マーク金井blog

2020年03月20日超私的な考察 ゴルフ雑誌はこれから続々と休刊が続くのか!?

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新型コロナウィルスの感染が拡大し予断を許さないことから、3月19日から3日間パシフィコ横浜で開催を予定していたジャパンゴルフフェア2020の開催中止となりました。マーク金井もゴルフフェアではいくつかの仕事を請け負っていましたので、この中止に伴って今週のスケジュールがぽっかり空きました。

2020年2月21日第54回ジャパンゴルフフェア2020は開催中止を決定いたしました。一般社団法人日本ゴルフ用品協会(会長 アレックス…

ジャパンゴルフフェアさんの投稿 2020年2月20日木曜日

 

外出は控えた方がいいとは思いますが、屋外スポーツは濃厚接触とは無縁です。加えて新幹線の社内は通勤電車とは比べものにならないぐらい空いています。ガーラ湯沢の天気予報は晴れが続いているので、火曜日、そして昨日(木曜日)とサクッとスノボに行ってきました。

 

例年になく今年は降雪量が少ないですが、それでもガーラ湯沢は春スキーを存分に味わえます。東京駅からだと最短75分と近いので、サクッと午前中だけ滑ればゴルフに行くよりも手軽です。ゲレンデはというと、インバウンドの人がほとんどいないこともあって平日の午前中はリフトは待ち時間はありませんし、ゲレンデもガラガラ。
昨年から課題だったバックサイドのターンをこれでもかってくらい練習できました。

 

 

新幹線のお供といえばゴルフ雑誌です。スノボに関しては雑誌ではなくYouTubeを観ています。スノボの技術が未熟なこともあり、テキスト(文字)よりも動画の方が欲しい情報にアクセスしやすいからです。加えて、スノボは写真(静止画)よりも、映像(動画)の方が動きの動きをイメージしやすいです。だからかどうか分かりませんが、スノボやスキー関連の雑誌の数はゴルフ雑誌に比べると極端に少ないです。

 

 

現在、定期的に刊行されているスノボ雑誌は1誌だけです。対して、ゴルフ雑誌は週刊、隔週、月刊、隔月刊を含めると10誌以上あります。スノボ人口は約280万人で、ゴルフ人口の半分ほど。人口比率で考えると、スノボに比べるとゴルフ雑誌は非常に多いです。実際、他のスポーツと比べてみても、ゴルフ雑誌の多さは突出しています。

 

 

 ゴルフ雑誌は他のスポーツよりも突出して多いですが、他の雑誌と同じく部数は目に見えて落ちています。

 

 

例えば、週刊ゴルフダイジェストは日本雑誌協会に加盟しているので印刷部数が公表されおり、最新だと10万2848冊(2019年)。10年前の2009年は21万4016冊ですから、この10年で半分まで落ち込んでいるのです。他のゴルフ雑誌においても程度の差はあれ、部数は落ち込んでいるところがほとんどだと思います。

 

 

では、ゴルフ雑誌はこれから先どうなるか?

 

 

雑誌が売れないこの時代に10万部以上の部数というのは相当検討していると思いますが、ゴルフ雑誌を本当に支えているのは広告収入です。

 

 

例えば、今週発売の週刊ゴルフダイジェストに掲載されている広告をざっと調べてみると、、、、

 

23社(自社広告除く)で、その内ゴルフメーカーが、、、

 

ダンロップオノフミズノブリヂストンキャロウェイタイトリストテーラーメイド日本シャフトピン本間ゴルフヨネックス阪神交易(ブッシュネル)マジェスティゴルフテイクスインクつるやゴルフの15社で、ゴルフ以外の広告は8社でした。

 

ほぼ大手クラブメーカーは広告を出していますが、クラブメーカーも体力的にすべての媒体に広告を出すのは厳しくなってくると思います。また、出校先はゴルフ雑誌だけではなく、これからはYouTubeのような動画サイト、もしくはキューレーターのような影響力がある人物やインスタグラマーに直接広告を依頼することが増えてくるでしょう。

 

 

これらを考えると、これからのゴルフ雑誌は限られた椅子を奪い合う椅子取りゲームとなり、椅子(広告)を得られない媒体は休刊を余儀なくされると思います。

 

月刊ゴルフクラシックが6月号(4月21日発売)をもって休刊となるアナウンスが5月号(3月21日発売)でなされました。月刊誌だとかつては月刊パーゴルフ、ニブリックに続いての休刊です。

 

雑誌の休刊というの廃刊とほぼ同義語です。これからゴルフ雑誌が生き残れるかどうかは、紙媒体にこだわるのではなく、YouTubeをはじめとした動画媒体を積極的に取り込めるところではないかと超私的に思っています。

 

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スリーブですが大手メーカーのスリーブに限ります。また初代グローレのスリーブが、手に入らない(手に入るものは問題が多いものばかり)ので申し訳ありませんが対応できません。


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