マーク金井blog

2013年11月03日新作アイアン28モデル一気に打ってみて感じたこと‥‥

MSN産経ニュースより転載

MSN産経ニュースより転載

野球は「何があるか分からない」と言われてますが、昨日の日本シリーズ第6戦はまさにそんな試合でした。今年一度も負けなかった樂天の田中将大がまさかの4失点。巨人先発の菅野は樂天を3安打2失点に抑え、これで勝敗は樂天、巨人とも3勝。勝負の行方は今日の第7戦に持ち込まれることになりました。

そして、「何があるか分からないと」言えば、アナライズの新しいサイトも想定外のことが発生しました。一昨日(11月1日)にゴルフの情報ポータルサイトを立ち上げましたが、想像をはるかに超えるアクセスがあり、一昨日、そして今日もサーバーのアクセス制限がかかってつながりにくくなっています。。これまでは毎日1万ぐらいのPVだったのですが、一昨日は半日で約4万PV。昨日もアクセス制限があったにも関わらず2万5000ものPVがありました。特に夜はアクセスが集中し、サイトをクリックしてもアクセスまったくできない時間帯がありました。

この場をお借りしてユーザーの皆様にお詫び申し上げるとともに、アクセス改善すべく(昨日深夜にサーバーを移管)、本日からは大容量専用サーバーでサイトを運営しています。これでアクセスのしづらさはかなり解消できるかと思っています。今、テストしてみたら‥‥サクサクつながりました。

アナライズのサイトにアクセスが集中する最中、マーク金井は連休初日、神田のスタジオで28機種の最新アイアンを試打しました。いずれもこれから発売されるモデルばかり。打たずにいられないクラブを矢継ぎ早に打って、矢継ぎ早にコメントしました。1モデル当たりに打つボールの数は10球前後ですが、実はクラブの良し悪しとうのは最初の1球でほぼ分かります。ドライバーもそうですが、アイアンも自分と相性が良いクラブは1球目からいい球が出ますし、自分と相性が良くないクラブは1球目にいい球は出ません。10球前後打つのは、1球目に感じたことの確認作業のためです。

フォーティーンの「TC777」

フォーティーンの「TC777」

では、マーク金井はアイアンを試打する時、
どこをどんな風に事細かくチェックしているのか?

  1. 打点位置(ミートしやすいかどうか)
  2. つかまり(ヘッドの返りやすさ)
  3. 重心の高さ(スピンの掛かり具合)
  4. 重心の深さ(当たり負けに強いのかどうか)
  5. スイートエリアの広さ(ミスに強いのかどうか)
  6. バンスの利き具合(ソールの挙動)
  7. 見た目(デザインの良し悪し)
  8. ヘッドのシャフトの相性

見た目はパッと見ただけで分かりますし、他の項目については1球打てばほぼ分かります。重心の深さ、スイートエリアの広さについてはわざとミスショットを打って確認し、バンスの利き具合についてはわざとダフり気味に打って確認します。神田のスタジオは人工芝ですが、意外なことに人工芝の方がバンスの利き具合を正確にチェックできます。

1本1本のレビューについては、もうしばらくお待ち下さい。ゴルフ雑誌の企画で試打したので‥‥雑誌で詳しくコメントします。昨日FBで少しだけコメントしましたが、マーク金井が試打で一目惚れしたのはフォーティーンのTC777と、ナイキのVRフォージド(コンボアイアン)、ピンのS55、そしてタイトリストのAP2。いずれも軟鉄鍛造ですが、軟鉄鍛造が好きだから選んだわけではありません。マーク金井の場合、アイアンの適正ライ角が65度前後(5番)。ライ角調整できないアイアンだと、そのクラブの性能を100%引き出せないからです。ここだけの話ですが、マーク金井はアイアンを試打する時、ネックが曲げられるアイアンはライ角調整して試打してます。

では、今回試打した28本の中でどれが良かったのか?

昔と違って、今どきのアイアンはいずれも打ちやすく出来てます。打ちづらいアイアンはひとつもありません。ドライバーに比べると目立たないですが、アイアンも確実に進化してます。ただし、モデルによって飛距離はかなり異なります。理由は単純。アイアンの場合、モデルによってロフトがかなり異なるからです。今回は7番アイアンの試打でしたが、ロフトが一番立っているモデルと、ロフトが一番寝ているモデルとを比較すると‥‥

PRGR egg        27度
Nike VR PROコンボ  34度

なんと7度も差がありました。ロングアイアンを除けば、アイアンの飛距離は
ロフトでほぼ決まります。限度はありますが、ロフトが立てば立つほど飛距離が伸びます。その証拠に、飛距離をアピールしているアイアンのほとんどは7番アイアンのロフトが30度以下。対して、プロ、上級者向けのアイアンはロフトが立ってません。7番のロフトは32度以上あります。

たかがロフト、されどロフト。

今回も試打して強く感じたことは、一部のプロ、上級者向けモデルを除き、7番アイアンはかつての5番アイアンのロフトとほぼ同じ。なぜ、メーカーはこぞってロフトを立てるのかについては次回じっくり説明しましょう~。

(▼▼)b

PS.アナライズのサイトはサーバー補強で現在つながりやすくなっております。オープニングセールもまだまだやってますので、お気軽にアクセスしてみて下さい~。

アナライズ 新WEBサイト
http://www.analyze2005.com/


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