マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフ業界情報

2015年02月16日超私的な「ジャパンゴルフフェア2015」現地リポート!!

ゴルフ業界の最大のイベント「ジャパンゴルフフェア2015」が昨日閉幕しました。金曜日から3日間の開催でしたが、マーク金井は今年も皆勤賞。最終日の昨日はサプライズで、エリートグリップさんと、ピンゴルフさんのお手伝いをさせていただきました。画像では、フジクラシャフトさん、EPSONさん、そしてブッシュネルの阪神交易さんで出演させていただきました。

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会場である東京ビックサイトは巨大な展示場で、その西側エリアがゴルフェアの会場です。出展社数は183社。これは昨年よりも数社多いそうですが、実際、会場に足を運んでみると、「うわ~っ、多いな~」というよりも、「ちょっと少ないなぁ~」って感じがしました。と言うのも、テーラーメイドナイキホンマゴルフヤマハPRGRなどの大手メーカーが出展していなかったからです。出展者の数というのは、数そのものも大事ですが、影響力のあるメーカーが数社出ていないと、どうやら実数よりも少ないと認識してしまうようです。ブース全体を見た極めて個人的な印象ですが、

 

エンドユーザーに目立つブースを作っていたのは、
・ピンゴルフ
・キャロウェイ
・ブリヂストンゴルフ
・ミズノ
・タイトリスト
・エリートグリップ
・阪神交易(ブッシュネル)
・ヨネックス
・ユピテル

オシャレ雰囲気のブースを作っていたのは、
・フジクラ
・セブンドリーマーズ
・トライファス
・オノフ
・グローブライド
・USTマミヤ

実直な感じのブースを作っていたのは、
・グラファイトデザイン
・日本シャフト
・三菱レイヨン
・タバタ
・ヤマト徽章

イベント性の高いブースを作っていたのは、
・EPSON
・ゴルフネットワーク

 

全部を網羅していません。極めて私的な印象です。他にもユニークなブースがいつくもありましたが、総じて感じたのはゴルフ業界は真面目で、見本市の要素が強く、イベントの要素が控えめな感じがしました。同じ週に開かれたCP+(カメラショー)に比べると、自社商品をアピールするプロのMCを雇っているメーカーが少なく感じました。そして、トークショーのたぐいもCP+に比べると少ないです。イベント性を高めるならば、もっともっと自社商品をアピールしてもいいような気がします。

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プロダクト(製品)に関して言うと、新製品の展示があるだけというのも少々物足りません。できうるならば新旧比較してほしいです。

旧製品に比べて新製品はどうなのか?どこがどう違うのか? どこがどう進化したのか?

というのをカタログベースで比較するのではなく、実際のプロダクトで比較していただきたいです。そして、その差を体感できるようなスペースも欲しいです。例えば、スノボのビンディングを作っているバートンは、足に乗せただけで新旧製品の違いを体感できる販促グッズを作っています。ジャンルは違いますが、ゴルフフェアに行けば、「いろんな体験ができる」ならば、もっとワクワクドキドキできると思います。

 

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もうひとつ思ったのが他業種とのコラボ。何年前か忘れましたが、ゴルフフェアの会場の一部が外国車の中古車販売スペースになってました。ゴルフと車は親和性が高いので、どちらにもメリットがあると思います。車以外だと、デジカメ、パソコン、アパレル、腕時計、健康器具などともコラボするのも大いにアリでしょう。

 

アジア最大級のゴルフショーであるジャパンゴルフフェア。いろんなプロダクトを観ることができるのが魅力ですが、実は、マーク金井が毎日通うのはもうひとつの理由があります。ここに足を運ぶと、ゴルフ業界のいろんな人とランダムに会えます。これは何よりもの魅力。国内だけにとどまらず、海外のゴルフ関係者もやって来るので、ランダムな意見交換の場でもあるのです。プロゴルファーの来場も多く、イベントに出演するプロだけでなく、プライベートでやってくるプロも結構います。金曜日と土曜日は片山晋呉プロも来られてて、意見交換ができました。

 

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来年のゴルフフェアにはアナライズも「ゴルフの竪琴」でブースを出展できるように頑張りたいと思ってます~。

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2015年02月13日G-SHOCK(プロトレックを含む)を10個も大人買いした本当の理由とは!?

