マーク金井blog

2014年03月26日ドライバーのボール初速を上げる主な5つの要素とは!?

昨日は午前中はガーラー湯沢でスノボ、戻って午後はアナライズの新作シャフトの試打&ミーティング、そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の公開収録。じっとしていられない性格とはいえ、かなりハードな1日でした(笑)

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スノボはゴルフと関係なさそうですが、実は大いにあります。バランス感覚を養えますし、何よりも飛ばしに必要不可欠な体幹を鍛えられます。加えて、スノボの板はゴルフシャフトと非常に似ており、しなり感、反発(しなり戻り)、ねじれ、これらのバリエーションがゴルファーに与える影響が非常に大きいのです。また、シャフト同様、スノボの板も軟らかい方が初心者と相性が良く、硬い方が上級者と相性が良くなっています。

さて、今日のエントリーもドライバー選びについてです。昨日のブログで飛距離を求めるならば、ボール初速にこだわるべきだと書きました。大事なことなので繰り返しますが、飛びの3要素は‥‥

ボール初速       飛びに70~80%影響
打ち出し角+スピン量  飛びに20~30%影響

です。スピンを減らすと飛距離が伸びると言われてますが、一番影響が大きいのはボール初速。ボール初速が上がるドライバーを手にすれば、ほとんどのゴルファーは飛距離アップを手に入れられます。実際、飛ぶと評判のドライバーのほとんどはボール初速が出やすくなっています。

では、ボール初速は何によって生み出されているのか?
主には次の5つの要素です。

ヘッドスピード
打点位置
ヘッド重量
ロフト
重心距離

一般にはヘッドスピードが速い方がボール初速も上がってきます。打点位置が極端に悪い場合を除けば‥‥

ヘッドスピード≒ボール初速

です。これを考えると、ドライバーは長い方がヘッドスピードを上げやすく、ボール初速も出やすくなります。実際、ドラコン選手はほぼ例外なく、ルール適合ギリギリまでクラブを長くしています。45インチでドラコンを叩く人はまずいません。クラブが長くなるほど振り遅れやすくなりますが、長い方が確実にヘッドスピードを上げげていけます。ただし、長尺で振り切るためには重いヘッドよりも軽いヘッドの方が有利です。

ただし、軽いヘッドは反発が上がりません。ゴルフのインパクトは衝突事故と同じ原理が働きます。例えば、190gと200gのヘッドを比較すれば、どちらも同じヘッドスピードで振れるならば200gの方がボール初速が出ます。ただし、多くのゴルファーはこの常識(物理の法則)が当てはまるとは限りません。ヘッドを軽くした方がボール初速が出やすくなる場合があります。この場合は、

長尺化>ヘッド軽量化

軽いヘッドはボールの反発は落ちますが、それを上回るくらい長尺効果でヘッドスピードを上げられます。ただし、重いヘッドを振り切るのにパワーが求められます。

打点意識に関してはクラブによっても変わってきますが、フェースの芯(スイートスポット)でボールをヒットした時、ボール初速が上がりやすくなります。芯で捕らえるとインパクトの衝撃でヘッドがブレません。ヘッドがブレない分だけエネルギー効率が良くなって、ボール初速を上げていけます。

ロフトについては、多いよりも少ない方がボール初速を上げるのに有利です。ロフトが多いとボールが上がりやすくなりますが、反面、インパクト時に摩擦が強く発生してスピン過多になる場合があります。7度と10度のドライバーを比べた場合、ボールの上がりやすさを度外視すれば、ほとんどのゴルファーは7度の方がボール初速が出やすくなります。

重心距離については、短いよりも長いタイプの方が装着しやすく、なおかつ飛距離が出ます。重心距離が長い方が、シャフトを軸にしてヘッドを回転させた時、大きなエネルギーが出るからです。

神田のスタジオでマーク金井は新しいドライバーをしょっちゅう試打していますが、重心距離が5ミリ変わるとヘッドスピードが1m/sくらい変わります。飛ばしを求めるならば、重心距離は長めがいいでしょう。目安としては40~45ミリくらいが飛ばしに最適なドライバーです。

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そして、ヘッドスピードを上げる上でもうひとつ大事なことがあります。それはシャフト。シャフトがタイミング良くしなり戻れば、エネルギーロスが減る分だけヘッドスピードがアップします。シャフトはシャフト単体で考えると、ヘッドスピードを上げることにあまり貢献しません。しかし、ゴルファーとしなり具合がマッチすれば、タイミング良く振り切れれば、エネルギーロスが減る分だけヘッドスピードを上げていけるのです。プロや上級者はアフターマーケットのシャフトを使う人が多いですが、アフターマーケット用シャフトの方が、振りやすい、しっかり叩ける分だけ、ヘッドスピードを上げていけるのです。

おーっと、撮影の時間が迫ってきました。この続きはまた明日

~。

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