マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な考察

2019年07月09日超私的な考察 石川遼も実践しているクロスハンドグリップのメリットとは!?

先週の国内男子ツアー「日本プロゴルフ選手権」。初日が中止になったことで最終日は36ホールの長丁場となりましたが、72ホール終えて13アンダーで黄重坤選手と石川遼選手がホールアウト。サドンデスのプレーオフを制したのは石川選手。高校生の時にツアー初優勝した時も最終日36ホールでしたら、これで1日36ホールでの優勝は2度目です。

 

勝負を分けたのは17番パー3。黄選手のティショットはわずかにショートしただけですが、グリーン手前の短く刈り取られた場所に転がってしまい池ポチャ。3オンから2メートル弱のボギーパットを外してしまいここで痛恨のダブルボギーを叩きました。池ポチャと、ショートパットのミスによってダボになりましたが、2メートル弱のボギーパットを決めていれば勝負の行方は変わったかもです。そして、そしてプレーオフ2ホール目、石川選手の6メートルのイーグルパットをカップイン。勝負所でのパットの重要性を思い知らされました。

 

石川選手は3ラウンドの前半にボギー、ダボ、ダボを叩き、一時はトップと7打差。本人もインタビューで「優勝できないかも、、」と吐露してましたが、そこからバーディーを量産してトップに並び、サドンデスの1ホール目でイーグルを決めて勝利を手中に収めました。

 

石川選手が16番でバーディーパットを決めるあたりからテレビ観戦しましたが、パターは長年使っているL字マレット。グリップは右打ちの人が左打ちのグリップをするクロスハンドグリップです。

この優勝で石川選手が使うオデッセイのL字マレットが再び注目を集めそうですが、ゴルフ雑誌はこぞってクロスハンドグリップのレッスン記事をアップしてくるでしょう。そこで、今回は超私的にクロスハンドグリップのメリットについて書いてみたいと思います。

写真はGDO、日本プロゴルフ選手権大会のフォトギャラリーから転載 撮影は中野義昌カメラマン

 

右打ちの場合、通常のグリップは右手が下(ヘッド側)で、左手が上(グリップエンドに側)になります。それに対してクロスハンドグリップの場合、左手が下(ヘッド側)で、右手が上(グリップエンド側)。左右の手の位置関係が逆になっているのがクロスハンドグリップです。右打ちなのに左打ちのグリップをするというのは、見た目は素人丸出し感があります。ゴルフをまったくやったことない人も、いきなりクラブを握るとクロスハンドに握る人が少なからずいるくらいですから、お世辞にも上手そうに見えるグリップではありません。

 

 では、クロスハンドグリップにはどんなメリットがあるのか?

 

まずは手にパターを持たないで手を胸の高さにキープしたまま、通常のグリップとクロスハンドグリップを交互に試してみて下さい。手の位置が逆になるだけで変わることがあるはず。通常のグリップだと右手が上に位置するために右肩が前に出やすくなります。対して、クロスハンドグリップだと左手が上に位置するために右肩が前に出ません。左肩の方が少し前に出ます。

 

 

パターを持ってアドレスしても同じで、通常のグリップよりもクロスハンドに握った方が、アドレス時に肩のラインをスクエアに保ちやすくなるメリットがあります。アドレスやインパクトで右肩が前に出て引っかけのミスが出やすい人の場合、クロスハンドに握った方がラインに対して肩を平行に保てます。

 

 

もうひとつのメリットは、クロスハンド握った方がパターと左腕が一直線になり、ハンドファーストの状態を作りやすくなります。アームロックパターもそうですが、通常の長さのパターでもクロスハンドに握ると左腕とパターを一体化させやすく、インパクト前後で手首が余計な動きをしづらくなるのです。手首を使ってコツンと打つのには適してませんが、インパクトで手首を使いたくない人にはクロスハンドの方が適しています。

 

アームロック

 

 

ただし、クロスハンドにも弱点があります。

 

