マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2016年06月29日超私的な提案、アマチュアゴルファーが100を切るために必要なPDCAとは!?

一昨日の月曜日は梅雨の合間をぬって赤羽GCで薄暮9ホールプレー。出だしの2ホールで凡ミスをしでかしボギー、ボギー。3番のロングでファーストパットを2.5mもショートしたのですが、なんとかパーパットを沈めてパー。そこからはプレーのリズムが良くなって、2バーディー、1ボギー。上がってみたら+1のスコア。出だし2ホールを終えた時点では「今日は+4」ぐらいを覚悟しましたが、出だしからショットが安定していたので、パットでスコアを取り戻すことができました。

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そして昨日は、インターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」がオンエア。ゲストは今野一哉プロと、マイナビ出版の小木昌樹さん。お二人が出されたゴルフ指南書、

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必ず100を切る!
 ゴルフPDCA超上達法(ゴルフスコアアップ研究会)
 技術監修 プロゴルファー今野一哉
(発行 (株)マイナビ出版)

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PDCAとはビジネスの世界で馴染みのある専門用語で、

 

 

PLAN(目標を立てる)
DO(それを実行する)
CHECK(実行したことを振り返り)
ACTION(うまくいってなければ改善する)

 

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という4つの順番を行うことで問題を解決し、業務改善を実現する手法です。さらに、ACTIONから新たなPLANを掲げ、それを繰り返す。これを「PDCA」サイクルを回すといい。このサイクルを回すことで問題が解決され、業務が改善し続けるという仕組みです。

 

ゴルフにおいてもこのPDACを上手く回すことができると、業務(スコア)が改善します。では、どんな風にPDACを回せばいいのか?

 

効率良く問題解決にあたって大事なことは「同じ失敗を繰り返さず、ひとつひとつPDACを回して解決していくこと」です。

 

例えば、100を切るのが目標の場合、必要なのは100を切るための正しい目標(PLAN)を立てることです。具体的言うと、、、

 

パーオン可能なホール
ボギーオン可能なホール
ダブルボギーオン可能なホール

 

すべてのホールでパーオンを狙うのではなく、ホールの難易度によってオンするのに必要な打数を目標に定めることを、今野プロは提唱しています。やさしいホールと難しいホールを一緒くたにすると正しい目標設定はできません。距離が長くて難易度の高いホールは、難易度に合わせた目標を設定し、それを確実にクリアできるように頑張る。自分の技量に合わせて、それぞれの目標打数を決める。これが正しいPLANとなるのです。

 

そして、自分のなりの目標プラン設定が決まったら、問題点を具体的に見つけることです。100を切るのが目標ならば、次はスキル(技術)を正しく記録すること

 

 OBや池ポチャ、林を打ち込んだかどうか
 打ち損じてチョロをしたかどうか
 100y以下の距離でグリーンにのっているかどうか
 3パット以上をしたかどうか

 

18ホールプレーして、上記のミスをどのホールでどんな状況で、何回してしまったかをスコアカードに記録する。致命的なミスを具体的に記録することで、PDCAを上手く回すための準備ができます。記録することはCHECKになり、例えば、ティショットでOBが多いならば、ティショットでOBしないために具体的に何をすべきかを考えることが、ACTIONにつながるのです。

 

ティショットのOBに関して言えば、真っ直ぐ飛ばせるようになるまで練習するというのは得策ではありません。そうではなくて、ティショットでOBが出づらいクラブを使うとか、ドライバーで打つならば曲がった球(スライスやフック)で方向性をコントロールできるようになることです。

 

ちなみに、100を切れない人の多くはナイスショット(自分が満足行くショット)以外ミスショットとジャッジしがちですが、それでは正しくPDCAを回すことはできません。満足度が高くなくても、コースマネジメントが上手くできたショットに対しては、悪い評価をしないことも大事なポイントです。

 

 ゴルフはミスのゲームです。

 

ナイスショットをたくさん打ってもいいスコアは出る保証はありませんが、ミスショットのレベルが上がれば確実にスコアアップが望めます。ここが分ってくれば100を切るのは決して難しくないのです~。

 

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2016年06月24日超私的な考察 ツアープロがティショットで3Wを多用する本当の理由とは!?

