マーク金井blog

2018年02月01日超私的な考察 なぜテーラーメイドは「M1、M2」を「M3、M4」へと名称変更したのか!?

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2月に入りプロ野球のキャンプが開幕し、平昌オリンピックまであと一週間。関東エリアは寒さはまだまだ続き、そしてマーク金井のスノボ&スキー三昧生活も続きます。ゴルフは年間を通して楽しめますが、ここ数年、この時期はゴルフ場でプレーしてません。オフシーズンを設けることでスイングをじっくり作り上げることができますし、ゴルフに対するモチベーションを上げていけると思っているからです。

 

 

さて、モチベーションを上げると言えば、やっぱり道具(クラブ)の衝動買いでしょう。スノボでもゴルフでも、新しい道具を手に入れるとすぐに現場で試したくなります。新しい道具を手にすると「何かやってくれそうな」期待感が大いに高まり、またその期待感そのものが道具を扱うスポーツの魅力でもあります。

 

マーク金井が2月に衝動買いが決まっているクラブは、、、、

 

テーラーメイド M3とM4!!!!!

 

M3とM4のどちらにしようか迷っている人も多いかと思いますが、迷ったら大人買い(笑)。ちなみに、2代目のM1、M2に関してはM2だけ買い、M1の購入は見送ってます。そして2代目に関してはM2も断捨離。今手元にあるのは、初代のM2が2本、初代のM1が1本です。

 

 

さて、このM3とM4M3はM1のリプレイスモデル(後継機)、M4はM2のリプレイスモデルと称されています。確かに調整機能の有無などを考慮すれば、「なるほど」と相づちを打ちたくなります。しかしその一方で腑に落ちないことがあります。M1とM2はモデルチェンジして2代目になっても、ネーミングはM1とM2のまま。それが3代目になって、数字が変わるのは少し不自然に感じるのです。もしも数字を変えるのならば、2代目の時にM3、M4にするのが自然に感じます。

 

 

そして、もうひとつ不自然さを感じたのがクラブの重心スペック。初代M1、M2と2代目M1、M2の重心距離を比べてみると、

 

重心距離 初代M1 37.4mm→→2代目M1  39mm
     初代M2 39.4mm→→2代目M2  39.9mm

 

モデルチェンジによって重心距離が伸びていますが、数値的な違いはそれほど大きくありません。M1で1.6mm、M2では0.5mmしか違ってません。なので、プレーヤーは初代から2代目に切り替えた時、違和感なく使えるように仕上がっています。しかし、今回のM3、M4に関してはモデルチェンジで重心距離がガラッと変わりました。

 

重心距離 初代M1 37.4mm→→2代目M1  39mm→→→M3 40.5mm
     初代M2 39.4mm→→2代目M2  39.9mm→→M4 44.5mm

 

M3は2代目M1に比べると4.9mm1.5mm重心距離が長くなり、M4は2代目M2に比べると4.6mmも重心距離が長くなっています。超私的なことを言わせてもらうと、ここまで重心距離が変わると、ヘッドの設計はまったく別物と言わざるをえません。そして、察しのいい人ならばお気づきかと思いますが、重心特性で比較すると、、、

 

2代目M2≒M3

 

 

タイガー・ウッズはM2からM3にドライバーをチェンジしましたが、重心距離の数値から考えるとこの選択はしごく当たり前。M2とM3ならば重心距離の差が1mm以下なので、ヘッドの操作性が非常に似通っているからです。クラブの重心位置を考えると、タイガーのM2からM3に変えた選択はクレバーな選択だと思います。

 

 

M3は重心距離が前作M2とほぼ同じ。それでいてM2には無かった重心位置を任意に移動できる機能が付いてます。この2つのことを考えると、M3はM1とM2を足して2で割らないクラブ、即ち「M1+M2=M3」という結論を出したくてウズウズしています。

 

 では、M4はどのクラブが進化して出来上がったのか?

 

 

M4は重心距離が44.5mmと非常に長くなりました。これは市販されている460CCドライバーの中でも最も長い部類ですし、実際に試打してみても重心距離の長さを感じました。
そして、試打して真っ先に思い出されたのが「エアロバーナー」です。ちなみに、エアロバーナーの重心距離は、

 

44.4mm

 

M4の重心距離とほぼ同じですが、M4はエアロバーナーと異なる点があります。それは捕まりに影響を及ぼす重心アングルで、この数値がかなり異なります。

 

重心アングル エアロバーナー 17.5度
            M4 24度

 

重心距離にほとんど差はありませんが、M4はエアロバーナーに比べると重心アングルがかなり大きくなっている分だけ捕まりづらさを補正しています。2代目M2の重心アングルは21.4度なことを考えると、M4はエアロバーナーとM2を足して2で割らないクラブ、即ち「エアロバーナー+M2=M4」という結論を出したくなりました。

 

今回の考察は超私的なモノで、恐らくテーラーメイドのスタッフがこのエントリーを読んだら「ホンマかいな~」と目を疑う人がほとんどでしょう。しかしながら、米国本国のM3とM4の開発担当者がもしも読んだら、「ありゃま、開発背景を見抜かれた~」と驚くかも知れません。

 

ドライバーはモデルチェンジ毎に進化していますが、進化するためにはベースとなるクラブの存在は欠かせません。M3とM4に関してはツイストフェースが注目されていますが、マーク金井的には開発ベースとなったクラブの存在が大いに気になる所です~。

 

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カテゴリー ゴルフクラブ分析, 超私的な考察

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