本日から、いよいよゴルフ業界最大のイベント、「ジャパンゴルフフェア2015」が開幕します。場所は東京ビックサイトの西ホール。10時からの開催なので、このブログがアップされる頃には、マーク金井はすでに会場に足を運んでいます。今年は大手メーカーで出展を控えたところが何社かありますが、それでも180社以上のメーカーが出展。ゴルフクラブだけでなく、シャフト、グリップ、弾道計測器、距離測定器、キャディバック、アパレル、シューズ、シミュレーター等々、ゴルフに関するありとあらゆるモノが出品されています。

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今年も試打が充実しており50打席完備。例えるならば、ゴルフフェアは巨大なゴルフショップともいえます。出展品が現地で衝動買い(直接購入)できないのは残念ですが(一部商品は購入可能)、同じ場所でゴルフ関連品がじっくり物色できるのは、物欲大好き人間には年に一度のお祭り空間でしょう。

そしてこの時期は、ゴルフ業界だけでなく、他業種のフェアも開催されています。

2月12~15日 カメラフォトイメージショー2015 パシフィコ横浜
2月17~19日 ジャパンスノーショー2015 パシフィコ横浜

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なんとなんと、ゴルフフェアと同じ週にカメラショー、翌週にはスノーショーが開催。デジカメとスノボが大好きな人間にとっては、この1週間はまさに盆と正月が一緒に来たような1週間、まさにまさにゴールデンウィークです(笑)。ちなみに、ゴルフフェアも再来年からは東京ビックサイトではなく、パシフィコ横浜での開催が予定されています。

 

3つものショーに行けば、ますます物欲に拍車がかかりそうなマーク金井ですが、腕時計の衝動買いはそろそろ一段落しそうです。カシオのG-SHOCKを最初に購入した時、とりあえず10個揃えると宣言したのですが、すでに9個入手しました。10個目も購入モデルが決まっているので、腕時計は上がりです。購入したのはG-SHOCKが8個、プロトレックが2個です。

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時計を10個も大人買いするなんて、ずいぶんと贅沢なことをやってのけました。腕に嵌めることができるのは1個だけなことを考えると、ドライバーやパターを10本大人買いするよりも無駄遣いかも知れません。そして何より、10個という数にも基準がありません。何となく、ほんとに何となくですが、

 

10個ぐらい所有すれば、G-SHOCKってどんな時計なのか分かるかも知れない。

自分に似合うG-SHOCKが見つかるかも知れない。

 

と思ったからです。そして、さらに本音を言えば‥‥マーク金井は購入候補の中からひとつ選ぶと、必ずと言っていいほど、選ばなかったモノを高く評価してしまう性癖があるんです。例えば、AとBとCの内、Aを選んで買ったとしましょう。3つともそこそこ気に入っている場合、Aに対して満足していても、「実はBやCはもっと満足できるかも」と思ってしまい、せっかく購入したAの評価が下がってしまいます。心理学的言うと、

 

「損失回避性」が並外れて強いのだと思います。

 

損失回避性とは、心理学用語で、「同じ額の利益と損失では、損失をより大きく評価し、損失を避けようとする心理的傾向」のことです。選ばなかった方(買わなかった方)を過大に評価してしまう性癖があるために、衝動買いする時も普通に買い物する時も、可能な限り迷った時は必ず大人買いします。コストはかかりますが大人買いすれば「損失回避性」は発生しません。何かを選ばなかったことでクヨクヨしないで済むと思えば、大人買いは「まんざら悪いことではない」と思ってしまい、あまり躊躇せずに大人買いします。

 

カシオのG-SHOCKにしてもそうで、「これいいなぁ」「自分に似合いそうだなぁ」とセレクションしたモデルは、どれかひとつを選ぶのではなく、候補をすべて購入。これにより、「損失をより大きく評価」するという考え方を消し去ることができました(笑)。

 

