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2019年04月11日超私的な予想 今年のマスターズで優勝争いする選手は一体誰か!?

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昨日の関東エリアは真冬のような寒さで、東京の都心部での最高気温は4.9度。加えて、朝からずっと冷たい雨が降り続きました。ゴルフプレーには非常に厳しいコンディションでしたが、そんな中、千葉オープンの初日にトップに躍り出たのは石川遼選手。前半の9ホールで早くも5アンダー、後半の9ホールも3アンダーとスコアを伸し、8アンダーでホールアウト。2位のスコアが3アンダーなので5打差をつけての単独首位です。2日目もスコアを伸して10アンダーにすれば、石川選手が優勝を決めてくれるでしょう。

 

 

さて、今週はマスターズウイーク。日本時間だと明日深夜から開幕。日本からは松山英樹小平智今平周吾、そしてアマチュアの金谷拓実と4選手が出場します。

 

 

今週発売のパーゴルフでは誰が優勝するのではなく、どのドライバーが優勝するのかについて予想しましたので、ここでは超私的に優勝争いする選手を予想したいと思います。優勝者ではなく優勝争いとわざわざ書いたのは、勝負は時の運もあります。運を予想するのは困難なので、運を排除した優勝に届く可能性の選手を予想させていただきます。

 

まず優勝争いを占う上で考慮したいのがコースとの相性です。マスターズが開催されるオーガスタナショナルGCは起伏に富み、かつドッグレッグが非常に多いコースです。パー3を除くと、ストレートはホールは1番、3番、7番、11番、14番、15番、17番。対して、ドッグレッグしているホールはというと、、、

 

2番パー5(左ドッグレッグ)
5番パー4(左ドッグレッグ)
8番パー5(左ドッグレッグ)
9番パー4(左ドッグレッグ)
10番パー4(左ドッグレッグ)
13番パー5(左ドッグレッグ)
18番パー4(右ドッグレッグ)

 

こうやって書いていくと、14ホールの内、半分はドッグレッグホール。加えて、7つあるドッグレッグホールのほとんどは左ドッグレッグ。右にドッグレッグしているのは最終18番ホールだけです。ここまで偏ったレイアウトになっていると、持ち球によって有利不利が出やすく、実際、「オーガスタはドローヒッターが有利」だと昔から言われてます。実際、歴代優勝者をみてもドローが持ち球の人の方が多く、対してフェードを持ち球にしているリー・トレビノは一度も勝っていません。

 

 

そして、もうひとつ考慮しなくてはならないのがパー5のスコア。オーガスタのパー5は打ち上げの8番を除くと、ティショットが上手くいけば2オン可能です。バーディーだけでなくイーグルも狙えます。このパー5攻略においても、ティショットではドローボールが必須となるので、ドローヒッターが有利です。そして、レフティに関してはフェードヒッターは右打ちのドローヒッターよりも有利です。

 

 

なぜならドローよりもフェードの方が弾道をコントロールしやすいからです。加えて、今どきの大型ドライバーは慣性モーメントが大きい。慣性モーメントが大きなドライバーは、ドローよりもフェードの方が物理的に打ちやすくできているクラブだからです。

 

 

となると、まず優勝争いに絡んでくる本命選手は、レフティのバッバ・ワトソンフィル・ミケルソンです。この2人は歴代優勝者でもありますから、コースの攻め方も熟知しています。パットの調子が良ければ初日から上位に入ると思います。

 

 

次に優勝争いを演じると考えられるのがローリー・マキロイタイガー・ウッズマキロイは典型的なドローヒッター。タイガーやドローもフェードも打ち分けられるテクニシャンですし、なによりもマスターズに複数回勝っています。この2人もパットの調子が良ければサンデーバックナインで優勝争いを演じてくれるでしょう。

 

 

オーガスタのグリーンはアンジュレーションがこれでもかってありながらも、超高速グリーンです。パットが入るか入らないかでスコアがガラッと変るコースでもあるので、パット巧者も優勝争いに絡んでくると思います。ドローが打ててパット巧者なことを考えると、今シーズン調子が良いブライソン・デシャンボーあたりもリーダーボードに名前を重ねてきますし、日本勢だと小平選手はパットが決まり出すとビッグスコアを出してきます。アドミラルつながりで身贔屓してますが、期待を込めて小平選手も上位に食い込んでくれると嬉しいです~。

 

 

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