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カテゴリー: 超私的な考察

2020年11月25日超私的な考察  ここ一番でチーピンや左に引っかけてOBが出やすい人の共通点とは!?

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昨日は1日で2つのゴルフ場に行ってきました。ひとつめは千葉市民ゴルフ場(千葉県)。トップの組がスタートする前、午前7時過ぎから9番ホールのグリーン脇で
月刊ゴルフダイジェストの撮影。4つのソールをラインアップしているウエッジを、バンカー、花道、そしてラフから使い、その性能を吟味してきました。

 

 

神田に戻って日刊ゲンダイの原稿を1本仕上げ、午後からは赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホールプレー。時折小雨がぱらつきましたが、風が穏やかだったこともあって思ったほどは寒さを感じずに回れました。今回は、タイトリストのTSi2ドライバーUSTマミヤのアッタスダースの5Sを装着したドライバーをテスト。アッタスダースはすでにテーラーメイドのSIM MAX-Dどライバーでテストしているので、ヘッド違いで挙動がどうなるかをテストしました。

 

 

ーーー□ーーー△○  37(パー35)

 

 

13番のダボはセカンドOBなので、ドライバーはノーミス。赤羽のインでもっともプレッシャーがかかる14番もティショットは狙い通りのフェードでフェアウェイ中央を捕らえることができました。

 

赤羽の14番はティグラウンドからグリーンまで左サイドがOB。ティグラウンドに上がると否応無しにOB杭が目に入るので、フッカーやチーピン癖がある人には、フェアウェイの幅が必要以上に狭く感じるホールです。昨日も、前の組のプレーヤーが左に行かないように打つと宣言しているにも関わらず、ボールは左サイドのOBゾーンに吸い込まれてました。マーク金井の同伴者も、それまでいい球を打ってたにもかかわらず、この14番では打った瞬間にOBだと分る引っかけ球を打ってしまっています。

 

赤羽ゴルフ倶楽部のWEBサイトより転載

 

この赤羽の14番に限らず、左サイドが危険になると、途端にチーピンや引っかけを打ってしまうアマチュアゴルファーが少なからずいますが、これには理由があります。

 

 

左が危険なホールで左に曲がるミスが出る最大の理由、、、、

 

 

 

それはボールを打ち出したい方向にクラブを振ってしまうことです!!!!!

 

 

左が危険なホールの場合、ゴルファーは意識するしないに関わらずボールを右(コースの右サイド)に打ち出したくなり、その結果、ヘッドの軌道が普段よりもインサイド・アウト軌道になってしまってしまいやすいのです。加えて、右に打ち出したい分だけ、ダウンスイングでお尻がボール方向に近づくように動き、その影響で打点位置がヒール側になりやすいのです。

 

 

 

強いインサイド・アウト軌道で打点位置がヒールに偏ると、、、

 

 

 

ボールは右ではなく左サイドに打ち出され、そしてインサイド・アウト軌道になっている分だけボールにはフックスピンがかかり、チーピンや引っかけが出るべくして出てしまうのです。

 

 

左サイドが危険なホールでは、ボールを右に打ち出したいという気持ちを抑えることはまずできません。危険を避けたくなれば、危険な場所から遠い場所に打ち出したくなって当たり前だからです。

 

 

では、どうすれば左が危険なホールで左へのミスを減らせるのか?

 

 

 

ポイントとなるのはフェース向きと打点位置です!!!!

 

 

アドレスでフェースを開けるだけ開き、フェースのトウ寄りでボールをヒットすることに意識を持っていって下さい。この2つが出来ていれば、インサイド・アウト軌道が強くなってボールを右に打ち出せるようになり、左に飛んで左に曲がるチーピンや強いフック弾道になるのを防げます。

 

 

苦手ホールでいいスイングをしようと思ってもできません。気に入らないかも知れませんが、苦手なホールでは気に入らないスイングをしてでも上手くやり過ごした方が、現実的な解決策になるのです。

 

 

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2020年11月16日超私的な考察  高速グリーンに本当に適しているパターの条件とは!?  

