マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフ業界情報

2015年02月04日2015年のゴルフクラブのトレンドとは!?

昨日(火曜日)は恒例の早朝スノボとインターネットラジオ、ソラトニワの「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。早朝スノボはお一人様で行くのですが、昨日はツーサム。アナライズ神田スタジオのご近所、中古ゴルフショップのカリスマ店長を強引に誘いました。F川さんは30歳ですがスキー、スノボは未経験。ゴルフの腕前はかなりのモノですが、スノボは正真正銘初心者。にもかかわらず、2時間ほどのレッスンでリフトに乗って下まで滑って降りることができてます。初心者ほどレッスンの重要だということを確認できました。

 

10609577_10202641570320328_1635614510670151417_n

 

 

ラジオのゲストはテーラーメイドゴルフの加瀬さんと山田さん。記者発表されたばかりの新製品「エアロバーナー」(3月5日発売)を持ってきていただき、新しいバーナーの魅力を話していただきました。ここ数年、ロケットボールズが販売されてた時はバーナーブランドのクラブはありませんでしたが、今回のエアロバーナーの構造はロケットボールズ、ジェットスピードのテクノロジー「スピードポケット」が継承され、ルール適合ながらフェースの反発を上げた構造で、「飛び」をアピールしたクラブになっているそうです。昨日の番組では、ドライバー、FW、UTを持っていただきましたが、近い将来はアイアンも登場します。

10509516_10202643118279026_2409643744373416485_n

 

そして、このエアロバーナー。名前が示す通り、空気抵抗を意識したデザインが採用されています。テーラーメイドでは空力実験を何度も繰り返した結果、エアロバーナーではクラウンが平面ではなく立体的な形状になっています。偶然かどうか分かりませんが、先日、記者発表されたキャロウェイのXHOT XRも空力抵抗を強く意識したヘッド形状になっています。これで、

 

ピン G30
キャロウェイ XHOT XR
テーラーメイド エアロバーナー

 

P1080652

10502503_10202580370830379_8572542711465423781_n

 

2015011412520824084

 

米国大手メーカーが足並みを揃えるような感じで、空気抵抗軽減をアピールしたドライバーを登場させてきました。1社だけならトレンドは言えませんが、大手3社が空気抵抗軽減を謳えば、新たなトレンドと言えるでしょう。国内メーカーも遅かれ速かれ、空気抵抗軽減を打ち出したドライバーを登場させてくる可能性大です。

 

 では、今になって空気抵抗をアピールするドライバーが増えてきたのか?

 

一番考えられるのはルールの問題でしょう。ゴルフクラブにはいろんな規制があり、それをかいくぐってクラブは進化しています。フェースの反発しかり、重心位置設計しかり、
調整機能しかり。その結果、ユーザーに強くアピールできるセールルポイントはほとんど出尽くした感があります。ユーザーの心理に刺さりやすく、新製品としての切り札として残っていたのが「空力」だったような気がします。

 

ゴルフクラブはめざましい進化を遂げていますが、その進化は誰でも享受できるわけではありません。空力抵抗軽減はゴルフの腕前にあまり関係ないこと、そして何よりも視覚的なアピールができることも、大手メーカーが採用に踏み切った理由だと思われます。

 

空力を意識したドライバーというのは特別目新しいテクノロジーではありません。過去に空力を狙ったクラブが登場している歴史がありますが、2015年モデルに関して言うと、車の開発並に空力テストを繰り返しています。加えて、米国では、他社商品と比較して自社製品の空力特性の高さをアピールしているメーカーもあります。

 

今の所、ヘッド形状そのものが空気の流れを良くなるようにデザインされているドライバーばかりですが、実は、空気抵抗で一番大きなのはフェースの分厚さ。インパクトゾーンでのヘッド挙動を考えると、フェースが分厚いほど空気と喧嘩することになります。それを考えると、本質的にはフェースは分厚いディープフェースよりも薄べったいシャローフェースの方が、空気の抵抗が少なくなると思われます。空気抵抗のことを考えると、フェースの厚みが60mmよりは40mmの方が、インパクトゾーンで空気と喧嘩しなくなるはずです。ただし、空気抵抗軽減の「本質を追い求めすぎる」と、今度はゴルフクラブの形状の「本質から外れてしまう」というジレンマも発生します。

P1030996

空力だけ見れば、パーシモンのが圧倒的有利ですよね

 

ひょっとしたら今年発売のドライバーの中には超シャローフェースなドライバーが登場するかも知れません。ちなみに、現在発売中の大手メーカー主力ドライバーの中で、一番フェースが薄べったい(シャローフェース)のは、ダンロップのゼクシオ8です~。

main2

(▼▼)b


 

アナライズからのお知らせ

ゴルフの竪琴検定 3級やります!!