クロスハンドだと左手主体のストロークになるので、かなり練習を積まないと微妙なタッチ(距離感)を出しづらいです。そして、転がりが遅いグリーンや20メートルを超えるロングパットのようにしっかりとボールをヒットしたい時には、クロスハンドグリップよりも通常のグリップの方が有利。フルショットでもそうですが、パットにおいてもクロスハンドは飛ばすには適してません。通常のグリップの方が力を入れやすいし、手首を使って効率良くヘッドを走らせることができるからです。このため、プロによってはショートパットはクロスハンド、ロングパットは通常のグリップという人もいます。

 

 

 ちなみに、クロスハンドグリップに適しているのはロフトが多めのパターです。通常のグリップよりもクロスハンドに握った方がハンドファーストの度合いが強くなりやすいので、ロフトを減らして構えることになるからす。個人差もありますが、ロフトは4度以上あった方が、クロスハンドグリップにした時でもインパクトロフトが3度前後の適正になってくれます。

 

 

マーク金井は高麗グリーンでプレーすることが多いので、高速グリーンになるとインパクトが緩む癖が出てしまい、、、途端に3パットの数が増えます。グリーンの速さが変われば打ち方を変えるのもアリなので、これからは高速ベントでプレーする時は、石川選手を真似てクロスハンドでパットを打つことにします。もちろん、その時はロフトが多いナチュラルパターRS1.5をキャディバッグに入れていきます~。

 

 

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2019年07月07日超私的な考察 アマチュアはなぜに「手打ち」から抜け出せないのか!?

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【おしえてマークさん】マーク金井が皆さんの質問にお答えします。その4回目です
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今日は七夕。七夕と言えば願い事を書いた短冊を笹の葉に吊しますが、一番最後に短冊に願い事を書いたのは50年以上以上前のことです。何を書いたのかはまったく記憶にありませんが、今書くとしたら、手打ちにならない(手打ちできない)ゴルフクラブを作ってみたいと書くでしょう。なぜなら、ゴルファーはどんな道具(クラブ)を使うかで、スイングがガラッと変わってしまうからです。

 

少し前のブログでも書きましたが、現状のゴルフクラブというのは、手打ちをしてもナイスショットが打ててしまう道具だからからです。昨日のNEO飛距離アップセミナーでは、紐の先に楕円の球がついた器具でスポンジボールを打つなんてことをやりましたが、シャフトが紐であったら手打ちになる人は激減します。なぜなら、シャフトが紐だと手先が余計な動きをしたら、かえってボールを打つのが難しくなるからです。ちなみに、この器具は新宿インドアゴルフ主宰の長井薫プロのお手製です。

 

 

シャフトが紐だとテークバックする時に困まります。理想はテークバックでは現状のような棒のような素材で、ダウンスイングから紐になるような素材になっていれば、このクラブを振ることで直感的に手打ちにならないスイングができる人が増えます。超私的には8割近くのアマチュアはプロのようなスイングに近づけるでしょう。ただし残りの2割のゴルファーはシャフトが紐になっていたとしても、手先や腕が余計な動きをしてしまう可能性が高いです。ゴルフスイングする時、クラブを手で持っているので器用な手先が勝手に動きたがるからです。

 

 

 では、どうすれば器用な手先が余計な動きをするのを防げるのか? 手打ちから脱却したゴルフスイングができるのか?

 

 

フットワークを使うことをとことん練習することがお勧めです。昨日のNEOフットワークセミナーでもやりましたが、回転椅子に座ったままスイングするとフットワークを正しく使う感覚を養えます。

 

 

やり方は簡単。クラブを持って回転椅子に座ったら小さめにテークバック。コンパクトなトップを作ったら、そこからひたすら足を動かすことで回転椅子を回し、回転椅子が回ったことでクラブを構えた位置に戻す。トップの位置ではクラブと手と腕は、体の右側に位置します。この位置関係を変えないで、足をちょこちょこと動かし続けることだけで、クラブを構えた位置に戻すのです。

 

 

ゴルフスイングでは下半身を使い過ぎるのは良くないという教えがあったり、下半身は土台という教えがあります。しかしながら、下半身を固定したり、下半身を動かすことを制限してしまうと、手や腕でクラブを操作することになり、結果的に手打ちになります。超私的なことを言わせてもらうと、この回転椅子のドリルでも明らかなように、実際のスイングでもダウンスイングからインパクト直後にかけては、下半身が動き続けることが手打ちを抑制することにつながるのです。

 

 