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土曜日は千葉市民ゴルフ場(千葉県)で担ぎセルフの18ホール。ラウンド後、新幹線でサクッと移動し、日曜日は仙台の仙塩ゴルフ倶楽部で歩きの18ホールをプレーしてきました。

 

 

どちらのゴルフ場も9ホールなので、18ホールプレーする場合は2周します。同じコースを続けて回れるので、後半は良いスコアになるのが当たり前な感じがしますが、そうは問屋が卸してくれないのがゴルフ。千葉市民では前半はパターが入りまくって3アンダーのスコアが出ましたが、後半はパットをことごとく外し2オーバー。パターは運や状況に左右されやすく、本当に水物です(汗)

 

 

 

千葉市民仙塩もグリーンはベント芝。転がりは実にスムーズで、気持ちが入っていれたくなってパンチが入ると「やめて~」って叫びたくなるほどオーバーするのを避けられません。加えて、下りのショートパットを残すと、やっていはいけないと分っているにもかかわらず、、、、オーバーするのが怖くなってインパクトが緩むミスが出ます。

 

 

千葉市民でも仙塩でも、ショートパットでプレッシャーが強くかかるのはすべて下りでした、、、、

 

 

この時期はグリーンのコンディションが良いのでスティンプメーターで10フィートを越えてくるゴルフ場が多いですし、下りのラインともなれば13フィートぐらい出てきます。傾斜が強いグリーンだと、触っただけでも数メートル転がることも珍しくありません。加えて、高速グリーンはオーバーのミスだけでなく、オーバーをビビってしまうと大ショートのミスも出ます。

 

 

では、高速グリーンではどんなパターを使えば、距離感が安定するのか?

 

 

 

高速グリーンというのは自分がイメージしたよりもボールが転がってしまうグリーンの事を言うのではないかと思っています。自分のイメージ通りにボールが転がってくれるならば、わざわざ「高速」とは言わないからです。ちなみにグリーンが遅く感じる場合、遅いという言葉が出るのは自分のイメージよりも転がらないからのはずです。

 

 

と言うことは、、、、、、

 

 

高速グリーンで相性が良くないのは、、、

 

 

自分のイメージよりもボールが転がってしまうパタ-、いわゆる球足が伸びるパターではないかと超私的に思っています。フェースの弾き感が強いパターも、ボールが転がり過ぎるのではないかという怖さもあります。

 

 

高速グリーンで相性が良いのは自分のイメージ通りにボールが転がる(ボールが止まる)パター、もしくは自分のイメージよりもボールが転がりにくい(ボールが止りやすい)パターではないかと思っています。

 

 

転がりが良くないというとイメージが悪そうですが、思ったよりも転がらないということは高速グリーンが高速でなくなるのと同じです。下りのラインも下りの度合いが弱くなるのと同じです。

 

 

では、球の転がりは何で決まるのかというと、、、

 

 ロフトが多いほど転がりづらく
 フェース面が軟らかいほど転がりづらく(反発が下がるので)

 

 

なってきます。ヘッドの重さに関しては軽い方がボールが転がりづらくなりますが、反面、軽いとインパクトでパンチが入りやすくなります。ヘッドが重くなるとインパクト時に反発が強くなる反面、ゆっくりストロークしやすいのでヘッドをスピードを落としても安定したストロークができるメリットがあります。

 

 

マーク金井はロフトが多めのパターを好んで使っていますが、ロフトが多くなるほどにインパクトで摩擦抵抗が増え、転がりづらくなります。転がらないというとイメージが悪いですが、高速グリーンでは転がりづらいパターの方が、インパクトが緩みづらくなるので距離感を整えやすくなるのです。

 

 

実際、土曜日、日曜日のラウンドでも、ロフトが多めのパターを使うことで、インパクトが緩むミスを最小限に抑えることができました。

 

ゴルフはボールを飛ばすことよりも、ボールを狙った所に止める競技です。それを嫌と思い知らせてくれるのが高速グリーンではないでしょうか。

 

 

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(先日告知しました動画の内容が異なっておりました訂正しました。申し訳ありませんでした!是非御覧ください)


2020年11月11日超私的な考察  「整うショットが打てるクラブ」とは一体どんなクラブなのか!?

