マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2016年08月18日リオオリンピック卓球女子の銅メダル獲得から学ぶ、勝負の流れの作り方とは!?

毎日、毎日、深夜にテレビを4時間以上観ています。いつにも増してオリンピックに釘付けになっています。昨日は卓球女子団体の3位決定戦を食い入るように観てました。初戦のシングルス、福原愛選手が競り負けた時は「これは厳しいかも」と思ったのですが、第二戦のシングルスで石川佳純選手が圧勝。そしてダブルスでは福原、伊藤コンビが競り勝ちました。これで日本は銅メダルにあと1勝。続く第四戦のシングルスでは、格上選手相手に伊藤美誠選手は臆することなく、大胆なプレーで勝利を収めました。15歳の少女ですが、テレビに映る彼女は百戦錬磨の勝負師のような鋭い眼差しをしてました。

 

 

ゴルフは「メンタル」の要素が大きいと言われてます。実際にボールを打つ時間よりも、打たない時間の方が長いからです。対して、卓球はものすごい速いスピードで飛んでくるボールをラケットで打ち返していく競技。反射神経が求められるスポーツですが、観ていると「メンタル」の要素が非常に大きく感じました。FBでもつぶやきましたが、

 

 卓球は心理戦

 

だと強く感じました。選手の精神状態が少しでも不安定になると、それが打ち方に影響を及ぼすだけでなく得点にも影響が出ます。5点続けて先取しても、ちょっとしたミスがきっかけで6点続けて相手に点を与えてしまうようなシーンを何度も観ました。ゴルフとはまったく違い、考えている時間がほとんどないように見えるのに、メンタルとメンタルのぶつかり合りが繰り広げられます。まさに卓球は「心の格闘技」のように見えたのです。

 

卓球は点を取り合うスポーツです。いくら自分がいい球を打っても相手に打ち返されたら点は取れません。その一方で、自分があまりいい球を打たなくても、相手が失敗してくれたら自分に点が入ります。ゴルフに例えるならば、マッチプレーと同じです。勝負は相手ありきです。

 

そして卓球を観ていて強く感じたのは、勝負には「流れ」や「潮目」があること。いい「流れ」があると点が次々と入ります。「流れ」が悪い時はいい球を打っても点が中々入りません。また、勝負所である「潮目」を制することが、いい勝負に大きな影響を与えることも見て取れました。勝つためには「悪い流れ」を自分で作らないこと、「潮目」となるポイントは絶対に取ることが、勝利につながるのです。

 

具体的に言うと、、、

チャンスで打ち損じてミスをすると「流れが悪くなる」
 流れが悪い時に、無理な攻め方しがち。
 そして「ますます流れが悪くなる」

 

ゴルフもしかりです。卓球と違ってゴルフは1打と1打の間が長いですが、それでも「流れ」や「潮目」があります。この「流れ」と「潮目」次第でスコアは大きく変わってくるのです。いいショットを打っても「流れ」が悪い時はスコアがまとまりません。逆に、「いい流れ」の中でプレーすると、スコアが良くなります。そして、勝負所の「潮目」を上手くしのげると、いい流れを引き寄せることができます。

 

ゴルフの場合も、流れが大事ですが、そのために絶対やっては行けないことは、、、

 

  • チャンス(フェアウェイ)からミスをしないこと。
  • 流れが悪い時に、ギャンブル性の高いショットを選択しないこと。
  • 流れを作るのはティショットではなく3打目。
  • 潮目を作っているのはドライバーよりもパット。

 

ティショットが良いからといい流れは作れませんが、入れ頃外し頃のパットをちゃんと沈めると、流れは良くなります。逆に、バーディチャンスに付けたパットを3パットしてボギーを打とうものなら、確実に流れが悪くなります。

 

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卓球を観ていて感じたのですが、ゴルフにおいても苦しくなってくると一発逆転を狙って攻めたくなります。しかし、ピンチの時に攻めると大抵はミスしてますし、ミスの連鎖を引き起こします。

 

いいショットを打っているのに、何故かスコアがまとまならい。ショットの調子が良いのにスコアが良くない。こういう場合、運が悪いと思いたくなりますが、実は、プレーの「流れ」が悪くなること、もしくは「潮目」のパットを外している可能性の方が大きいでしょう。

 

バーディチャンスはチャンスのようでチャンスとは限りません。バーディチャンスでパットが決まらないと、「流れ」が悪くなることはあっても、いい流れを作りづらくなるからです。バーディチャンスはチャンスのようで、ピンチでもあるのです~。

 

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2016年08月08日超私的な考察 多くのアマチュアが、コースに出ると自分の実力を出せない理由とは!?