この回転椅子に座った状態のスイングには他にもメリットがあります。

 

 

 

椅子に座っているわけですから、骨盤の位置は前後に動きません。骨盤はオーチマチックに正し位置で回転しますし、骨盤が開いた状態にならないと(肩も開いていないと)、インパクトを迎えることができないことも体感できます。そして、そして下半身を使い過ぎるなんて動きにもなりません。なぜなら、回転の方向が正しくなっていれば、下半身は変な方向に動きようがないからです。

 

歩いたり、走ったりする時、「下半身が動き過ぎる」なんてことはありません。下半身が動きすぎないのは、動く方向が動きにズレが生じていないからです。対して、ゴルフの場合、「下半身が動き過ぎる」なんてことになるのは、下半身を使い過ぎるのではなくて、下半身が動く方向がズレいるからです。この回転椅子に座って足をちょこちょこ動きながらスイングすると、下半身をどんなに使ったとしても「下半身が動き過ぎる」なんて事態には陥りません。

NEOフットワークで使った回転椅子ですが、これは勝間和代さんのブログで紹介されたモノを衝動買いしました。作っているのはゴルフクラブメーカーでもあるミズノです。本来はスクワットするための椅子ですが、神田のスタジオではセミナーに欠かせない椅子としても活躍してくれてます~。

 

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2019年07月04日超私的な考察 スコアメイクに欠かせない本当のコースマネジメントとは!?

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一昨日の薄暮プレーに続き、昨日は18ホールプレーしてきました。場所は千葉県のベルセルバC市原コース。神田からだと首都高、アクアラインを抜け、圏央道、市原鶴舞インターから5分弱。6時10分に神田を出発したら1時間弱でクラブハウスに着けました。

 

 

スタート時間は7時54分で最初のハーフは楓コース。2時間20分ほどでホールアウトし、お昼にカレーをいただき、後半は11時スタート。こちらも2時間20分ほどでホールアウト。ホールアウト後はクラブハウス内にある天然温泉(露天風呂)に浸かり、午後1時50分にはクラブハウスを出発。アクアライン、首都高が空いていたこともあって1時間ちょっとで神田に戻れました。18ホールプレーでも午後3時神田に戻れると大助かり。1日を有効に使えます。

 

 

前日に薄暮プレーしたのもあって、スタートからショットの調子が安定してたのでスコアも安定。出だしのパー5では3打目が1mについておはようバーディー。続く2番も2mにつけましたが、こちらはいつも通りの2パット。続く3番ではティショットをプッシュアウトしてしまいグラスバンカーの土手。アプローチは4mほどオーバーしましたが、なぜかパーパットになるとしぶとさがあって1パット。その後はすべてパーオンで1アンダーで折り返し。後半も出だしで1.5mに付けてバーディー。11ホール連続ノーボギーからの12番では3パットをしでかしてボギーを叩きましたが、なんとか踏ん張って後半もパープレーでホールアウトできました。

 

 

楓コース
○ーーーーーーーー  35
121222222  16

松コース
○ー△ー△ー○ーー  36
123222122  17

 

 

スコアだけを見ると上手そうに見えますが、実際のプレーを見ると恐らく多くのゴルファーは上手そうに見えないでしょう。何故かと言うと、ツアープロのようにドライバーをかっ飛ばすわけでもなく、セカンドがピンに絡むわけでもなく、長いパットも1発で決まりません。おおよそ迫力とは無縁ですし、みんなのゴルフダイジェストでライターの児山さんが書かれていた、スケートのトリプルアクセルのようなショットは1発もないからです。恐らく、今日のプレーを見たら、「なんでアンダーでプレーできるの?」と首を傾げる人の方が多いと思います。

 

 

では、なぜ昨日はアンダーパーでプレーできたのか?