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コロナ禍の影響で半年以上開催が伸びたマスターズ。いよいよ今週木曜日から開幕ですが、11月にマスターズが開催されたことは一度もありません。春と秋とでは芝の状態が違いますし、風もガラッと変わってくるはずです。マスターズは同じコースで開催なので出場回数が多い選手が有利だと言われてますが、今年に限ってはこれまでの経験が必ずしも役に立たない可能性がありそうです。

マスターズ開幕前に注目を浴びているのがブライソン・デシャンボー。ドライバーが400ヤード飛んだとか、2番のパー4を3wで打ってグリーンオーバーしたとか、話題に事欠きません。いったいどんな風に攻めるのか想像が付きませんが、もしもデシャンボーが優勝してしまえば、ゴルフクラブやボールに関して新たな規制が入るかも知れないです。

 

 

 

 

今やツアー選手とアマチュアゴルファーのドライバーの飛距離差は100ヤード以上。ここまで差があるとまったく別次元で、ゴルフの組み立て方、コース攻略(コースマネジメント)もまったく違ったものになってくるのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

誤解を恐れずに言えばアマチュアが白ティで普通のコースをプレーするのにはツアー選手のような飛距離は必要ありません。100を切る、90を切る、80を切る、そしてパープレーをするのに必要なのは、「整うショットが打てるクラブ」を使い、「整うショット」を打つことです。

 

 

では、整うショットとはどんなショットなのかというと、、、、

 

 

 

同じエリアにボールが止まるショットこそが整うショットです。

 

 

 

 ・例えば、ドライバーならば直径15メートルぐらいの円の中に入るショット。
 ・例えば、アイアンならばグリーンエッジの中に収まる円の中に入るショット。
 ・例えば、ウエッジならば直径5メートルぐらいの円の中に入るショット。

 

 

 

要するにナイスショットとミスショットの差ができるだけ少ないショットこそが、整うショット。そして、整うショットを打つために必要なクラブとは、、、、

 

 

 キャリーの距離、ランの距離にバラつきが少ない
 ・球の高さにバラつきが少ない
 ・スピン量にバラつきが少ない
 ・打点位置にバラつきが少ない
 ・左右の曲がりにバラつきが少ない

 

 

整うショットを打つには整うショットを打ちやすいクラブを使った方が有利です。マーク金井がそのことに気がついたのは、チッパーを使うようになってから。SWでアプローチすればスピンが利いた球が打てる反面、打点位置が少しズレただけでスピン量が変わり、落下後のランに差が出ます。

 

 

 

対して、チッパーはウエッジに比べるとスピンはかかりませんが、反面、スピン量に大きな差が出ません。スピン量に差が出づらいので、キャリーとランの距離にバラつきが少なく、整うショットが打てます。ショットが整えば、当然ですがスコアの取りこぼしが減り、スコアメイクにつながります。

 

 

 

ドライバーやFW、アイアンに関してもしかり。昨年からドライバーとFWに島田ゴルフのスチールシャフトを装着したクラブを多用していますが、スチールシャフトを使うのは整うショットが打ちやすいから。カーボンシャフトではフジクラのスピーダーSLK Type-Dを装着してますが、これも整う弾道が打ちやすいから使っています。

 

 

ゴルフの目的は人それぞれだと思いますが、スコアアップがゴルフの目的であるならば、ボールを遠くに飛ばすことよりも、整うショットを打つことを増やした方が、整うショットが打てるクラブを使った方が、目的達成に近づけるのではないかと超私的に思っています~。

 

 

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2020年11月09日超私的な考察  本当はやさしいはずの「FW」が上手く打てない人の共通点とは!?

