マーク金井blog

2023年11月27日超私的な考察  今どきの大型ドライバーが抱える不都合な真実とは!?

 

 

今年も残すところ1ヶ月あまりになりました。2023年を振り返る企画、2024年を予想する企画が賑やかになる時期ですが、超私的にはGDOから依頼を受けてテーラーメイドの新作ドライバーについてコメントさせていただきました。

 

 

 

 

https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/topics/article/162656/1/

 

 

 

テーラーメイドがどんなドライバーを出して来るのかは未だ分かりませんが、ひとつだけ言えることがあります。それは、テーラーメイドに限らずどのメーカーも、売れるクラブを作らなくてはならない宿命を背負っていることです。

 

 

 

別言すれば、アマチュアゴルファーが「買いたくなるドライバー」を世に送り出すことで、それは飛距離性能が高いクラブだと思ってもらえるクラブを商品化することです。

 

 

 

では、アマチュアゴルファーが「買いたくなるドライバー」は誰が打っても飛距離性能を享受できるのか?

 

 

 

 答えは残念ながらノーです。

 

 

 

 

ゴルフクラブはクルマのようにエンジンはついてません。エンジンは人間であり、操作するもの人間だからです。身も蓋もないことを申し上げると、どれだけクラブが進化しても、使い手がちゃんと使わないと性能をちゃんと引き出すことはできません。

 

 

 

加えて、今どきの「買いたくなるドライバー」(飛び性能が高いドライバー)というのは、使い方を間違えると、弾道が安定しづらい特性があります。今どきの飛び性能が高いドライバーに共通しているのは、、、、

 

 

 

偏重心の度合いが大きい!!!!

 

 

 

シャフトの軸線上から遠い位置に芯(重心)がが大きく外れている(偏重心)のがゴルフクラブの特徴ですが、慣性モーメントを大きくしたり、重心を深くするほどに、偏重心の度合いも大きくなるのです。

 

 

 

偏重心の度合いが大きくなるほどに、多くのゴルファーは振りやすさよりも振りづらさを感じやすくなります。加えて、振り方を間違えてしまうと、右へのプッシュアウト、左への引っかけ(チーピン)が出やすい特性もあるのです。

 

 

 

 

今どきのドライバーは物理的には劇的に進化していますが、その進化を受け取れるかどうかはゴルファー次第です。

 

 

ちなみに、進化したドライバーを使いこなすスイングにはパワーは必要ありません。

 

 

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