2月7日 11時から!(1時間ぐらい)

事前講習からの検定試験

受験料(事前講習代含む) 1000円

受験資格

  • 受験資格は竪琴をお持ちで、練習している方。
  • そしてご自身の竪琴を持ってこられる方

定員6名(先着順)

yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

 試打受注会のご案内!

弊社のカリスマクラフトマン 赤坂がガッツリやります!

先日先行販売を始めた、アナライズオリジナル

マジックマリガン ユーティリティ

「ミスに強く、スコアを作れるクラブ」という設計コンセプトの元、打感・打音も心地よいユーティリティーです。
皆さんにも是非、この易しさを実感していただきたく
試打&受注会を開催します。

開催日

2月 7日(土)  14:00~18:00
2月11日(水)祝 11:00~13:00 14:30~17:00
2月14日(土)  15:00~18:00


上記時間内はご予約なしでいつでもご来店いただけます。
マジックマリガン ユーティリティ以外にもアナライズオリヂナルシャフト、MSウェッジ他、アナライズにあるもの全部試打可能です。
他にも今話題のマスダゴルフ CB-01アイアンも試打出来ます
*マーク金井使用クラブです シャフト フジクラMCI-80(S)
番手 5,7,PW

場所は神田のアナライズです! お問い合せは

yoyaku@analyze2005.com 赤坂まで


2015年02月01日ゴルフの新規参入者を増やすために、まずやるべきこととは!?

1月もあっという間に昨日で終わりました。今日はすでに2月です。2月は普段よりも日数が短いので、これまたあっという間に過ぎそうですが、2月も毎週欠かさずスノボに行きます。2月はもっとも寒い時期でゴルフには厳しい季節ですが、スノボには絶好のコンディション。1月は6回ガーラに行きましたので、2月も6回を目標にガーラに行きたいと思っています。

 

そんなスノボ大好きなマーク金井ですが、スノボをしててもゴルフのことは片時も忘れたことはありません。スノボの板はゴルフのシャフトとかなり共通していることがわかりましたし、スノボの技術習得はゴルフの技術習得とかなり類似点があることも、実感しています。そしてスノボの行き帰りの新幹線では、これまたゴルフに役立つ書籍を読んでいます。最近では、「こりゃ、スノボ、ゴルフにも共通している」と思ったのが、この本。

ダウンロード (8)

 

「街場の戦争論」内田樹著(ミシマ社)

タイトルは戦争論となってますが、中味はいろんなテーマについて書かれてます。中でも、興味深かったのは第四章の「働くこと、学ぶこと」。著者の内田さんは合気道の師範を務めておられ、そこで教える(学ぶ)ことについて、ユニークな考察をされています。教え方については、手取り足取りよりも、伝える言葉が大事だとおっしゃってます。指導ではしゃべり続けているそうです。例えば、

 

経験的には「そこにないもの」を想像してもらう方が効果的です。例えば、徒手の技なのに、「太刀をを切るように身体を使う」という支持を出す。手の内に柄があり、刃筋があり、切っ先がある。それを意識して身体を使う。刃筋が空気を切り裂き、切っ先が畳にずぶりと突き刺さる。そういう想像上の感覚に集中してもらう。そうすると身体が解放される。

言葉による指示が上手くいったのに、こういう例があります。「ゼリーが詰まったプールの中を手探りで前に進むように」という指示です。ただの水ではなく、ゼリーというのがかんどころです。(中略)

「生まれてから一度もしたことがない動作」を要求する状況設定を次々と思いつかないといけない。僕が身体技法の指導者として余人に勝る点があるとすれば、「ありえない比喩を次から次へといくらでも思いつける才能」がそれではないかと思います。

