マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフクラブ分析

2014年12月26日何でこんなに似ているの!! スノボとゴルフの共通点ギア編

あっという間にクリスマスも終わり、今日は東京都営の若洲GL(東京都)でコンペに参加しています。若洲は東京湾に隣接するシーサイドコースで、コースからディズニーランド、お台場、そして東京湾を存分に見渡せます。2020年の東京オリンピックでの開催コースからは外れていますが、もしもコース変更が可能ならば、若洲でやってもらいたいです。

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若洲ゴルフリンクスは東京ベイブリッジがすぐ近くに見える

 

 

MMT9が開催された赤羽GCほどは駅から近くはありませんが、最寄りの新木場駅からならば頑張れば歩ける距離。銀座から新木場までは地下鉄で15分ほど。コースはそれほど難易度が高くありませんが、ギャラリーが観戦しやすい立地なのがいいです。加えて、若洲ならばナイター設備も設置しやすいので、世界で初めてのナイター試合も可能です。ナイターになれば、日本のゴルファーが応援にも行きやすいですし、テレビで視聴しやすくなります。

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そんなこんなで、今日のブログはゴルフに行く前に書き上げました。今回もエントリーは、スノボとゴルフの共通点。今回はギア編です。

 

スノボはボード(板)で雪の上を滑り、ゴルフはクラブでゴルフボールを打ちます。使われる道具で、共通点があるのは競技専用のシューズを履くことぐらいです。しかし、しかし、実はスノボとゴルフのギアには共通点があります。それは‥‥

 

Snowboard - Winter Olympics Day 4

 

スノボのボード(板)とゴルフクラブのシャフト。

 

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この2つのパーツは実に良くにています。どこが似ているかと言うと、

 

・シートを重ねて作られている(例外もあります)
・フレックス(硬さ)を選べる
・ねじれ(トーション、トルク)がある
・しなる
・しなり戻り(反発)がモデルによって異なる
・長さを選べる

 

どうですか、結構似ているポイントがあるんです。スノボはシャフトのように丸くはありませんが、シートを重ねたモデル(サンドイッチ構造)があります。クラブのシャフトもシートが何枚も重ねられ、重ねた後に丸く成形されています。実は、このシートの素材、重ね方、硬さ、しなり具合、そしてねじれ(トーション、トルク)のスペックが決まるのです。

 

そして、スノボの板もゴルフシャフトも硬いほどパワーが求められ、軟らかいほど非力な人でも扱いやすく仕上がっています。ねじれに関しては、どちらもねじれが大きい製品ほど、追従性(応答性)が低くなりますが、ミスの許容範囲が大きくなる分だけ、人間のミスを道具がカバーしてくれます。

 

長さについては、スノボもゴルフシャフトも操作性(取り回し)に影響が出ます。スノボの場合は長い方が安定感がありますが、ゴルフの場合は長いよりも短い方が安定感が出ます。スピードに関しては、スノボもゴルフシャフトも長い方がスピードが出ます。

 

マーク金井のボード(スノボ)の好みは少し長めでしなりを感じやすいタイプ、ゴルフシャフトも少し長めでしなりを感じやすいタイプです。トーション(トルク)はスノボもゴルフもやや多めが好み。トーション(トルク)が多くなると、追従性が悪くなりますが、タイミングが取りやすいし、大きな失敗をしづらくなるからです。

 

しなる、ねじれるという点においては、スノボもゴルフも共通点があるのです。そして、初心者なほど、自分の技術(スイング)に良い影響を与えてくる道具を使うことも重要なポイントになるのです~。

そしてスノボのボード(板)もゴルフシャフトも比較しないと本当の性能をチェックできません。例えば、ボードで初めてゲレンデを滑る人、クラブを生まれて初めてスイングする人にとっては、何が硬いのか、何が軟らかいのかの判断基準です。ゴルフにおいては同じシチュエーションで比較することで、シャフトの本当の硬さ、しなり具合を伺い知ることができるのです~。

 

スノボの板もゴルフシャフトも、しなりを上手く利用し、上手くコントロールすることが大事です~。

 

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アナライズよりお知らせ

お待たせしました

売り切れ中だった

スーパーシャット君

 

パイロン&ボールが再入荷!

