マーク金井blog

2016年10月28日超私的な考察、ゴルフクラブは何年に一度買い換えるのが好ましいのか!?

アナライズからお知らせ!

10月26~28日 アナライズは社員研修の為 スタジオの営業、商品の発送、メール、電話での問い合わせをお休みさせていただきます

よろしくお願いします

10月30日のセミナーですが、どちらも満席となっております。また次回よろしくお願いします。



昨日は社員研修2日目、九州を代表するコースであり、男子ツアー「KBCオーガスタ」の開催コースでおなじみの「芥屋ゴルフ倶楽部」でプレーしてきました。芥屋でプレーするのは初めてでしたが、テレビで観るのと実際にプレーするのとでは大違いです。各ホールともバンカーの配置、そしてレイアウトが絶妙で雑なプレーは許してくれません。

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特に厄介なのがラフからのショット。日本オープンのような深いラフではないでボールを飛ばすことはできますが、グリーンが固くて速いのでボールがまず止まってくれません。ナイスショットでグリーンを捕らえてもツツッーと転がり奥のラフまで行ってしまいます。そして奥からは大抵が下りの速いライン。上手くっても3メートルぐらいオーバーします。芥屋は高麗グリーンですが、グリーンの堅さ、そして転がりの速さは天下一品。昨日は18ホールで38パットもしでかしましたが、すべて速さに翻弄させられました。

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特に圧巻だったのが7番グリーン(トーナメントでは16番)。ピンが奥に切ってあったのですが、右サイドに外すと、触っただけでグリーンから飛び出るほど速いラインのこります。9番グリーンも厄介でピンが右で左サイドに乗せてしまうと、これまたツルツルいつまでも転がってしまうパットを打つことになります。

 

さて、今回の社員研修でのクラブセッティングですが、ドライバーはエースではなくて、試打用のドライバーをキャディバッグに入れました。来週月曜にPRGRカップに出場するためにエースドライバーは東京に置いておきたかったからです。持ち込んだのは、、

 

テーラーメイドの初代グローレ(ロフト9.5度)

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初代グローレが発売されたのは2012年ですから、今から4年前のドライバーです。松山英樹選手が愛用しているスリクソンZR-30よりは新しいですが、グローレとしては4世代前のモデル。グローレの現行モデルはグローレF2です。

 

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4年前のドライバーですが、エースドライバーのM2よりも飛ばないかと言えば、そんなことはありません。今回、九州で2ラウンドしましたが、「飛ばない」と感じたことは一度もなかったですし、普段と同じ飛距離がちゃんと出てました。芥屋のスタートホールで飛距離をブッシュネルで計測したら、実測で270ヤードを大幅に上回っていました。打ち下ろし、そしてフォローの風が吹いていたとはいえ、ヘッドスピードが46m/s前後でキャリーが255ヤード以上出るドライバーです。

 

このグローレのスペックは、、、

グローレ(ニュートラル)

  • ヘッド重量   約196g(カートリッジ含む)
  • リアルロフト  約10.5度(表示9.5度)
  • フェース角   +1度
  • 重心距離    40.5ミリ
  • 重心深度    39ミリ
  • 重心アングル  24.7度

 

初代グローレは重心設計が絶妙で、非常にやさしく飛ばせます。重心距離と重心深度の数値がほぼ同じで、重心アングルは24.7度とやや大きめ。重心距離が長めな割にはヘッドが返りやすいのでドローが打ちやすいです。マーク金井の場合、M2を使っている時は軽いフェードですが、初代グローレは軽いドローがオートマチックに打つことができます。あえてM2との違いを上げるならば、重心の高さです。M2の重心位置が浅い分だけ低重心。スピンが少ない弾道が打ちやすくなっています。

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今回、初代グローレを久しぶりにコースで打ちましたが、ドライバーの賞味期限というのは1~2年ではないと思います。どのモデルも飛ぶわけではありませんが、数年前のモデルでも、発売当時に評価を受けた現役で全然使えます。松山選手が使うスリクソンのZR-30、片山晋呉選手が使うフォーティーンのCT-112は今でも飛びの性能はトップクラスでしょう。すべてのモデルに当てはまるわけではありませんが、名器と呼ばれるドライバーは楽に5~6年は使えます。

 

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もちろん、新製品にも新機能、魅力的な装備があります。まず、新製品は新しいというのが魅力的。新しいモノが好きな人には、新しいというだけでメリットがあると思います。逆に言うと、「新しい」というのが購買欲のキーワードにならない人にとっては、新製品の魅力は大きくなりづらいです。

 

そしてドライバーに関しては、新製品は可変機能、弾道調整機能が盛りだくさんになっています。タイトリストの新製品917Dシリーズ、テーラーメイドのM1、そしてミズノのJPX900に代表されるように、今のトレンドは重心位置を自由自在に変えられること。重心位置を変えたい人にとっては、自分のスイングと重心位置をマッチさせたい人には、最新ドライバーはかなり魅力的ですし、飛びのポテンシャルも高いドライバーになります。

 

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ドライバーの新旧を比較すると、違いは調整機能の有無です。

 

ちなみにマーク金井は調整機能がついたドライバーよりも、調整機能が付いていないドライバーを好んで使います。その理由については、また日を改めてじっくりと書いてみたいと思います~。

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