マーク金井blog

2016年05月08日超私的なクラブ選び、高麗グリーンと相性がいいパターとはどんなパターなのか!?

国内女子ツアー、メジャー初戦となる「ワールドレディスサロンパスカップ」。1打差の2位から出た世界ランク3位のレクシー・トンプソンは7バーディ、ボギーなしの「65」でプレーし、通算13アンダーとして首位に躍り出ました。後続に5打の大量リードを奪い、日本ツアー初制覇へ王手をかけています。もしもトンプソンが勝てば、昨年に続き、国内メジャー初出場で初優勝となります。

このトンプソン。とにかく飛距離が出ます。FBやInstagram、YouTubeなどで彼女のスイングを観るとことができますが、ヘッドスピードは48m/s以上は出ています。ドライバーだと当たればキャリーで270ヤード以上。米ツアーで平均飛距離1位の看板に偽りなしです。飛距離が出たからと言っていいスコアが出るとは限りませんが、トンプソンは4つのパー5で、3バーディー。ロングヒッターのアドバンテージを生かしてスコアをグイグイと伸ばしています。

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そして、スコアを伸ばしているということはパットも好調なんでしょう。GDOの記事によると、彼女は今回使っているのはCURE RX-5パター。ヘッドがとてつもなく大きくて、双眼鏡のような形状のパターです。マーク金井も今年のジャパンゴルフエアで前のモデルRX-4Jを衝動買いしましたが、特徴はライ角が自由に変えられること。そして、なによりヘッドの慣性モーメントが巨大で、ミスヒットに強くなっています。ヘッドがとにかく大きくて重いので操作性は非常に悪いですが、オートマチックにストロークできます。ショートパットの安定感が抜群なパター。1〜2mの距離が苦手な人にとっては、このCURE RX-4Jパターは道具(クラブ)で確実にミスを減らせて、カップインの確率が高くなるパターです。

 

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写真はGDOより転載 GDOの記事は写真をクリック

 

マーク金井は自他共に認めるパター下手ですが、このCURE RX-4Jパターだとショートパットのミスが劇的に減ります。今年はゴルフの回数が少ないですが、CURE RX-4Jを使うようになって平均パット数が2〜3打減っています。

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CURE RX-4Jはエースパターの1本ですが、実は、今日開催されるMMT9パー3チャンピオンシップでは、使っていません。昨日の練習ラウンドでも違うパターでプレーしています。何故かと言うとCURE RX-4Jパターはサロンパスレディスが開催されているような高速グリーンに適したパターで、芝の抵抗が強く、強いタッチが要求される高麗グリーンでは扱いづらく感じるからです。

 

では、どんなパターが高麗グリーンと相性がいいのか?

 

ベントの高速グリーンはボールの転がりがスムーズです。下りのラインともなれば触っただけでも数メートル転がることも多々あります。このため、ストロークはできるだけゆったりした方が距離感を合わせやすいですが、ヘッドが大きくて重い方がゆったりストロークできます。CURE RX-4Jパターはヘッドが大きくて重いので、まさに高速グリーンと相性がいいパターです。

 

 

対して、高麗グリーンは。芝の抵抗が強く、ベントグリーンに比べると転がりはスムーズではありません。おまけに芝目も強いです。このため、ゆったりストロークすると(ヒットが弱いと)、ショートのミスが出やすくなります。ゆったりなストロークでも大きくテークバックとればショートしなくなりますが、距離に対してストロークが大きくなると(今度はオーバーを怖がって)、インパクトが緩みやすくもなるのです。

 

 打ち方との相性もありますが、高麗グリーンでは「パチンと打てるパター」(ヘッドが重すぎないパター)、そしてヘッドが大き過ぎない(操作性がある程度高い)方が、グリーンの速さにマッチしたストロークがしやすく、そしてしっかり打てる分だけショートのミスが減らせます。

 

なので、今回マーク金井は高麗グリーン用としてオデッセイのトゥーアップ#1パターダンロップゴルフコースパー3コースに持ち込みました。このパターは大好きなセンターシャフトでもありませんし、ヘッドも大きくありません。ヘッド形状はピン型ですが、キャメロンとかに比べると少し小ぶりです。ネックはセンターシャフトではなく、独特なクランク型。シャフトをフリーにした時にトウが真上を向く、いわゆる「ストロークバランス」になっています。

 

 

先週、そして昨日と、高麗グリーンでこのオデッセイのトゥーアップ#1を2回使いましたが、初回よりも昨日の2回めの方が、ヘッド形状にも慣れてきました。3パットは1回だで、1パットが5回もありました。ショートパットの時、ヘッドが動かしやすいのでしっかりボールをヒットできました。ピン型ですが、トウバランスのおかげで、センターシャフトと同じく、シャフトの延長戦にスイートスポットがあります。なので、センターシャフトと同じく、芯で捕らえやすいメリットもあります。

 

このブログがアップされる頃、すでにMMT9パー3チャンピオンシップが開幕されています。練習と本番は別物です。練習で打てたショット、練習で打てたパットが打てる保証はまったくありませんが、グリーンのコンディションに合わせたパターを持ち込めたのはラッキーです〜。

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MMT9パー3チャンピオンシップは日本で初めてのパー3のプロトーナメント。プロが30名、アマチュアが30名、ガチンコでパー3のコースで試合します。試合ですからギャラリーも入りますし、何よりもリアルタイムで速報もやっています。マーク金井のスコアが気になる方はもちろんのこと、パー3の試合でツアープロがどんなスコアが出るのかが気になる方は、ぜひぜひMMT9パー3チャンピオンシップのサイトにアクセスしてみて下さい〜。↓クリック

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