ちなみに、「損失をより大きく評価」するというのが顕著に表れるのは、限定品です。G-SHOCKを購入する時も、通常品よりも限定品の方を高く評価し、実際、限定品を好んで購入しています。

 

実は、これらの消費行動というのは腕時計だけに限りません。デジタルカメラ、パソコン、スマホも当てはまりますし、実はゴルフクラブも当てはまります。メーカーは狙っているかどうか分かりませんが、定期的にゴルフクラブの限定品を発売していますが、その多くは通常品よりも売行きが好調ですし、完売になることが多いです。「損失回避性」を逆手にとっているかどうかは定かではありませんが、ユーザー側からすれば、限定品は評価が高くなって衝動買いする確率が上がります。

 

 

そして、通常のクラブを購入する場合も、「損失回避性」というのは発生します。例えば、

 

ロフト9度と10度を迷って、どちらか選んだ時
シャフトをSにするかRにするか、迷った時
A社のドライバーにするかB社のドライバーにするか、迷った時

 

二者択一で、どちらかハッキリ決まって選んだ場合は、買っていない方のスペック(モデル)に対して必要以上に高い評価を下すことはないでしょう。しかし、最後の最後までどちらにしようか迷っている場合は、恐らく、多くの人は、選んでいない方のスペック(モデル)を必要以上に高く評価する可能性があります。そして、選んでいない方のスペック(モデル)ならば、もっといい結果が手に入れられるかもなんて妄想します。

 

なのでメーカーさんにお願いがあります。ヤマハさんがやっているようにヘッドとシャフトをバラバラで購入できるようにして下さい。クラブをパーツごとに購入できれば、ロフト9度と10度のヘッドを購入して、シャフトは1本。ヘッドはひとつでシャフトはSとRの両方を購入といった大人買いがしやすくなります。大人買いのハードルを下げることもクラブの売り上げアップにつながりますし、ユーザーにとっては「損失回避性」に陥らないで済みます。マーク金井みたいな人間は「案外少なくない」と勝手に思ってますので、何卒よろしくお願いします~。

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2015年02月08日ボールの打ち出し方向をコントロールするのに必要な技術とは!?

あっという間に1月が過ぎ去り、2月も2週目を迎えようとしています。今週はチョコレート業界の最大イベン「バレンタインデー」がありますが、実はゴルフ用品業界にとっても最大イベント「ジャパンゴルフフェア2015」が東京ビックサイトで開催されます。今年は2月13日(金曜日)~15日(日曜日)。マーク金井ももちろん毎日会場に足を運んび、微力ですがフェアを盛り上げたく思っています。

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そしてマーク金井が盛り上がっていると言えば、カシオG-SHOCKのコレクション。一昨日、7個目のG-SHOCKを秋葉原のヨドバシカメラで衝動買い。ガルフマスターはすでにイエローを所有してますが、今回はブラック。外観の色、そして秒針の色が違うと、同じモデルでもガラッと雰囲気が異なります。イエローはカジュアルでポップ、ブラックはシックでメカニカル。時計マニアではありませんが、どちらも腕にはめるとワクワクしちゃいます。さらにさらに、G-SHOCKはひとつ買う度に、さらにもうひとつ欲しくなります。この調子だと、そう遠くない日に目標の10個に到達しそうで怖いです(笑)。

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Gショック ガルフマスター

 

 

さて、今日のエントリーは昨日の続きです。打ちっ放しの練習場はゴルフの練習の場ですが、ナイスショットを求めるだけでは上達は望めません。その証拠と言っては何ですが、

練習場の常連さん=ゴルフの上級者

とは限らないからです。練習場にまめに通えばボールを打つことに慣れますが、慣れたからと言って、ゴルフが上手くなるとは限らないからです。では、どんな練習場でどんな練習をすれば、上達できるのか?