毎月21日は月刊ゴルフ雑誌の発売日。月刊ゴルフダイジェストワッグル月刊ゴルフクラシックが発刊されてますが、今月の注目株は月刊ゴルフクラシック。毎年、8月号には、恒例の付録、「ドライバー重心ハンドブック」があるからです。ゴルフクラシックは昔からヘッド計測してますが、2016年8月号では、最新76モデルの重心スペックが掲載されています。そして付録には、これまでのデータベースを合わせ、なんと1976モデルのヘッドスペック一覧が出ています。なのに、8月号の定価はいつも通りで823円(税込み)。

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これはあり得ないほどのバーゲン価格です。ドライバーの重心を1個計測するのは、かなりの時間と労力が必要です。その手間暇をなまじ知っているだけに、8月号がいつも通りの値段というのが信じられません。お世辞抜きに付録だけで5000円、いや1万円ぐらいの価値がありますし、実際、1万円だと言われても即買います。そして、1万円でもいいから、この重心ハンドブックを電子書籍にして発売してもらいたいです。

 

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 2016年モデルのドライバーの平均的な重心スペックは、、、、

 重心距離  39.3mm
 重心高2(有効打点距離)  22.6mm
 重心深度  37.4mm
 重心アングル  22.2度
(以上、月刊ゴルフクラシック8月号より引用)

 

モデルによって数値は10mm以上異なることもありますが、今どきの大型ドライバーは、ごく一部のモデルを除いて重心距離が40mmを超えています。これは昔の木製パーシモンドライバーに比べると8mm以上、重心距離が伸びたことになります。

 

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重心距離はヘッドの大きさと比例しやすいスペックなので、アイアンも大型ヘッドは重心距離が40mmを超えているモデルが多くなっています。ただし、ツアープロが好む小ぶりなヘッドは重心距離が長くありません。32~34mmぐらいです。

 

また、フェアウェイウッド(FW)は昔も今もヘッドの大きさにそれほど差がないので、重心距離は32~34mmぐらいです。

 

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 さて、この重心距離。

 

重心距離が変わってくると、スイングに少なからず影響が出ます。重心距離が短いクラブと重心距離が長いクラブを比較すると、前者の方がヘッドが返りやすく(小さい力でヘッドが返って)捕まりが良く、後者の方がヘッドが返りづらく(大きい力を加えないとヘッドが返りづらく)捕まりが悪くなります。

 

もちろん、重心距離が長くても、その重心距離に慣れてしまえば捕まった球も打てます。ただし、重心距離が長いクラブを振った直後に、重心距離が短いクラブを振ると、クラブを振った時に感じる手応えがかなり違ってきます。

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察しのいい人ならば、もうお分かりでしょう。そうです。ツアープロのクラブセッティングを見ていると、ドライバー以外は重心距離がほぼ同じで、ドライバーだけが重心距離がグンと長くなってしまっています。セッティングで考えると、ドライバーだけがエキストラクラブになっているのが現状ですし、ドライバーを振った直後にアイアンを振ろうとすると、アイアンはかなりフィーリングを変えることが求められます。

先日、ラジオにゲスト出演いただた中井学プロによると、実は、ツアープロでも重心距離が違うクラブを振ることは、かなりデリケートなんだそうです。昔に比べて、ツアープロは3Wでティショットを打つことが増えてますが、これはフェアウェイキープを心がけるのに加えて、、、、、

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ティショットとセカンドショットとで振った時のフィーリングを変えたくない。

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これも大いにあるそうです。3Wでティショットするならば、次に打つアイアンとの重心距離はほぼ同じ。重心距離が同じな方が、ティショットの次に打つセカンドショットでも、クラブの振り心地に余計な気を使わないで済みます。重心距離が同じだからと言って、3Wとアイアンの振り心地がまったく一緒になるわけではありませんが、ドライバーとアイアンの重心距離が大きく異なるクラブだと、振り心地が大きく変わってくるのを避けられません。ツアープロは、この振り心地が大きく変わることによるミスショットを避けたいがために、ティショットでわざと3Wを使っているケースも多々あるそうです。

 

加えて、今どきの3Wはフェースの反発が高く、かつ低重心。ドライバーのようなスピンが少ない弾道が打てるので、3Wでもドライバーに近い飛距離が出ます。この点もティショットで3Wを使う機会が増える要因になっています。

 

