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2023年02月01日超私的なシャフト試打  フジクラ ベンタスレッドTRの特性はどんなものか!?

意外と好評?ウェア編


月曜日はロッテ皆吉台CCにて18ホールをプレー。今回も乗用カートにはほとんど乗らなかったこともあり、18ホールで約1万9000歩ほど歩くことができました。

 

 

 

せっかくの18ホールということもあって、今回は新作シャフトを2本持ち込み、前半のインコースではフジクラのベンタスレッドTRピンのG430LSTに装着して打ってきました(スタートホールのみ短尺スチール使用)。

 

 

 

長さは45インチ(ヒールエンド計測)でスペックはこんな感じです。

 

 

 

 

50g台のシャフトなのに総重量が330gに達しているのはグリップ重量が約65gあるからです。ツアーベルベットのような50g前後のグリップを装着すれば、総重量は310グラム台になるかと思います。

 

 

 

 

 

 

ベンタスブルーTRとの数値の差はそれほど大きくありませんが、ワッグルしてみると両者の違いが手に伝わります。

 

 

 

 

ブルーのTRは手元側にしなりのポイントを感じるのに対して、レッドのTRはブルーのTRほど手元側はしなりません。しなりのポイントはブルーのTRよりもシャフトの中間寄り。そして、先端側がブルーのTRよりもしなり量が多いのが手に伝わります。

 

 

 

 

ワッグルした段階で、レッドのTRブルーのTRよりも捕まりを良くしたい意図が窺われます。ただし、とにかく捕まり重視というよりは、ブルーのTRと比較して捕まりやすいという感じです。

 

 

 

 

実際に打ってみてもワッグル通りでした。ロッテ皆吉台の12番ホールは左に大きくドッグレッグしたパー4。曲がり角よりも10ヤードぐらい狙ってうったら、狙った方向に打ち出され、軽いドロー弾道でフェアウェイに着弾。目視ですが5ヤードほど左に曲がった感じです。

 

 

 

他のホールでも軽いドロー弾道になり、右にスッポ抜けるミスは出ません。ただし、左に大きく曲げようとした時も左曲がりの度合いは控えめ。強いドローを打とうとしたホールでは、イメージとは裏腹にほぼストレートに近い弾道。インサイドからあおって打ってみても、左に曲がる度合いが少なかったです。

 

 

ブルーのTRに比べると先端側が少し軟らかいので捕まりが良いですが、しなり戻りはスピーダー系ほど速くないのでしょう。インパクトゾーンでは鋭くしなり戻るのではなく、ベンタスならではのややスローにしなり戻る感じ。弾き系というよりは粘り系のような感じなので、捕まるけれど捕まり過ぎない弾道が打てるのではないかと思います。

 

 

 

 

ベンタスシリーズのシャフトというのはスピーダーNXシリーズにとは違って、インパクトゾーンでのシャフトのしなり戻りの加速感をあえて抑えて設計しているのではないかと思っています。

 

 

 

ベンタスシリーズはスイング中にシャフトが出しゃばりません。

 

 

 

シャフトが出しゃばらない中でも、レッドのTRは捕まりが少し良くなるような味付けがなされていると思われます。

 

 

 

 

超私的には、コントロールが利いたフェードを打つならブルーのTR、コントロールが利いた曲がりの少ないドローを打つならレッドのTRをお勧めしたいです。

 

 

 

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