(以上、「街場の戦争論」から引用)

 

スノボにしてもゴルフにしても、初心者にとっては未知なる動作です。内田さんの言葉を借りれば、未知なる動作を身に付けるには、経験したことがある動作よりも、生まれてから一度もしたことがない動作、しかもそれがイメージできる動作を伝えること。この言葉を目にした時、かなり腑に落ちました。ゴルフでこのような指導をしている人はあまりいないと思います。でも、これは初心者には非常に役立つアドバイスかなと思います。

 

おっと、かなり前置きが長くなりましたが、今日のエントリーはゴルフ新規参入者を増やす方法についてです。ゴルフ業界でも「業界活性化」についていろんな提案、いろんな試みがなされてます。ゴルフ人口が減少するのに歯止めをかけるには、新規参入者を増やすことが必要不可欠だからです。

 

 では、どうすれば新規参入者を増やせるのか?

 

この答えもガーラ湯沢にありました。新規参入者を増やすには、まずはガーラの真似をすることです。具体的に言うと、

 

・レンタル

・専用エリア

・公共交通機関

・トータルコスト

ガーラ湯沢は駅の改札口とスキーセンターが直結し、スキーセンターを入ってすぐの所に巨大なレンタルエリアがあります。ゴルフ場に例えるならば、受付の真横にレンタルエリアがある感じです。そうです、ガーラはレンタルありきでスキー場が運営されています。

image_point_02

今のところ、国内のゴルフ場でレンタルありきの所は皆無です。ちなみに米国の場合、リゾートエリアのゴルフ場とかにいくと、レンタルが充実しているゴルフ場が結構あります。例えば、PGAショーでお馴染みのオーランド(フロリダ州)のゴルフ場だと、ナイキテーラーメイドキャロウェイといった大手メーカーのわりと良いクラブがレンタル品として容易されています。

2013-05-24 12.09.58

ハワイのコ・オリナゴルフ・クラブ のレンタルクラブはテーラーメイド!

 

 

新規参入者を本気で増やしたいと思うのであれば、ガーラのようにクラブハウスの一番目立つところに、そして一番大きなスペースを取ってレンタルエリアを作ること。これだけでも新規参入者にとっては、かなり行きたくなるゴルフ場になります。

image01

ふたつめは専用エリア。スキー場には初心者エリアがちゃんとあり、初心者を対象としたレッスンも常設されてます。ゴルフ場もしかり。初心者専用コースを用意したり、初心者を対象としたレッスンを常設するだけで、新規参入者は行きたくなります。例えば、27ホールのコースならば、18ホールを通常コース、9ホールを初心者専用コースにすれば、初心者も中上級者も共にゴルフを楽しめます。

gelandemap (1)

 

3つめは公共交通機関。ガーラの魅力は駅が、そのままスキーハウスになっていること。車で行くよりも電車で行った方が便利という希有なスキー場です。このしくみは実に新規参入にとって行きやすい。

1898125_784844148261164_4363356144564789696_n

ガーラ湯沢は東京駅から新幹線で最速77分で行ける

 

image_point_01

 

ゴルフでこれと同じことをやるのは簡単ではありまえんが、スキー場にできてゴルフ場にできないといいうことはありません。ガーラの場合、越後湯沢駅からわざわざガーラ湯沢に向けて新しく線路を引いてます。JRに限らず、私鉄沿線でもいいから、ゴルフ場に直結する線路を引くことができれば、そのゴルフ場は新規参入者にとってかなり魅力的なゴルフ場になります。代案としては、ターミナル駅からゴルフ場にダイレクトでいけるバスの運行。東京駅とか新宿駅、渋谷駅や上野駅からゴルフ場にいける定期運行バスが出れば、新規参入者にとって行きたくなるゴルフ場になると思います。

 

最後のトータルコストですが、ガーラの場合、往復新幹線とリフト券が込みで平日1万円前後、土日で1万2000円前後。ちなみに、新幹線でガーラ湯沢まで往復すると1万3000円ぐらいかかります(いずれも東京駅からの利用)。スキー場は都心から遠いこともあって交通費が結構かかりますが、ガーラの場合はJRが経営していることもあって、かなり割引されています。ゴルフはプレー代がかなり安くなってますが、反面、格安コースは都心から遠いです。電車利用だと交通費がかさみます。なので、安いゴルフ場に行っても、トータルコストはかなりかかります。JRもしくは私鉄、バス会社とタイアップし、トータルコストをガーラ湯沢ぐらいに抑えることができれば、新規参入者にとって行きたくなるゴルフ場になるでしょう~。

 

image_view

 

(▼▼)b

こちら先行発売開始!!↓クリック

スーパーシャット君 在庫あります

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header


2015年01月28日クラブが進化しても、アマチュアに恩恵が少ない本当の理由とは!?