ドライバーとアイアンとで重心距離のギャップが大きいと、プロ以上に、アマチュアの場合はどちらが上手く打てると、どちらかが上手く打てなくなる場合があります。もしもアイアンに比べて、ドライバーの重心距離が8mm以上長いならば、ティショットで3Wを使うのは大いにアリです。また、ドライバーの弾道が左右にバラつく度合いが大きい人は、3Wでティショットを打った方が、ティショットでのミスを減らせる確率が上がってきます。

 

マーク金井は世界で一番難しい3W、マジックマリガン3+プロト、3+を作りましたが、これはティショット用としては理想的な3W、すなはちドライビングスプーンです。ティショットをどんなクラブで打つかはゴルファーが選択できます。ツアープロがやっていることは真似できないことが多いですが、ティショットを3Wで打つことはすぐにでも真似できますし、真似した方が確実にスコアアップが望めます~。

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マジックマリガンFW3+プロトは限定につき、メール頂いての販売となります。

スペック
■ アナライズW60カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:325.9g前後/振動数:246前後/バランス:D2前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度

■ アナライズW65カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:329.5g前後/振動数:247前後/バランス:D2.5前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度

※若干の個体差がある場合がございます。あらかじめご了承ください

とスペックはこんな感じ!

お値段は 40000円+税 送料別途

(プロトタイプ専用シャフト、プロトタイプ専用ヘッドカバー付アフターマーケット用シャフトの装着も別途承りまります。その際はシャフト代金が新たに発生したします。)
ご注文はこちらのメールにて承ります。yoyaku@analyze2005.com

ご希望のシャフト、お名前、電話番号、郵便番号、ご住所、お支払方法をご記入の上、メール下さい。

今なら3〜4日でお届けできます(カスタムオーダーはもう少しお時間頂きます)

通常の3+は↓こちらをクリックしてください

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インパクト解析セミナー

6月25日13時 残りあと僅か(まだ間に合います)

アナタのインパクトをマーク金井が丸裸にします

時間は1時間30分  お値段は3000円  人数は6名限定です。

参加資格はドタキャンしない方(汗)

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

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2016年06月23日超私的な提案 パッティングの方向安定性を良くする練習法とは!?

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本日17:00よりアナライズで試打会開催します!
世界一易しい!?ドライバー BUMPER
世界一難しい!?スプーン マジックマリガン3+PRO
どちらも試打出来ます。

皆様のご来店お待ちしております。


昨日はお昼前に三軒茶屋に向かい、当日券で舞台「コペンハーゲン」を見てきました。

開演1時間10分前に劇場に向かうとすでに列があり、マーク金井は4番目。かなりきわどいかと思いましたが、なんとかチケットを入手し、最後列から観劇することができました。舞台は舞台上の役者さんを生で見ることができるのがいいですが、加えて、ロビーや客席でも役者さんとニアミスすることが多々あります。昨日はトイレで三谷幸喜さんとすれ違い、客席では古田新太さんが近くに座ってらっしゃいました。いい役者ほど、人の舞台を観ていると言われてますが、ホントにその通りです。

「コペンハーゲン」は会話劇で登場するのは3人だけ。段田安則さん、宮沢りえさん、そして浅野和之さんが、最初から最後まで舞台上で演技し続けます。セットは玄関を連想させる階段、そして椅子が3つだけと極めてシンプル。デンマーク人の物理学者に会いに行くドイツ人の物理学者。そしてデンマーク人の物理学者の妻。この3人が延々と会話を繰り広げることでストーリーが展開し、そして幕を閉じます。専門用語がものすごく出てくるのですが、その話にグイグイと引き込まれ、自分があたかも劇空間にいるような錯覚に陥ってしまいました。

 

終演後、雨が降っていなかったので、赤羽ゴルフクラブに直行。プロトタイプのパターとウエッジで、アプローチとパットを約1時間ほど練習。プロトの試打を口実に、芝の上でショートゲームの練習したのですが、ただボールを打ったわけではありません。パットの練習用として購入した、、、、

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 ザ・レール

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で練習しました。永久シード選手の片山晋呉プロがパター練習で使っているのを見て、すぐにAmazonでお買い上げ。もちろんポイント使いました(笑)。商品はスチール製のレールで、これでもかってぐらいシンプルです。両端に小さい穴が開いてあり、そこにボールを乗せて打つだけです。ザ・レールの表面はツルツルで両サイドが斜めになっています。少しでもフェースが開いたり閉じたりすると、少しでも芯を外してしまうと、ボールはレールからはみ出てしまいます。インパクトでフェースをスクエアに戻し、芯で捕らえないとボウリングのガーターみたいになって脱線します。

