙うこと、パー4やパー5でパーオンを狙うことと言うのは、実にリスクが高いとも言えます。

 

 

ゴルフはパーオンするのが良しとされてますが、パーオンを狙うほどにダボが出る確率が高くなるのです。例えば、150ヤードのパー3。これをわざとグリーン手前の花道に刻めば、パーやバーディーが取れる確率が下がる反面、ダボ以上を叩く確率も下げられるのです。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

日本オープン古賀のように難易度が高いコースはそうそうありませんが、難易度が低いコースであってもダボ以上を叩くことが多いならば、一度、すべてのホールでパーオンを狙うのではなく、わざとボギーオンを狙ってプレーしてみる。これをやるとダボ以上の大叩きをかなり減らせるのではないかと超私的に思っています、、、、、。

 

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2019年10月17日超私的な提案 自分の飛距離を3つ把握するとスコアメイクがやさしくなる!?

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昨日は10月に入って2度目の上越新幹線日帰りゴルフに行ってきました。場所は越後湯沢駅からクルマで約30分のところに位置する十日町カントリークラブ。コース向かう途中にはガーラ湯沢上越国際湯沢高原石打丸山舞子スノーリゾートと、これでもかってぐらいスキー場があります。コースに向かう数キロ手前からは曲がりくねった山道をグイグイ上り、登り切った所にクラブハウスがあります。

 

これはきっとスキー場みたいなコースなんだろうなと思ったのですが、いざプレーしてみると、いい意味で見事に期待を裏切られました!!!!!!!!

 

 

コースは緩い起伏が少しあるぐらいで、アメリカンスタイルのレイアウト。ベントのワングリーンは凸凹が適度にあり転がりもスムーズ。小高い山の上なのにフラットな地形が広がっており、「なんだこりゃ~」っていうような打ち下ろしや打ち上げのホールは皆無です。このレイアウトでは地形で言い訳できません。必死のパッチでプレーし、なんとかかんとか2ボギー、1バーディーの73ストロークでホールアウトできました。

 

苗場コース
ーー△ーーーーーー  36
223222222  19

 

つつじコース
△ーーーーーーー○  36
121222222  16

 

先週からゴルフが続いていたこともあり、「今日は普段よりも飛ばない」の覚悟してプレーしたのですが、実際、飛びませんでした。スタートホールのセカンドの残りは130ヤードで、グリーンまではまったく平坦です。普段なら9番アイアンで打つところ、8番アイアンで打ったらピンの右8メートルに2オン。これで今日は、「飛ばない日」であることを考慮し、自分の中で飛ばない日の距離感でクラブ選択したのです。マーク金井の飛距離をざっと上げると、、、

 

 

ドライバー  通常250ヤード 最大265ヤード 最小235ヤード
17度UT   通常205ヤード 最大220ヤード 最小190ヤード
21度UT   通常190ヤード 最大205ヤード 最小175ヤード

7I     通常155ヤード 最大165ヤード 最小145ヤード
8I     通常140ヤード 最大150ヤード 最小130ヤード
9I     通常125ヤード 最大135ヤード 最小115ヤード
PW    通常110ヤード 最大120ヤード 最小100ヤード
54度    通常80ヤード 最大85ヤード 最小75ヤード

 

 

無風だとこんな感じです。そしてコースに出た時、最大飛距離で打つことはめったにやりません。ラウンド中は通常の距離でクラブを選択するか、もしくは今日のように疲れていて飛ばないと感じた日は最小の飛距離でクラブを選んでスイングしてます。

 

この通常、最大、最小の飛距離を意識するようになったのは、ベン・ホーガンのパワーゴルフを読んでからです。ベン・ホーガンの著作物というとモダンゴルフが有名ですが、超私的にはパワー・ゴルフの方がホーガンのメソッドが網羅されていると思い、ことあるごとに目を通しています。この番手別飛距離についてもパワーゴルフを読むまでは、まったくもって意識してなかったです。

 

さて、この番手別飛距離。クルマに例えるならば、エンジンの回転数と似ています。

 

通常飛距離はエンジン回転数が3000~3500回転
最大飛距離はエンジン回転数が5500回転以上(レッドゾーン直前)
最小飛距離はエンジン回転数が2000~2500回転

 

 

最大飛距離というのはクルマならばアクセルべた踏み。最小飛距離はスイングが緩まない程度に軽く打つ、平均飛距離は力まない程度でスイングするという感じです。

 

 

 昨日のラウンドの同伴者の一人は、野球経験者ということもありドライバーで軽く300ヤード飛ばします。しかしながらボールはどこにいくか分らない。普段のスコアはハーフ50前後とのことでしたが、毎度毎度、どのクラブを手にしても最大飛距離を打とうとスイングしてました。それを、すべてのクラブで20ヤード飛ばさないつもりでスイングしてもらったら、、、、前半のスコアが51に対して、後半のスコアは41。やってもらったのは、ドライバーは20ヤード飛ばさない。アイアンは普段よりも1番手大きいクラブを持つこと。これだけで力みが抜け、クラブの軌道が安定し、そしてショットが安定。ハーフでスコアを10打縮めたのです。

 

 

ひとつのクラブで3つの飛距離を持つ。

 

 

 目一杯振ったときの飛距離(最大飛距離)
 目一杯でもなく、軽く打つでもないときの飛距離(通常飛距離)
 緩まない程度に軽く打ったときの飛距離(最小飛距離)

 

 

「7番は何が何でも150ヤード」と決めつけると、スイングに余計な力みが発生しやすくなりますし、距離が出ないとフラストレーションが溜まります。しかしながら、7番の飛距離は135~155ヤードぐらいと幅を持っていれば、その日の調子、コンディションで自分の番手別飛距離を正しく作れ、それは力まないスイング、正確な距離感につながり、ひいてはスコアメイクがやさしくなってくるのです~。

 

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2019年10月10日超私的な考察 ゴルフコースでどんな練習をすればスコアアップにつながるのか!?