 

昨日(火曜日)は恒例の早朝スノボ。朝イチの新幹線に乗るために神田駅まで歩いたのですが、午前6時はすでにじゃじゃ降りの雨。新幹線でガーラ湯沢(新潟県)に到着すると曇り空。今シーズン初めて吹雪が吹いてませんでした。リフトに数本乗るぐらいまでは視界も良かったのですが、9時半を過ぎたくらいから雨がしっかりと降り出しました。ゴルフの雨はからっきし苦手ですが、スノボの雨は気になりません(笑)。吹雪よりは雨の方が視界が良いので滑りやすいからです。

10386275_10202603228401804_4882456750194946852_n

10152010_10202604541114621_1773725410890934761_n

昨日は新しいバートンの板と、ウェアラブルデジカメ「HX-A500」を持ち込んだこともあって、雨が降ってもお構いなしで3時間ガッツリ滑ってきました。新しいドライバーをコースに持ち込んでプレーするのと同じく、新しい板をゲレンデに持ち込むとそれだけで気分が高揚し、雨の中、ハイテンションで滑りまくりました。新しい板はバートンの「カスタムX」。今まで乗っていた板よりも軽くて、硬め。板の反発を使えるようになったこともあって、切り換え時における硬さの違いを実感。ちゃんと曲がれるようになると、硬くて反発が高い板の方がシャープなターン弧を描けます。

10945653_10202603245802239_45057065613225734_n

 

そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア。昨夜のゲストは元ツアープロキャディの岩本美都樹さん。大学時代は体育会ゴルフ部で鍛え、日本女子アマにも2度出場。会社勤めを経験した後、大学のゴルフ部監督から紹介を受けて尾崎直道プロのキャディをしたそうです。それからは、桑原克典プロの専属キャディをしたり、マネージャー業も経験。その後、再び、尾崎直道プロの専属キャディとマネージャーをされたそうです。ひとつひとつエピソードが面白くて、昨夜は「マーク金井の聞かずにいられない」って感じでした。

10945604_10202605335894490_7108906495697382940_n

 

オンエアの最後では、直近で購入した本ついて喋りますが、昨日紹介したのは、

ピケティ入門
「21世紀の資本」の読み方
竹信三恵子著、(株)金曜日

984317_10202605820026593_2914532220544377820_n

ピケティとはパリ経済学校のトマ・ピケティ教授のことで、「21世紀の資本」はピケティ教授の著書。700ページで6000円もする経済の専門書にも関わらず、すでに日本でも16万部以上売れているベストセラーです。700ページの専門書を読む気力が無かったのでガイドブックを八重洲ブックセンターで衝動買いしました~。

 

「21世紀の資本」を衝動買いしたくなったのは、公式に興味を持ったからです。

 

r>g

 

rが資本収益率で、gが経済成長率です。ピケティ教授によるとビックデータを元に解析すると、資本収益率は経済成長率をたえず上回るそうです。例えば、経済成長率が2%ならば、資本収益率は4%という風になるそうです。結果、今の社会は資本を持っている人の方が利益を上げやすい。結果、富裕層はますます富裕になり、そうではない人はあまり資産が増えない。結果、経済格差が広がるという説明がなされています。

実はこのような格差が生じてるのは経済だけではありません。ゴルフにおいてもまったく同じことが当てはまっています。

r>g

rはプロ、上級者
gは、アベレージゴルファー、初心者

 

ゴルフクラブはめざましい進化を遂げています。昔の木製のドライバーに比べると、今どきのチタンドライバーは劇的に性能がアップしています。しかし、その進化の恩恵というのはゴルファーが平等に享受しているわけではありません。例えば、ゴルフクラブの飛びの性能が5%アップしたとしましょう。この場合、