 

 

一番の要因はコースの難易度が低いからです。

 

 

ベルセルバ市原はスキー場に例えるならば初心者ゲレンデ。ティショットではOBや池が迫るホールはありませんし、コースに配されたバンカーも多くは埋められています。グリーンも適度にアンジュレーションはありますが、「何だこりゃ」っていうような強い傾斜はありません。距離も総じて長くないので、ティショットは200~230ヤードをちゃんとフェアウェイかラフに運んでいれば、セカンドでは7番以下のアイアンで狙えます。要するに、致命的なミス(アンフォースドエラー)をしないことと、3パットをしなければ大体のホールでパーオンでき、かつパー以下でホールアウトできるのです。

 

逆に言うと、ティショットでトリプルアクセルのようなショットを打っても、その次のショットでアンフォースドエラーをしでかすとボギーやダボを叩きます。そして何よりプレーの流れ(潮目)が悪くなると、ボギー列車に乗り続けたままにもなりかねません。

 

ゴルフではコースマネジメントが大事だと言われてます。確かに、どのルートで攻めるかを考えることは大事ですが、癒やし系(初心者向けゲレンデ)の場合は、それよりも大事なことがあります。

 

それは、、、、

 

 ナイスショットを打ちたいと思わないこと!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

スコアメイクを求めるならば、いいスコアを出したいと本気で思っているならば、ナイスショットを1発も打たない覚悟が必要です。超私的なことを言わせてもらえば、ナイスショットを打ちたくなるほど、アンフォースドエラーの確率が上がるからです。そして、ナイスショットを打つと何とも気持ち良く、その余韻が残りますが、これも厄介。ナイスショットというのは○○と同じで、一度味わうと何度も味わいたくなり、これもまたアンフォースドエラーの誘い水になりかねないからです。

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

「ナイスショットの数を増やす=いいスコア」になるとは限りませんが、スコアメイクに苦労している人ほど、この思考から抜け出せてません。そして、スコアが悪くなってくるほどにナイスショットを打とうと頑張り、それが裏目になって1ホールで大叩きしています。逆に言うと、ゴルフはナイスショットの誘惑を断ち切ることが本当に難しいゲームなのかもです~。

 

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2019年06月30日超私的な考察 テニスラケットとゴルフクラブの意外な共通点とは!?

アナライズからお知らせ

大阪市内で「G20サミット」が開催されることに伴い、大阪府内で大規模な交通規制が行われる影響で、6月27日(木)から7月2日(火)頃まで、関西地方の一部地域がお届け先の荷物のお届けに遅れが生じる可能性があります。なお、交通規制の状況等の影響によっては対象地域以外でも遅れが生じる可能性があります。お客さまにはご迷惑をおかけしますが、あらかじめご了承いただきますようお願い申しあげます。

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6月もいよいよ今日が最終日。あっという間に1年の半分が経過しました。プロ野球はオールスターの選手が決まり、そしてゴルフではあと2週間ほどでメジャー最終戦となる全英オープンが北アイルランドのロイヤルポートラッシュで開催されます。マーク金井も約25年ぶりぐらいに全英観戦する予定で、ロンドン経由で北アイルランドのベルファストに向かいます。

ゴルファーにとって全英オープンは一大イベントですが、全英の少し前にはテニスのメジャー大会、ウインブルドンが開会されます。女子では大坂なおみ選手が第2シードで出場し、男子では錦織圭選手が第8シードで出場します。

 

 

さて、ウインブルドンというと超私的にはボルグとマッケンローの戦いを思い出しますが、その頃はちょびっとだけテニスをしてました。してたと言っても本格的ではありません。ラケットはちょうどデカラケが登場し、オートテニスにも何度か足を運んだ程度です。サーブの打ち方もろくに知らないレベルでした。

 

 

そんなマーク金井がなんと35年ぶりぐらいにテニスをしました。ラケット持っていないので、アナライズ神田スタジオのご近所、アクテックゴルフ遠藤さんにお借りし、ウエアはゴルフウエアに半ズボン、シューズは普段履きのバンズのスリッポンという出で立ちで1時間ほどプレー。

 

 

マーク塾のキャプテン、Y岡さんにストロークの打ち方、ボレーの打ち方、そしてサーブの打ち方を教わってきました。テニスは35年以上前に少しかじっただけでしたが、その頃はまったくの我流。対して先週のテニスでは元、国体選手のY岡さんに手取り足取り教わったら、テニスとまではいきませんがテニスっぽい感じでプレー。サーブも2~3本打ったら1本はネットに引っかけないで、ちゃんと相手のコートに入る感じになりました。やっている時は無我夢中であっという間に1時間経過。雨が降ってきたので、これでテニス終了となりましたが、翌日は左のお尻の後ろ側と右手前腕が筋肉痛。自分では手打ちにならないように気をつけてましたが、筋肉の痛みが「手打ちしている」ことを証明してくました(笑)