 

前回のエントリーで、

アドレスの向きをチェックしながらボールを打つこと。
ボールの打ち出し方向をチェックしながらボールを打つこと。

 

この2つを意識しながらボールを打つことが大事だと書きました。アドレスの向きに関しては、地面にクラブや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。ただし上半身の向きはこれだけではチェックできません。iPhoneやスマホを使って自撮りすることもお勧めします。ボールの打ち出し方向については、人工マットの前方地面にガムテープや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。こちらも、iPhoneやスマホを使うことで、より正確に打ち出し方向をチェックできます。

 

そして、ボールが打ち出される方向のことを「出球」といいますが、この「出球」を揃えることができると、コースに出た時も方向性が安定します。では、どんな練習をすれば「出球」が揃ってくるのか?

 

ボールが打ち出される方向はフェースの向きと打点位置でほぼ決まります!!!!!

 

そうです、「出球」を揃える上で大事なのはインパクト時のフェース向きと打点位置。正確に言うと、ロフトが少ないクラブほどフェース向きでボールの打ち出し方向が決まり、ウエッジのようにロフトが多くなってくると、フェースの向きだけでなくスイングの方向も「出球」に影響します。ただし、ロフトが多くなっても「出球」に影響が大きいのはフェース向きです。

 

「出球」を意識して練習してみると分かりますが、ショットが安定していない人ほど、スコアメイクに苦労している人ほど、「出球」が不安定です。狙いよりもボールが右に出たり、狙いよりもボールが左に出たりしています。対して、ショットが安定している人ほど、スコアメイクが上手い人ほど、「出球」が揃っています。「出球」が揃っていれば、コースに出た時も「逆球」が出づらく、突発的なミスが出ません。コース攻略しやすくなるからです。

 

では、なにを意識すればフェースの向きをコントロールできるようになるのか?

ポイントは2つ。
ひとつはフェース面の向きを意識してシャットに振る練習をすること
もうひとつは重心距離を意識して(重心距離を感じながら)練習すること

 

片山晋呉プロも言ってますが、今のクラブを使いこなすには、重心距離を感じる練習が必要です。加えて、重心距離を意識して(感じて)練習することが、フェースの向きを上手くコントロールすことにつながるのです。

 

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マーク金井はスイングの型(形)にこだわって練習していますが、それと同じぐらいこだわっているのが、スイング中のフェースの向きです。フェースがどこを向いているのかを感じながら素振りすること、フェースがどこを向いているのかを感じながらボールを打つことが、ゴルフ上達に欠かせないからです。アナライズでは重心距離が50㎜もあるミニクラブ「スーパーシャットくん」をラインアップしていますが、50㎜というのは市販クラブよりも重心距離が長くなっています。クラブは非常に短いですが、重心距離は非常に長い。これにより、通常のクラブよりも重心距離を感じやすくなっています。

 

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ミニクラブは数多くあれど、重心距離が長いのはスーパーシャット君だけです

 

 

 

練習場でボールを打った時、「出球」が狙いよりも右の時は、インパクトでフェースが開いているか、打点位置がフェースのトウ寄りになっているとフィードバックして下さい。逆に、「出球」が狙いよりも左の時は、インパクトでフェースが被っているか、打点位置がフェースのヒール寄りになっているとフィードバックして下さい。これを意識しながら練習すれば、「出球」を揃えるために何をやればいいのか分かってくるでしょう~。

 

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開催日

2月 7日(土)  14:00~18:00
2月11日(水)祝 11:00~13:00 14:30~17:00
2月14日(土)  15:00~18:00


上記時間内はご予約なしでいつでもご来店いただけます。
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2015年02月06日ゴルフ練習場で「やっていい練習、やってはいけない練習」とは!?

昨日(木曜日)もホットリストジャパンの試打を行いました。場所は千葉県のジャパンゴルフスクール。フェアウェイウッド、ユーティリティに加え、ウエッジとアイアンも試打し、久しぶりに1日で約130モデルのクラブを打ちました。審査の為の試打ですから、単純に打つだけではありません。フッカー向けのクラブなのか、スライサー向けのクラブなのか。ハードヒッター向けのクラブなのか、それともシニア向けのクラブなのか。対象ユーザーを意識してボールを打ち、対象ユーザーが求める弾道が打ちやすいかどうかも入念にチェックします。