 

パットの練習器具は数々ありますが、これは素っ気ないほど単純です。しかしながら、ザ・レールの上でパットを打つと、自分の癖がハッキリ出ます。マーク金井の場合、引っかけるのを嫌がって、インパクトでフェースが開く癖があるのですが、これで練習すると悪い癖が如実に出ます。ちょびっとでも開いた感じになると、ボールはレールの右側に脱線。それを嫌がってフェースを返しすぎると、今度は左側にガーター(脱線)。最初の頃は10発打って、7発ぐらいガーター(脱線)しました(笑)。

 

かなり難易度の高い練習器具ですが、これでボールが真っ直ぐ転がらない打ち方をしていると本番でもしくじる確率が高くなります。真っ直ぐ打っているつもりでも回転軌道が狂っていると、傾斜や芝目の影響を受けやすく、直進安定性が悪くなる分だけカップインの確率が下がるからです。10発とか20発連続してカップインさせる練習は結果重視ですが、このザ・レールを使ってパット練習すると、正しいインパクト、正しい回転軌道を習得することに役立ちます。

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約20分ほどザ・レールでパット練習したら、10発中7発ぐらいはガーター(脱線)しないで転がせるようになりました。それから、ボールを芝の上に置いてパットを打ってみると、、、、、

 

なんだこりゃって、ぐらいボールは力強く真っ直ぐ転がります。グリーン上なのに、ボールは凹んだ溝の中を転がるってるかのような感じで、カップに向かいます。高麗グリーンで転がしているのに、ベントグリーンで打っているかのようにスムーズにカップインするようになりました。

 

ショートパットの弱点は重々知ってましたが、その弱点を知っていながらパット練習を怠っていました。「パットは水もの」という逃げ道を自分で作っていたのです(笑)

 

改めて説明するまでもないですが、どんなにいいショットを打っても、バーディーチャンスに着けても、アプローチをピンに寄せても、、、、ショートパットをきっちり沈めないと、良いショットはすべて台無しになります。ショットを生かすも殺すもパットなことを考えると、練習時間の半分ぐらいはパットに費やした方がスコアアップの近道です。

 

パットは自宅でも簡単にできます。コースの練習グリーンだけでなく、パターマットで練習する時も、このザ・レールを使ってみたくなりました。とりあえず、Amazonの溜まったポイントでもう1本、ザ・レールを買います~。

 

追伸  チョイス2016夏号で掲載しているゴールドファクトリーとのコラボパター。ピン型なのに、ネオマレット型と変わらない慣性モーメントがあり、ミスに強くなっています。加えて、ロフトは7度と多めにすることで、ハンドファーストに打ちたくなる設計がなされています。残りわずかになってきたので、お早めにどうぞ~。

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2016年06月16日超私的な提案、距離の短い癒やし系コースは自分の実力が浮き彫りになる!!

今週は全米オープンウイーク。開催場所となるのは全米でも屈指の難コース、オークモント(ペンシルバニア州)オークモントでの開催は9年ぶりです。2007年大会での優勝スコアは+5。これは全米オープン史上、ここ40年間のワーストスコアです。ちなみに、2日間の予選カットラインは+10。コースレートはなんと「77.8」この数字を見ただけでいかに難易度が高いのかがわかります。加えて、オークモントは距離も長く、パー3の最長は288y(8番)、パー5の最長は667y(2番)もあります。恐らくアマチュアがプレーしたら、普段よりも30打ぐらいは悪くなるでしょう。

そんなオークモントに比べると、昨日薄暮プレーしてきた河川敷の赤羽GCは典型的な癒やし系コースです。MMT9の開催コースであるインのヤーデージは2897y(パー35)。パー5は480yで、パー3は141yと118y。河川敷なのでフラットですし、バンカーも少ないです。ドライバーが真っ直ぐ200y飛べばアンダーパーで回ってくることも可能です。

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オークモント赤羽。同じゴルフ場とは思えないほど難易度がことなりますが、どちらをプレーした方が、初心者、中級者のアマチュアは上達できるのか?  100や90の壁を乗り越えられるのか?