4年に1度のスポーツの祭典、オリンピック。今回は南米で初めての開催、ブラジルのリオデジャネイロで熱戦が繰り広げられています。柔道の軽量両級では男女とも銅メダル。競泳では、400M個人メドレーで、荻野選手が金メダル、瀬戸選手が銅メダル。競泳でのW表彰台は、なんと60年ぶりとのことです。重量挙げでも三宅選手が腰痛にもかかわらず2大会連続のメダル。見事、銅メダルを手にしています。

オリンピックを観ているとスポーツは自分との戦い、プレッシャーとの闘いであることをひしひしと感じます。国を背負い、そして多くの競技が1発勝負。失敗した選手がリベンジできるのは4年後ですし、4年後に選手として出られる保証もありません。どれだけプレッシャーがかかっているのかは、我々には到底想像も及びません。

 

オリンピックを観ていると、我々がゴルフで感じるプレッシャーは微々たるものです。スコアが悪いと悔しくなったり、落ち込んだりしますが、すぐに次のラウンドでベスト更新を狙えるチャンスがあるからです(競技ゴルフはそう何度もないので、オリンピックに近いプレッシャーがかかると思います)。

 

にも関わらず、アマチュアの多くは、コースに出るとプレッシャーに押しつぶされてスコアを大きく崩したり、日頃の力が出ないと嘆いている人が多数います。自分の実力よりもいいスコアが出る人よりも、自分の実力以下しかスコアが出ないと感じている人の方が圧倒的に多いです。

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そこで今回は、なぜアマチュアの多くは、ゴルフは自分の実力を出し切れないのかについて、超私的に考察してみたいと思います。

コースで自分の実力を出せないと感じている人の多くは、、、

 

練習場のナイスショット=自分の実力

 

と評価しています。練習場で打てた最高のショットが自分の実力(100点満点)で、コースでもそれを目指しています。気持ちは分らなくもないですが、練習場とコースはまったく違います。練習場は平らだからやさしいと言うのもありますが、何よりも練習場は次から次にボールが打てます。対して、コースはいつでもどこでも1発勝負。「今のは練習だからノーカウント」と言うわけにはいきません。

 

 気楽に打てる環境下でのナイスショット。

 

これを自分の実力と評価してしまうと、コースに出た時、途端に苦しくなりことはあってもリラックスできません。自分で自分のハードルを上げることになり、自分に対して必要以上のプレッシャーを掛けてしまいますし、そうなるほどコースに出た時、自分の実力も発揮しづらくなります。厳しい現実を突きつけてしまいますが、「練習場で打てたナイスショットの半分ぐらいが自分の実力」と思って下さい。自己評価を下げるだけで、「自分の実力が発揮できない」というフラストレーションはかなり解消されます。

 

そして、もうひとつ大事なポイントがあります。

 

コースに出てプレーしている時は、自分と戦うのではなく、コースと戦って下さい。先般、ラウンドセミナーを実施した時に思ったのですが、練習熱心な人、真面目な人ほど、コースとではなく、自分と戦い過ぎています。

 

例えば、ティショット。トップしても引っかけても、コスリ球を打っても、セカンドショットが打ちやすい場所に運べれば、そのティショットはナイスショットです。セカンドが打ちやすい場所にボールがあるという事は、コースをちゃんと攻略できているからです。
しかし、自分と戦っているゴルファーは当たりが悪いことに対して、自己評価しています。「今のは薄い当たり」「今のは引っかけた」「コスリ球になって距離が落ちた」などと、自分を卑下しています。こんなマイナスワードが出るのは、「本当の自分はもっといい球が打てる」というのがあり、それができないから、せっかくいい場所にボールを運んでも満足度が低くなっているのです。

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そして、コースとではなく自分と戦っている人には共通していることがあります。ショートホールのティショットで会心の当たりでグリーンオーバーしたり、ティショットがいい当たり過ぎて飛びすぎてラフに入っても、自己評価を下げません。「飛びすぎた」とか口では不平を言いながらも、なぜか機嫌が良いです。アプローチとかでもスピンが効き過ぎてショートした時でも、「上手く打ち過ぎた」なんてことを言ってます。説明するまでもありませんが、本気でコースと戦っているならば、上記のショットはすべて、コースとの戦いに負けているだけ。単なるミスショットに過ぎません。本当ならば、自分の下手さ加減を認めなければいけない局面です。

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ゴルフはボールを打っている時間よりも、ボールを打たない時間の方がはるかに長く、それゆえにメンタル面の影響が大きいと言われてます。確かにその通りなんですが、プロに比べると、アマチュアの多くは戦う相手を間違えているように思えてなりません。自分の実力が上手く発揮できないと嘆いている人ほど、練習場の自分と戦っているような気がします~。

 

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2016年07月31日超私的な提案、真夏のゴルフで日焼けを最小限に止める方法とは!!

