マーク金井blog

2014年09月28日フジクラ スピーダーエボリューションのじっくり試打インプレッション!!

一昨日の金曜日はJGTOチャレンジツアー「エリートグリップチャレンジ」のインターネット生中継を朝7時からお手伝い。コースは三重県、ココパリゾートの白山ビレッジ、クイーンコース。最初の組がスタートする30分前からオンエア。最終組がホールアウトするまで、ほとんど休むことなくトーナメント実況してきました。試合は9アンダーで、桑原克典プロ、佐藤信人プロ、正岡竜二プロ、西裕一郎プロがホールアウト。18番ホール(パー5)にて4人のプレーオフとなり、最初のホールで西プロがバーディーパットをただ1人決めて、ツアー初勝利を挙げました。MMTにも出場いただいた佐藤プロは1.2mに付けながらも、惜しくもボールはカップの右縁を通過。勝利を収めることはできませんでしたが見応えあるプレーでギャリーを沸かせていました。

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マーク金井は表彰式が終わるやいなや、息つく間もなくタクシーに飛び乗り、近鉄特急で名古屋に向かい、そこから新幹線で神田に戻りました。そして、夜9時からはアナライズ神田スタジオにてインターネット生中継(ユーストリーム)、「フジクラ スピーダーエボリューション試打」をオンエア。昨年同時期、モデルチェンジしたモトーレ スピーダーでも生中継試打をしたので、生中継試打は2回目です。体力的にはかなりヘロヘロでしたが、ライトを浴びてカメラが回り出すと、なぜかアドレナリンが出まくります(笑)。56歳になって体は明らかに老化しているにもかかわらず、スピーダーエボリューションのシャフトの性能をフルに引き出すことが出来き、オンエア中に昨年試打したモトーレ スピーダーを上回る飛距離を叩き出すことができました。

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では、なぜモトーレ スピーダーよりも、スピーダー エボリューションの方が飛距離が出たのか?

ゴルフクラブ同様、シャフトも‥‥

「新製品の方が飛ぶ!!」
「新製品の方が高性能!!」

だと思っているゴルファーが少なからずいます。しかし‥‥

答えはノーです!!!!!!!

マーク金井はスピーダーよりもスピーダーエボリューションの方が飛距離が出ましたが、それはスピーダーエボリューションの方が自分のスイングとの相性が良かったから。ゴルファーによっては、スピーダー エボリューションよりもモトーレ スピーダーの方が飛距離が出る人もいますし、スピーダーの方が打ちやすいと感じる人も少なからずいます。実際、「エリートグリップチャレンジ」に出場している男子プロも見ても、スピーダー エボリューションを使って入るプロもいれば、モトーレ スピーダーを使って入る男子プロもいました。フジクラは‥‥

「一人ひとりのプレイヤーに、ベストフィットのシャフトを」

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というコンセプトの元に、シャフトを数多くライアップしています。マーク金井がモトーレ スピーダーよりもスピーダー エボリューションの方が飛んだのは、スピーダー エボリューションの方がタイミングが取りやすい分だけしっかり振り切れ、しっかりとインパクトでボールを叩けたからです。

そこで今回のエントリーはスピーダー エボリューションのシャフト特性について。昨日のインターネット生中継試打でも存分に語りましたが、モトーレ スピーダーとスピーダー エボリューションの一番の違いは‥‥

しなり感!!!!!!

モトーレ スピーダーはムチのように大きくしなり
スピーダー エボリューションはしなりが控えめ

言い換えると、

モトーレ スピーダーは粘り系!!
スピーダー エボリューションは弾き系!!

この違いはどこから生まれるかと言うと、中間剛性の違いです。モトーレ スピーダーはシャフトの中間部分が軟らかく、スピーダー エボリューションは中間部分が硬めです。モトーレ スピーダーに限りませんが、シャフトの中間部分が軟らかいシャフトはしなり感が大きくなってムチのような挙動になります。そして中間剛性が軟らかいほど粘り感が出ますし、インパクトゾーンでシャフト先端が鋭く走るので、走り系シャフトとなります。対して、スピーダー エボリューションのように中間剛性が硬めのシャフトはしなり感が少なくてムチのような挙動になりません。そして中間剛性が高いほど弾き感が出ますし、しっかり叩けるシャフトになります。

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スピーダーの場合、剛性部分の数値だけを比較すると大きな差はありませんが、実際にスイングするとモトーレ スピーダーは中間部分のしなりが大きくムチのような挙動が手に伝わります。対して、スピーダー エボリューションは中間部分のしなりが控えめなのでシャフトが動き過ぎません。そして、中間剛性が高いので、インパクトゾーンではシャフトが小さく鋭くしなり戻るので弾くような挙動が手に伝わってくるのです。

中間剛性が軟らかいシャフトと中間剛性が硬いシャフトとでは、スイングした時のフィーリングはかなり異なります。どちらが打ちやすいかはゴルファーによって異なり、シャフトが大きくしなった方がタイミングが取りやすい人は、中間剛性が低いシャフトの方が打ちやすいし、ミート率も上がります。対して、シャフトが動き過ぎない方がタイミングが取りやすい人、インパクトでしっかり叩きたい人は中間剛性が高いシャフトの方がタイミングが取りやすいし、ミート率も上がるでしょう~。

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アナライズ 神田スタジオ

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