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丸々2日間、練習場にいました。ジャパンゴルフスクールは設備環境が良く、暖房設備が整っていることもあって、平日の昼間でも多くのゴルファーで賑わっています。そして、来場しているゴルファーは熱心にボールを打っています。練習場にいると、ゴルフが好きな人が多いことを再確認できます。その一方で、もったいないと思うこともあります。何がもったいないかと言うと‥‥

 

ほとんどのゴルファーは一生懸命ナイスショットを打つ練習ばかりです。

 

どこの練習場に行っても、真っ直ぐ飛ばそう、遠くに真っ直ぐ飛ばそうとしている人ばかりです。練習の目的が「真っ直ぐ打つ」こと、「遠くに真っ直ぐ打つ」ことになっている人がほとんどです。そして、ほとんどのゴルファーはボールを熱心に打っていますが、他のゴルファーを熱心に見ている人も非常に少ないです。

 

そこで今回のエントリーは、打ちっ放しの練習場で「やっていい練習、やってはいけない練習」についてです。

 

今週の週刊ゴルフダイジェスト(2月17日号)で、片山晋呉プロは練習についてこんな風に語っています。

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悪いスイングのままいくらボールを打っても癖の上塗りにしかならない。正しいスイングが出来ていないのに、ただやみくもにボールを打っているのは、悪い癖を上塗りしているしだけ。それな練習器具で素振りをする方が、ずっとスイングは磨かれる。
(以上、週刊ゴルフダイジェスト 2月17日号より引用)

 

片山プロも言っているようにやみくもにボール打つ(ナイスショットを打ちたい)練習だけでは上達への道のりは遠いです。悪い癖を固めるリスクも高くなります。

 

では、どんな練習をすればいいのか?
では、どんな風にボールを打てばいいのか?

片山プロは練習器具を使ってボールを打っています。そしてガイドラインを使ってボールを打っています。言い換えると、自分の感覚ではなく、客観的にかつ、自分を俯瞰的に見ながらボールを打っています。これは大いに見習うべきです。具体的に言うと、

 

アドレスの向きをチェックしながらボールを打つこと。
ボールの打ち出し方向をチェックしながらボールを打つこと。

 

アドレスの向きに関しては、地面にクラブや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。ただし上半身の向きはこれだけではチェックできません。iPhoneやスマホを使って自撮りすることもお勧めします。ボールの打ち出し方向については、人工マットの前方地面にガムテープや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。こちらも、iPhoneやスマホを使うことで、より正確に打ち出し方向をチェックできます。

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体の向きと打ち出し方向

 

この2つがズレていてもナイスショットは打てますが、そのナイスショットは根拠のないナイスショット。練習場のように同じ場所から何発も打つならば問題ありませんが、コースに出た時には1発勝負。体の向きと打ち出し方向がズレている人の場合、コースに出た時に狙った方向にボールを飛ばすことが非常に難しくなりますし、ミスショットが出るリスクも高くなります。

 

ボールが打ち出される方向のことを「出球」といいますが、この「出球」を揃えることができると、コースに出た時も方向性が安定します。では、どんな練習をすれば「出球」が揃ってくるのか? それについては次回じっくり説明しましょう~。

 

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2015年02月05日スピン量が多い人とスピン量が少ない人のスイングの違いとは!?

毎年恒例のホットリストジャパンの試打が昨日から始まりました。ホットリストとは米国ゴルフダイジェストが始めたゴルフクラブの性能評価&審査で、毎年、評価が高いクラブに賞が与えられます。国内ではGDOが主催し、今年で4年目を迎えます。米国同様、有識者が審査員となって入念に審査し、評価が高いクラブに賞が与えられます。

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HOT LIST”とは、米国「Golf Digest」誌が2004年から実施しているゴルフギアのレーティング企画。同誌が30万ドル以上(2012年度)のコストをかけ、100年を超えるゴルフ業界での経験をもとに、ゴルフギアの有識者や一般アマチュアによる試打評価(機能性45%、見た目・音・打感20%)、科学者と有識者による革新性の評価(30%)、販売店関係者とゴルフ業界関係者による需要性(5%)の評価を総合して、ゴールド、シルバーのバッジをつけるもの。日本で発売されている最新のゴルフクラブを対象に受賞クラブを決めるのが“HOT LIST JAPAN”である。(GDOホームページより引用)