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昨日は朝4時30分に起きて赤羽ゴルフ倶楽部で早朝ゴルフ。クラブハウスに到着したのが5時30分ですが、駐車場はまだ真っ暗。受付を済ませてスタートホールで順番待ちをしている時も太陽は顔を出してません。6時10分くらいにティオフしたのですが、ティショットを打ち終わる頃、ようやく青空が広がりました。

 

出だしで2mのパーパットをポロッと外してボギー発進、そこから14番でバーディーが取れたのでなんとかパープレーでホールアウト。赤羽のインはパー5がひとつしかありませんが、この日は5Wを3回使い、それらが皆、狙った所に運べたのでスコアを上手くまとめることができたのです。

 

 

ちなみに、今使っている5Wは初代ロケットボールズに島田の軽量スチールを装着しています。

 

 

 

5Wを使ったのは、12番パー5のセカンドとサードショット。そして18番のセカンドです。12番はティショットをチョロし、グリーンまで残り400ヤード。そこから5Wを2回使ってサブグリーンまで運び、寄せワンパー。18番のセカンドは残り165ヤードを5Wで打ってグリーンを捕らえ、2オン、2パットのパーです。

 

 

 

赤羽早朝の後、11時からはアナライズセミナー。午後の講座は「フェアウェイウッドセミナー」で、ここではやさしいはずのFWが「なぜ上手く打てない」のかについて解説し、FWを上手く打つコツについてレクチャーしました。

 

 

さて、このフェアウェイウッド(FW)。

 

上手く打てないアマチュアが少なからずいますが、上手く打てない人に共通していることが2つあります。

 

 

 

 ・ひとつは飛距離を出そうとして力んでいる(クラブを振り回し過ぎている)

 ・もうひとつはボールを上げようとしてすくい打ちになっている

 

 

FWはドライバーの次に飛ばしたい(飛ばさなくてはならない)という呪縛があり、それが力みにつながっています。この呪縛を解くコツは簡単で、飛ばさなくていいと思ってスイングすればいいだけのこと。言葉遊びのように思うかも知れませんが、5Wで150ヤードだけ打とうとすれば、多くの人は150ヤード以上飛んでしまいます。7番アイアンよりも5Wで打った方が、150ヤードを打つのに力が入らないことが分ります。

 

 

 

もうひとつのボールを上げたくなる呪縛に関しては、ボールを低く打ち出すイメージを持つ、もしくはキャリー50ヤードで、ランが150ヤード出るような弾道をイメージすればいいのです。ボールを上げなくていいと思えば、この呪縛を簡単に解けます。セミナーでは具体的に弾道を低くイメージできるドリルを行ってますが、これをやると受講者は、これでもかってぐらいスイングが良くなりました。打ち方については何も言及していないにも関わらず、、、、見事なぐらいすくい打ちをしなくなったのです。

 

 

 

FWでスイングが上手く行かないのはクラブ自体に問題あることよりも、ゴルファーに問題がある場合の方が多いです。FWを手にした時、「遠くに飛ばしたい」ことと「ボールを上げたい」ことが目的になっているから、体がそれを達成しようとして余計な動きを誘発し、それがスイングの乱れとなってミスを招くことになっているのです。

 

 

 

クラブの構造上、同じロフトであればアイアンやUTよりもFWの方が重心が深くなっている分だけボールが上がりやすくなっています。FWは物理的にボールが上がりやすい構造になっているから「やさしい」とプロは口を揃えて言うのです。

 

 

FWセミナーの動画は近々YouTubeDMMのオンライサロンにてアップ致します。ご覧になっていただけると嬉しいです~。

 

 

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2020年11月06日超私的な考察  自分にぴったり合ったシャフトを使うことの功罪とは!?

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11月に入り、朝晩はめっきり冷え込んできました。北海道や新潟では雪も降り始め、軽井沢では人工スキー場もオープン。今シーズンは新たにステップオンのブーツとビンディングを新調したので、スノボに行きたくてウズウズしています。

 

おはようございます。

11/5(木)本日も快晴です。
今朝の気温は-1℃で今季1番の冷え込みでした!
バーンも締まって硬いので、気をつけて滑ってくださいね!
コース幅も少しずつ広がっています!

