マーク金井blog

2013年07月09日ショートパットを決めるためにゴルファーがなすべきこととは‥‥

先週のセガサミーカップゴルフトーナメントでは、2打差のリードをつけて単独首位からスタートした薗田峻輔プロが6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算20アンダーで逃げ切り勝利。2010年の「ミズノオープン」での初優勝から約3年を経て、待望のツアー通算2勝目を手にしました。

マーク金井も日曜日はTV観戦してましたが、ちょっと気になったのが薗田プロの終盤のパッティング。16番(パー3)はワンオンしながらも3パットしてボギーを叩き、18番では4メートルぐらいのパットをショートして2パットパー。どちらもテレビで観た感じではインパクトが緩んでいました。2位とは3打以上の差があったにもかかわらず、3パットを嫌がって弱気なパッティングになっていたように見えました。

さて、この1~2メートルのパット

生まれて初めてゴルフクラブを手にした人でもちょっと練習すれば1打でカップインさせることができます。反面、長年ゴルフをやっている人でも、パットが苦手な人にとってはやさしくありません。押し出したり、引っかけたり、インパクトが緩んでショートしたりします。これはプロでも同じで、短いパットほどプレッシャーが強くかかり、その結果、インパクトが緩んでしまうミスをしでかします。

1~2メートルのパットは
サッカーのPK(ペナルティキック)のようなもの。
入れて当たり前。
外すことは許されない‥‥

ゴルフの経験を積めば積むほど、ゴルフが上手くなればなるほどショートパットでビビるのは「入れる」ことよりも「絶対に外せない」と思ってしまうからです。Jリーグを代表するフォワードの選手と話したことがありますが、PKを蹴る時、「ゴールキーパーは全部止めてくる」ように見えてしまうそうです。シュートを決めるすき間がまったく見えないとも言ってました。

ゴルフも同じ。ゴルフが上手い人ほど、ドライバーでフェアウェイキープすることよりも、アイアンをベタピンに付けることよりも、1~2メートルのパットを確実に入れることの方がプレッシャーがかかることを知っています。そして、そのプレッシャーから開放するための手段として長尺や中尺パターを使っているのです。

対して、アマチュアは言うと‥‥ハンデ多い人ほど、ゴルフの経験が短い人ほど、ショートパットよりもドライバーでフェアウェイキープする方が難しいと思っています。1~2メートルのパットを1発で決めることよりも、池越えで150ヤード先のグリーンに乗せることの方が難しいと本気で思っています。

ショートパットというのは‥‥ゴルフが上手い人と上手くない人とでは、そのとらえ方が正反対なのです。そしてスコアが悪い人ほど、短いパットに対しての練習量が少ない。練習量が少ないから1パットの数も少なく、その結果、3パットの回数が多くなっているのです。15年ぐらい前、ダンロップフェニックスの会場でジャンボ尾崎プロが「2mのスライスライン」を1時間以上続けて練習しているのを見ました。トーナメント中のラウンド後に、スライスラインだけをひたすら練習していたのです。ショートパットはPKです。ゴルフの腕前に関係なく、外すとスコアに直接響きます。ドライバーを林に打ち込んでもリカバリーは可能です。アイアンでグリーンを外してもリカバリーが可能ですが、1~2メートルのパットを外すとリカバリーは聞きません。そのミスは絶対に取り返せないのです。

では、どうすればショートパットを確実に決めることができるのか?

メンタル面を考える前にまずやるべきことは目標(カップ)に対して、体の向きを正しくセットすること、フェースの向きを目標(カップ)に対して真っ直ぐ向けること。当たり前過ぎて拍子抜けしたかも知れませんが、実は、ハーフ45以上叩く人の50%以上はこれがちゃんとできてません。アドレスで体が右を向いていたり、フェースの向きが左を向いているなんてことがザラです。自分の感覚だけに頼っているから、真っ直ぐ向いて、真っ直ぐフェースを向けられないのです。

まずは、iPhoneやスマホで体の向き、そしてフェースの向きがどうなっているかチェックして下さい。アドレスが狂っていると、それだけでカップインの確率が下がります。パターマットでボールを入れる練習したり、メンタルを鍛える前にゴルファーがやるべきことは、カップインしやすい構えとちゃんと作ることです。
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PS.ショートパットのカップインの確率が上がる「ナチュラル ハンドファースト パター」。ファーストロットは即日完売しました。次回は7月下旬に入荷予定です。次回も完売が予想されますので、ご予約はお早めに~。

 

 

 


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