 

昨日はドライバーとパターを80本近く試打してきました。FBで、「1本あたり何球ぐらい打つのですか?」という質問がありましたが、マーク金井の場合は、クラブによって球数が変わります。平均すると5~10球ぐらいですが、実は、いいクラブほど球数を打ちません。

 

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いいクラブは1球打っただけで性能がほぼ分かります。

 

対して、性能が分かりづらいクラブ、対象ユーザーがはっきりしていないクラブは球数が増えます。打ってもクラブから返ってくるフィードバックが少ないからです。マーク金井に関して言えば、球数をたくさん打ったクラブは評価があまり高くありません。クラブの個々の性能、審査基準については守秘義務があるので、ここでは一切書けませんが、ゴルフクラブはボールをたくさん打ったからと言って性能が分かるとは限らないのです。

 

ホットリストの審査員はゴルフクラブに造詣が深い人によって構成されていますが、その属性はバラエティに富んでいます。プロゴルファーももちろんいますし、メディアでお馴染みのテスター、そしてもちろんアマチュアゴルファーもいます。年齢構成、ヘッドスピード、持ち球も様々です。そんな中、昨日はユニークなシチュエーションを垣間見ることができました。典型的にスピン量が多いアマチュアと、典型的にスピン量が少ないアマチュアが、並んでドライバーを試打していたのです。まったく同じドライバーを打っているにも関わらず‥‥

 

スピン量の多いゴルファーのスピン量は4000回転超え
スピン量が少ないゴルファーのスピン量は2000回転前後

 

ヘッドスピードは2人とも43m/s前後。ヘッドスピードが同じなのにも関わらず、同じドライバーを打つと、スピン量が2000回転以上も異なるのを目の当たりにしました。そこで、今回はスイングとスピン量の関係について説明したいと思います。

 

スピン量が多いゴルファーの特徴

・クラブの軌道がアウトサイド・イン
・ダウンスイングで手首のコックが早くほどける
・ダウンスイングでヘッドが高い位置から降りる
・ダウンスイング以降、右サイド(右肩)の運動量が多い
・ダウンスイングで右ひじが伸びるのが早い
・インパクトゾーンで手、腕を早く振っている

右手を使って打つタイプ、手打ち(手の運動量が多い)タイプは総じてスピン量が多いです。

 

対して、スピン量が少ないゴルファーの特徴

・クラブの軌道がインサイド・アウト
・ダウンスイングでシャフトが寝ている
・ダウンスイングで左サイド(下半身)の運動量が多い
・ダウンスイングで右ひじが伸びるのが遅い
・インパクトゾーンで手、腕のスピードが遅い
・インパクトゾーンでグリップが浮く度合が大きい

左サイドのリードが大きいタイプ、ボディーターン(下半身の運動量が多い)タイプは総じてスピン量が少ないです。

 

FBでスイング動画をアップしましたが、同じタイミングで打ってもらうとクラブの振り方が正反対。スピン量が多いゴルファーはクラブを上から下に振り下ろす度合が大きく、スピン量が少ないゴルファーはクラブを下から上に振り上げる度合が大きいのが見て取れます。

この2人は極端な例ですが、スピン量が総じて多い人(ボールが吹け上がりやすい人)は、程度の差こそあれ右サイドの運動量が多く、クラブを上から下に振り下ろす度合が大きいと思って間違いありません。スピン量が総じて少ない人(ボールがドロップしやすい人)は、程度の差こそされ左サイドのスピン量が多く、クラブを下から上に振り上げる度合が大きいと思って間違いないでしょう。

 

今どきのドライバーの中には、スピン量をコントロールできるモデルも多いですが、調整機能をフルに活用しても調整できるスピン量は300~500回転ぐらいです。対してスイングが変わるとスピン量は2000回転以上も変わります。極端にスピン量が多いゴルファー、極端にスピン量が少ないゴルファーは、クラブ選びも大事ですが、ほんとうに適正スピン量を打ちたいならば、スイングを変化させることも大事です~。

 

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