 

プロ(上級者)は5~10%飛距離アップし、
アベレージゴルファー、初心者は3%未満しか飛距離アップしません。

 

今どきのゴルフクラブというのは、ゴルファーの腕前によって享受できるメリットの度合が異なる、いわゆる格差が生じやすくなっているのです。その証拠に、プロ、上級者の飛距離は昔よりも格段に伸びています。また、シニアツアー選手のドライバーの飛距離を見ても、50歳を超えても飛距離が落ちないプロがかなりいますし、飛距離を伸ばしているプロも少なからずいます。これはひとえに、クラブの性能向上のおかげです。

 

他方、アベレージゴルファー、初心者の場合は、クラブが進化するペースに合わせて飛距離アップしているとは限りません。プロ(上級者)に比べると、性能アップの恩恵を受ける度合があきらかに少ないです。多くのアマチュアはプロほど飛距離が伸びてないことが何よりもの証拠でしょう。

 

では、なぜプロ(上級者)とアベレージゴルファー(初心者)との間で飛距離の格差が生まれるのか?

最終電車の時間が迫ってきました。この続きは次回じっくりと説明しましょう~。

 

(▼▼)b

アナライズからのお知らせ

2月1日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

こちら先行発売開始!!↓クリック

スーパーシャット君 在庫あります

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header


2015年01月12日常識として知っておきたいゴルフクラブの値段とは!?

アナライズは神田にスタジオを構えて10年が経過しました。神田は東京駅の隣駅ということもあって、5分もあれば新幹線に乗れます。加えて、デジタル(電気街)のメッカである秋葉原も隣駅。デジカメ、パソコン、デジタルガジェットが欲しくなれば、歩いて衝動買いに行けちゃいます。そして、神田はスキー、スノボの聖地でもあり、小川町エリアに足を運べば、スキー&スノボショップがよりどりみどりにあります。神田は買い物好きな人間にとって、衝動買いを気軽にさせてくれる理想的な街です(笑)。

10906541_10202452097383623_3984478515095596134_n

最近はゴルフクラブよりもスノボ関連商品をしょっちゅう買い漁ってるマーク金井ですが、スノボショップにいくたびに思うことがあります。それは‥‥

ゴルフクラブは高いのか? それとも安いのか?

 

スノボはモデルよって異なりますが、安いのは2万ぐらいからあり、高いのは10万円以上します。メーカー主力モデルは実売5~7万円ぐらいです。滑るのに必要なビンディングとブーツを購入すると、全部で7~10万円ぐらいかかるかと思います。安いセットならば4~5万円ぐらいで揃えられます。ゴルフほどではありませんが、全部揃えるとなると結構お金がかかるスポーツです。

10849839_10202352087403436_8458297597040592374_n

では、ゴルフはどうか? マーク金井は42年前にゴルフを始めましたが、その時、最初に揃えたのはミズノのハーフセット(7本組)です。センターフラッグというモデルでした。キャディバッグ付きで買いましたが、5~6万円だったかと思います(かなり怪しい記憶ですが)。当時のドライバーは木製(パーシモンまたは合板)で、単品だと2~10万円ぐらいだったと思います。クラブ代金には物品税というのも含まれてました。ゴルフは贅沢な遊びだという位置付けだったので、クラブは課税されていたのです。

 

では、現在の道具の価格はどうなのか?

ドライバーに関しては、2万円~25万円ぐらいです。

10848028_10202323406606434_5408680456352976043_n

 

スノボの板に比べるとかなり幅がありますが、これには理由があります。プレミアム感が強い高額商品が増えたことと、マークダウン品(旧モデル販売)が一気に増えたからです。特に、ここ数年、ゴルフショップの主力商品となっているのがマークダウン品で、これが売り上げの半分近く占めているショップも少なくありません。スキー業界同様、ゴルフクラブも最新モデルを購入する人が減り、ひとつ前のモデルを購入する人の方が増えているのです。スキー業界同様、ゴルフ業界においても、最新モデルも1年も待てば、定価の半額前後で手軽に購入できるからです。

 

結果、ドライバーの新製品の主力モデルは実売5万円~8万円。
マークダウン品(旧製品)の主力モデルは実売2万円~5万円。

 

