マーク金井blog

カテゴリー: 新製品情報

2020年07月24日超私的な提案 ゴルフクラブを買うタイミングは一体いつがいいのか!?

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梅雨が明けないままに4連休が始まりましたが、昨日は赤羽ゴルフ倶楽部で早朝9ホールプレー。天気予報が良くなかったですが、スタートから最終ホールまで傘をさすほどの雨に降られずにホールアウト。3サムのプレーでしたがプレー時間はサクッと1時間40分ほどでした。

 

赤羽では島田ゴルフの軽量スチールシャフトが装着されたドライバー(エピックフォージド)を使っていますが、同じドライバーを3本所有しています。

 

にも関わらず、一昨日、もう1本買い足しました。エピックフォージドがすごく気に入っていることに加え、マークダウンで「嘘でしょ!!!!」ってぐらいお安いプライスが付いていたからです。

 

 

ちなみに、つるやゴルフ神田駅前店ではピンのG410+も衝動買い。こちらもマークダウンされたばかりなので、かなりお買い得価格で手に入れることができました。

 

マーク金井の場合、ゴルフクラブは中古品で買うことの方が多いですが、新品を購入する場合は、購入する時期がほぼほぼ決まっています。

 

 ひとつは発売直前直後。

 

 

 

新しいクラブを早く使いたいというのもありますが、実は、今どきのゴルフクラブは発売時期に買うのがお買い得です。ゴルフクラブに限りませんが、新製品はスタートダッシュで販売数を伸ばしたい。量販店は数多く仕入れて販売数を伸ばしたい。メーカーも販売店もたくさん売りたいわけですから、、、、、、予約販売の時は大幅値引きに応じてくれる可能性が高いのです。ちょっと待ってからの方が安くなる場合もあったりしますが、大抵は出始めもちょっと待っても購入価格は変わりません。

 

 

 次にお買い得なのは、発売から10ヶ月後ぐらい。

 

 

今回のピンG410もそうですが、多くのモデルは毎年モデルチェンジします。ピンのようにモデルチェンジが9月ぐらいだと、7月下旬ぐらいに現行モデルにマークダウンが入ります。マークダウンが入ると定価よりも40%以上の値引きがあり、同一モデルの中古クラブと同じか、それ以上安く手に入れることができます。

 

 

もちろんマークダウン品の場合、2ヶ月後には新製品が出ることがわかっているので中古ショップで売却する時の査定金額もガクンと下がります。いつもよりもかなり安く買えるわけですから、これは致し方ありません。

 

 

クラブは欲しい時に買うのもいいですが、値動きには一定のパターンがあります。

 

 

 

ゴルフは一年中楽しめますが、秋と春のシーズンに合わせて新製品が出ることが多いです。新品クラブをお安く手にいれたいと思うのならば、購入予定のクラブがいつ発売されているのかを正確にチェックしておけば、マークダウンのタイミングがおのずとわかり、欲しいクラブをお安く手に入れることができるでしょう。

 

 

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2020年07月15日超私的な試打インプレ フジクラ「スピーダーエボリューションⅦ」

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昨日は梅雨の合間をぬってサクッと赤羽GGで薄暮プレーに行ってきました。日本チッパー協会を作ったというのもありますが、キャディバッグには必ずチッパーを入れてプレーしています。チッパーはアマチュアのお助けクラブというイメージをもたれがちですが、そんなことはありません。

 

 

昨日のプレーでもチッパーのおかげでアプローチはノーミス。チッパーを入れるようになってからはグリーン周りからのショットの安定感が増し、OKパー、チップインの回数も確実に増えています。チッパーはゴルフの腕前を問わずスコアアップを狙えるクラブです。

 

赤羽の薄暮プレーを終え、神田に戻る車中でTwitterを見ていたら、、、

 

 

 スピーダーエボリューションシリーズの最新作、スピーダーエボリューションⅦが9月3日発売のニュースが!!!!!

 

情報解禁日が7月13日だったことをすっかり忘れていました(汗)。これでようやく口にチャックしていたスピーダーエボリューションⅦについてお話できます。今回は超私的な試打インプレです。

 

 

手元にはすでにスピーダーエボリューションⅦのシャフトが数種類ありますが、今回は50g台のスピーダーエボリューションⅦ569のSです。ヘッドはピンのG410+(ロフト9度)。長さは45.25インチです。

 

スピーダーエボリューションシリーズは奇数と偶数でシャフトの特性が異なります。今回のエボⅦは奇数なのでエボⅤをベースにアップデートがなされているので、前作エボⅥとは趣が異なるシャフトです。

 

ちなみに前作のエボⅥのシャフトを一言でいうと、、、

 叩けるスピーダー!!!!!