 

 そのヒントはスキー場にあります。

 

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スキー場はいろんやスキーヤー(スノーボーダー)に対応すべく、初心者コース、中級者コース、そして上級者コースがあります。施設側は来場者のニーズに合わせるために難易度を変えたコースを作り、来場者は自分の腕前に見合ったコースで滑っています。スキー場の場合、初心者が上級コースに立ち入ることはまずありません。初心者が腕前に見合わないコースに行かないのは転倒などのリスクが高く、メリットよりもデメリットが大きいからです。

 

 ゴルフもしかり。

 

100が切れない、90が切れないゴルファーにとって、オークモントのような難コースでプレーするのは得策ではありません。「難しいコースに出てこそ、本当の腕前が分る」という人もいますが、この考え方には首を傾げたくなります。ろくにターンができない人が上級者コースに出れば怪我をするだけ。ゴルフの場合は、よほどのナイスショットを打たない限り、トラブルに巻き込まれ続けます。難易度の高いコースになればなるほど、ショットに対する精度が求められ、わずかなミスが大きなトラブルになってしまうからです。例えば、ティショットがフェアウェイから10センチ外れてラフに入ったら、セカンドはSWで出すだけ。セカンドが10センチショートしたらアゴの高い深いバンカーに入ってします。難易度の高いコースになればなるほど、わずかなミスが、大きなミスとなって増幅されます。

 

対して、距離の短い癒やし系コースはスキー場に例えるならば、緩斜面ばかりのい初心者コースです。プロや上級者にとって物足りかも知れませんが、100や90を切れないアマチュアゴルファーにとっては、いいスコアを出しやすいだけでなく、自分の腕前も正確にチェックできます。難易度が高いコースだと、自分が打ったミスショットが自分のせいなのか、コースの難易度によるものなのかの見分けが付きづらいです。対して、やさしいコースでのミスというのは技術不足であることが明らかだからです。ちなみに、スキー、スノボも場合も、初心者コース(緩斜面)での滑りは上級者にとっても欠かせない練習場所。緩斜面では外力(落下)が少ないので、滑りの善し悪しが急斜面の時よりも露わになります。

 

難易度の高いタフなゴルフコース、難易度の低い癒やし系ゴルフコース。

 

100が中々切れない人、90が切れそうで切れない人、70台を一度でも出したい人ならば、難易度が低い癒やし系コースをプレーする回数を増やしましょう。スキーもゴルフも同じです。景色でビビってしまう所よりも、自分が優位に立てる所でプレーした方が気楽にです。そして、ここからが大事なポイントですが・・

 

  • やさしい所で凡ミスをしないこと
  • ナイスショットを打つことよりも凡ミスをしないこと
  • ミスを上塗りしないこと

 

これらが出来てくれば、勝手にスコアは良くなるのが分ります。例えばグリーンエッジからチャックりしたり、残り100ヤードからグリーンオーバーして奥のバンカーに入れてしまう等々、これらのミスを減らすことがスコアアップにつながることを覚えて下さい。

 

それだけではありません。難易度の低い癒やし系コースでプレーしているいいスコアが続きます。実は、これも大事なポイントで、普段よりもいいスコアが続くと「息苦しくなってきます」。これも体験してほしいのです。ゴルファーはおかしなもので、数字に支配されています。いいスコアが続くと、そこから逃げ出したくなってボギーやダボを叩くとホッとしたりするのです。マーク金井も先週のコンペで5ホールで3アンダー。6番から息苦しくなって、7番のパー3ではワンオンして、8mの距離を3パット。もったいないボギーを叩いたにもかかわらず、ホッとしている自分がいました(笑)

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赤羽ゴルフ倶楽部は神田から電車で行けるという手軽さもありますが、自分のショット力のチェック、いいスコアが続くことに対する耐性をつけるのにも、もってこいのコースです。初心者、中級者にはパーが狙いやすく、上級者ならばすべてのホールでバーディーを狙っていけます。いいスコアに慣れていない人には、格好の腕を磨けるコースです~。

 

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2016年06月15日超私的な考察、ゴルフクラブの新製品が「飛びをアピールする」本当の理由とは!?

昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストはグリップインターナショナルの岡本さんと竹内さん。同社が取り扱っているアパレル「J・リンドバーグ」について、そしてゴルフウエアの着こなしについてじっくりお話を伺いました。マーク金井は今でこそ年中黒ずくめのスタイルですが、実は、岡本さんと知り合った頃は1枚も黒い服を持ってませんでした。ちなみに、マーク金井が初めてリンドバーグを購入したのは、5年ぐらい前。六本木のミッドタウンで黒のベースボールキャップを買いました。

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黒と言えば、一昨日発表になったスリクソンの最新モデル、Zシリーズのドライバーもヘッドは黒が基調になっています。ソールは黒とシルバーが組み合わされたモノトーンで引き締まって見えます。

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さて、このスリクソンの新しいZシリーズメーカのHPには、こんな風にクラブのコンセプトが書かれていました。

 

戦略的にコースを攻略するための飛びと弾道を追求し、ヘッド、シャフトを合わせたあらゆる飛びの技術を融合し、前モデル比+4.8ヤード(注:当社計測データによる)の飛距離と、思い切り振りぬいても上下左右に球がバラつかない安定した弾道を実現。ターゲットを攻めていくゴルファーに安心感、信頼感を持って使っていただけるドライバーです。
スリクソンのHPから引用)

 

キャッチフレーズは、、、

 

波動で、飛ばせ。

 

読んでるだけですぐに打ってみたくなるドライバーです。写真を見てるだけでワクワク、ドキドキします。近々、メディア向け試打会があるので、そこでじっくり試打してきます。

 

スリクソンはアスリート向けブランドですが、まっさきに「飛び」をアピールしています。具体的な数値も出ているのが何よりもの証拠ですが、ここでひとつ大きな疑問があります。それは、、、、

 

飛距離=スコア

 

なのかということ。ドライバーは飛ばないよりも飛んだ方が有利なのは間違いありませんが、ゴルフは飛距離だけではスコアは決まりません。ドライバーはテニスに例えるならば、「サーブ」のようなもの。フォルト(OBや池ポチャ)をしてしまうとスコアは確実にロスします。アマチュアの場合、スコアを良くするのに必要なのは、飛ぶのと同じぐらいフォルト(OBや池ポチャ)しないドライバーです。

 

にも関わらず、優先順位の最初に来るのは「飛び」です。

 

理由は単純です。昔も今も売れるのは「飛び」に特化したクラブだからです。マーク金井は44年前からゴルフを始めてますが、今まで「飛ばないけれど曲がらない」クラブというのは売れたためしがありません。逆に、打ちこなすのは難しいけれど、上手く打てた時には「バカっ飛び」するドライバーは大ヒットしています。かつての「230チタン」や「ERCⅡ」はものすごく売れました。アマチュアはスコアを求めるいる一方で、スコアを抜きにしても飛ぶドライバーを求めていることが証明されています。ゴルファーはスコアを求めるよりも、飛距離を求めてクラブを購入している人の方が圧倒的に多いのです。飛ばないけれどスコアが良くなるドライバーが売れ行きナンバーワンになったためしは一度もありません。

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ゴルフパートナーのWEBサイトより転載

 

クラブメーカーもそれが嫌と言うほど分っているから、スコアが良くなることよりも「さらなる飛び」をアピールせざるを得ないのです。

 

100を切れないゴルファー、90が切れないゴルファーにとって、本気でスコアアップを望むならば、飛ぶドライバーよりも、チョロやOBが出ないドライバーを使った方がクラブでスコアを縮められます。しかしながら、飛びに特化していないドライバーを積極的に使おうとするゴルファーは決して多くありません。なのでクラブメーカーも「飛ばないけれどスコアが良くなる」というキャッチコピーをつけたドライバーを世に送り出したくても出せないのです。

 

アマチュアが白ティからプレーする場合、よほど長いコースを除けば、ティショットで必要な距離は、170~200yです。この距離がちゃんと打てて、フェアウェイや浅いラフからセカンドが打てれば、大抵のホールはボギー以内で上がれる確率がグンと上がりますし、スコアもまとめやすくなります。

 

しかし、そんな「飛ばさない」ゴルフをしたいと思うアマチュアゴルファーはほとんどいません。正々堂々とドライバーを振って、1ヤードでも遠くに飛ばすことを実現しつつ、その上で1打でもスコアを縮めたい。アマチュアがクラブに求める優先順位のいの一番が飛距離である限り、クラブメーカーはこれからも「さらなる飛び」をアピールするクラブを作り続けることになるでしょう~。

 

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ゴルフの竪琴セミナー

6月25日11時

時間は1時間30分  お値段は3000円  人数は6名限定です。

参加資格は、ゴルフの竪琴をお持ちの方。当日お買い上げいただける方となります。(同類他社製品はNG) そして確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)

講師はもちろんマーク金井です。場所は神田アナライズ。

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