偶然にもスノボの板(ボード)とドライバーの価格はほぼ同じです。ただし、スノボと違ってゴルフの場合は、ドライバーだけではプレーできません。他にもクラブを買いそろえる必要があります。本数を揃えるとなると、スノボに比べるとゴルフクラブは高額商品であるのは間違いないです。メーカー主力モデルで揃えるとなるとセットで10万円を軽く越えてしまいます。

 

ちなみに、世界最大マーケットである米国の場合は、ドライバーの価格帯は明確に3つにジャンル分けされており、

499ドル(プレミアム品)
399ドル(セミプレミアム)
299ドル(ベーシックライン)

現在、1ドル120円なので、日本円にすると

449ドル→6万円
399ドル→4万8000円
299ドル→3万6000円

 

米国だとドライバーの最新モデルが4~6万円前後で購入できます。円安になっていますが、日本に比べると値頃感があります。もちろん米国にもマークダウンがあって、マークダウンされた旧製品は100ドル以上値下がりし、2万5000~4万円ぐらいで買えます。
ちなみに、世界同一価格を目指しているピンのドライバーの値段は、

P1080652

ピンはG30LS-TECを発表

 

 

G30ドライバー日本実勢価格  4万3200円(税抜き)
G30ドライバー米国実勢価格  4万2000円(349ドル、税抜き)

 

どちらもネットショップの実勢価格で、定価より10%オフです。ピンは米国ブランドですが日本で買っても、米国で買ってもほぼ同じ値段です。ピンの値段はメーカー主力モデルとしてはかなりリーズナブルです。(ただし来月からピンは円安の影響で約10%値上がりします)。

 

今回はドライバーの実売価格について書きましたが、現状では2つの価格帯があります。ひとつは新製品の価格、もうひとつはマークダウン品の価格です。そして、マークダウン品の販売比率が上がったことで、クラブメーカーはセカンドブランド品、エントリーブランド品を大々的に作らなくなりました。これまた理由は単純。マークダウン品とセカンドブランド品は価格的にぶつかることになり、セカンドブランド品が非常に売りづらくなるからです。

 

ゴルフクラブというのは新製品とマークダウン品という2つの価格があり、同じクラブでも1年ほど経過すると、半額近く値段が下がって市場に再流通します(もちろんマークダウンしないクラブもあります)。スキー業界同様、良くも悪くも、これがゴルフクラブの販売価格の常識です。

 

アナライズもオリジナルクラブを販売してますが、アナライズは大手メーカーと違って大量生産しません。マーク金井がじっくりと時間をかけて設計し、試打を繰り返して必要な分だけ生産します。なので頻繁にモデルチェンジもしませんし、マークダウンもしません。早く買っても、遅く買っても値段は同じです。もうすぐ発売予定のユーティリティ「マジックマリガンUT」も、必要な分だけ生産するので、最初から最後まで同じ値段という非常識な方法で販売します。販売価格に関しては、「えっ、これってマークダウンじゃないの」ってぐらいリーズナブルな価格を予定しています~。

P1080614

 

(▼▼)b

売り切れ中だった

スーパーシャット君

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header


2015年01月11日ゴルフのプレー料金は一体いくらぐらいが適正なのか!?

昨シーズンはスノボは週1ペースで行ってましたが、今シーズンは週2ペースでガーラ湯沢に足を運ぶつもりです。スノボもゴルフも週1ではインターバルが空いてしまうのでスキルアップしづらいからです。今週も月曜日と金曜日は午前中、3時間ほどサクッと滑ってきました。ゴルフも電車派ですが、スノボも電車派です。加えて、ゴルフは9ホール派で、スノボも半日派。新幹線利用なので、道中車中ではしっかり睡眠が取れます。2時前後には神田に戻れるので、ゴルフで18ホールプレーするよりも時間を有効に使えます。

1483283_10202521646722313_5656764360620607838_n

そんなスノボにはまっているマーク金井ですが、実は、レジャー代は極端には増えてません。スノボに行く分だけゴルフの回数が減ってます。加えて、ゴルフに比べるとスノボはリーズナブル。JRのパックを利用すると、往復新幹線を利用してリフト半日券込みで、

平日だと9300円
週末でも10200円

 

