マーク金井blog

2015年07月08日パットのフックラインとスライスライン、どちらが入りやすいか!?

毎週火曜日はGDOの試打インプレッションが更新され、夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。そして新聞連載の締め切り日。1週間の中でもっとも時間の制約がありますが、昨日はお昼にブリヂストンゴルフさんの「ソリューション サービス」の記者発表に参加し、終わるやいなや広尾駅から恵比寿駅駅に向かい、そこから湘南新宿ラインに飛び乗って、赤羽GCでサクッと薄暮9ホールをプレー。恵比寿駅からはなんと直通電車があって、わずか30分弱で最寄りの浮間舟渡駅に着けました。駅からクラブハウスまで歩いて行けるのも赤羽GCの大きな魅力です。

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赤羽GCでは来週木曜日(7月14日)にMTT9の本大会が開催されることもありますが、この時期に雨が降っていないとなれば、ゴルフしないと損な感じがするからです(笑)。そして、先週ラジオでお世話になった大本研太郎プロから教わったパッティングを実践したかったからです。昨日に関しては、風がなかったこともありますが、アイアンの距離感が非常に良くて3バーディー。ボギーがひとつだったので、久しぶりにアンダーで回ってこれました。赤羽はコースレートがそれほど高くありませんが、パーがずっと続いたり、スコアがアンダーになるとかなりドキドキします。いいスコアが続くとパットが段々とショート気味になるのですが、昨日は、大本プロのアドバイスのおかげで最初から最後までパットがショートすることはありませんでした。

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さて、今回のエントリーは左右に曲がるラインのパットについてです。ドライバーショット同様、パットでも右から左に曲がるラインはフックライン。左から右に曲がるラインはスライスと言います。わざわざ言いますと書いたのは、欧米では左右に曲がるパットのラインでは、フックとかスライスという言葉を使わないからです。欧米では、ボールが空中に飛んでいる場合は、フック、スライスという言葉を使いますが、地面を転がる場合は、右に切れるとか、左に切れるという言葉を使うそうです。

 

 このパットのフックラインとスライスライン。

 

皆さんは、どちらのラインが得意でどちらのラインが苦手でしょうか? マーク金井は圧倒的にフックラインが得意で、圧倒的にスライスラインが苦手です。距離に換算すれば、5mのフックラインよりも2mのスライスのラインの方が入る気がしません。特に下りのスライスラインともなると、1mでもかなり苦手意識が働きますし、実際、外すことも多いです。なので、グリーンを狙うショットを打つ時は(100y以上)、大体ワンピン右を狙い、ピンよりも右に乗ると嬉しくなります。持ち球がフックだからしょうがないと思ってましたが、大本プロによると、多くのゴルファー(特に、中上級者)はスライスラインよりもフックラインの方が入る確率が高いそうです。

 

では、なぜにフックラインの方が入る確率が高いのか?

 

フックラインは上手く打っても、上手く打てなくても入ってくれるからです。例えば、2 mの距離でワンカップ左に曲がるとしましょう。この場合、ワンカップ右に目標を定め、ちゃんと打てば入ります(上手くった場合)。そして、もうひとつ入るパターンがあって、インパクトでフェースが開いて当たったり、フェースのトウ寄りでヒットした場合も入ることが多々あります。どちらの場合、ボールは狙いよりも右に飛び出します(パットはインパクト時のフェース向きにボールが飛び出します)。狙ったラインよりも右に飛び出せば、カップの右を通過しそうな感じがしますが、これがカップインしてくれるのです。フェースが開いて当たったり、トウ寄りでヒットするとボールの転がりが弱くなります。転がりが弱くなれば、ちゃんと打てた時よりもボールが左に曲がる度合が大きくなる。結果オーライなんですが、これで弱めの距離感と曲がりが合致し、ボールがカップに吸い込まれる確率が上がってくるのです。

 

他方、スライスラインはフックラインのように結果オーライが望めません。スライスラインは左から右に曲がります。こちらも2mの距離でワンカップ右に切れるとしましょう。この場合、インパクトでフェースが開けばノーチャンスです。インパクトでフェースが閉じたり、ヒールでヒットすると、フックラインと同じように入るチャンスが増えそうですが、実は、そうならないのです。インパクトでフェースが閉じたり、フェースのヒール寄りでヒットするとると、フェースが閉じた分だけボールが強く転がります。ドライバーのチーピンと同じです。結果、狙いよりも左にボールを打ち出し、なおかつ強くボールが転がれば、思ったよりも右に曲がってくれません。結果、ボールはカップの左を通過する確率が高くなるだけなのです。

 

 

大本プロから、このスライスラインとフックラインの違いを教わってから、セカンドショットやパー3のティショットでは、ますます、ピンではなくてピンのやや右に目標を定めるようになりました。グリーンを時計の文字盤に例えるならば、4時から5時。このエリアにボールを運べると、大体はフックラインが残ります。ゴルフコースの多くは手前から奥にかけて受けているからです。フックラインならば、距離が多少遠くても自信を持ってバーディバットが打てるし、カップインする確率が高いことも分かったからです。逆に、近くても時計の文字盤の9時から10時のエリアに乗った時は、強引に狙いにいきません。少々近くても2パット狙いに徹し、とにかく3パットが出ないように心がけています。

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ゴルフは確率のゲームです。フックラインはちゃんと打った時だけでなく、ちゃんと打てなくても結果オーライが出ます。これを教わってから、パッティングはフックラインが好きになりました~。

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年7月7日


カテゴリー パター、パター練習法

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