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

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2014年12月17日超私的なギア・オブ・ザ・イヤー2014 シャフト編

昨日は大事なミーティングがあるので群馬県の渋川までプチ出張してきました。渋川と言えば伊香保温泉のお膝元。近くにはゴルフ場がたくさんありますし、少し足を伸ばせば越後湯沢。マーク金井が今年1月から毎週のように通っているガーラ湯沢とも目と鼻の先。明後日の第2回MMT9の本戦(千葉市民ゴルフ場)が終わったら、いよいよスノボ&ゴルフの生活を始めたいと思います。スノボを始める前にやるべきことと言えば、今シーズンのゴルフギアの年間ランキング発表。前回はドライバーでしたので、

 

今回はシャフトの「超私的なギア・オブ・ザ・イヤー2014」です。

 

ゴルフ雑誌「EVEN」1月号でも「ギア・オブ・ザ・イヤー2014」のシャフトを発表していますが。このブログではマーク金井の独断と偏見でランキングです。性能もさることながら、マーク金井の趣味趣向のウエートがかなり大きく、誰にでも当てはまる「ベストバイ」ではないことを先にお伝えしておきます(笑)

 

今年もドライバー用のシャフトが数多くでました。ドライバー同様、シャフトも今年は例年にない当たり年で、衝動買いしたシャフトが数多くありました。では、早速のランキングです。

 

なんとなんと、栄えある第1位はウッド用ではなくて、アイアン用のシャフトです。マーク金井はずっとスチール愛用者でしたが、3年ほど前からアイアンもカーボンシャフトを装着しています。カーボンの方が軽いという理由ではありません。ドライバーとアイアンのシャフトの素材を揃えた方が「しなり感」「振り心地」全体の流れが良くなると思っています。「ウッドとアイアンのマッチング」にこだわるゴルファーが少なからずいますが、本当に「ウッドとアイアンのマッチング」を揃えたいならば、重心距離を揃えることも大事ですが、シャフトの素材も揃えたいです。

 

ウッドがカーボンならば、アイアンもカーボン

 

にした方がいいです。さて、MCIですが、どこが気に入っているかというと、しなり感と先端剛性感の高さ。MCIはカーボンシャフトですが、先端側にスチールの管が入っているます。これにより先端剛性が高く、ヘッドの入射角が安定し、球の高さ、距離感が抜群に安定します。かつては「カーボンはスチールに比べると距離がバラつく」と言われてましたが、今どきのカーボンシャフトでそんなシャフトはめったにありません。そんな中でもMCIはひときわ距離感が安定します。加えて、切り返した時、手元側がカーボンならでのしなり感があり、タメを作りやすいし、タイミングが取りやすく仕上がっています。そこが気に入ってランク1位にしました。ちなみに、カーボンシャフトは剛性を上げるために手元側が硬いシャフトが多いですが、マーク金井はその手のシャフトは手を出しません。切り返しのタイミングが取りづらいからです。

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続いての2位はスピーダーエボリューション569。スピーダーシリーズは60g台の661が人気ですが、マーク金井は569をチョイスしています。56歳になって少し軽いシャフトを使いたいのもありますが、本当の理由はドライバーの長尺化。45.5インチ以上で組む場合は総重量を少し軽くしたい。60g台よりも50g台の方が振り心地(クラブMOI)がちょうどよくなるからです。加えて、661よりも569の方が手元側のしなりを感じやすく、タイミングが取りやすい点も気に入ってます。ちなみに、45インチで組み上げる場合は、661をチョイスします。現在、グローレFに569のSを46インチで装着して使ってます。

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3位は三菱レイヨンフブキJ。フブキシリーズは手元がしなる手元調子。このJシリーズも手元側のしなりを感じやすくタイミングが取りやすい点が気に入ってます。そして、
手元側が重い重量配分、いわゆるカウンターバランスになっているので46インチ以上の長尺と相性がGOODです。フブキシリーズの中では捕まりが良い部類ですが、それでも一般的なシャフトに比べると捕まりを抑えたシャフト。カウンターウエートなのでヘッドが重量が重いドライバーに装着しています。現在、SLDR-SにフブキJの50g台のSを45.5インチで装着しています。

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4位も三菱レイヨンディアマナRシリーズです。こちらはフブキJとは逆に捕まり重視。シャフトの挙動はダブルキック系で、手元側のしなりと先端側のしなりを感じ取れます。前作のイリマに比べるとダブルキック感が弱まってますが、それでも中間剛性が高いので弾き感を味わえるのが気に入ってます。こちらは捕まりが良いので、重心が浅い、今どきの浅低重心のドライバーに装着しています。現在、ビッグバーサアルファ815に50gのSを46インチで、R15にも同じく50g台のSを46インチで装着しています。