あっという間に7月も今日が最終日。明日から8月が始まります。関東地方は梅雨も明け、一年でもっとも暑い時期がやってきました。これからお盆過ぎまでは、暑い日が続きます。昨日も日中は35度近くあり、歩いているだけで汗がダラダラ吹き出し、日差しに負けてクラクラしました。

 

そんな暑い中でも、ゴルフに行く人は後を絶ちません。名門コースでは気温が上がり過ぎると「1.5ラウンド禁止令」が出ると聞いてますが、熱中症対策を考えると、午前10時から午後3時の間はプレー禁止令を出した方がいいと思います。もしくは、暑い時間帯は「9ホールのみ」の方が良いかも知れません。ゴルフして熱中症になってしまったら、元も子もないです。

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マーク金井は真夏でもゴルフに行きますが、基本、暑い時間帯はプレーしません。そして、基本電車で行ける所でプレーします。暑さに弱いからと、この時期は夏休みなので土日だけでなく、平日でも道路が混んでいるからです。この時期は基本、夕方4時ぐらいから9ホール、もしくは早朝9ホールのみです。暑くない時間を狙って、サクッと9ホールした方が楽しいし、疲れも残りません。

 

さて、この真夏の炎天下のゴルフ。

 

できるだけ涼しい服装でプレーした方がいいです。長ズボンよりも半ズボンの方が快適できすが、注意して欲しいのが日焼け。日焼けは肌に悪いだけでなく、疲労の原因にもなります。そこで、今回は超私的な日焼け対策について書いてみたいと思います。

 

日焼け対策と言えば、まず頭に浮かぶのが日焼け止めでしょう。ローションタイプとスプレータイプがありますが、ゴルファーにお勧めなのはスプレータイプ。手で塗らなくていいので、手を洗う手間を省けます。最近は虫除け効果もある日焼け止めスプレーもあるので、キャディバッグに1本入れておくと便利です。

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日焼け止めスプレーは定番中の定番ですが、日焼け止めを塗ると落とすという手間があります。加えて、皮膚になんらかの違和感を感じる人もいます。実はマーク金井もそのひとりで、日焼け止めは大の苦手。スプレータイプも持ってますが、苦手なのでついつい忘れてしまいます。

 

もしも日焼け止めが苦手ならば、セカンドチョイスとしてお勧めしたいのが、、、、

 

 

女性は日頃からアームカーバをつけている人がいますが、実は、これは大変便利なアイテム。最近はクール素材もあったりするので、暑い日に装着してもムレたりしません。機能下着に比べると、脱着が簡単なのもいいです。マーク金井は日焼けに弱いこともあって、夏場は欠かさずアームカバーを装着してます。ゴルフ用も数多く出てますが、機能下着のメーカーからも出てます。一度装着すると、もう手放せません。マーク金井は現在、4種類のアームカバーをローテーションして使っています(笑)

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カーフタイツはアームカバーの足用で、くるぶしの少し上から膝下までをカバー。カバーするのはふくらはぎだけですが、これもかなり重宝します。日焼け対策になるのはもちろんのこと、ハイソックスを履いているように見えます。ドレスコードが厳しい名門コースでも、ショートソックスとこれを組み合わせれば何も言われません。靴下と分離しているので脱着が楽です。加えて、ふくらはぎをギュッと締め付けてくれるので疲労軽減効果もあります。

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ゴルフはボールを打つ時に下を向きます。一番日焼けしやすいのは首の後ろ側です。ここを日焼けから守ってくれるのは日焼け止め、もしくはネッククーラー。どちらも一長一短ありますが、最近は冷感効果があるネッククーラーもあります。日焼け止めを塗るのが面倒な人ならば、ネッククーラーをお勧めしたいです。

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サングラスと帽子については説明するまでもないでしょう。頭も日焼けしますし、目も日焼けします。どちらも夏場の必需品。そして、暑さと日焼け防止の両方を担ってくれるのが日傘。街中では日傘を差す女性が増えてますが、ゴルフ場でも日傘が一番日焼けに効果があります。面倒だと思わないで日傘をまめに差しましょう。