平日だと帰りにビールを買って飲んでも1万円でおつりがきます。そしてゴルフに比べると平日と週末とで大きな差がありません。ゴルフだと週末は平日よりも1.5~2倍ぐらいになることを考えると、スノボの料金はリーズナブルです。

 

そこで今回のエントリーはゴルフの適正なプレー代についてです。マーク金井がゴルフを始めたのは今から42年前。オイルショック前の昭和47年ぐらいからゴルフをしていますが、当時のプレー代は

 

平日5000~15000円
週末8000~20000円

 

ぐらいだったと記憶しています。料金の幅が大きいですが、河川敷は総じてリーズナブルで、名門コースになると料金がグンと跳ね上がりました。それが現在だと、

平日4000~35000円
週末7000~45000円

ぐらいでしょうか。40年経ったことを考えるとプレー料金はそれほど上がってないとも言えますが、他の娯楽(スポーツ)に比べると割高感は否めません。そしてゴルフの場合、立地と料金が連動します。近場のゴルフ場は値段が総じて高く、遠方になるほど値段が総じて安いです。例えば、都心から一番近いゴルフ場である、

 

 

なんと、週末(祝日)

若洲ゴルフリンクスでプレー料金は

平日 13860円
週末 22860円

 

料金は平日の1.65倍。他のスポーツも週末(祝日)料金は平日よりも高めに設定されていますが、ここまでの価格差はありません。ゴルフは週末にプレーするとかなり割高です。そして、ゴルフの場合は交通費もそれなりに必要です。遠方のゴルフ場だと、車で行く場合はガソリン代と高速道路代、電車で行く場合は電車賃がかかります。都心から遠い所だと、ひとり5000円ぐらいかかることも珍しくありません。交通費込みで考えると、関東エリアでのゴルフのプレー代は平均して、

 

平日 10000~38000円
週末 15000~48000円

 

スキー場に比べるとゴルフ場は収容人数が限られます。18ホールのゴルフ場だと、最大で1日200人が限度でしょう。スキー場だと数千人収容できることを考えると、ゴルフの場合はプレー料金が高くなるのは否めませんが、ゴルフの敷居を下げるには大胆な料金プランの見直しが要です。本気でゴルファー人口を増やしたいと考えるならば、

 

交通費込みで平日は4000~8000円、土日は6000~10000円

 

すべてのゴルフ場が同じ料金である必要はありませんが、ゴルフの新規参入者を増やしたい、ゴルファーのプレー回数を増やしたいのであれば、これぐらいの料金が望ましいと思います。

 

ではどうすれば、料金を下げることができるのか?

 

ひとつは9ホール(ハーフ)プレーを積極的に導入すること。ゴルフは18ホールが当たり前と決めつけないで、9ホール単位での料金設定が良いかと思います。9ホールでもプレー時間は2時間半近くかかり、他のスポーツと比べると決して短くありません。特に初心者にとっては9ホールでも十分すぎるぐらいです。また、9ホールにすれば来場者数を増やせるので、単価を下げても十分ペイできます。

 

もうひとつは交通費がかかりづらい方法での集客。都心からゴルフ場に直結する乗り合いバスなどがあれば、交通費を下げられます。マイカーを持つ人が減ったことを考えると、スキーバスのようにゴルフバスが増えてくれば、それだけでプレーにかかるコストを下げられます。すでにゴルフバスを運行している会社もあるかと思いますが、これが本格導入されれは交通費を確実に減らせるでしょう。

 

マーク金井はスノボの時は往復に約3時間費やし、約3時間滑っています。ゴルフの時は往復で70分を費やし、約2時間(9ホール)プレーしています。どちらも丸1日費やすことはほとんどしません。丸1日費やすのは時間がもったいないだけでなく、疲れが翌日まで残ってしまうからです(笑)

 

9ホールだと物足りないという考え方もありますが、気合いを入れて9ホールプレーすると、結構体力使いますし、やりがいもあります。9ホールプレーがもっともっと浸透するようになれば、時間を有効に使えるだけでなく、料金がリーズナブルになって「ゴルフを始めたくなる人」「ゴルフに行く回数が増える人」が出てくると思います~。

(▼▼)b

売り切れ中だった

スーパーシャット君

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header