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5位はUSTマミヤアッタス6(ロックスター)。このシャフトはオーソドックスな中調子で先端側がほどよく軟らかいシャフト。オールマイティなシャフトで捕まりがほどよく良いのが気に入ってます。動きに癖ないのでストライクゾーンが広く、浅重心のドライバーにも、深重心のドライバーにも相性がいいです。例えるならば、高級な純正シャフトでゴルファーを選びません。現在、タイトリストのVG3に50gのSを46インチで装着しています。

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同じく5位にランクインしたのがシンカグラファイトのループBW。まったく当たらしいブランドのシャフトですが、日本メーカーのシャフトです。高弾性シートをふんだんに使っていますが、シャープになりすぎていないので扱いやすく、それでいて高弾性ならではの弾き感を得られます。ループは2種類ラインアップしていますが、BWは捕まりを重視したシャフト。ものすごく捕まるというよりも、適度に捕まる感じが気に入ってます。現在、テーラーメイドのスリーブを装着しているのでグローレF、R15に46インチで装着しています。

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今回、ぐらいファイトデザインのシャフトがランクインしてませんが、ツアーADのMJシリーズはぜひともテストしてみたいシャフトです。ドライバーはアイアンともヘッド性能だけではクラブの性能は決まりません。シャフトによってクラブの打ち心地がガラッと変わることもあります。マーク金井はアフターマーケットのシャフトを好んで使いますが、アフターマーケットのシャフトの方が、純正シャフトよりもシャフトの個性がハッキリしているからです~。

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Analyzeからお知らせ

急激な円安です・・

アナライズにも影響が・・

アナライズが取り扱って6年経過しておりますシャフトスタビライザー。一度も値上げしていません。(一度値下げしましたが)・・当時は1ドル90円前後だったのです・・さすがに120円を超えますと利益が確保できません

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現在の在庫が無くなり次第20%程度の値上げを予定しております。

シャフトスタビライザーファンの方。お急ぎいただければと思います。

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2014年12月15日マーク金井の独断と偏見で選んだ、超私的なギア・オブ・ザ・イヤー2014

ここにきてて関東地方もグッと冷え込んできました。最低気温は0度を下回り、コースも霜が降り始め、ゴルフの行き帰りでは降雪や路面凍結に注意が必要な季節になりました。そんな最中、昨日は日立3ツアーズ選手権が平川CC(千葉県)で開催され、女子ツアーが3年ぶり3度目の優勝。今年は3度ほど平川をプレーしましたが、いつプレーしてもグリーンが超高速でスリリングなパットを楽しめます。3ツアーズでは、さらにグリーンが速くなっているのがテレビの画面からも存分に伝わってきました。スティンプメーターで12フィート以上出ているかもです。3ツアーズも今年で10回目、1年を締めくくる大会としてなくてはならない存在になりつつあります。

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写真はGDOより転載。GDOの記事は写真をクリック

 

そしてこの時期、なくてはならないモノといえば年間ランキング。そこで今日のエントリーは「超私的なギア・オブ・ザ・イヤー2014」です。

ゴルフ雑誌「EVEN」1月号でも「ギア・オブ・ザ・イヤー2014」でも審査員を務めてますが、このブログでは独断と偏見でランキングです。性能もさることながら、マーク金井の趣味趣向のウエートがかなり大きく、「ベストバイ」ではないことを先にお伝えしておきます(笑)

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まずはドライバー部門。「EVEN」でも書かれているように今年は例年にない当たり年で、衝動買いしたくなるクラブがかなりあり、実際、かなりのドライバーを衝動買いしています。前置きはこれぐらいにしておき、早速ランキングですが、

1位 テーラーメイド SLDR-S
1位 キャロウェイ ビッグバーサアルファ815
3位 テーラーメイド グローレF
4位 タイトリスト VG3
5位 ピン G30SFテック

すべて外ブラになりました。

 

そして、VG3を除き、重心距離が長めなことです。マーク金井はトップでフェースが空を向く、いわゆるシャットフェースなトップを作っています。シャットフェースは重心距離が長いクラブと相性が良いこともあって、これらのドライバーがランクインしているのです。それともうひとつ共通していることがあります。それは、アドレスした時のフェース向き。フッカーなので、構えた時に、フェースが被るフックフェースはNG。弾道調整の有無にかかわらず、アドレスした時にフェースが目標よりも左を向くのはランクインしません。そして、もうひとつ苦手なのが、ヘッドをポンと地面に置いた時、フェースが開く方向にゴロッと回転しやすいドライバー。フックフェースよりは構えやすいですが、座りが悪いと感じるクラブは構えづらいので苦手です。