 

最後に、今年からマーク金井は飲む日焼け止めサプリ、noUVをプレー前に欠かさず飲んでいます。飲むだけでいいので、手軽なのが気に入っています。

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かなりのアイテムを紹介しましたが、夏の日差しは皆さんが思っている以上に大敵です。やり過ぎるぐらいやって、ちょうどいいのです。女性に比べると、男性は日焼けに対して油断し過ぎています。夏場のゴルフを本気で楽しみたいならば、日焼けに防止についても本気で取り組みましょう~。

 

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2016年07月29日超私的な提案、9ホールだけのプロトーナメントを開催する意義とは!?

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昨日、第五回目の世界最小プロトーナメント「MMT9」赤羽ゴルフ倶楽部で開催されました。トップスタートは午後2時30分。9ホールの短期決戦ということもあり、大会は午後からから開催。プロ20名、アマチュア19名が参加し、プロの中には、川岸良兼プロを始めツアープロも出場しています。

 

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昨年の大会は雨が降りましたが、今回は薄曇りの絶好のコンディション。ピンポジションが厳しかったこともあって、スコアは思ったほど伸びず、、、

 

 プロの優勝は3アンダーで、藤田雄紀プロ、2位は1アンダーで高橋慧プロと川岸良兼プロ。アマの優勝は1アンダーで金川基晴さん。2位は2オーバーでマーク金井マーク金井は赤羽開催3回とも2位です。

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このMMT9は9ホールという短期決戦に加えて、クラブの使用制限があります。プロはパターを含めて4本以内。アマチュアはパターを含めて7本以内。ティはどちらも白ティです。プロとアマチュアとでは使えるクラブの本数が異なり、これによりプロとアマチュアの差を埋めようと企んでいます。

 

ちなみにマーク金井のスタッツは、、、

ーー△△ーーーーー 37(パー35)
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バーディチャンスは3ホールありましたが、いずれもカップの縁(ふち)を通過。2つのボギーはいずれも3パット。出だし2ホールは寄せワンパーでした。優勝こそ逃しましたが、なんとか2位に入れてラッキーでした。

 

さて、このMMT9。3年前の夏から実施していますが、トーナメント開催の趣旨は、

 

  • 世界で初めての9ホールプロトーナメント
  • 少ないクラブでプレー
  • プロもアマチュアも担ぎセルフ
  • プロもアマチュアも目土実施
  • 参加人数は最大40名
  • ギャラリーは無料で、土手から観戦
  • インターネットで速報中継

 

規模は世界最小ですが、プロトーナメントですからギャラリー観戦できるます。9ホールの短期決戦なので、ギャラリーが見やすくなっています。クラブの本数を減らすことで、プロの技をじっくりと観ることができます。

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ゴルフは18ホールが基準の単位ですが、ここ日本だけでなく英国や米国でも9ホールプレーが推奨され、そして英国では今年から全英オープンの開催コースで9ホールのトーナメントが実施されています。世界基準で時短ゴルフはこれから普及していきそうな気配があります。

 

さて、この9ホールのトーナメント。

 

マーク金井が一番こだわっていることは、交通アクセスとギャラリー観戦です。現在、国内男子ツアーはレギュラーツアーとチャレンジツアーがあります。レギュラーツアーにはギャラリーが入りますが、もったいないことにチャレンジツアーは規模が大きいにもかかわらず、ギャラリーはほとんど入りません。ギャラリーが入れるという告知が行き渡ってないせいもありますが、トーナメント会場はゴルフ場ということもあり、ほとんどの会場は、交通アクセスがあまり良くありません。フラッっと気が向いたら行けるところではないので、どうしてもギャラリーの足が遠のきます。

 

対して、MMT9赤羽大会が開催される赤羽ゴルフ倶楽部は都内ですし、かつ、JR埼京線浮間舟渡駅から徒歩7分。プロ野球やサッカーのJリーグを観戦するのと同じぐらいの感じです。加えて、コースは荒川河川敷。コースよりも土手の方が一段高いために、天然のギャラリースタンドがあるので、大変観戦しやすいのです。実は、これがMMT9の最大の魅力です。