軽井沢プリンスホテルスキー場さんの投稿 2020年11月4日水曜日

今回、ブーツとビンディングを新調したわけですから、当然、ボード(板)も新調したくてウズウズしてます。これからしばらくは神田のスノボショップに入り浸りそうですが、実は、スノボの板というのはゴルフのシャフトとほぼ同じ構造、ほぼ同じ役割を担っているのです

 

材料こそ異なりますが、どちらにも共通しているのは、

 

 

 

 ・硬さ(フレックス)
 ・重さ(ウエイト)
 ・しなり(反発)
 ・ねじれ(トルク、トーション)
 ・追従性(レスポンス)

 

 

を選べることです。作り方も類似しており、ボードもシャフトもシート(素材)を重ね合わせて成形することで性能を導き出しています。

 

 

では、スノボの板はどんな風に選ぶかというと、、、

 

 

どんな滑りをしたいのかで決まります。鋭くキレのあるターンをしたいのか、パウダーを滑りたいのか、トリックをしたいのか、ゲレンデをクルージングしたいのか、、、等々。

 

 

逆に言えば、滑る目的が何なのかがちゃんと決まっていないと、板を選びづらくなります。初心者、中級者向けという板もありますが、そういう板の多くはターンのきっかけが作りやすい板(ロッカー系)が多いです。この手の板は、ターンのきっかけが作りやすい反面、ズレやすいので鋭いターンには不向きです。

 

 

では、ゴルフシャフトの選び方はどうかというと、スノボの板とは事情が異なります。アマチュアゴルファーの場合、シャフトを選ぶ目的の多くが、、、、

 

 

自分にぴったり合ったシャフトが欲しい!!!!

 

 

「自分に」合う、合わないというのがシャフトを選ぶ目的(基準)になっている人が圧倒的に多いような気がしてます。

 

 

もちろんこれもアリと言えばアリなんですが、この手の答え合わせは危険も伴います。どんな危険が伴うのかというと、、、

 

 

自分にぴったり合ったシャフトを使うということは、今の自分を変えてはいけないということになります。今の自分のスイングにぴったり合うシャフトを選ぶということは、スイングを変えることはできません。スイングを変えたら、「今の自分に合わないシャフト」になってしまうからです。

 

 

加えて、自分のスイングというのもコンディションやシチュエーションで変わります。例えば、「練習場や試打でぴったり合ったシャフト」であっても、コースに出た時は気分が変わるので「自分にぴったり合う」とは限らないのです。

 

 

では、マーク金井はどんな基準でシャフトを選んでいるのかというと、スノボと同じ基準で選んでいます。シャフトを選ぶ基準はどんな弾道を打ちたいかで決めてます。

 

 

具体的に言うと、シャフトを変えると何が変わるのかというと、、

 

 

 ・捕まり具合
 ・弾道の高さ
 ・スピン量
 ・追従性(レスポンス)

 

 

 

例えば、捕まえたい弾道を打ちたいならば捕まりがいいシャフトを選び、捕まり過ぎない弾道を打ちたいならば捕まり過ぎないシャフトを選びます。弾道に関しても、高い球を打ちたいならば高い球が打ちやすいシャフトを選び、低い球を打ちたいならば低い球を打ちやすいシャフトを選びます。

 

 

 

追従性に関しては、弾道を打ち分けたいならば追従性が高いシャフト、左右の曲がりを抑えたいならば追従性が高くないシャフトを選びます。

 

 

重さや硬さも大事なポイントですが、これを選ぶ基準は、、、

 

 

 ・持て余すか、持て余さないか
 ・自分の手に負えるか、手に負えないか

 

 

かなり抽象的ですが、この2つを基準にしてます。

 

 

 

 

河川敷の赤羽をプレーする時や、距離が短いコースでは、軽量スチールを装着したドライバーを使っています。シャフトの重量は100gとかなり重いですが、実際に振ってみると手に負える重さであり、手に負える硬さです。スチールは弾道を抑えられ、かつ捕まり具合がイメージ通り。スイングしていて持て余していないから使っているのです。

 

 

ちなみに、70g台のアスリート向きのカーボンシャフトはまず使いません。それは実際にスイングした時に手に負えない、持て余すと感じているからです。

 

 

整うショットについては、次回のブログで書きます~。

 

 

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