 

 

では、新しく出るエボⅦのシャフトを一言でいうと、、、、

 

 ○○○が走るスピーダー!!!!!

 

 

エボⅤのアップデート版という通り、試打すると先調子感を感じる仕上がり。エボⅥと比べるとシャフトの中間部分から先端にかけての剛性が低く、インパクトゾーンで加速感を味わえます。

 

 

エボⅤに比べてアップデートしていると感じるのは先端剛性。大型ヘッドに対応すべく先端剛性が上がっているのが手に伝わりました。エボⅦは先調子ならではの加速感を実現しつつ、インパクトゾーンではヘッドの挙動が安定するようにチューニングされています。

 

スペックをざっと比較すると、

 

 

 エボⅦ 振動数256cpm センターフレックス値4.11
 エボⅥ 振動数254cpm センターフレックス値4.52
 エボⅤ 振動数254cpm センターフレックス値4.07

 

 

振動数は3つのモデルともほぼ同じですが、センターフレックス値はエボⅥが高めで、エボⅦエボⅤは低め。センターフレックス値を見ることで、エボVの流れをくんでいるのがエボⅦであることが確認できます。

 

 

三菱ケミカルの新作シャフト「ディアマナTB」とフジクラの新作シャフト「スピーダーエボリューションⅦ」を同時に打ち比べると、弾道、捕まりは真逆になりました。どちらのシャフトが合うかは個人差があると思いますが、同じヘッドで両方を同時に打ち比べてみると、シャフトが弾道に及ぼす影響をダイレクトに感じ取ることができるでしょう。

 

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2020年07月10日超私的な考察 2020年秋に出るドライバーの不都合な共通点とは!?

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先週から今週にかけて国内のクラブメーカー3社、シャフトメーカー2社と新製品のミーティングを行いました。いずれもこの秋に出る新製品についてで、シャフトメーカー1社(三菱ケミカル)は都内の練習場での試打で、3社は神田のスタジオで試打&ミーティングを行いました。

 

 

守秘義務があるので詳細をお伝えすることはできませんが、いずれのプロダクトとも共通していることが2つあります。

 

 

 ひとつはさらなる「飛び」。

 

 

飛びをアピールしないクラブ(シャフト)が売れたためしがない、、、、わけですから、「飛び」をアピールするのはお約束事です。各社それぞれ新機能を付加することで前作よりも飛び性能が向上していることを謳っています。加えて、従来モデルよりも「やさしさ」が向上していることもぬかりなくアピールしています。

 

 

もうひとつ共通していること、、、、

 

 

それは純正装着されるシャフトに配されるロゴ。純正シャフトにも関わらず、シャフトメーカーのロゴが大きく目立つようにデザインされていることです。もちろんシャフトメーカのロゴのそばに自社メーカーのロゴも入ってますが、ロゴのサイズは小さくて目立っていません。このため、、、、、

 

 

不都合なことに3社とも純正シャフトは同じようにに見えてしまいます。

 

 

かつては純正シャフトというのはシャフト自体にシャフトメーカーのロゴは入ってませんでした。入っている場合も、ごく小さく「by○○○○」という感じで控えめでした。

 

 

それが数年前からはシャフトメーカーと共同開発した純正シャフトは、シャフトメーカーのロゴの方が大々的に入っており、アフターマーケット用シャフトと見間違うようなデザインがなされているのです。

 

 

今回試打した国内3メーカーのドライバーの純正シャフトを見ると、これでもかっていうぐらい見た目(デザイン)が酷似し、シャフトだけを見てしまうと、どれがどれだか見分けがつきません。加えて、クラブはクラブメーカーの商品なのに、クラブメーカーのロゴよりもシャフトメーカーのロゴの方が大きく、かつ目立っているのです。

 

 

5~6年前ぐらいまでは純正シャフトにシャフトメーカーのロゴが大きく入ることはありませんでした。それが今では、純正シャフトは別注のカスタムシャフトと同じく、シャフトにはシャフトメーカーのロゴが大きくデザインされ、なおかつカスタムシャフトと酷似したデザインがなされているのです。

 

 

国内メーカーが足並みを揃えたかのように純正シャフトをカスタムシャフト風にデザインしたのには理由があります。それについては「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のライブ配信にてお話致します。

 

 

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2020年01月24日超私的な考察 日本で飛躍的にシェアを伸したピンとボルボの共通点とは!?