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加えて、荒川河川敷にはゴルフとまったく関係ない人の行き来もあります。昨日も自転車に乗っている人や犬を散歩さえている人、そして中学生、高校生も土手を歩いてました。
ギャラリーがいたこともあって、ゴルフとまったく関係ない人も「何やっているの?」って感じで、MMT9を観戦下さった方が何人もいました。MMT9を赤羽で開催すると、ゴルフに興味がある人だけでなく、ゴルフに興味がない人もゴルフトーナメントを観て下さいます。これもMMT9の狙いのひとつです。

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演劇は観客が役者を育てていきますが、ゴルフもしかり。プロトーナメントもギャラリーがいてこそトーナメントですし、かつギャリーの叱咤激励によってプロが育ちます。あるツアープロに聞いたのですが、「たってひとりでもギャラリーがいたら、恥ずかしいプレーはできない」「ギャリーを意識してプレーする」そうです。

 

ゴルフトーナメントの場合、打球事故の恐れがある関係で、ギャラリーを入れていないトーナメントが多いです。事故を避けたい気持ちは分りますが、野球の場合はファウルボールがスタンドに飛び込みます。でも、観客はプレーに集中しているので、めったに打球事故は発生しません。ゴルフもしかり。ギャリーはプレーに集中して下さり、プレーヤーは球が曲がった時に「フォアー」と叫べば、打球事故のリスクを減らせます。

 

MMT9では、毎回100人前後のギャラリーが入ります。100人を多いとみるか少ないとみるかは人によって違うと思いますが、無観客試合と観客がいる試合とでは全然違います。どんなジャンルのスポーツでも、「プロは観られてナンボ」だからです。

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チャレンジツアーを開催するにはかなりのお金が必要ですが、小劇場の演劇のような小さいプロの試合ならば、それほどハードルは高くありません。賞金を稼ぐこともプロにとっては必要不可欠ですが、プロがプロであることを証明するには、ギャラリーの前でプレーすることだとマーク金井は思っています。

 

9ホールの試合ならば、運営費は半分以下ですむのもメリットですが、ゴルフ場も場所を提供しやすくなります。9ホールのトーナメントはゴルフ人口減少の歯止めをかけるだけでなく、ゴルフを手軽にするきっかけにもなります。加えて、プロにとっては自分をアピールできる格好の場です。

 

今回、マーク金井川岸良兼プロ、中井学プロと一緒にプレーしました。選手としてプレーできた喜び以上に、トッププロのショットを間近で見ることができたのは、お金では変えない経験でした。

MMT9は世界最小規模ですが、それでも20名以上の運営スタッフ、ボランティア、そして、会場を提供して下さった赤羽ゴルフ倶楽部のスタッフの皆さんの協力のおかげで、
大会が成り立っています。深くお礼を申し上げます。

 

たかが9ホール、されど9ホール。

 

第5回大会が幕を閉じれば、すぐに第6回の準備が始まります。これからもMMT9のご支援のほどよろしくお願いします~。

 

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2016年07月28日超私的な提案、河川敷コースでいいスコアを出すのに必要なスキル(技術)とは!?

本日、7月28日はMMT9赤羽大会が開催されます。今回は第五回目で、赤羽GCでの開催は3回目となります。トップスタートは午後2時30分。荒川の土手から観戦できますので、ご観覧いただけますと嬉しいです。土手からの観戦ですから入場無料。JR埼京線、浮間舟渡駅から徒歩7分で行けます。

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このMMT9は世界でも類を見ないほど小さいプロトーナメントで、競技は9ホールのみ。加えて、プロにもアマチュアにもクラブの使用制限があり、

 

プロは4本以内(パターを含めて)
アマは7本以内(パターを含めて)

 

たった、これだけの本数ですが、昨年の赤羽大会での優勝スコアは

 

プロの部が3アンダー(岩男健一プロ)
アマの部がイーブンパー(奥山雅人さん)

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赤羽は河川敷で距離が短いとはいえ、プロはたった4本だけでも軽くアンダーを出してきます。アマチュアの方も、上位選手は楽に30台のスコアを出してます。ちなみに、前回マーク金井のスコアはイーブンパー。アマチュアの部でトップタイでしたが、カウントバックで2位となりました。

 

さて、このMMT9。ゴルフをシンプルに、ギャラリーと選手の距離が一番近い試合をモットーにしていますが、実は、新たな提案もしています。短い時間で競技を実施、草野球を観るかのようにプロの試合を観戦できる、そして少ないクラブで手軽にプレー。この新しいゴルフのスタイルを提案したくて、3年前から実施しています。

 