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アナライズは社員研修の為、10/10〜11がお休み、その後、連休となりますので、10日から14日まで、商品の発送、商品の問い合わせの返信はお休みさせていただきます。

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昨日は9ホールの聖地、千葉市民ゴルフ場で久しぶりに18ホールプレーしてきました。一周目も二周目もバッグに入れたクラブは7本だけ。アイアンシャフトの試作テストも兼ねていたので、一周目は80g台のシャフトが装着された7番と9番アイアン、二周目は70g台のシャフトが装着された7番と9番アイアンをテスト。すでに神田のスタジオでテストはしてますが、コースに出た時にどんな球が出やすいのかをじっくり試してきました。

 

 

スタッツはこんな感じでした。

 

ーーーーーーー△△ 38
222222222 18

ーー△○ー○ーーー 35
223121222 17

 

 

一周目の9番のボギーはパー5のセカンドで2オン狙いからのわずかにショートして池ポチャ。二周目の3番のボギーは3パットのボギーです。千葉市民ゴルフ場は癒やし系のコースなので目標スコアは72。目標に1打及ばなかったですが、ファーストサンプルのアイアン用シャフトは距離感、方向性が安定してたので、18ホール中、17ホールはグリーンを狙うショットはすべてグリーンを捕らえることができました。ただし、シャフトの挙動については改善点があるので、すぐにセカンドサンプルの打ち合わせに入ります。

 

 

 

さて、昨日のラウンドは試作クラブのラウンドでしたので、こだわったのはスコアよりもアイアンショットの出来栄えについて徹底的にこだわりました。なので、グリーンを狙う時はピンの位置に関係なく、グリーン中央狙い。引っかけた時にどれぐらい曲がるのか、コスリ気味に打った時にどれぐらい曲がって、どれぐらい距離が落ちるのかをチェックしました。千葉市民ゴルフ場は初心者にもやさしいレイアウトなので、こういったテストにはぴったりのコースです。

 

 

そして、そして千葉市民ゴルフ場はコースで練習するのにもピッタリです。OBが少なく、隣ホールに行ってしまってもワンペナとかありません。それでいて池もあるので適度にプレッシャーがかかるホールもあります。

 

 

では、どんなコースに出たらどんな練習をするとスコアアップにつながるのか?

 

 

コースで練習する時、一番大事なことは、、、、、

 

絶対にスコアを付けないことです!!!!!!!!!

 

 

練習なんですから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、多くのアマチュアゴルファーはコースに出るとスコアを付けるのが当たり前と思っている節(ふし)があり、コースに出たスコア至上になっています。気持ちは分りますが、スコアを付けたら練習はできません。スコアを付けると「いいスコアを出したくなり」、練習どころじゃなくなるからです。

 

 

スコアを付けない次に心がけてほしいこと、それは、、、

 

 

 わざとミスショットを打つことです。

 

 

 

これまた普段スコアを付けてプレーしている人にとっては、「ナイスショットを打つことよりも難易度が高く」なります。なぜなら、わざとミスショットを打てば、当然のことながらスコアは悪くなる。それが分っているから、わざわざコースでミスショットを打つとうのは難題なんです。

 

 

例えば、バンカーショットが苦手だとしましょう。こういう場合、コースでやってもらいたいのは、グリーンを狙うショットはすべてバンカーに入れてしまうこと。そうすればバンカーショットを打つ回数が増え、バンカーショットの練習になります。バンカー練習場と違って、コースで打つバンカーショットは1発だけ。1発しか打てない状況下で練習してこそ、バンカーショットの技術を磨けます。

 

 

例えば、パットがショートしがちならば、すべてのパットを1mオーバーさせる。3パット、4パットしてもいいからファーストパットをオーバーさせてみる。

 

 

例えば、ティショットをひっかけて左の池に入るならば、すべてのティショットを右のラフに打ち込む。

 

 

例えば、セカンドショットがチョロやザックリが多いならば、どれだけ距離が残っていようとも9番やPWでセカンドを打つ。

 

 

例えば、グリーン周りのアプローチが苦手ならば、グリーンを狙うショットはすべてグリーンにとどかないクラブで打つ。

 

 

超私的に言わせてもらうならば、ナイスショットを打とうとしている限りコースで練習をすることはできません。わざとミスショットを打つことを真剣に考えてプレーすれば、コースで練習ができまます。また、苦手なショットがあるならば、そのショットを打つ回数を意図的に増やすこともコースで練習することにつながるのです。

 

コースで練習するというのはなんとももったいないと思うならば、千葉市民ゴルフ場のような9ホールのコースでプレーすることをお勧めします。9ホールのコースならば同じコースを2周します。1周目は練習ラウンド、2周目はスコアを付けるラウンドができるので、もったいない感じがかなり薄れるはずです。

 

急がば回れではありませんが、コースで本気に練習すれば目先のスコアは悪くなりますが、長い目で見れば経験値が多くなり、その経験値がスコアアップにつながるのです~。

 

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