マーク金井チャンネル生配信 マーク金井ここだけの話 1月2回めは

1月27日21時からです

 


渋野フィーバーで賑わったG710アイアン記者発表の翌日、コースでG710を試打する機会をいただきました。ドライバーも用意されてましたが、プレーの目的はG710の試打と、新しくラインアップに加わったパター、ヘプラーの試打です。ヘプラーについては練習グリーンでこれでもかってぐらいボールを転がしたので、コースではとにかく至る所からG710を試打しました。

 

 

 

出だしの1番では9番アイアンでティショットを打ち、セカンド、サードショットも同じく9番。グリーン周りでSWを試打し、バンカーショット、逆目のラフからのアプローチを打ちました。2番では7番アイアンでティショットを打ち、セカンドも7番。3打目が70ヤードぐらいだったのでここでUW(AW)を試打。グリーン周りでは再び、SWでバンカーを何発か打ち、アプローチもいろんなシチュエーションから打ち、ソールの感触をじっくりテストしました。

 

 

G710はG700の後継機種ですが、マイナーチェンジというよりはフルモデルチェンジと言いたくなるくらい雰囲気、性能面も変わっています。つや消しブラック仕上げのヘッドはより洗練された感じで高級感があります。中空構造は前作を継承してますが、前作よりも打感がソフトになり、フェースが弾き過ぎる感触が減っています。

 

 

ロフトの設定はG700同様、ストロングロフト設計で、

 

 

7番のロフトが28度!!!!!!!!!!!

 

 

ピンの中ではもっとも飛び系のロフト設定ですが、ロフトのわりにボールが上がってくれます。そして、デザインは昔のピンと打って変わって洗練されてますが、、、

 

 

これまで同様、ライ角を選ぶことができますし、バンス角も7番で6度、PWで11度としっかりついているのです。洗練されたデザインを採用しつつ、ピンらしい部分もしっかりと継承されています。超私的には、アイアンの性能もさることながら、SWがピン史上最高の出来上がりではないかと思いました。見た目は特に目立った所がないのに、バンカーショット、アプローチとも「何だこりゃ~」ってぐらいイメージ通りの弾道が打て、かつダフりのミスにも強くなっているのです。超私的にはSWをまっさきに手に入れたくてウズウズしています。

 

 

 さて、今回G710を試打してみて感じたのが、ピンというクラブメーカーは自動車メーカーのボルボと非常に似ていることです。

 

 

 

ピンは昨年創業60年を迎えましたが、ここ数年でモノ作りがガラッと変わりました。かつてのピンは性能重視でデザインは二の次。アイアンヘッドはバレル仕上げでメッキされてませんでしたし、ソケットも付いてません。ピンのクラブは性能はピカイチですが、無骨で少し野暮ったいという所がありました。超私的には、ピンの野暮ったいところが好きで、今でもG25、G30アイアンを手元に置いています。

 

 

 

ボルボもしかりです。レンガのようなボディと称された240とか850ぐらいまでは性能重視で、ボディの形状は無骨で野暮ったい所がありました。ボルボが好きな人はシュッとした流線型のデザインよりも、この無骨さに惚れ込んでたのではないかと思います。

 

 

ピンもボルボも万人受けするデザインではなく、無骨なモノ作りにこだわっていたメーカーでしたが、ある時からどちらも、、、、デザイン(仕上げ)が洗練されてきたのです。

 

 

ピンの場合は、アイアンヘッドはメッキ処理がなされ、ソケットも装着。ヘッド形状やロゴも洗練されてきました。ボルボもVシリーズになってからはボディ形状は箱形から少し流線型になり、フロントグリルもお洒落になっています。

 

 

どちらのメーカーともデザインが洗練されるとともに大幅に売れ行きを伸し、今も好調なセールスを続けています。そして、両メーカーにも共通しているのが

 

 

 デザインはカッコ良くなっても、モノ作りの哲学は踏襲されている!!!!