 

 

テニスとゴルフ。

 

 

 どちらも道具を使って球を打ちます。ゴルフは止まっているボールを打つのに対して、テニスは動いているボールを打つ球技です。

 

 

ゴルフの場合、コート(ホール)のサイズはそれぞれありますが、テニスはコートの大きさが決まっています。どちらもボールを飛ばしますが、狙った場所にボールを運ぶことが求められます。

 

テニスの道具(ラケット)にはフェース面がありますが重心距離はゼロです。対して、ゴルフの道具(クラブ)にもフェース面がありますが、重心距離があります。特に今どきの大型ドライバーは重心距離が長くなっています。

 

テニスとゴルフ。

 

 

相違点はいくつかありますが、共通点も多いと感じました。

 

 

一番感じたのは、どちらも初心者は手打ちになりやすいこと。

 

 

手に道具を持っているから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、手先で道具(ラケット、クラブ)を操作したくなります。そして、どちらにも共通しているのは、軽い道具を使うほど手打ちが助長され、すこし重めの道具の方が手打ちになりづらいことです。アクテックゴルフの遠藤さんからお借りしたラケットは10年ぐらい前のラケットで少し重め、対して、Y岡さんから試しに使わせてもらったラケットは最新モデルで軽い。打ち比べると、少し重めのラケットの方が手先で動かせない分だけ手打ちになりづらく感じ、実際、手先の操作も減りました。

 

 

軽いと振りやすい、操作性が高くなる、振り切るスピードが速くなる、等々、多くのメリットがあります。しかしながら、初心者にとってこれらのメリットを享受するのは難しいと思います。軽さはメリットにならないなと、テニスをしてみて改めて感じました。

 

 

ゴルフもしかり。今どきのドライバーは300g以下で、モデルによっては280gを下回っています。スイングがしっかりしているベテランゴルファーにとっては軽さはメリット方向に働くと思いますが、スイングが不安定なゴルファー、ゴルフの経験が浅いゴルファー、そして手打ちになりやすいゴルファーに取っては、軽いドライバーよりも少し重めのドライバーの方が手先が余計な動きをしづらく、かつクラブの軌道を安定させやすいメリットがあります。

 

 

 ゴルフもテニスも道具の依存度が高いスポーツです。

 

 

ドライバーが安定しない、手打ちになりやすいと感じているならば、少し重めのドライバーにした方が道具がいい動きを導いてくれると思います。そして長さも少し短い方がいいでしょう。具体的には長さは43.5~44.5インチ。重さは総重量が305~350gぐらいをお勧めします。そしてもうひとつのポイントは、軟らかいシャフトを使うこと。重くて硬いシャフトだと力みが出やすいですが、重くて軟らかいシャフトならば力みが発生しづらいからです。

 

 

アナライズではイージーフレックスという非常に軟らかくて重いシャフトをラインアップしています。これはシャフトのしなりを感じてもらうために設計しましたが、手打ちを矯正するのにも役立ちますし、初心者には正しいスイングを身に付けやすいシャフトです。

 

軽いというのは非常に魅力的ですが、軽い道具を使いこなすにはスキル(技術)が求められる。35年ぶりにテニスをしたことで、この考え方は間違っていないことを再確認できました~。

 

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おしりセミナーの2回め の公開も開始しております⇩

3回目は本日18時公開予定です

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2019年06月27日超私的な考察 1ホールで1回しかナイスショットが打てないとしたら、どこで打ちますか?