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ちなみに重心距離がそれほど長くないVG3がランクインした理由は、ヘッドの座りがすこぶる良いこと(ラインをイメージしやすい)、そしてフェースの弾き感と打感の良さ。加えてヘッドがやや軽めなので46インチ以上の長尺仕様にしやすいからです。少し前までは200g以上の重いヘッドばかり使ってましたが、最近は重いヘッドと軽めのヘッドの両方を使っています。45.5インチ以下ならば重ヘッド、46インチ以上ならばやや軽めのヘッドが好きです。ピンのG30はノーマルではなくSFテックにしたのは、こちらの方がややヘッドが軽いから。G30は投影面積も大きいので46インチ以上で使いたいドライバー。なので、ヘッドの軽い方であるSFテックをチョイスしました。

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ランキング的には1位にSLDR-Sビッグバーサアルファ815とが入ってますが、どちらも共通しているのは浅重心のわりにはボールが上がりやすいことと、ヘッドの挙動が安定してること。どちらも初代(SLDR、ビッグバーサアルファ)は重心が浅過ぎてボールがドロップする怖さがありましたが、2代目はそれがありません。低スピン感がややマイルドになっている点がすごく気に入っています。

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3位のグローレFはノーマルポジションだとフックフェースで構えづらいのですが、弾道調整機能で「LOW」方向に調整すると、スクエアフェースで構えやすくなります。また、ロフトもちょうどいい感じに減ってくれ、イメージ通りの高さの弾道が打てます。

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ただし、残念なのがスリーブ。初代グローレのスリーブが付いたシャフトはグローレFに装着できません。グローレユーザーにとっては、この点は残念です。ヤマハのインプレスRMXのようにモデルチェンジしても、古いタイプのスリーブが装着できていれば、ランキング1位になっていたと思います。

 

おーっと、連載原稿の締切りが迫ってきました。この続きは次回アップします~。

 

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2014年12月11日キャロウェイ「ビッグバーサアルファ815」ドライバーの超私的試打インプレ!!

昨日は久しぶりに、赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮ハーフ回ってきました。仕事であたふたしてて神田を出たのが午後2時頃。赤羽駅で親子丼をサクッといただいて、クラブハウスに到着したのが午後2時45分。ロッカーでささっと着替えて10番ティに立ったのが午後3時。スルッとプレーして18番グリーンに上がったのが午後4時25分。なんとか日没までにハーフを回ってこられました。

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もちろんマーク金井のことですから、走ったりなんか絶対にしません(笑)。早りリズムで歩くこと、素振りをしないこと、構えたらすぐに打つこと、グリーンでラインを読むのに時間をかけないようにすれば、キャディバッグを担いで目土をあちこちしながら歩いてのプレーでも、9ホールは約90分でプレーできます。走ったりあわてなくも、余計なことをしなければ「プレーファースト」になるんです。

 

薄暮ハーフでは、必ずといっていいほど試打をしますが、昨日は衝動買いで手にいれたキャロウェイの「ビッグバーサアルファ815」ロフト9度をガッツリとテストしました。シャフトはわざと純正のSです。このドライバーに限らず、今どきのドライバーはカスタムシャフトが豊富ですが、ゴルフショップに並んでいるカスタム装着モデルは長さが決まっています。長さを自分好みに調整したいから、リシャフト前提で純正Sにしました。ちなみにビッグバーサアルファ815は45インチ(60度法計測)。46インチぐらいで使いたい人間にとっては、長さが物足りません。

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そこで今回のエントリーは「ビッグバーサアルファ815」の超私的な試打インプレッション。通常のインプレッションはGDOの人気コンテンツ” マーク金井の試打インプレッション”でガッツリやってますし、今発売中のゴルフ雑誌「EVEN」「アルバ」でもインプレやっています。

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ビッグバーサアルファと名前が付くドライバーはこれで2作目で、2作目はヘッドが2種類ラインアップされています。

ビッグバーサアルファ815(ヘッド体積460CC)
ビッグバーサアルファ815ダブルダイヤモンド(ヘッド体積460CC)

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どちらも体積は同じですが、見た目の印象はかなり変わります。815はシャローフェースで丸形ヘッド、タイトの915D2と同じタイプで。見た目にやさしさがあって、アスリート向けですがアベレージゴルファーにも扱いやすい形状です。対して815ダブルダイヤモンドはディープフェースで洋なし形状。タイトの915D3よりも硬派で、バリバリのアスリート向けです。初代ビッグバーサアルファに近いのは、815ダブルダイヤモンドです。
見た目にやさしいドライバーが好きなので、マーク金井は迷わず815をチョイスしました。

 

では、肝心の性能はどうなのか?