昨日は、MMT9の練習ラウンドで赤羽でプレーしてきました。午後2時30分にJR神田駅から電車に乗り、午後3時30分にスタート。1人だったこともあり、午後5時前にはホールアウトできました。ゴルフは時間がかかると思われがちですが、クラブの本数を減らし、担ぎセルフでプレーすると時間はかなり短縮できます。

 

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赤羽GCは距離は長くありません。河川敷なのでアップダウンもなく平坦なので、初心者にもプレーしやすいコースですが、甘く見ているといいスコアは出ません。そこで、今回は河川敷でいいスコアを出すためのコツについて超私的に書いてみたいと思います。

 

まず河川敷の特徴をざっと上げると、、、

  • コースは平坦
  • 距離は総じて短い
  • バンカーはそれほど多くない
  • グリーンは砲台
  • 左右に曲げるとOB、ワンペナ
  • グリーンは高麗で芝目が強い
  • ティグランドは人工芝が多い
  • 吹きさらしなので、風が吹くと難易度が上がる

 

これらの条件から分ることは、

 

  • ティショットを曲げるとスコアが悪くなる
  • セカンドでグリーンオーバーするとアプローチが難しくなる
  • グリーンを外すとアプローチは案外難しい
  • グリーンが遅いのでパットの距離感はショートしやすい
  • 風を読み間違えるとスコアが悪くなる

 

河川敷でいいスコアが出ない人は、上記のことが数多く当てはまっているはずです。逆に言うと、上記のことを注意しながらプレーすれば、ナイスショットをそれほど打たなくてもいいスコアを出せます。具体的に言うと、

 

  • ティショットは200yで十分、ただし左右に曲げない
  • セカンドはグリーンオーバーをしないクラブを選択する
  • グリーンを外した時は、できるだけパターを多用する
  • 風が強い時は、クラブを極端に短く持って打つ

 

河川敷コースはティショットでペナルティを喰らってしまうと、スコアメイクが途端に難しくなります。ドライバーが苦手ならば、UTでティショットを打つのも大いにアリです。赤羽に関して言うと、インだと12番と13番はフェアウェイが狭くなっているので、マーク金井は迷わず18度のUTでティショットを打ってます。ちなみに12番はパー5ですが450yちょっと。UTでティショットを打ち、セカンドは7番アイアン。それでも3打目は100yぐらいしか残りません。13番も距離が短いのでUTでティショットを打っても、残りは100yあるかないかです。

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セカンドに関してはピンが奥にある時が要注意。セカンドの距離が100yぐらいだとピンまで打ちたくなりますが、ピンまでの距離感で打つとオーバーのリスクが高くなります。
100yぐらいでもピンが奥の時は10y手前でいい距離感で打った方がオーバーのミスを防げます。安全策過ぎると思うかも知れませんが、奥に外すと、ボギーやダボが簡単に出てしまいます。逆もしかりで、ピンが手前ギリギリの時は10y奥に乗せるぐらいの方が、オンの確率が上がります。河川敷は基本的にグリーンが小ぶりなので、中央に乗せておけばそんなにロングパットは残りません。

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次にアプローチ関してですが、砲台グリーンではSWでボールを上げたくなりますが、上げるショットをリスクが高くなります。また、上げた場合、グリーンが硬いのでスピンはかかりません。砲台グリーンでのアプローチで一番安全策はパターです。距離感は慣れが必要ですが、慣れてくればSWよりも寄ります。加えて、ザックリ、トップのミスがないので、悪くてもボギーで上がれます。

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最後に風が吹いた時ですが、風の影響を減らすコツは低い球を打つことです。低い球を打つコツは、とにかくクラブを短く持つこと。普段よりも5~8センチぐらい短く持つと、シャフトのしなりが減る分だけ弾道はオートマチックに低くなります。ドライバーでもアイアンでもとにかく短く持ってスイングする。例えば9番アイアンの距離で強いアゲンストが吹く時は7番を9番の長さに持つ。これで風の影響が少ない弾道になります。ちなみに、フォローの時はグリーンエッジまでの距離でクラブを選択して下さい。ナイスショットがグリーンオーバーすると、ミスの連鎖が生まれ、大叩きしやすくなります。

 

河川敷コースは見た目はやさしいですが、やさしいと侮ってプレーするとスコアはまとまりません。スコアをまとめるためには、飛ばすことよりも距離感と方向性にこだわること。そして、ナイスショットがグリーンオーバーしないことと、パットはインパクトが緩まないようにしっかり打つこと。今日のMMT9では、この3つを肝に銘じてベストアマチュアを狙います~。

 

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