アナライズからお知らせ

大阪市内で「G20サミット」が開催されることに伴い、大阪府内で大規模な交通規制が行われる影響で、6月27日(木)から7月2日(火)頃まで、関西地方の一部地域がお届け先の荷物のお届けに遅れが生じる可能性があります。なお、交通規制の状況等の影響によっては対象地域以外でも遅れが生じる可能性があります。お客さまにはご迷惑をおかけしますが、あらかじめご了承いただきますようお願い申しあげます。

Youtube動画【おしえてマークさん】 マーク金井が皆さんの質問にお答えします。その3回目です

マークさんの質問箱#3

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昨日は日頃からお世話になっているスノー業界の大きなコンペに参加してきました。場所は茨城県の石岡ゴルフ倶楽部。コンペですから9ホールではなく18ホール。クラブハウスでお昼ご飯もちゃんといだきました。9時15分にスタートし、18番をホールアウトしたのが16時ごろ。18時過ぎからゴルフネットTVの撮影が入っていたので、パーティーは欠席させていただき神田に戻りました。

スタッツはこんな感じです。

 

OUT
ーー□ーーーー□ー 40
213222241 19

IN
ーー○ーーー△ー△ 37
121122222 15

 

いつものごとくアウトはパットがまったく入りません。3m以内のバーディーチャンスは3回ありましたが、ことごとくカップに嫌われ、3番のダボはティショットがコスリ球で右に池ポチャ。8番は絶対寄らない場所にワンオンし、セカンドパットを1.5mオーバーしての4パット。9番はティショットが右バンカーに入り、レイアップからのアプローチが1mに寄ってくれてパーでした。

インは10番、11番、18番でティショットがプッシュアウトして右の林。16番は刻んだつもりのセカンドがひっかけて左に池ポチャです。12番のバーディは8mの下りのラインがスルッと入ってバーディー。11番、15番でも3mほどに乗りましたが、バーディパットはわずかにショートしてます。

 

池ポチャンが合ったのでショット数は43。ショット数は普段よりも少し多く、それがスコアに如実に出ています。アウトの2つのダボは典型的なアンフォースドエラーをしでかしているので致し方ありません。インの上がり3ホールで2ボギーは完全に疲れによるもので、3連続ボギーになってもおかしくない展開でした。

 

久しぶりの石岡で久しぶりの18ホール。目標スコアは76だったので、1つ飛び出してしまいましたが、プレーの内容は可も無く不可も無く。ティショットは少し乱調でしたが、ショートアイアンで打てる距離でのアンフォースドエラーは16番のセカンドの1発だけ。他のショットはすべてパーオンもしくはアプローチが寄せやすい場所に打て、グリーンを狙える距離のショットに関しては、ミスらしいミスはゼロです。

 

グリーンを狙うショットでミスが出にくい理由、それは、、、、

 

 

ティショットでナイスショットを打ちたい欲がゼロになっているからです。このブログでも何度も書いていますが、ティショットでホームラン(ナイスショット)を打っても、いいスコアは出る必要はありません。ティショットはテニスに例えるならばサーブ。ダブルフォルト(池ポチャ、OB、チョロ)さえしなければいいと思って打ってます。

 

ホールによっても変わりますが、ティショットではセカンドが打てる所にあればいい、距離は200ヤードで十分という感じです。そして、その変わりと言ってはなんですが、セカンド(グリーンを狙うショット)に関しては、130ヤード以上はグリーン中央、それ以下の距離ならば(ピンが端に切っている場合を除き)、ピン手前1メートルに乗せるつもりで打ちます。

 

 1ホールで使えるメンタルエネルギーが100とすれば、ティショットでは10使い、グリーンを狙うショットでは50使い、そしてパットでは40使う感じです。ティショットよりもグリーンを狙うショットの方が5倍神経を使っているのです。

 

 

スコアメイクに苦労しているゴルファーを観察していると、ティショットでエネルギーを10しか使わない人はほとんどいません。ティショットでエネルギーを50以上使っている人の方が圧倒的に多いです。そしてティショットでナイスショットが出るとホッとしてしまい、グリーンを狙うショットでアンフォースドエラーをしている場合が少なからずあるのです。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

ティショットでナイスショットを打つのは大変気持ち良いですし、ゴルフの醍醐味を味わうことができます。しかしながら、ティショットでエネルギーを使い過ぎてしまうと、グリーンを狙うショットで使うエネルギーがなくなるリスクも高まるのです。ティショットを取るのか、それともセカンドショットを取るのか。どちらかしかいいショットを打てないとしたら、、、、グリーンを狙うショットでいいショットを打てるようにした方が、プレーの流れが良くなり、大叩きを確実に減らせ、スコアが安定してくると超私的に思っています~。

 

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