 

メーカー側のコンセプトは

さらなるとびをかなえるR-MOTOフェース搭載。
打ちやすさも手に入れた、
キャロウェイのツアーモデル。

 

セールスポイントはまさに見た目通りです。実際、メディア向けの試打クラブを打った時も、初代ビッグバーサアルファよりもボールが上がりやすく、スイートエリアが広く感じました。そして、なによりモデルチェンジで気に入ったのが重心距離が長くなったこと。
重心距離を比較すると‥‥

初代ビッグバーサアルファ  38.3ミリ
ビッグバーサアルファ815  41.75ミリ

 

重心距離は実に3ミリ以上長くなっています。重心距離が長いドライバーが好きな人間にとって、これは願ったり適ったり。重心距離が長くなったことで、前作よりもタイミングが取りやすく、これが衝動買いの大きな動機になりました。ちなみに、重心深度を比較してみると、

初代ビッグバーサアルファ  34.1ミリ
ビッグバーサアルファ815  36.0ミリ

 

こちらもビッグバーサアルファ815の方が2ミリほど深くなっています。捕まり係数的には2代目の方が捕まりづらくなっていますが、重心深度が2ミリ深くなったことで、初代よりもボールが上がりやすく(スピンがかかりやすく)なっていますし、実際に打ってもスピンが適度に入ります。初代はドロップする怖さがあるので9度は使える気がしませんでしたが、2代目はドロップする怖さがなくなったので迷わず9度を選びました。

 

 では、実際にコースで打ってみたらどうだったのか?

 

赤羽の10番はティからグリーンを見渡せるストレートなホール。風はほとんどありません。慌てていたので、ロッカールームでシュリンクを剥がしました。10番ティで打つのが1発目です。純正のSシャフトは軟らかめなので、軽めにスイングしたら‥‥いきなり狙い通りストレート弾道。球の高さは高過ぎず低過ぎず。スピン量は2700回転ぐらいと程よく、イメージ通りの球が出ました。インパクト音はキャロウェイならではの弾き感があります。テーラーメイドのドライバーは「ゴツン」という硬質な手応えですが、キャロウェイのドライバーはこのビッグバーサアルファ815も打感がややソフト。それでいて弾き感が心地良いです。

 

コースでは5ホール使いましたが、明らかに初代ビッグバーサアルファよりも2代目ビッグバーサアルファ815の方がスイートエリアが広く、そしてミスした時、飛距離の落ち込みが少なく、左右の曲がりも控えめ。初代はインからあおって打つと左に大きく曲がるボールが出ましたが、2打目はそれが出ません。チーピンも出づらいので、プレッシャーがかかった場面でもしっかり振り切ることができます。左のOBが近い14番ホールでも軽いドロー弾道が打てました。見た目通り、オートマチック感が強くなっています。左へのミスも出づらいのが大いに気に入りました。

 

初代ビッグバーサアルファは低スピン弾道が打ちやすく「飛び指数が高い」ドライバーですが、ドロップ球が出たり、チーピンで出る怖さがありました。それに対して、2代目となるビッグバーサアルファ815は、安定感が格段に増しながらも、市販ドライバーの中では低スピン弾道が打ちやすく仕上がっています。重心距離が長めなのでスライサーよりもフッカー向けですが、ヘッドの挙動はニュートラルです。

 

ヘッドの特性が気に入ったので、ラウンド終えて神田のスタジオに戻るや、店長にリシャフトを依頼しました。どんなシャフトにしたかは、クラブが仕上がったらFBでアップしたいと思います~。

 

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[お詫び]
弊社の商品「ゴルフの竪琴」ですが現在注文が殺到しており、弊社からの商品発送はお支払い完了から

早くても一週間前後

とお時間をいただいております。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます

ゴルフの竪琴 

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よろしくお願いします。

ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね

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2014年11月21日アイアンの打感にこだわるならば、ライ角度を必ずチェックすべし!?