 

 

ことです。ピンの場合ならばライ角のバリエーションがあり、なおかつソールにはしっかりバンス角が付いてます。ボルボの場合は安全性、走行性に一切の妥協がありません。どちらも、見た目は変わっても創業時の哲学が脈々と継承されているのです。

 

 

ピンにしてもボルボにしても、かつての無骨なデザインが好きだった人にとっては、今どきのプロダクトは物足りなさを感じるかも知れません。しかしながら、両メーカーとも無骨なイメージを払拭し、格好良さを追求したデザインを採用することでシェアを一気に拡大したのではないかと超私的に思っています~。

 

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2月のアナライズセミナー 募集開始しました。

 

マーク金井チャンネルの新企画?

メーカーさんいらっしゃ〜い 今回はコブラプーマゴルフさんがいらっしゃいました。ぶっちゃけトーク満載すぎて、編集のお願いが沢山・・・(いきなり動画撮影しました)ということで是非ご覧ください

 


2020年01月17日超私的な考察 テーラーメイドのSIMとキャロウェイのMAVRIKの意外な共通点とは!?

先週木曜日(1月9日)はテーラーメイドのSIMの記者発表があり、今週水曜日(1月15日)にはキャロウェイのMAVRIKの記者発表がありました。どちらも今月下旬に開催されるPGAショーの目玉商品、そして2020年の主力商品なわけですから、日本での記者発表もたいそう派手に行なわれました。

 

 

ちなみにマーク金井はキャロウェイの記者発表には行けてません。ちょうど同じ時間に、ゴルフ雑誌EVENの取材(YouTube動画)の試打の撮影があり、必死のパッチで試打をしまくってました。もちろんその中には、SIM、SIM・MAXMAVRIK、MAVRIK SUBZEROも含まれており、トラックマンを使ってデータ計測しながら試打しています。

 

 

ゴルフパートーナーの試打職人というYouTubeで、すでにSIMMAVRIKの試打動画をアップしていますので、ここではこの2モデルの意外な共通点について超私的に書いて見たいと思います。

 

カラーリングはSIMがブルー(シルバー)がイメージカラーで、MAVRIKはオレンジがイメージカラー。色使いに共通点はまったくありません。ヘッド形状もSIMはこれまでのテーラーの流れを汲んでますし、MAVRIKもこれまでのキャロウェイの流れを汲んだデザインです。

 

ソール形状についても共通点はなく、SIMはツノのような突起物がソールに配されており、これはかなり目立ちますし。対してMAVRIKはシンプルはデザイン。重量ネジが配されていますが稼働式ではなく、埋め込みタイプになっています。

 

共通点などまったくなさそうですが、実は、どちらもアピールしているポイントがあるのです。それはバックフェース側の形状で、どちらもシャローバックではなく、ハイバック形状をアピールしています。

ここ数年のドライバー、特に外ブラのドライバーはヘッド後方が低く下がったシャローバックが当たりでした。シャローバックにすることで「重心を深く」かつ「重心を低く」することが物理的に可能になるからです。

 

 ところが、これから発売されるSIMMAVRIKともシャローバックを意図的に止め、ハイバック形状になっています。これまでの常識を否定するともいえるデザインを採用していているわけです。

 

テーラーメイドはシャローバックを止めた理由として、、、

 

 

 空気力学的、そして慣性モーメントを上げるにはハイバックが有利
 ただしハイバックにすると重心が上がるのでスピン量が増える(不利)

 

 

SIMにおいては空力力学、そして慣性モーメントを上げるためにあえてハイバックを採用しているとアピールしています。そして、形状的にはハイバックだと重心が上がるので、それを下げるために、ソールに廃した突起物の最後方にウエートを廃することで重心を下げスピン量が減る設計がなされているそうです。

 

 

MAVRIKSIMほどではありませんが、空気力学的にはシャローバックよりもハイバックにした方が有利との理由から、ハイバック形状が採用されています。

 

 

ゴルフクラブはインパクトゾーンでは時速200キロ近く出ることを考えると、空気力学をアピールすることは至極当然だと思います。しかしながら、ゴルフクラブで空気抵抗を一番受けるのはヘッド後方よりもフェース面ではないかと超私的に思っていますし、フェースの厚みが5ミリ変われば、空気抵抗の数値もかなり変わのではないかと思います。

 

テーラーメイドが何度も何度も、クラブ作りは「トレードオフ」だと言ってましたが、まさにその通りだと思います。「トレードオフ」は非常に厄介ではありますが、うがった見方をすれば、、、「トレードオフ」があるからこそ、モデルチェンジしたときに新たなセールスポイントを生み出せるのではないでしょうか。

 

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