火曜日は千葉市民、水曜日は千葉バーディ、そして昨日(木曜日)はカレドニアン。仕事柄、3日続けてゴルフ場行くのは珍しくありませんが、3日続けて千葉県のゴルフ場に行ったのは初めてかもです。そして、このブログがアップされる頃は、テレビ収録のために兵庫県のゴルフ場でプレーしています。ちなみに、明日土曜日は再び千葉のカレドニアンでパッティングのセミナーを受ける予定です。これで今週は5日連続でゴルフ場、ツアープロみたいな一週間となりましたが、ブログはここ1年以上、週5日ペースで更新し続けています(笑)。

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さて、今日のエントリーもアイアンの打感の善し悪しの正体について。打感とは読んで字のごとく、「打った感じ」「打った感触」のことです。打つことで得られる情報は耳と手で感じ取り、耳には音が伝わり、手には振動が伝わります。言い換えると、耳栓をして、分厚い軍手のようなグローブをしてボールを打つと、例えプロゴルファーであっても打感の善し悪しをジャッジ(判別)することはできないのです。

 

 では、振動は何によって発生するのか?

 

インパクト時に発生する振動は2つあります。ひとつはボールを打った時に発生する振動。ボールをヒットすると、その衝撃で振動が発生します。このため、打感に影響を及ぼすのがフェース(打球面)の厚みです。

 

マッスルバックはフェースが分厚く、キャビティバックはフェースが肉薄になっています。言い換えると、フェースの厚みによってインパクト時に発生する振動の出方が異なり、多くのゴルファーはフェースが分厚いアイアンを打った時に、手に心地良い振動(心地良い感触)が手に伝わり、その時に、「このアイアンは打感が良い」というフィーリングを味わいます。キャビティを打った時、「打感が今ひとつ良くない」と感じるゴルファーが少なくありませんが、これはキャビティの方がフェースが肉薄だからです。フェースが肉薄になるほど、一般的には球離れが早く感じ、そしてマッスルバックのようにボールをつぶした分厚い打感を得づらくなるのです。

 

そして、もうひとつの振動とは、地面を叩いた時の振動です。アイアンは地面から打つクラブ。トップした場合は別ですが、ダウンブロー軌道で打てば、ソールは地面と接触し、地面と接触することで振動が発生します。そして、その振動というのは手に伝わります。

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なので、クラブがどんな状態で地面を捕らえるかで振動の出方というのも異なります。ゴルファーによって感じ方が異なりますが、一般には、ソール全体が地面を捕らえた時、適正ライ角な状態で地面を叩いた時の振動が、手に心地良い感触になります。対して、インパクトでソールのトウ側だけ地面と接地していたり、インパクトでソールのヒール側だけ地面と設置している場合は、振動が不安定になり、手に心地良い感触が伝わりづらくなります。

そうです、どんなに打感がいいアイアンを使っていても、ライ角が合っていない場合、インパクトでソールのヒール側やトウ側が浮いている場合は、打感が良いアイアンにはなってくれません。ライ角が合っていないアイアンはボールの方向性に悪影響が出るだけでなく、打感にも悪影響が出るのです。マーク金井は、市販クラブのアイアンを試打する場合、可能な限りライ角調整してボールを打ちます。理由は単純、アイアンはライ角を合わせてこそ、方向性の善し悪しをチェックできるし、打感の善し悪しもチェックできるからです。メーカーの記者発表とかで、アイアンを意図的に打たないのはライ角が合っていないアイアンを打って、間違った評価を下したくないからです。

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たかがライ角と侮ってはいけません。アナライズではすでに2000人以上のゴルファーのライ角調整を行っていますが、90%以上のゴルファーはライ角調整後のアイアンを打った時、「調整前よりも、打感が良くなった」とコメントされています。

ライ角が不適正な状態のアイアンしか打っていないと、その時に感じる打感が「普通」になります。適正ライ角のアイアンを打ったことがなければ、心地良い打感を経験したことがないからです。

ドライバー同様、アイアンもめざましく進化してますが、昔も今も「アイアンはライ角が命」です~。

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第二回MMT 参加者募集しています↓クリック

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11月29日(土)

中越豪 パッティングセミナー

10時  14時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


11月30日(日)

第一回ストレッチパッド講習会のお知らせ

姿勢美人マイスター「背すじピン助」&プロキャディー兼リンパマッサージ師「伊能恵子」のスペシャルコラボ!

ストレッチパッドを使用して、体幹のほぐし方、肩甲骨、股関節の基本ストレッチを学びます。
ゴルフに役立つストレッチパッドの使い方を徹底指導!

時間:90 分 11時開始
人数:6名(

料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)

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大好評だったアナライズのオリジナルシューズも再入荷!

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